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第八章:Tears
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「警察署内に居る、普通の人達、魔法で何とか出来ない?」
「ごめん、そんな魔法知らない」
「じゃあ、仕方が無いか」
いつの間にか「鬼」の姿に変身してた沙也加ちゃんが、そう言うと……。
辺り一面にまぶしい光。
「なにやったのッ⁉」
「大丈夫、電子機器も全部壊れた筈だから」
その辺りに居た人達は……職員、一般人問わず、ほぼ全員が気絶。
たまたま、今日、車の免許の更新とかに来てた人達は、とんだ、災難だ。
でも……。
変だ。沙也加ちゃんが無茶苦茶な能力をバンバン使ってるのに「気」「霊力」「魔力」なんかが、一切、感じられない。
って……。
「うわぁッ⁉」
「えっ?」
警察署の玄関を出た途端、オタク向けのゲームに出て来そうな「姫騎士」風の姿(と言っても実体が無いモノの「気配」をあたしの脳が変換してるんだけど)の「使い魔」が出現し……あたしと優那ちゃんに襲いかかり……あれ?
「あの、何やってんの? 早く逃げようよ」
「いや、だから……」
変だ。「使い魔」の方は、沙也加ちゃんを認識してなくて……沙也加ちゃんも、使い魔を認識してない。
続いて、誰かが魔法系の力を使ったような気配。対象は……多分、あたし以外の誰か。
更に、もう1回同じく、誰かが魔法系の力を使ったような気配。今度も対象は……多分だけど、あたし以外の誰か。
「お……おい……そこの鬼娘……何者だ、貴様?」
「へっ?」
「ま……まさか……こんな精巧な戦闘用ロボットが開発されてたのッ?」
その声の主の片方は……知らないおじさん。
もう片方は……。
おい……。
何やってんだよ?
やっぱり、こいつ、野放しにしたらいけない。
こいつは、単なるチート級の能力持ってる「魔法少女」じゃない。
こいつは、チート級の能力持ってる上に阿呆で間抜けな「魔法少女」だ。
お腹すかせて人里に下りて来た凶暴な熊の方が、まだ、安全だ。
そこに居たのは……一昨日、警察署前で騷ぎ起して、クソ女に鎮圧された結果、逮捕された「魔法少女」……自称「ピンク・ナイト」だった。
ご丁寧に「姫騎士」風コスプレ……。
「……ロ……ロボット……? あたしが……? 何で……?」
あ……ああ……。
多分、あのクソ女だったら、その手の疑問は、相手をブチのめしてから、ゆっくり尋問するだろう。
でも……沙也加ちゃんの方は、姿は鬼でも、その手の反応は常人に近いみたいだ……。
「だって、魔法も精神操作も効かないって……そうとしか考えられない……」
なるほど。
初めて知った。
阿呆さも時として武器となる。
沙也加ちゃんは……唖然とした状態になって……どう反応していいか判んないようだった。
……と思った次の瞬間……。
「我々はお前達の味方だ。こっちへ来い。また、魔法少女になれるぞ」
中年男のそこ言葉は……叫んでるような感じじゃなかった。
でも……「言霊」が込められていた。
精神操作系の魔法か異能力だ……。
「は……はい……。撫子ちゃんも行こう……」
「い……いや……ちょっと待って……」
優那ちゃんは……あたしの手を取って……ああああ……。
しまった、優那ちゃん……精神操作にかかってしまった……。
って……。
「何でだ?」
訊いたいのは、あたしだよ。
「貴様、一体、どんな脳手術をされたッ?」
はぁ?
「何と言う事だ……ここでは、何と言う非人道的な真似が行なわれているのだ?」
あ……あの……おじさん、何、言ってるんですか?
「その娘は……おぞましい劣等人種に改造されてしまっている。我々が、大阪でマトモな人間に戻してやろう。来い」
「れ……劣等人種?」
「そうだ。精神操作が効かない者達は、忌まわしい劣等人種だ」
「え……えっと……普通に考えて……能力が上の方が劣等人種って……何言ってんの?」
あたしの、その疑問に対する返事は……轟音と閃光だった。
突然、電撃らしい閃光に包まれた中年男と姫騎士風魔法少女は、あっさり気絶。ついでに、姫騎士風のチートなクセにオマヌケな魔法少女のモノだったらしい使い魔も消滅。
「こいつらは……そう言う連中だよ。差別は……度が過ぎた場合だけ最低限の対処だけをやるべきで、差別は人間の本性、差別を積極的に無くそうとするのは社会を歪める不自然な真似だと思ってる」
「さ……沙也加ちゃん、こいつら、何者か知ってんの?」
「そして、差別は人間の本性で社会に差別が存在してる方が自然な事だって独断から……差別が起きているなら、差別されている側が劣っている筈だって考えるようになってる。つまり、こいつらは……精神操作系の異能力が効かない人達が差別されているとこから来た奴ら」
ドオンっ‼
沙也加ちゃんが、そこまで長々と説明した途端……。
え……えっと……。
韓国映画でよく有る「死亡フラグが立ってる登場人物が車に乗ってると、交差点で横から大型トラックに激突される」ってアレ?
突然現われた、かなりデカいバイクが沙也加ちゃんを跳ね飛し……。
「待たせたな。魔法少女になりたいんやったら……俺と一緒に来いッ‼」
待ってない。
つか、誰?
「はいっ♪」
精神操作にかかったままの優那ちゃんは……ノコノコ、そのバイクの男に付いていって……。
「し……しまった……」
沙也加ちゃんは……あんな事が有ったのに、変身が解けただけで、それほどダメージは受けてないようだ。
でも、その時には、バイクの男は、優那ちゃんを誘拐して走り去っていた。
「何やってんだよ?」
「い……いや、どうしたらいいか、わかんなくなって……え……ところで……あいつらの正体、見当が付いてんの?」
「うん……」
「何者なの?」
「有名なテロ組織……。あと『魔法少女』ものの商売のスポンサーの1つ」
「えっ?」
「あいつらは……『シン日本首都』大阪の連中……多分ね」
「ごめん、そんな魔法知らない」
「じゃあ、仕方が無いか」
いつの間にか「鬼」の姿に変身してた沙也加ちゃんが、そう言うと……。
辺り一面にまぶしい光。
「なにやったのッ⁉」
「大丈夫、電子機器も全部壊れた筈だから」
その辺りに居た人達は……職員、一般人問わず、ほぼ全員が気絶。
たまたま、今日、車の免許の更新とかに来てた人達は、とんだ、災難だ。
でも……。
変だ。沙也加ちゃんが無茶苦茶な能力をバンバン使ってるのに「気」「霊力」「魔力」なんかが、一切、感じられない。
って……。
「うわぁッ⁉」
「えっ?」
警察署の玄関を出た途端、オタク向けのゲームに出て来そうな「姫騎士」風の姿(と言っても実体が無いモノの「気配」をあたしの脳が変換してるんだけど)の「使い魔」が出現し……あたしと優那ちゃんに襲いかかり……あれ?
「あの、何やってんの? 早く逃げようよ」
「いや、だから……」
変だ。「使い魔」の方は、沙也加ちゃんを認識してなくて……沙也加ちゃんも、使い魔を認識してない。
続いて、誰かが魔法系の力を使ったような気配。対象は……多分、あたし以外の誰か。
更に、もう1回同じく、誰かが魔法系の力を使ったような気配。今度も対象は……多分だけど、あたし以外の誰か。
「お……おい……そこの鬼娘……何者だ、貴様?」
「へっ?」
「ま……まさか……こんな精巧な戦闘用ロボットが開発されてたのッ?」
その声の主の片方は……知らないおじさん。
もう片方は……。
おい……。
何やってんだよ?
やっぱり、こいつ、野放しにしたらいけない。
こいつは、単なるチート級の能力持ってる「魔法少女」じゃない。
こいつは、チート級の能力持ってる上に阿呆で間抜けな「魔法少女」だ。
お腹すかせて人里に下りて来た凶暴な熊の方が、まだ、安全だ。
そこに居たのは……一昨日、警察署前で騷ぎ起して、クソ女に鎮圧された結果、逮捕された「魔法少女」……自称「ピンク・ナイト」だった。
ご丁寧に「姫騎士」風コスプレ……。
「……ロ……ロボット……? あたしが……? 何で……?」
あ……ああ……。
多分、あのクソ女だったら、その手の疑問は、相手をブチのめしてから、ゆっくり尋問するだろう。
でも……沙也加ちゃんの方は、姿は鬼でも、その手の反応は常人に近いみたいだ……。
「だって、魔法も精神操作も効かないって……そうとしか考えられない……」
なるほど。
初めて知った。
阿呆さも時として武器となる。
沙也加ちゃんは……唖然とした状態になって……どう反応していいか判んないようだった。
……と思った次の瞬間……。
「我々はお前達の味方だ。こっちへ来い。また、魔法少女になれるぞ」
中年男のそこ言葉は……叫んでるような感じじゃなかった。
でも……「言霊」が込められていた。
精神操作系の魔法か異能力だ……。
「は……はい……。撫子ちゃんも行こう……」
「い……いや……ちょっと待って……」
優那ちゃんは……あたしの手を取って……ああああ……。
しまった、優那ちゃん……精神操作にかかってしまった……。
って……。
「何でだ?」
訊いたいのは、あたしだよ。
「貴様、一体、どんな脳手術をされたッ?」
はぁ?
「何と言う事だ……ここでは、何と言う非人道的な真似が行なわれているのだ?」
あ……あの……おじさん、何、言ってるんですか?
「その娘は……おぞましい劣等人種に改造されてしまっている。我々が、大阪でマトモな人間に戻してやろう。来い」
「れ……劣等人種?」
「そうだ。精神操作が効かない者達は、忌まわしい劣等人種だ」
「え……えっと……普通に考えて……能力が上の方が劣等人種って……何言ってんの?」
あたしの、その疑問に対する返事は……轟音と閃光だった。
突然、電撃らしい閃光に包まれた中年男と姫騎士風魔法少女は、あっさり気絶。ついでに、姫騎士風のチートなクセにオマヌケな魔法少女のモノだったらしい使い魔も消滅。
「こいつらは……そう言う連中だよ。差別は……度が過ぎた場合だけ最低限の対処だけをやるべきで、差別は人間の本性、差別を積極的に無くそうとするのは社会を歪める不自然な真似だと思ってる」
「さ……沙也加ちゃん、こいつら、何者か知ってんの?」
「そして、差別は人間の本性で社会に差別が存在してる方が自然な事だって独断から……差別が起きているなら、差別されている側が劣っている筈だって考えるようになってる。つまり、こいつらは……精神操作系の異能力が効かない人達が差別されているとこから来た奴ら」
ドオンっ‼
沙也加ちゃんが、そこまで長々と説明した途端……。
え……えっと……。
韓国映画でよく有る「死亡フラグが立ってる登場人物が車に乗ってると、交差点で横から大型トラックに激突される」ってアレ?
突然現われた、かなりデカいバイクが沙也加ちゃんを跳ね飛し……。
「待たせたな。魔法少女になりたいんやったら……俺と一緒に来いッ‼」
待ってない。
つか、誰?
「はいっ♪」
精神操作にかかったままの優那ちゃんは……ノコノコ、そのバイクの男に付いていって……。
「し……しまった……」
沙也加ちゃんは……あんな事が有ったのに、変身が解けただけで、それほどダメージは受けてないようだ。
でも、その時には、バイクの男は、優那ちゃんを誘拐して走り去っていた。
「何やってんだよ?」
「い……いや、どうしたらいいか、わかんなくなって……え……ところで……あいつらの正体、見当が付いてんの?」
「うん……」
「何者なの?」
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「えっ?」
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