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随分と水中を進み
かなり奥底まで進んでいた玲央

湖の中は特に何も無かったな~

なんてフラグを立てている事にも気がつかず
そろそろ戻るか~と
のんきに回れ右をしたのだが


回れ右した先には先程まで見ていた景色とは全く違く白く霧がかった景色が広がっていた

はぁ??なんだこりゃあ
全く先が見えねぇ…

その白い霧はまるで玲央を帰さないとばかりに広がっていたので仕方なしに更に奥底に進むことにした

この先になんかあんのか?と
そのまま先に進んで行く玲央は
とても不思議な光景を見た。

その場所には木の枝?が刺さっていたのだが、
まるでその空間だけ切り取られたかのように
その場所だけがやけに不自然に見えるのだ。


木の枝に近付いてみるが普通の木の枝に見える

とりあえず分析してみる事にした


*ユグドラシルの苗

世界樹とも呼ばれており
ただ1つしかない神聖な樹
地上にて育てることが出来る
というか持って帰って育てろ


なんかとんでもない物だった。
枝じゃなくて苗だったらしい。
しかも最後の説明なんか命令されてるし。

このまま見なかった事にしたいが
これ持って帰らないと
俺ここから帰れないとかのパターンだよな?

はぁ~とため息をつき

なんか面倒事な匂いがプンプンするが
仕方なしに収納に入れて持ち帰る事にした
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