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第1部
*口淫
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宮原はトイレのタイルの床に蹲ったまま身体を固く強張らせ、碌な抵抗もせずに動けずにいた。
男はバックルを外した状態でいた為に野球部のユニフォームパンツが膝までずり下がり、フルオープンシャツの隙間から下着が覗いている。
男が足を動かす度にバックルのカチャカチャとした乾いた金属音が耳障りに残る。
丁度、宮原の視線の先に男の股間が迫り、必然として宮原の視線が男の下肢に向かってしまう。
何度も喫驚し、目を伏せては上げる宮原の落ち着かない挙動に男は笑い、その視線を弄ぶように自身のペニスの膨らみを手で確かめながら下から持ち上げ、更に見せ付けてくる。
「そんなに見んなよ…
ーーー興奮してくるだろ?
焦んなくても、今、やるから待っていろって…」
男は下着を摺り下げると、窮屈そうに押し込められていた長大なペニスを片手で器用に取り出す。
既に固く勃起しているペニスは下着を少しずらしただけで勢いよく聳え立ち、その大きさを誇張していた。
陰茎の周りを葉脈のように形取る血管が流れ、その毒々しい程の赤黒さが宮原にとって凶器にさえ見える。
男の陰茎は腹に付くまで暴虐に反り返り、微かに手で触れるだけでもピクピクと反応を示していた。
宮原の視線を下肢に感じると、男は数回陰茎を上下に擦り、また更にペニスを膨張させていく。
精液がゆっくりと陰嚢から尿道を通ると、陰茎が熱く爛れそうな感覚に陥ってしまう。
膨らんだ亀頭に先走りの汁が集まり、粘度のあるそれは雫のように溜まるとポタリと糸を引き、タイルの床に落ちた。
「口、開けろよ」
宮原はその男の言動に目を見開き、視線を外し、必死に頭を振ると、目元に溜まった涙が止めどなく零れてしまう。
癖のない黒髪が力なく流れ、汚れた顔を隠していく。
「ーーー…っ……んっ……
…や・・・やだ……
出来、ない…よぅ……」
得も言われぬ恐怖に支配されてしまい、噛み合わない歯がガチガチと鳴り、手先が震える。
「開けろ!」
突然の男の大きな恫喝に宮原はビクッと身体を強張らせた。
男は宮原の顎を自分の腰の位置まで強引に引き寄せると、そのまま位置を固定していく。
掴まれたままの状態でいる為に宮原の顔は上を向き、男の無機質さの裏に潜む狂気を目に入れてしまう。
「ーーーやぁ……やだ…
こ…怖い・・・
…怖いよぉ……」
男は宮原の顎を片手で押さえ、宮原の口の中に指を2本入れ、無理矢理に口内に侵入をしていく。
指先を軽く曲げたまま口蓋と舌を蹂躙し、仰反るように身体が拒絶を見せた瞬間を見計らい、更に咽頭の柔らかい壁にまで指を伸ばしていく。
簡単に震えを止める事が出来ない宮原は男の指に歯を当ててしまい、その軽い痛みに男は舌打ちをする。
「噛むなよ。
舌、出せ」
口内の指を合わせ、咽喉の奥にある舌を引き摺り出し、その柔らかい感触を確かめる。
男は宮原の舌のざらりとした表面を撫でると、そのまま身を屈め、その舌の上に自分の唾液を落とす。
泡立つ唾液を舌の上で捏ね、ぬるぬると温かく湿る指を動かしていく。
男根が媚肉を割る動きを真似るように宮原の口内に男は指を挿入し、勝手に暴れると開き切った口元から唾液が流れていく。
時折、混じり合う2人の唾液を飲み込ませようと男は宮原の口を閉じさせ、嚥下させる様を眺める。
口内に広がる唾液には、男が撒いた煙草のえぐ味が混じり、吐き気に背中を丸めようとする宮原を無理矢理に引き起こす。
そしてまた宮原の口を開け、自らの唾液を注ぎ、男の指を咥えさせる。
何度も何度も、強引に割り開いた口内から男は指を外すと、そのまま宮原の上下の歯を開き、唾液でたっぷりと潤う中へ自分のペニスを突っ込もうとする。
宮原の直ぐ目の前に男の股間が迫ると宮原はヒュッと気管を鳴らしながら息を呑み、途端に暴れ出す。
「やだ…やだっ!やだぁっ!
離せよっ!
離せっ!
ーーーやだぁ!やぁ……!」
宮原の顔を亀頭が掠め、男の先走りの精液が特有の臭気を撒き散らしていく。
与えられる恐怖に身体の自由が奪われてしまっている所為か、その場所から逃げ出す事が出来ず、宮原は両手で引っ掻くように男の下肢を遠ざけた。
爪を立てられる煩わしさに男は一度宮原の身体を乱暴に突き離すと、宮原の鳩尾を目掛けて足先で蹴り上げる。
過度な力を入れていないとはいえ、不意に腹部を圧迫され、宮原は上体を折り曲げ、嗚咽に苦しむ。
「………う、ゔぇ…っ……」
迫り上がる吐き気に大きく息を吐いた瞬間、その様子を見計らっていた男は宮原の口内に男のペニスが容易く入り込んでいく。
咽喉の奥にまで一気に男のペニスが侵入し、宮原の
口蓋垂に触れ、狭い気管を塞いでいく。
深く荒い呼吸をしていたにも拘らず、息をする事を奪われ、身体が硬直する。
「ーーーったく、よぉ…
日本語、分かんねぇのか?
大人しく咥えていろよ。
ーーー失神するまで殴られたくないだろ?」
男は宮原の後頭部を両手で押さえると自らの腰を前後に振り、更に咽喉の深くを犯そうと、口内の陰茎を滑らせた。
男の陰茎は口蓋垂の先を突き抜け、舌の付け根を押さえ、亀頭が気管に入り込み、呼吸が出来ずに迫り上がる吐き気に何度も嘔吐きそうになる。
寸前で男のペニスを噛み千切ってやろうと抵抗を試みるが、呼吸を止められるまで咽喉の奥深くに男のペニスが入り込まれてしまい、咽ぶ事しか出来ない。
「……んっ……ぐっ・・・
うぇ……んぁ……」
宮原の舌の上に男のペニスが乗り、息苦しさに喘ぐ度に男の裏筋を擽るようで、益々男の動作が激しくなっていく。
下から突き上げるように腰を入れられ、容赦ない抽送運動を始められる。
「しっかり、ノド、開いていろよ」
叩きつけられる陰部に咽喉がグチョグチョと鳴り、緩んだ顎から唾液が流れ、口唇に男の陰毛が擦れていく。
白く泡立つ唾液と男の精液が絡み合い、宮原は飲み込む事も吐き出す事も出来ずに顔を歪める。
「ーーーんっ……ふ、ぅ・・・ん…」
最初は激しく抵抗をしていた宮原も、息を継ぐ事を遮られ続けてしまい、段々と全身の力が抜けていってしまう。
男は従順になる宮原の様子を見下しながら、咽喉の奥にまで押し込み、抽送を繰り返しては時折、陰茎を口から離すようにする。
そうすると口内の異物がなくなったと必然に気管が大きく開き、更に咽喉の奥へと陰茎を沈めていく。
口を開ける度に、呼吸をする度に自分の口腔の粘膜を男のペニスで破られ、身体の内側にまで侵入されるような錯覚さえ感じる。
自分の深い場所を汚されていくような、自分の中を勝手に侵蝕されていくようなーーー痛みが自分を襲ってくる。
「美味そうに頬張るんだな…」
ーーー♪ーーー
淫行に耽る中、トイレの中を乾いた電子音が鳴り響いた。
男はバックルを外した状態でいた為に野球部のユニフォームパンツが膝までずり下がり、フルオープンシャツの隙間から下着が覗いている。
男が足を動かす度にバックルのカチャカチャとした乾いた金属音が耳障りに残る。
丁度、宮原の視線の先に男の股間が迫り、必然として宮原の視線が男の下肢に向かってしまう。
何度も喫驚し、目を伏せては上げる宮原の落ち着かない挙動に男は笑い、その視線を弄ぶように自身のペニスの膨らみを手で確かめながら下から持ち上げ、更に見せ付けてくる。
「そんなに見んなよ…
ーーー興奮してくるだろ?
焦んなくても、今、やるから待っていろって…」
男は下着を摺り下げると、窮屈そうに押し込められていた長大なペニスを片手で器用に取り出す。
既に固く勃起しているペニスは下着を少しずらしただけで勢いよく聳え立ち、その大きさを誇張していた。
陰茎の周りを葉脈のように形取る血管が流れ、その毒々しい程の赤黒さが宮原にとって凶器にさえ見える。
男の陰茎は腹に付くまで暴虐に反り返り、微かに手で触れるだけでもピクピクと反応を示していた。
宮原の視線を下肢に感じると、男は数回陰茎を上下に擦り、また更にペニスを膨張させていく。
精液がゆっくりと陰嚢から尿道を通ると、陰茎が熱く爛れそうな感覚に陥ってしまう。
膨らんだ亀頭に先走りの汁が集まり、粘度のあるそれは雫のように溜まるとポタリと糸を引き、タイルの床に落ちた。
「口、開けろよ」
宮原はその男の言動に目を見開き、視線を外し、必死に頭を振ると、目元に溜まった涙が止めどなく零れてしまう。
癖のない黒髪が力なく流れ、汚れた顔を隠していく。
「ーーー…っ……んっ……
…や・・・やだ……
出来、ない…よぅ……」
得も言われぬ恐怖に支配されてしまい、噛み合わない歯がガチガチと鳴り、手先が震える。
「開けろ!」
突然の男の大きな恫喝に宮原はビクッと身体を強張らせた。
男は宮原の顎を自分の腰の位置まで強引に引き寄せると、そのまま位置を固定していく。
掴まれたままの状態でいる為に宮原の顔は上を向き、男の無機質さの裏に潜む狂気を目に入れてしまう。
「ーーーやぁ……やだ…
こ…怖い・・・
…怖いよぉ……」
男は宮原の顎を片手で押さえ、宮原の口の中に指を2本入れ、無理矢理に口内に侵入をしていく。
指先を軽く曲げたまま口蓋と舌を蹂躙し、仰反るように身体が拒絶を見せた瞬間を見計らい、更に咽頭の柔らかい壁にまで指を伸ばしていく。
簡単に震えを止める事が出来ない宮原は男の指に歯を当ててしまい、その軽い痛みに男は舌打ちをする。
「噛むなよ。
舌、出せ」
口内の指を合わせ、咽喉の奥にある舌を引き摺り出し、その柔らかい感触を確かめる。
男は宮原の舌のざらりとした表面を撫でると、そのまま身を屈め、その舌の上に自分の唾液を落とす。
泡立つ唾液を舌の上で捏ね、ぬるぬると温かく湿る指を動かしていく。
男根が媚肉を割る動きを真似るように宮原の口内に男は指を挿入し、勝手に暴れると開き切った口元から唾液が流れていく。
時折、混じり合う2人の唾液を飲み込ませようと男は宮原の口を閉じさせ、嚥下させる様を眺める。
口内に広がる唾液には、男が撒いた煙草のえぐ味が混じり、吐き気に背中を丸めようとする宮原を無理矢理に引き起こす。
そしてまた宮原の口を開け、自らの唾液を注ぎ、男の指を咥えさせる。
何度も何度も、強引に割り開いた口内から男は指を外すと、そのまま宮原の上下の歯を開き、唾液でたっぷりと潤う中へ自分のペニスを突っ込もうとする。
宮原の直ぐ目の前に男の股間が迫ると宮原はヒュッと気管を鳴らしながら息を呑み、途端に暴れ出す。
「やだ…やだっ!やだぁっ!
離せよっ!
離せっ!
ーーーやだぁ!やぁ……!」
宮原の顔を亀頭が掠め、男の先走りの精液が特有の臭気を撒き散らしていく。
与えられる恐怖に身体の自由が奪われてしまっている所為か、その場所から逃げ出す事が出来ず、宮原は両手で引っ掻くように男の下肢を遠ざけた。
爪を立てられる煩わしさに男は一度宮原の身体を乱暴に突き離すと、宮原の鳩尾を目掛けて足先で蹴り上げる。
過度な力を入れていないとはいえ、不意に腹部を圧迫され、宮原は上体を折り曲げ、嗚咽に苦しむ。
「………う、ゔぇ…っ……」
迫り上がる吐き気に大きく息を吐いた瞬間、その様子を見計らっていた男は宮原の口内に男のペニスが容易く入り込んでいく。
咽喉の奥にまで一気に男のペニスが侵入し、宮原の
口蓋垂に触れ、狭い気管を塞いでいく。
深く荒い呼吸をしていたにも拘らず、息をする事を奪われ、身体が硬直する。
「ーーーったく、よぉ…
日本語、分かんねぇのか?
大人しく咥えていろよ。
ーーー失神するまで殴られたくないだろ?」
男は宮原の後頭部を両手で押さえると自らの腰を前後に振り、更に咽喉の深くを犯そうと、口内の陰茎を滑らせた。
男の陰茎は口蓋垂の先を突き抜け、舌の付け根を押さえ、亀頭が気管に入り込み、呼吸が出来ずに迫り上がる吐き気に何度も嘔吐きそうになる。
寸前で男のペニスを噛み千切ってやろうと抵抗を試みるが、呼吸を止められるまで咽喉の奥深くに男のペニスが入り込まれてしまい、咽ぶ事しか出来ない。
「……んっ……ぐっ・・・
うぇ……んぁ……」
宮原の舌の上に男のペニスが乗り、息苦しさに喘ぐ度に男の裏筋を擽るようで、益々男の動作が激しくなっていく。
下から突き上げるように腰を入れられ、容赦ない抽送運動を始められる。
「しっかり、ノド、開いていろよ」
叩きつけられる陰部に咽喉がグチョグチョと鳴り、緩んだ顎から唾液が流れ、口唇に男の陰毛が擦れていく。
白く泡立つ唾液と男の精液が絡み合い、宮原は飲み込む事も吐き出す事も出来ずに顔を歪める。
「ーーーんっ……ふ、ぅ・・・ん…」
最初は激しく抵抗をしていた宮原も、息を継ぐ事を遮られ続けてしまい、段々と全身の力が抜けていってしまう。
男は従順になる宮原の様子を見下しながら、咽喉の奥にまで押し込み、抽送を繰り返しては時折、陰茎を口から離すようにする。
そうすると口内の異物がなくなったと必然に気管が大きく開き、更に咽喉の奥へと陰茎を沈めていく。
口を開ける度に、呼吸をする度に自分の口腔の粘膜を男のペニスで破られ、身体の内側にまで侵入されるような錯覚さえ感じる。
自分の深い場所を汚されていくような、自分の中を勝手に侵蝕されていくようなーーー痛みが自分を襲ってくる。
「美味そうに頬張るんだな…」
ーーー♪ーーー
淫行に耽る中、トイレの中を乾いた電子音が鳴り響いた。
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