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本編
23.対峙
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さて、どうするかねぇ。
この世界って正当防衛とか通用すんのかなー?
などと呑気に考えながら、正面から殴りかかってきたヤツを体勢を低くすることで躱し、ソイツの顎に頭突きを食らわせた後、すかさず足払いしてやった。
不様にひっくり返って昏倒した仲間を見て、後の二人が一瞬怯んだのがわかる。
面倒臭ぇなぁ。
うんざりしながらも素早い動作で両脇にいた男達から少し離れた位置に下がると、二人は我に返ったように俺を睨み付けてきた。
どうやら引いてくれる気はなさそうだ。
「あのさ、ひとつ確認したいんだけど、今アンタら仕事中なんだよな?」
「それがどうした!」
それがどうしたって……。
ホントにさぁ、ここの人間達の仕事に関する意識ってどうなってんのかと不思議に思うわけよ。普通に考えたら王宮の敷地内で勤務時間中にこんなことしてるってバレたらコイツらだってタダじゃすまないと思うんだけど。
大袈裟に肩を竦め、ため息を吐くと。
「ふざけた真似しやがって!」
益々熱くなっていく男達。
ふざけてんのはどっちだっての……。
そう言い返して火に油を注ぐのも大人げないので、黙って二人の動向を見守ることにする。
ところが。
「こんなことしてタダで帰れるとは思うなよ!」
あきらかに激昂した様子の右側の男が腰に佩ていた剣を抜いたのだ。
もうひとりもいつでも抜けるというアピールのつもりなのか、剣の柄に手を掛けている。
おいおい。マジかよ。
たかが男娼ひとりヤるのに刃物持ち出すとか正気の沙汰とは思えないんだけど。
しかも二対一。
こりゃちょっと気合い入れて対処しないと大変なことになるな。
「今更ビビっても遅いんだよ!」
俺の表情が曇ったのを臆していると勘違いしたらしい右側の男が一歩踏み出し俺に切りかかってきた。
お約束の行動をしてくれる男に内心ニンマリしながら、ソイツの足元に狙いを定め、ある魔法を使う。
すると。
「うわッ!」
俺の目論見どおり一瞬だけ脛の辺りまで隆起した地面に足を捕られ、バランスを崩し不様に転んだ。
ガシャン。
重そうな音をたたて剣が地面へと落ちる。
俺は地面に転がった剣に重量軽減の魔法をかけてから拾い上げると、そのまま剣の感触を確かめるように片手で軽く二、三度振ってから、男の眼前に切っ先を向けた。
「ヒッ!」
結構な重量であるはずの剣を軽々持ち、自分に向けてきたことに驚きを露にしている男が滑稽で笑える。
「この体勢だとさー、アドバンテージがどっちにあるのか一目瞭然だよな」
俺は俯せで地面と仲良くしている男に剣先を向けたまま男の脇へと移動すると、直ぐ様勢いよく脇腹を蹴りあげた。
いくら鍛えていても不意討ちには弱かったのか、男は身体を丸めてもんどり打っている。
俺はその身体を数回容赦なく踏みつけてから、睡眠魔法を使って眠らせた。
はい。二人目終了。
端から見たら、痛みのあまり気を失ったようにしか見えないだろう。
実際そこまでのダメージはない筈だけどな。一応俺、平和主義だから。
しかし騎士其の三は俺のしたことがお気に召さなかったらしく、今度は躊躇いもなく剣を抜くと憎々しげに俺を睨み付けてきた。
「何と卑怯なッ!貴様!俺と勝負しろ!」
どうやらコイツは真っ向勝負をお望みらしい。
でも、今頃そんなこと言われてもなぁ。
卑怯なのは三人がかりで俺をどうこうしようとしたお前らのほうだってわかってる?
大袈裟にため息を吐きながら、コイツとの勝負の邪魔にならないよう念のために騎士其の一にも睡眠魔法をかけると、やる気満々の男と対峙した。
「やってもいいけどさー、負けたからって文句言うなよ?」
「なんだと!?」
面倒だということを隠しもしない俺の態度に、騎士其の三は一気に気色ばむ。俺は仕方なく適当に剣を構えた。
「なんだその構えは?お前、ド素人だな?」
自分が圧倒的に有利だと確信したらしい男がニヤリと笑う。
確かにこういった類いのものは金属バットか棒切れしか握ったことはないが、だからって敵わない相手だとは微塵も思っていない。
むしろ余裕。いざとなったら魔法使えばいいし。
しかし魔法と剣で戦うとか、なんかホントに勇者っぽいなぁ。
俺は呑気にそんな事を考えながら一歩前へと踏み出した。
その時。
「両者そこまで!」
この中庭に鋭い声が飛ぶ。
興が削がれた俺は剣をその場に放り投げると、のんびりとした動作で声のしたほうを振り返った。
すると、木の陰から現れたのは──。
濃いグレーの髪、三白眼気味の鋭い目付き。
長い髪をひとつに纏め、ゲームや映画に登場する戦士が身に付けているようなワンショルダーの胸当てに、同じ素材で出来ていると思われる籠手と脛当て。
ゴツめの胸当てで隠しきれないその胸の膨らみは、間違いなく女性のものだ。
そう!女性!この世界に来てから極々たまにしか見かけることのなかった女性が目の前にいるのだ。
しかもこの人誰かに似てる気が……。
見た感じ二十代後半。でもこの世界の人間は皆老け顔だからもしかしたら二十代前半かもしれない。
失礼にならない程度に観察していると。
「あなた方はここがどこで、自分がどういう立場かわかっていないようね」
彼女はそう言い放つと騎士其の三を一瞥してから俺の方へと歩み寄る。
騎士其の三はどこか気不味そうに目を伏せると、眠ったままの仲間に構うことなく走ってこの場を去っていった。
「あなたがコウキね? 迎えに来るのが遅くなっちゃってごめんなさい。久しぶりにこっちに戻ってきたせいか、なかなか王妃様が解放してくださらなくて。
『月下楼』まで送るわ。詳しい話は歩きながらしましょう」
そう促され、俺は黙って彼女と並ぶようにして歩き出した。
並んでみると身長差は頭半分にも満たない事に気付かされ、複雑な気持ちにさせられる。
どうやらこの世界の人間は女性も高身長らしい。
「あなたを連れて来て欲しいとアシュリーに頼まれたのよ。迎えに来た人間の口振りじゃ帰りの保証はされてないだろうからって。
あなたの能力なら余裕だっただろうけど、ここで揉め事を起こすのはさすがにマズイから止めに入らせてもらったわ」
「アシュリー様に? ということはもしかして……」
言われてみればオーナーと一緒の造りじゃん。俺としたことが気付けないなんてどうかしてる。
ちょっと大人っぽいけど妹さんかな?
「自己紹介が遅れてごめんなさい。はじめましてアシュリーの母のエレナです。私もあなたと同じ異世界人なの」
「え!?」
母ってあの?
異世界から来てオーナーの父親と結婚して今は自由に暮らしてるっていう。
どう見たって二十歳過ぎの子供がいるようには見えないんですけど!
さりげなく観察してみても、シミシワたるみ一切なし。多少の乾燥はあるものの老化とは程遠い、まさにピチピチのお肌だ。
「コウキと申します。アシュリー様にはいつもお世話になっております。
アシュリー様のお母様にお会いできて光栄です。失礼ながらあまりにお若いので妹さんかと思ってしまいました」
内心酷く驚きながらも、笑顔と共に営業トークのような言葉を口にすると。
「ビックリしたでしょ? よく言われるのよ。あんな大きな子供がいるようには見えないって。
でも私がいた世界ではこれが当たり前なんだけどね。あの世界は戦闘に長けた人間が多いせいか、青年期と呼ばれる時期が長く老いも緩やかなの。それが普通。
私からすればこの世界の人達の老化スピードがあまりにも早くてビックリよ」
笑いながら告げられた事実に目を瞠る。
それって某少年漫画に出てくる戦闘民族と同じってことだよな……?
なんかスッゲーカッコいいんだけど!
思わず憧れの眼差しを向けてしまう俺は、やっぱり日本人なんだなとあらためて自覚した。
この世界って正当防衛とか通用すんのかなー?
などと呑気に考えながら、正面から殴りかかってきたヤツを体勢を低くすることで躱し、ソイツの顎に頭突きを食らわせた後、すかさず足払いしてやった。
不様にひっくり返って昏倒した仲間を見て、後の二人が一瞬怯んだのがわかる。
面倒臭ぇなぁ。
うんざりしながらも素早い動作で両脇にいた男達から少し離れた位置に下がると、二人は我に返ったように俺を睨み付けてきた。
どうやら引いてくれる気はなさそうだ。
「あのさ、ひとつ確認したいんだけど、今アンタら仕事中なんだよな?」
「それがどうした!」
それがどうしたって……。
ホントにさぁ、ここの人間達の仕事に関する意識ってどうなってんのかと不思議に思うわけよ。普通に考えたら王宮の敷地内で勤務時間中にこんなことしてるってバレたらコイツらだってタダじゃすまないと思うんだけど。
大袈裟に肩を竦め、ため息を吐くと。
「ふざけた真似しやがって!」
益々熱くなっていく男達。
ふざけてんのはどっちだっての……。
そう言い返して火に油を注ぐのも大人げないので、黙って二人の動向を見守ることにする。
ところが。
「こんなことしてタダで帰れるとは思うなよ!」
あきらかに激昂した様子の右側の男が腰に佩ていた剣を抜いたのだ。
もうひとりもいつでも抜けるというアピールのつもりなのか、剣の柄に手を掛けている。
おいおい。マジかよ。
たかが男娼ひとりヤるのに刃物持ち出すとか正気の沙汰とは思えないんだけど。
しかも二対一。
こりゃちょっと気合い入れて対処しないと大変なことになるな。
「今更ビビっても遅いんだよ!」
俺の表情が曇ったのを臆していると勘違いしたらしい右側の男が一歩踏み出し俺に切りかかってきた。
お約束の行動をしてくれる男に内心ニンマリしながら、ソイツの足元に狙いを定め、ある魔法を使う。
すると。
「うわッ!」
俺の目論見どおり一瞬だけ脛の辺りまで隆起した地面に足を捕られ、バランスを崩し不様に転んだ。
ガシャン。
重そうな音をたたて剣が地面へと落ちる。
俺は地面に転がった剣に重量軽減の魔法をかけてから拾い上げると、そのまま剣の感触を確かめるように片手で軽く二、三度振ってから、男の眼前に切っ先を向けた。
「ヒッ!」
結構な重量であるはずの剣を軽々持ち、自分に向けてきたことに驚きを露にしている男が滑稽で笑える。
「この体勢だとさー、アドバンテージがどっちにあるのか一目瞭然だよな」
俺は俯せで地面と仲良くしている男に剣先を向けたまま男の脇へと移動すると、直ぐ様勢いよく脇腹を蹴りあげた。
いくら鍛えていても不意討ちには弱かったのか、男は身体を丸めてもんどり打っている。
俺はその身体を数回容赦なく踏みつけてから、睡眠魔法を使って眠らせた。
はい。二人目終了。
端から見たら、痛みのあまり気を失ったようにしか見えないだろう。
実際そこまでのダメージはない筈だけどな。一応俺、平和主義だから。
しかし騎士其の三は俺のしたことがお気に召さなかったらしく、今度は躊躇いもなく剣を抜くと憎々しげに俺を睨み付けてきた。
「何と卑怯なッ!貴様!俺と勝負しろ!」
どうやらコイツは真っ向勝負をお望みらしい。
でも、今頃そんなこと言われてもなぁ。
卑怯なのは三人がかりで俺をどうこうしようとしたお前らのほうだってわかってる?
大袈裟にため息を吐きながら、コイツとの勝負の邪魔にならないよう念のために騎士其の一にも睡眠魔法をかけると、やる気満々の男と対峙した。
「やってもいいけどさー、負けたからって文句言うなよ?」
「なんだと!?」
面倒だということを隠しもしない俺の態度に、騎士其の三は一気に気色ばむ。俺は仕方なく適当に剣を構えた。
「なんだその構えは?お前、ド素人だな?」
自分が圧倒的に有利だと確信したらしい男がニヤリと笑う。
確かにこういった類いのものは金属バットか棒切れしか握ったことはないが、だからって敵わない相手だとは微塵も思っていない。
むしろ余裕。いざとなったら魔法使えばいいし。
しかし魔法と剣で戦うとか、なんかホントに勇者っぽいなぁ。
俺は呑気にそんな事を考えながら一歩前へと踏み出した。
その時。
「両者そこまで!」
この中庭に鋭い声が飛ぶ。
興が削がれた俺は剣をその場に放り投げると、のんびりとした動作で声のしたほうを振り返った。
すると、木の陰から現れたのは──。
濃いグレーの髪、三白眼気味の鋭い目付き。
長い髪をひとつに纏め、ゲームや映画に登場する戦士が身に付けているようなワンショルダーの胸当てに、同じ素材で出来ていると思われる籠手と脛当て。
ゴツめの胸当てで隠しきれないその胸の膨らみは、間違いなく女性のものだ。
そう!女性!この世界に来てから極々たまにしか見かけることのなかった女性が目の前にいるのだ。
しかもこの人誰かに似てる気が……。
見た感じ二十代後半。でもこの世界の人間は皆老け顔だからもしかしたら二十代前半かもしれない。
失礼にならない程度に観察していると。
「あなた方はここがどこで、自分がどういう立場かわかっていないようね」
彼女はそう言い放つと騎士其の三を一瞥してから俺の方へと歩み寄る。
騎士其の三はどこか気不味そうに目を伏せると、眠ったままの仲間に構うことなく走ってこの場を去っていった。
「あなたがコウキね? 迎えに来るのが遅くなっちゃってごめんなさい。久しぶりにこっちに戻ってきたせいか、なかなか王妃様が解放してくださらなくて。
『月下楼』まで送るわ。詳しい話は歩きながらしましょう」
そう促され、俺は黙って彼女と並ぶようにして歩き出した。
並んでみると身長差は頭半分にも満たない事に気付かされ、複雑な気持ちにさせられる。
どうやらこの世界の人間は女性も高身長らしい。
「あなたを連れて来て欲しいとアシュリーに頼まれたのよ。迎えに来た人間の口振りじゃ帰りの保証はされてないだろうからって。
あなたの能力なら余裕だっただろうけど、ここで揉め事を起こすのはさすがにマズイから止めに入らせてもらったわ」
「アシュリー様に? ということはもしかして……」
言われてみればオーナーと一緒の造りじゃん。俺としたことが気付けないなんてどうかしてる。
ちょっと大人っぽいけど妹さんかな?
「自己紹介が遅れてごめんなさい。はじめましてアシュリーの母のエレナです。私もあなたと同じ異世界人なの」
「え!?」
母ってあの?
異世界から来てオーナーの父親と結婚して今は自由に暮らしてるっていう。
どう見たって二十歳過ぎの子供がいるようには見えないんですけど!
さりげなく観察してみても、シミシワたるみ一切なし。多少の乾燥はあるものの老化とは程遠い、まさにピチピチのお肌だ。
「コウキと申します。アシュリー様にはいつもお世話になっております。
アシュリー様のお母様にお会いできて光栄です。失礼ながらあまりにお若いので妹さんかと思ってしまいました」
内心酷く驚きながらも、笑顔と共に営業トークのような言葉を口にすると。
「ビックリしたでしょ? よく言われるのよ。あんな大きな子供がいるようには見えないって。
でも私がいた世界ではこれが当たり前なんだけどね。あの世界は戦闘に長けた人間が多いせいか、青年期と呼ばれる時期が長く老いも緩やかなの。それが普通。
私からすればこの世界の人達の老化スピードがあまりにも早くてビックリよ」
笑いながら告げられた事実に目を瞠る。
それって某少年漫画に出てくる戦闘民族と同じってことだよな……?
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