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一章・追放編
収穫祭
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九話
「いやいや、確かにバンファの翼を何枚かって言ったけどこれは持ってきすぎだから」
おおよそ二十枚程を焼かずして仕留めたバンファから拝借しシェラの元へと持ってきていました。
「はぁはぁ、な、何枚かってあやふやなこと言うから……」
「それも一理あるけど……で、陸斗は何で息切れしてるわけ?」
「それはーー」
「……これ、少なめ、他、ギルド」
理由を言う前に鈴が割り込んで話を進めましたが、“少なめ”というのはバンファの翼のことで実は表にもまだ十枚ほどあります。
あのバンファは翼が二枚生えてますし計三十枚となると十五体から取ったのでしょう。しかし彼女の魔法で仕留めたバンファもいるため実際に仕留めた数は正確にはわかりません。
ちなみに陸斗が息切れをしているのは一枚約一キロもある翼を全部一人で持ってきたからです。
「……もういい?ギルド、寄る」
「う、うん。じゃあ依頼は達成したことだし、さっきのことは許すよ。報酬はってちょっと!?」
鈴はシェラの言葉を全て聞ききる前に外へと向かい、バタンッ!とドアを壊れるのではないかと思うほどの力で閉めその場をあとにします。ただ陸斗はおいてけぼりのようで、どう考えてもあの事をまだ根に持ってるような感じでした。
「……はぁ、ちょっと本当になにをしたの」
「えっとーー」
と、聞かれた為か陸斗はバンファを倒してる時の事を事細かく説明しました。
もちろん何でこうなったのかも全てです。
「ーーはぁ、なるほどねぇ」
「火弾を撃つことは辞めてくれたけど、何を言っても殆ど話をしなくてな……」
「だろうねーあ、これ報酬」
呆れた、という顔で依頼の報酬となる物が入った袋を陸斗に渡すとさっさと追いかけなよと言い放ち陸斗を店から追い出して入ってこれないよう、ガチャリと鍵を閉めました。
「って、えええ!?ちょっとシェラ!?」
「いいから行きなよ、じゃないと後悔するよ?色々と」
「それってどう言うーー」
一方扉を強く閉めて飛び出して行った鈴はーー
「……バンファ、嫌」
と言いながら向かった先にある大きな建物の中に入っていきます。
そこは人外や一般の人などが集う場所、いわゆるギルドのような感じ、しかし昼の時間帯だというのに人は少なく賑やかという言葉とは全く真逆な状態でした。
「……いい?」
「どうかしましたか?」
「……バンファ、翼、買い取り、お願い」
「外ですね、今向かいます」
シェラに納品した際の残りのバンファの翼を魔法で外に持ってきたのはいいものの、中には入れることができないため彼女と、受付に立っていたギルド公式の緑の帽子と赤い腕章をした受付人が外へと向かいます。
直後外に出ますが、外に置かれていた翼の数を見ると受付人も流石に驚きこれを一人で?と聞きますが、正確に二人で剥ぎ取ったと鈴は答えていました。
「……そうですね、この量ならざっと二十銀貨ですね」
「……もう、一声」
なんと受付人に交渉をしだしました。でも異世界でも交渉なんて出来るのでしょうか?
ちなみに銅貨以外にも銀貨、金貨の計三種類がこの世界の通貨らしく、一銅貨一円、一銀貨百円、一金貨一万円というふうに貨幣の使い方はほぼ日本と変わらないそうです。
「はぁ、しょうがないですね。では二十五銀貨でどうです?」
案外交渉できるようですね。でも五銀貨、つまり五百円程しか上がらず、鈴は文句を言いたげな顔をしますが、これ以上上がらせてくれないだろうと思いその値段で受け取りました。
「ありがとうございました。あ、今日の夜は収穫祭ですので良ければ足をお運びください」
「……収穫祭?」
「四ヶ月に一度のお祭りですよ、いろんな冒険者さんが色々と狩ってきたり、作ったりしたものを納品し、それらを食べたり売ったりと色んなことをする祭りです」
この世界にも祭りがあることは去年から知っていた鈴ですが、収穫祭という祭りは全く知らずふと聞き返してしまいます。しかし返ってきた言葉は収穫祭という文字から連想できるような祭りの内容。いや、売ったりということは祭りと言うよりフリーマーケットのような気がしますが、そこは触れず彼女は納品額を貰うとその場を後にします。
「……じゃあ」
「はい、ありがとうございました~」
受付人から見送られた後、どうしようかと悩む鈴でしたが、ふと一瞬、陸斗の事を考えてしまい、首を降っていました。
「……変態、知らない」
「はぁ、はぁ、だから、不可抗力だっての……!」
本人がいないと思って言った鈴でしたが、想定外にも陸斗が目の前に現れ驚いていました。
見たところ彼はシェラから受け取った着用しそこら辺を走っていた感じで汗だく、息切れ必死なようで、今にも倒れそうな感じです。
「やっと見つけた……全く急にどっか行くなよ…… 心配したんだからな?」
「……心配、無意味」
「いや、どんだけ根に持ってんだよ!?」
根に持ちすぎて逆に怖いです。
でもいつもの鈴のような気がしてほっとしていました。
「……ここの事、教える」
「このでっかい建物のことか?」
まだ遠くに行っていなかったため、鈴の後ろにに見える大きな建物を指差し言います。陸斗はこの世界に来てまだまもなく、ギルドの存在はもちろん知りません。
「……ギルド。詳しくは、受付人、聞く」
「ギルドだけでなんとなくはわかったけど」
特徴的な口調と説明になっていない説明で普通は分かるわけがありませんが、ギルドだけでなんとなく想像がついてしまう彼もまた驚きです。
「……今日、夜、収穫祭。それも聞ける?」
「収穫祭?」
そう問われ受付人が言っていたことを簡単に説明しました。
「ーーへぇー、なんか興味が湧くな」
「……今日、夜、開催。行く?」
「そうだな、って鈴は興味無いのか?」
イマイチな反応をしている鈴に対して問いかけますが、決してそういうわけではなく普通に鈴は興味あるようです。ただ単に無表情だからこそか表に出てなかっただけのようでした。
ーーそしてとうとう夜を迎えます。
「へーい!今日も始まったぜ!パーリナイ!」
ギルドからは昼間と違いワイワイガヤガヤとした感じで人がいっぱいいます。さらに収穫祭だからこそなのかあちらこちらに料理や出し物など、色々な物が飾られています。
そして陸斗達は周りのテンションの高さに潰されかけていました。
また、ギルド中で唯一テンションが高く、浮いていて、周りの人と何かが比較的に違う気がする男が上半身裸体でこの場の士気を高めていました。
「……テンション、高い」
「そ、それは思った……」
「へい!そこの君!暗い顔しないで!折角の収穫祭だ、元気をだしたまえ!」
声をかけてきたのは唯一テンションがとても高く上半身裸体の男。金髪で顔がよく、見た感じ筋肉が程よい感じでついている、簡単に言えば美男子みたいな人でした。
ただ、見た目とは裏腹にボディービルダーみたいな事をしてますが自慢するほどの筋肉は付いてるように見えません。それなのに筋肉を見せ付けるかのように何度も筋肉を主張していました。
そんな人が陸斗達の暗さに驚き、明るくさせようとテンションが高いまま、接しに来たのです。
「誰だよ!」
「なんだ、俺を知らないのかい、ブラザー!シスター!」
「……シスター、違う」
「ブラザーでもないな……てか酒くせぇ!?」
「連れねぇなぁ、俺はセリロ、この世を煌々と照らす人物、セリロ・ライザンとは俺の事だ!」
酒を豪快に飲み干していたためか、上半身裸体の男ーーセリロは盛大に酔っていて、勝手に兄弟にされます。しかしそれは酔っていなくても使う彼の口癖でもあるのです。さらには酔ってからなのか中々に痛い発言をしていました。
「ほうほう、そんなに俺の姿が凄かったか?」
「いや、違うから!?」
「遠慮せずにずっと見てくれ!」
「え、遠慮します!」
このままだと厄介なことになりそうだと収穫祭に参加することを辞めてギルドから立ち去ろうとした時の事でした。甲高い警報のような音がその場に……いえ、その国中に鳴り響きました。
「いやいや、確かにバンファの翼を何枚かって言ったけどこれは持ってきすぎだから」
おおよそ二十枚程を焼かずして仕留めたバンファから拝借しシェラの元へと持ってきていました。
「はぁはぁ、な、何枚かってあやふやなこと言うから……」
「それも一理あるけど……で、陸斗は何で息切れしてるわけ?」
「それはーー」
「……これ、少なめ、他、ギルド」
理由を言う前に鈴が割り込んで話を進めましたが、“少なめ”というのはバンファの翼のことで実は表にもまだ十枚ほどあります。
あのバンファは翼が二枚生えてますし計三十枚となると十五体から取ったのでしょう。しかし彼女の魔法で仕留めたバンファもいるため実際に仕留めた数は正確にはわかりません。
ちなみに陸斗が息切れをしているのは一枚約一キロもある翼を全部一人で持ってきたからです。
「……もういい?ギルド、寄る」
「う、うん。じゃあ依頼は達成したことだし、さっきのことは許すよ。報酬はってちょっと!?」
鈴はシェラの言葉を全て聞ききる前に外へと向かい、バタンッ!とドアを壊れるのではないかと思うほどの力で閉めその場をあとにします。ただ陸斗はおいてけぼりのようで、どう考えてもあの事をまだ根に持ってるような感じでした。
「……はぁ、ちょっと本当になにをしたの」
「えっとーー」
と、聞かれた為か陸斗はバンファを倒してる時の事を事細かく説明しました。
もちろん何でこうなったのかも全てです。
「ーーはぁ、なるほどねぇ」
「火弾を撃つことは辞めてくれたけど、何を言っても殆ど話をしなくてな……」
「だろうねーあ、これ報酬」
呆れた、という顔で依頼の報酬となる物が入った袋を陸斗に渡すとさっさと追いかけなよと言い放ち陸斗を店から追い出して入ってこれないよう、ガチャリと鍵を閉めました。
「って、えええ!?ちょっとシェラ!?」
「いいから行きなよ、じゃないと後悔するよ?色々と」
「それってどう言うーー」
一方扉を強く閉めて飛び出して行った鈴はーー
「……バンファ、嫌」
と言いながら向かった先にある大きな建物の中に入っていきます。
そこは人外や一般の人などが集う場所、いわゆるギルドのような感じ、しかし昼の時間帯だというのに人は少なく賑やかという言葉とは全く真逆な状態でした。
「……いい?」
「どうかしましたか?」
「……バンファ、翼、買い取り、お願い」
「外ですね、今向かいます」
シェラに納品した際の残りのバンファの翼を魔法で外に持ってきたのはいいものの、中には入れることができないため彼女と、受付に立っていたギルド公式の緑の帽子と赤い腕章をした受付人が外へと向かいます。
直後外に出ますが、外に置かれていた翼の数を見ると受付人も流石に驚きこれを一人で?と聞きますが、正確に二人で剥ぎ取ったと鈴は答えていました。
「……そうですね、この量ならざっと二十銀貨ですね」
「……もう、一声」
なんと受付人に交渉をしだしました。でも異世界でも交渉なんて出来るのでしょうか?
ちなみに銅貨以外にも銀貨、金貨の計三種類がこの世界の通貨らしく、一銅貨一円、一銀貨百円、一金貨一万円というふうに貨幣の使い方はほぼ日本と変わらないそうです。
「はぁ、しょうがないですね。では二十五銀貨でどうです?」
案外交渉できるようですね。でも五銀貨、つまり五百円程しか上がらず、鈴は文句を言いたげな顔をしますが、これ以上上がらせてくれないだろうと思いその値段で受け取りました。
「ありがとうございました。あ、今日の夜は収穫祭ですので良ければ足をお運びください」
「……収穫祭?」
「四ヶ月に一度のお祭りですよ、いろんな冒険者さんが色々と狩ってきたり、作ったりしたものを納品し、それらを食べたり売ったりと色んなことをする祭りです」
この世界にも祭りがあることは去年から知っていた鈴ですが、収穫祭という祭りは全く知らずふと聞き返してしまいます。しかし返ってきた言葉は収穫祭という文字から連想できるような祭りの内容。いや、売ったりということは祭りと言うよりフリーマーケットのような気がしますが、そこは触れず彼女は納品額を貰うとその場を後にします。
「……じゃあ」
「はい、ありがとうございました~」
受付人から見送られた後、どうしようかと悩む鈴でしたが、ふと一瞬、陸斗の事を考えてしまい、首を降っていました。
「……変態、知らない」
「はぁ、はぁ、だから、不可抗力だっての……!」
本人がいないと思って言った鈴でしたが、想定外にも陸斗が目の前に現れ驚いていました。
見たところ彼はシェラから受け取った着用しそこら辺を走っていた感じで汗だく、息切れ必死なようで、今にも倒れそうな感じです。
「やっと見つけた……全く急にどっか行くなよ…… 心配したんだからな?」
「……心配、無意味」
「いや、どんだけ根に持ってんだよ!?」
根に持ちすぎて逆に怖いです。
でもいつもの鈴のような気がしてほっとしていました。
「……ここの事、教える」
「このでっかい建物のことか?」
まだ遠くに行っていなかったため、鈴の後ろにに見える大きな建物を指差し言います。陸斗はこの世界に来てまだまもなく、ギルドの存在はもちろん知りません。
「……ギルド。詳しくは、受付人、聞く」
「ギルドだけでなんとなくはわかったけど」
特徴的な口調と説明になっていない説明で普通は分かるわけがありませんが、ギルドだけでなんとなく想像がついてしまう彼もまた驚きです。
「……今日、夜、収穫祭。それも聞ける?」
「収穫祭?」
そう問われ受付人が言っていたことを簡単に説明しました。
「ーーへぇー、なんか興味が湧くな」
「……今日、夜、開催。行く?」
「そうだな、って鈴は興味無いのか?」
イマイチな反応をしている鈴に対して問いかけますが、決してそういうわけではなく普通に鈴は興味あるようです。ただ単に無表情だからこそか表に出てなかっただけのようでした。
ーーそしてとうとう夜を迎えます。
「へーい!今日も始まったぜ!パーリナイ!」
ギルドからは昼間と違いワイワイガヤガヤとした感じで人がいっぱいいます。さらに収穫祭だからこそなのかあちらこちらに料理や出し物など、色々な物が飾られています。
そして陸斗達は周りのテンションの高さに潰されかけていました。
また、ギルド中で唯一テンションが高く、浮いていて、周りの人と何かが比較的に違う気がする男が上半身裸体でこの場の士気を高めていました。
「……テンション、高い」
「そ、それは思った……」
「へい!そこの君!暗い顔しないで!折角の収穫祭だ、元気をだしたまえ!」
声をかけてきたのは唯一テンションがとても高く上半身裸体の男。金髪で顔がよく、見た感じ筋肉が程よい感じでついている、簡単に言えば美男子みたいな人でした。
ただ、見た目とは裏腹にボディービルダーみたいな事をしてますが自慢するほどの筋肉は付いてるように見えません。それなのに筋肉を見せ付けるかのように何度も筋肉を主張していました。
そんな人が陸斗達の暗さに驚き、明るくさせようとテンションが高いまま、接しに来たのです。
「誰だよ!」
「なんだ、俺を知らないのかい、ブラザー!シスター!」
「……シスター、違う」
「ブラザーでもないな……てか酒くせぇ!?」
「連れねぇなぁ、俺はセリロ、この世を煌々と照らす人物、セリロ・ライザンとは俺の事だ!」
酒を豪快に飲み干していたためか、上半身裸体の男ーーセリロは盛大に酔っていて、勝手に兄弟にされます。しかしそれは酔っていなくても使う彼の口癖でもあるのです。さらには酔ってからなのか中々に痛い発言をしていました。
「ほうほう、そんなに俺の姿が凄かったか?」
「いや、違うから!?」
「遠慮せずにずっと見てくれ!」
「え、遠慮します!」
このままだと厄介なことになりそうだと収穫祭に参加することを辞めてギルドから立ち去ろうとした時の事でした。甲高い警報のような音がその場に……いえ、その国中に鳴り響きました。
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