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一章・追放編
異世界を救う鍵
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ーーなんだ……ここーー
気づくと四方八方が闇に包まれ、とても暗い場所に彼はーー彼の意識は放り出されていました。街の外ならば街灯が点灯し、闇に包まれていても明るいはずですが、そこには『光』そのものが無く、何も見えないため自身の体すら見ることができません。
もちろん辺りを見渡しても上も下も、左も右もわからないため、どこを向いているのかさっぱりわかりません。だからなのか足が地面をしっかりと捉えてる感覚はなく、浮いているような感覚しかありません。
そんななか、『光』という概念が存在しない闇の中なはずなのに、白く淡い一点の光が突如現れたのです。しかしそれは『光』の役目を果たしておらず、全く辺りを照らしはしませんでした……いや、正しくは照らすものですら、そこにはないのでしょう。
ーーあれはーー
その光に呼ばれているような何かを感じとり、導かれるように進もうとしますが、足の感覚がまるでなく、先に進んでいるのかがわかりません。それでも必死に右腕を……いえ“今はあるはずのない”右腕を、右手を伸ばしてその光を掴もうとします。
ーー届かない……ーー
どれだけ手を伸ばしても、光に近づくことも、触れることすらもできません。ただ先程と比べて光が大きくなってきているような気がし、光に向かって再度腕を伸ばした瞬間、突如として彼が知らない女性が目の前に現れます。
その人はふわりと、まるで重力が反発しているのではないかと思うほど、腰まで伸びた白髪が浮き、薄い羽衣を着た特徴的な蒼碧の瞳の人がいました。
さらに冷酷な目で彼を見下ろしています。
「唐突ですが、あなたにはこちらの世界を……異世界〈ヴレア〉を救うための鍵となってもらいます」
「お前は……?それにヴレアを救う鍵……?」
「私はアオリア、ーーはあなたーーーーがーーーーーー……」
途中からまるで精密で綺麗な音を奏でていたラジオにノイズが入ったような感じで、彼女の言葉が聞き取りにくくなり、終いには聞こえなくなってしまいます。それと同時に白い彼女は彼の目の前からふっと姿を消してしまったようでした。
直後、彼女に気をとられている間に、白い光は更にどこかを照らす訳では無いのに大きくなっていて、その光からある光景が彼の目に写りこみました。
「これは……俺か……?」
その光景は素朴な部屋、白いベッドには彼自身が横たわっています。それもまるで上から神でも覗いているかのような視点で見えたのです。
更にその光景をもっと見るためにと、意識を集中させると吸い込まれるような感覚とともに寝ている彼の意識と一緒になり、目の前がブラックアウトしました。
「ーーきてくださーー」
その後先程のを『夢』だと悟った彼は眠りにつこうとしますが、近くから知らない人の声が聞こえました。それもかなり透き通った女性の声。しかしちゃんと戸締りをした家に人が入ることなどほぼ無理な話。故にこれも先程と同じ夢だと無視して、再び眠りに入ろうとすると。
「起きてください!朝ですよ!?」
部屋に木霊するほど大声で知らない人がそう言い放ちました。耳元で言われたような大声に驚いてパチッと目を開けると、目の前には見知らぬ整った綺麗な顔があり、この状況に数拍遅れで驚いていました。
「いつまで寝てるんですかっ!早く起きないと潜り込みますよ!」
彼の目前で大声を出した人は、腰まで届いた艶のある水色の髪を、三つ編みでひとまとめにしていて、特徴的なこの世の人とは思えない澄んだオレンジの瞳、身長は高くも低くも無い丁度いい背丈で見た感じ十六、七の女性。そんな人がそこにいたのですが、なぜか身体が少し透けていました。
そしてその姿を見た彼は、ベットから盛大に転がり落ちてしまいますが、半身透けた人を初めて見た故なのか、はたまた、驚いたせいなのか腰でも抜けてしまったかのように、立ち上がることはできず、震える手足で彼女から距離を取るべく後ろへと下がっていきました。
「ゆ、幽霊!?」
「え?……ああ、驚くのは無理ありませんよね。にしてもようやく見つけました」
えへへと透けている彼女は、急な出来事で驚いた彼を心配せず、にっこりと笑いながらゆっくり、ゆっくり、彼へと近づいて行きます。ですが身体が透けているが故、彼には幽霊の様にしか見えず、とことん後ろに下がっていきます。
「もう!なんで逃げるんですか!?そんなに逃げられたら私……」
可愛く頬を膨らませそう言い放つと、最後にぐっと言葉を溜め込み、にやりと何かを企む様な顔になった瞬間、再び声を発しました。
「私……追いかけますよ?」
「い、いや追いかけるなよ!?てか早くあっち行けぇぇ!?」
ーー変人幽霊だったようです。いえ、赤面しながらも、怖がる彼に問答無用で、じりじりと近づいてきているので、もはや変人と言うより変態幽霊です。
とすっと、とうとう壁まで下がり切ってしまい、呪われると、祟られると、取り憑かれると思いながら、何かないかと部屋をキョロキョロと見始めます。
「あれ、ここーー」
と、何かに気づいた彼ですが、それよりも先に、幽霊のような彼女は高く飛び上がり彼に飛びつこうとします。しかしそのまま彼の身体を通り向け床に大の字で倒れました。それも“無音で”
そのせいか、彼が部屋を見た瞬間に抱いた謎の違和感がすっと消え、代わりに恐怖感で埋め尽くされていました。
「あうう……やっぱりまだ干渉できませんか、しょうがないです、本当なら先輩に許可を得てからやる予定でしたが……絶対に怒らないでくださいね?」
恐らく思い切りぶつけたのであろうおでこを擦りながら、何事もないかのようにゆっくりと立ち上がった彼女は、両手を前へと突き出し聞き覚えのない単語で唱え出しました。
すると突如として部屋の中にぽつんと一つの小さな光が現れました。
その光は一度触れると消えてしまうのではと思うほど淡く、されども消えることがないような、不思議と暖かな光。そして次第に部屋を包み込むように、いえ彼と彼女だけを包み込むように一瞬で部屋全体を白く淡く、されども強い光量の光で埋め尽くしました。
彼はあまりの光量で瞼を閉じてしまいますが、ふと先程の夢を思い出し、更に無意識に「魔法……?」と呟いていました。しかし近くにいる幽霊のような彼女は、何かに集中しているようで、その言葉は耳に届いていないようでした。
「ーー繋がれ、刻印。開け、城門」
その一言で、淡く、優しく、強い光はゆっくりと消え始め、彼の瞼は再び開かれると、先程までの恐怖がどこかに飛んでいってしまったのではないかと思うほど本日三度目にして一番な驚きを見せました。
「ーーなんじゃーこりゃぁぁあ!」
外で世間話をしている老人でもなんて言ったのかわかるほど盛大に声を出していました。ですがこればっかりは仕方ありません、なぜなら先ほどまでのごくごく普通な部屋の容姿は、これっぽっちもなく、代わりに王様など偉い方が寝泊まりしてるのではと思うほど広い部屋で、とてもとても大きな本棚が二つあり、丁寧かつ綺麗に整えられていました。
部屋の中央にある大きな寝具は特に高級そうな風格をだしています。
それに壁も普通のコンクリートという訳ではなくファンタジー世界の王城でよく見るような綺麗な石英を使いっていて、もはやこの世とは思えない空間だったからです。
「ここは……どこだぁぁぁ!!」
恐怖を忘れて、震えも止まった彼は、真っ先に近くの窓から外を覗きますが、その風景は彼が通った住宅街のように家という家が並んでもいない、全く知らない場所……全くもって知らない世界でした。
下を覗けばこの城の庭だと強調しているかのように、綺麗に咲いた花がいくつも咲いています。
その近くにはメイドやら、銀で作られてるであろう鎧を来た人やら、どこからどう見ても龍にしか見えない龍人、普通の人よりも断然背の低いドワーフなど、恐らくこの城の使いや兵士であろうゲームなどでしか、見た事もない種族の人達が歩いていました。
気づくと四方八方が闇に包まれ、とても暗い場所に彼はーー彼の意識は放り出されていました。街の外ならば街灯が点灯し、闇に包まれていても明るいはずですが、そこには『光』そのものが無く、何も見えないため自身の体すら見ることができません。
もちろん辺りを見渡しても上も下も、左も右もわからないため、どこを向いているのかさっぱりわかりません。だからなのか足が地面をしっかりと捉えてる感覚はなく、浮いているような感覚しかありません。
そんななか、『光』という概念が存在しない闇の中なはずなのに、白く淡い一点の光が突如現れたのです。しかしそれは『光』の役目を果たしておらず、全く辺りを照らしはしませんでした……いや、正しくは照らすものですら、そこにはないのでしょう。
ーーあれはーー
その光に呼ばれているような何かを感じとり、導かれるように進もうとしますが、足の感覚がまるでなく、先に進んでいるのかがわかりません。それでも必死に右腕を……いえ“今はあるはずのない”右腕を、右手を伸ばしてその光を掴もうとします。
ーー届かない……ーー
どれだけ手を伸ばしても、光に近づくことも、触れることすらもできません。ただ先程と比べて光が大きくなってきているような気がし、光に向かって再度腕を伸ばした瞬間、突如として彼が知らない女性が目の前に現れます。
その人はふわりと、まるで重力が反発しているのではないかと思うほど、腰まで伸びた白髪が浮き、薄い羽衣を着た特徴的な蒼碧の瞳の人がいました。
さらに冷酷な目で彼を見下ろしています。
「唐突ですが、あなたにはこちらの世界を……異世界〈ヴレア〉を救うための鍵となってもらいます」
「お前は……?それにヴレアを救う鍵……?」
「私はアオリア、ーーはあなたーーーーがーーーーーー……」
途中からまるで精密で綺麗な音を奏でていたラジオにノイズが入ったような感じで、彼女の言葉が聞き取りにくくなり、終いには聞こえなくなってしまいます。それと同時に白い彼女は彼の目の前からふっと姿を消してしまったようでした。
直後、彼女に気をとられている間に、白い光は更にどこかを照らす訳では無いのに大きくなっていて、その光からある光景が彼の目に写りこみました。
「これは……俺か……?」
その光景は素朴な部屋、白いベッドには彼自身が横たわっています。それもまるで上から神でも覗いているかのような視点で見えたのです。
更にその光景をもっと見るためにと、意識を集中させると吸い込まれるような感覚とともに寝ている彼の意識と一緒になり、目の前がブラックアウトしました。
「ーーきてくださーー」
その後先程のを『夢』だと悟った彼は眠りにつこうとしますが、近くから知らない人の声が聞こえました。それもかなり透き通った女性の声。しかしちゃんと戸締りをした家に人が入ることなどほぼ無理な話。故にこれも先程と同じ夢だと無視して、再び眠りに入ろうとすると。
「起きてください!朝ですよ!?」
部屋に木霊するほど大声で知らない人がそう言い放ちました。耳元で言われたような大声に驚いてパチッと目を開けると、目の前には見知らぬ整った綺麗な顔があり、この状況に数拍遅れで驚いていました。
「いつまで寝てるんですかっ!早く起きないと潜り込みますよ!」
彼の目前で大声を出した人は、腰まで届いた艶のある水色の髪を、三つ編みでひとまとめにしていて、特徴的なこの世の人とは思えない澄んだオレンジの瞳、身長は高くも低くも無い丁度いい背丈で見た感じ十六、七の女性。そんな人がそこにいたのですが、なぜか身体が少し透けていました。
そしてその姿を見た彼は、ベットから盛大に転がり落ちてしまいますが、半身透けた人を初めて見た故なのか、はたまた、驚いたせいなのか腰でも抜けてしまったかのように、立ち上がることはできず、震える手足で彼女から距離を取るべく後ろへと下がっていきました。
「ゆ、幽霊!?」
「え?……ああ、驚くのは無理ありませんよね。にしてもようやく見つけました」
えへへと透けている彼女は、急な出来事で驚いた彼を心配せず、にっこりと笑いながらゆっくり、ゆっくり、彼へと近づいて行きます。ですが身体が透けているが故、彼には幽霊の様にしか見えず、とことん後ろに下がっていきます。
「もう!なんで逃げるんですか!?そんなに逃げられたら私……」
可愛く頬を膨らませそう言い放つと、最後にぐっと言葉を溜め込み、にやりと何かを企む様な顔になった瞬間、再び声を発しました。
「私……追いかけますよ?」
「い、いや追いかけるなよ!?てか早くあっち行けぇぇ!?」
ーー変人幽霊だったようです。いえ、赤面しながらも、怖がる彼に問答無用で、じりじりと近づいてきているので、もはや変人と言うより変態幽霊です。
とすっと、とうとう壁まで下がり切ってしまい、呪われると、祟られると、取り憑かれると思いながら、何かないかと部屋をキョロキョロと見始めます。
「あれ、ここーー」
と、何かに気づいた彼ですが、それよりも先に、幽霊のような彼女は高く飛び上がり彼に飛びつこうとします。しかしそのまま彼の身体を通り向け床に大の字で倒れました。それも“無音で”
そのせいか、彼が部屋を見た瞬間に抱いた謎の違和感がすっと消え、代わりに恐怖感で埋め尽くされていました。
「あうう……やっぱりまだ干渉できませんか、しょうがないです、本当なら先輩に許可を得てからやる予定でしたが……絶対に怒らないでくださいね?」
恐らく思い切りぶつけたのであろうおでこを擦りながら、何事もないかのようにゆっくりと立ち上がった彼女は、両手を前へと突き出し聞き覚えのない単語で唱え出しました。
すると突如として部屋の中にぽつんと一つの小さな光が現れました。
その光は一度触れると消えてしまうのではと思うほど淡く、されども消えることがないような、不思議と暖かな光。そして次第に部屋を包み込むように、いえ彼と彼女だけを包み込むように一瞬で部屋全体を白く淡く、されども強い光量の光で埋め尽くしました。
彼はあまりの光量で瞼を閉じてしまいますが、ふと先程の夢を思い出し、更に無意識に「魔法……?」と呟いていました。しかし近くにいる幽霊のような彼女は、何かに集中しているようで、その言葉は耳に届いていないようでした。
「ーー繋がれ、刻印。開け、城門」
その一言で、淡く、優しく、強い光はゆっくりと消え始め、彼の瞼は再び開かれると、先程までの恐怖がどこかに飛んでいってしまったのではないかと思うほど本日三度目にして一番な驚きを見せました。
「ーーなんじゃーこりゃぁぁあ!」
外で世間話をしている老人でもなんて言ったのかわかるほど盛大に声を出していました。ですがこればっかりは仕方ありません、なぜなら先ほどまでのごくごく普通な部屋の容姿は、これっぽっちもなく、代わりに王様など偉い方が寝泊まりしてるのではと思うほど広い部屋で、とてもとても大きな本棚が二つあり、丁寧かつ綺麗に整えられていました。
部屋の中央にある大きな寝具は特に高級そうな風格をだしています。
それに壁も普通のコンクリートという訳ではなくファンタジー世界の王城でよく見るような綺麗な石英を使いっていて、もはやこの世とは思えない空間だったからです。
「ここは……どこだぁぁぁ!!」
恐怖を忘れて、震えも止まった彼は、真っ先に近くの窓から外を覗きますが、その風景は彼が通った住宅街のように家という家が並んでもいない、全く知らない場所……全くもって知らない世界でした。
下を覗けばこの城の庭だと強調しているかのように、綺麗に咲いた花がいくつも咲いています。
その近くにはメイドやら、銀で作られてるであろう鎧を来た人やら、どこからどう見ても龍にしか見えない龍人、普通の人よりも断然背の低いドワーフなど、恐らくこの城の使いや兵士であろうゲームなどでしか、見た事もない種族の人達が歩いていました。
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