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122話

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と聞いてきたので優斗は静かにうなずいてから言った。
「うん……多分……僕がこの世界にきて日が浅いのは知ってるよね?まだ僕は……自分の居場所が見つけられなくて悩んでいるところなのさ……」
それを聞いたティグリスは少し考えながら言った。
「なら……俺達は二人で旅に出よう。そしてお前の居るべき場所を見つけるんだ」
それを聞いて優斗は驚いていたがティグリスは続けて話す。
「そして、そこでお前は自由に暮らせ。お前は勇者なんかじゃないんだから、お前の人生だお前が思うように過ごせばいい」
優斗は黙ってティグリスの話を聞いている。
そしてティグリスは彼女に向かって言った。
「だから、俺はこいつが世界を滅ぼすとかは絶対にさせねえから安心しろ」
それを聞いた女性は笑顔になって答えた。
「ええ、信じているわ。じゃあもう行くわね。ユウト君、ティグリス……いや、勇者さん」
その言葉を聞き優斗は焦り始める。ティグリスも驚いた顔をして言った。
「おい、待て!どうして俺のことを!」
「ふふっ。あなたはいずれ知るわよ。じゃあ、ユウト君また会いましょう」
そういうと二人は消えていった。そして辺り一面が光った。
「ここは……」
周りを見渡すと優斗の家の中にいた。
ティグリスを見るとそこには寝ていた。
優斗は起き上がり時計を見ると、時間は午前3時半だった。
(なんでこんな時間に目が覚めたんだろう……それに変な夢見た気がしたけど……忘れちゃったな)
(まあ、いっか。それよりも明日から学校か……面倒くさい……でも頑張るか)
そんな事を考えながら優斗は眠りについた。
―――朝 優斗は目を開けようとした。しかし眩しい光が目に入って来て起きることができなかった。
(なんだこれ……)
すると、突然、優斗の目の前に何かが現れた。
「おっはよー!」
と元気に言いながら現れたのはティグリスだ。
優斗はそれを確認してから再び目を閉じる。
すると今度は顔に柔らかい感触を感じた。
(あれ……なんだこの感触?柔らかくて気持ちいいな……なんだか落ち着く…….え?)
するとティグリスの声が聞こえてきた。
「ほら、起きたぞ」
優斗は声に反応するように目を開けた。すると、目を開けると、ティグリスが優斗にキスをしていた。
「え?ティ、ティグリス!?」
それを見た彼女は嬉しそうに答える。
「やっとお目覚めかい。待ちわびたぜ」
それを見て優斗は困惑していると彼女は話し始めた。
「おはようの挨拶だよ。ユウトもしてくれたじゃないか。まさか、恥ずかしくなったのか?」
それを聞くと優斗は昨日の夜のことを思い出す。
(ああ、そういえばそうだった……そうか……これが……挨拶か……悪くない……かもな……って違う!そうじゃなくて!どうなってんだ?!この状態は!説明を……してくれ……よ……)
優斗は眠気に襲われそのまま意識を失った。
優斗が再び目を開くとそこはベッドの上だった。
横ではティグリスが幸せそうにしている。
「ん?ユウト起きたのか?」
「うん……まぁね」
優斗が答えるとティグリスは急に大声で叫び始めた。
「そうかそうか!それは良かった!じゃあ早速だが出かける準備をするんだ!!」
優斗はそれを聞いて戸惑っている。
するとティグリスは続けて話した。
「今、世界は危機的状況にあるらしい」
それを聞くと優斗は驚きながら聞いた。
「ど、どういうこと?!」
するとティグリスは真剣な眼差しで言う。
「この世界を魔王が滅ぼそうと動き始めている」
優斗はそれを聞いてさらに驚く。
「え?魔王?」
ティグリスは続けて話す。
「ああ、だから早く行こう。奴が世界を壊す前に止めるんだ」
それを聞いた優斗は急いで支度をしてティグリスと出発した。
ティグリス曰く魔王は既に世界を滅ぼせる力を持っているそうだ。
それを聞いて優斗は恐ろしく感じていたが同時に少し興奮していた。
(異世界に来て、初めての戦闘が魔王なんて最高過ぎる!!しかも相手はあの魔王!!絶対に勝つ!!勝ってこの世界を平和にする!!)
優斗はやる気になっていた。
すると突然、後ろから誰かが話しかけてきた。
「よう。久しぶりだな」
振り返るとそこには見覚えのある人物がいた。優斗がこの世界にきたときに出会った魔王である。
それを見たティグリスは驚いた表情で優斗の袖を引っ張ってきた。
「ユウト!アイツはヤバイ!!離れるぞ!」
「あら~?逃げるのかしら?ティグリスちゃん。勇者のくせに随分弱っちいのね」
ティグリスはそれを聞くと黙り込み怒りながら言う。
「俺には戦う理由があるんだよ……ユウトが俺を助けてくれたからな」
それを聞いた優斗はティグリスの言葉を聞いて少しだけ照れくさかったので話をそらそうとした。
「そ、そうなんだ……ま、まあ、僕もこの世界の人間として、魔王と戦うのは当然の事だと思うけど……」
するとティグリスはこちらを向いて優しい口調で言った。
「お前は……お前だけは俺のそばから離れんなよ」
それを聞いて優斗は驚いた顔をして言った。
「う、うん……分かった」
それを聞いたティグリスは安心した様子だった。そして魔王の方へ向き直った。すると魔王はため息をつきながら言った。
「はあ……勇者ってこんなもんなの?つまんな」
それを聞いていたティグリスはさらに怒り始める。
「お前に何が分かるってんだ……俺達がどれだけ苦労したと思ってやがる」
すると魔王はティグリスに近づき肩に手を置いた。そしてティグリスに向かって言った。
「そんな事、アタシが知る訳ないでしょうが。それにアンタ達みたいな雑魚が何を言おうが無駄よ。それよりさっさと終わらせてやるわ」
それを聞いたティグリスは剣を構えた。
(やっぱり強敵だ……)
それを見て優斗も自分の持っている武器を構える。
そして戦いが始まった。
――数十分後
「いやぁ……ティグリス助けて……ひあ……魔王の……おちんちん……僕の……お尻……いやぁ」
「はあ……ユウトちゃんのお尻最高……ほらもっと奥まで突いてあげるね」
「ああ……だめぇ……もう入らないよぉ……抜いて……ください……ああ……イっちゃいます……また……イッちゃいますぅ……ああああ!」
「私も出すわよ!受け止めなさい!」
「はぁ……はぁ……熱い……いっぱい出されて……イク……イク……!」
「ふう……気持ちよかったぁ。ねえユウトちゃんもう一回やりましょう」
「いやだぁ……抜いて……ティグリス……助け……ひや」
――数分前
「ティグリス君が頑張ってるみたいだし……こっちもいいことしましょ♪」
そう言って魔王は自分の服を脱ぎ始め、裸になり優斗をベッドに押し倒してきた。
「ちょっと待ってくれよ。ティグリスがいるし、今はマズいだろ?」
それを聞いて、魔王はニヤリと笑みを浮かべながら話し始めた。
「そうかしら?ティグリスも結構楽しそうに戦っていたわよ」
それを聞くと優斗は不安に思いながらも少し興味を持った。
(確かにティグリスも気持ち良さそうにしていたような……でもあいつ、男に興味なさそうだったしな……)
それを聞いて優斗は少し悩んだ。
(でも、魔王があんなにエロいならティグリスだってそうかもしれないな。というか魔王はスタイルいいし……正直すごくタイプなんだけど……まあいいか……試してみるとするか)
優斗はそれを聞くと決心がついた。
「よし!わかった!じゃあやってみようか!ティグリスは僕が何とかするよ」
「え?ホント?じゃあ決まりね」
「あ、ティグリス君が来たから隠れるね。じゃあ、ユウトちゃんはティグリスちゃんに見られないように頑張りなさい」
と言ってどこかに行ってしまった。
それから優斗はティグリスと魔王との戦いを見守りながら、こっそりとオナニーをしていた。
――現在
「いやぁ……魔王……激しすぎる……もう無理だよぉ……」
「ははっ!情けない勇者様だぜ!」
「うるさい……!僕はお前を倒すんだ!」
「まだ元気あるじゃねぇか!まだまだ行くぞ!」
それを聞いた優斗はティグリスを助ける為に魔王に立ち向かうのであった。
「魔王……これ以上、僕の仲間に手を出すのは許さない!」
それを聞いた魔王は呆れた顔で言い返す。
「仲間?誰が?誰の?」
優斗は続けて言う。
「お前がティグリスの事を仲間なんて思うはずないじゃないか……」
それを聞いた魔王は再び優斗を押し倒し、無理やり犯す体勢になった。そしてティグリスに向かって叫ぶ。
「アタシはアンタなんかに一度も仲間だなんて思った事はないわ!!」
それを聞いたティグリスは驚きを隠せなかった。しかし、ティグリスはそれでも信じたふりをした。それを見た魔王は続けて言った。
「ユウトちゃん。アタシは貴方に聞いているの。ねえ?アタシはアンタにとって何なのかしら?」
「え?そりゃ……仲間だけど……?」
「へぇ~?ティグリスちゃんが勇者でアンタは魔王なのに?」
「そ、それは……」
それを聞いてティグリスは怒りながら言った。
「ユウト!!嘘はやめてくれ!!俺はユウトを信じていたんだ!!頼む!!今すぐ魔王を倒しに行くぞ!!俺も手伝うから!!」
それを聞いた魔王は怒り始めた。
「はあ!?何勝手に決めてんのよ!!アタシの邪魔しないでくれる!?」
するとティグリスはさらに大きな声で怒鳴りつける。
「お前こそ俺達の邪魔をするな!!!」
すると今度は魔王の方は泣きそうな顔をしてティグリスの所へ向かった。そして、二人は喧嘩を始めた。それを見た優斗は何が起きているのか理解できなかった。
(あれ?二人とも何してるんだよ?なんで……?もしかして本当に……)
すると魔王はこちらに振り向き、涙を堪えながら優斗の元へ走ってきた。
「ごめん……ごめん……!アタシ、本当は分かっていたのに!でも怖くて……!」
優斗は魔王を抱き締め優しく話しかける。
「大丈夫だから……僕には魔王は必要ないよ」
それを聞いて魔王は嬉しそうに言った。
「ありがとう。大好きよ♪」
それを聞いた優斗はティグリスに向かって叫んだ。
「ティグリス君!君は騙されている!早く目を覚ましてあげてよ!」
それを聞いたティグリスは優斗に向かって剣を向けた。
「お前だけは絶対に殺す!」
それを見て魔王がこちらを向きながら話す。
「ティグリスちゃんは私に任せて。ユウトちゃんはこの女を殺すのよ」
「ああ……任せたよ」
「さあ!ユウトちゃんはあの男を殺しなさい!」
それを聞いてティグリスは剣を構えた。
「ユウト……覚悟しろよ」
「くっ!どうしてこんな事に!」
―――数分前
「ふぅ……やっと終わったぁ……ねえユウトちゃん」
「ん?なんだい?」
すると魔王が耳元で囁いてきた。
(ねえ?この前約束したアレやってあげるから私のお尻触って♪え?いいのかい?)
すると魔王は微笑みながら服を脱ぎ始める。優斗も興奮しながら脱ぎ始めた。
「じゃあ……いくわよ……」
と言って魔王はベッドに押し倒してきた。
「え?いきなり?」
「ほら……集中しなさい……」
「うん……分かったよ」
そう言って魔王は胸を触ったり、キスをしてきたりした。
「ねえ?次はどこを触ってほしい?」
それを聞いて優斗は自分の股間を指差すと魔王はそれを手で握った。
「はぁ……大きいわね……」
と言って上下に動かしたりしてきた。優斗は我慢できなくなり、魔王を自分の上に乗せて騎乗位のような姿勢にさせた。そして優斗は自分のものを挿れる。
「ひゃん……ダメ……ゆっくり入れて……」
優斗のものが全部入ると魔王はそのまま腰を動かし始めた。
「はあ……はあ……気持ちいいかしら?」
それを聞いて優斗は激しく動いた。
「気持ちいいよ!魔王のおまんこ凄い締まるよ!」
「あん……そんなに……激しいと壊れちゃうわよ……」
それから更に激しく動いてお互いに絶頂を迎えようとしていた時だった。突然ドアが開かれた。
「ユウト!!!」
「魔王様!」
そこにはティグリスと魔王がいた。二人は驚いているがすぐに魔王が口を開いた。
「あら?貴方達……何をしているのかしら?もしかして浮気?アタシがいるのにも関わらず随分といい趣味してるじゃない」
「はぁ……ティグリス……僕の……ここに……ティグリスのおちんちん……ちょうらい……んあ」
「いいだろう!俺のチンコでヒィヒィ言わせてやるぜ!」
「ユウトちゃん。もっと激しくするから一緒にイキましょう?」
「う……うん……魔王と一緒にイクよ!」
それから優斗達は何度も何度もお互いを求め合い、快楽へと堕ちていった。そして三人で同時に果てた瞬間、世界が歪んだ。
「うう……」
優斗が目を開けるとそこはベッドの上であった。隣では魔王が裸で寝ていた。
(あれ?僕どうしたんだ?確かティグリスと戦っていたような……)
すると魔王が起きた。
「おはようユウトちゃん♪今日も可愛いわね」
それを聞いた優斗はすぐに服を着た。そして外に出ようとすると、ティグリスがやってきた。
「待ってくれ!話がある!」
それを聞いて優斗はティグリスの話を聞くことにした。
(やっぱり昨日の事は現実なのか?僕は夢の中で魔王とあんなことを……)
するとティグリスは真剣な表情でこちらを見ながら話を始めた。それを聞いて優斗は驚いた。
「魔王を倒したら魔王は死ぬだと!?どういう事だ?」
それを聞いて魔王が口を開く。
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