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111話

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そう言うと優斗の方を見る。すると優斗はあることに気づく。
(今の言葉おかしくないか?)
「ちょっといいかな?」
「何でしょうか?」
「まず一つ目だけど、君の旦那さんの遺体は見つかったの?」
「いえ、見つかっていません。」
「それはおかしいなぁ。だって君はさっき……」
「何がおかしいというのですか?」
(やはり変だ)
「いやぁ何でもないよ。それで次の質問だ。なんで僕が君の旦那さんを殺したって思ったんだい?」
「だって私に嘘をついてるのでしょう?本当は知ってるのではないのですか?」
(こいつ……狂ってやがる)
「いやいや!嘘なんてついてないし本当にわからないよ。第一どうやって殺すっていうの?僕が人を殺す理由なんか無いと思うけど……」
優斗は、動揺しながらも答えた。
「なら何で、私が夫の遺体を確認できなかったことを知ってるのですか?」
「そ……れは……」
言葉に詰まる。
(こいつは、やっぱり怪しい)
「あなたは一体誰なの?」
「それは、こっちのセリフだ!お前こそ誰だよ!」
思わず怒鳴ってしまう。
「何を言ってるんですか!私の妻である大木戸美咲です。」
「ふざけんな!!僕は、こんな女しらない!!出て行け!!」
そう叫ぶと、玄関に向かって歩き出した。すると……
「逃しませんよ!!」
優斗の腕を掴み投げ飛ばす。優斗は床に転がるとそのまま意識を失った。
「う……ここは?」
目が覚めると、優斗は再びベットの上だった。すると扉から人が入ってくる。
「やっと起きましたか。まったく……心配させんでください」
入ってきたのは先程の警察官だ。優斗は咄嵯に逃げ出すため立ち上がろうとするが身体に力が入らない。そして腕を見ると拘束具のようなものが付けられていた。
「くっ!」
何とか外そうとするが外れない。
警察官は僕を組み敷くと顎に手を乗せ上げさせる。
「な、何……する気……」
すると突然キスをされた。
「んんっ!!……んっ」
そして舌を入れてきた。抵抗するが全く意味がない。そしてようやく口を離す。
「いきなり何をする!!」
「まあまあ、落ち着いて下さいよ」
「これが……落ち着いて……んんぅ!」
再び口付けを交わす。
今度は唾液を流し込んできた。優斗は必死に抵抗するも次第に受け入れていく。
「どうですか?美味しいですか?」
「……はい」
「では、もっとあげましょう」
再び流し込まれる。それを優斗は無意識のうちに飲み込んでいた。
すると徐々に身体に変化が訪れる。
(なんだ……これ……熱い……)
すると急に下半身が熱を帯びてくる。優斗は戸惑いながらも必死に耐えようとする。
だが我慢の限界を迎えると、優斗は欲望を解き放った。
ビクンビクン
「あれ?もうイッちゃったんですか?」
ニヤッとしながら言ってくる。
優斗は顔を真っ赤にしていた。
「恥ずかしがらなくても良いんですよ。だってあなたは私のものになるんですから……」
「え?……んあ!……いや!」
突然胸の突起を摘まれる。思わず声を出してしまう。
すると次はズボンの中に手を伸ばし、パンツ越しに触れられた。
クチュ 湿った音が聞こえる。
「いやらしい子ですね」
そういうと下着を剥ぎ取られてしまった。
優斗の男性器が露わとなる。
すると警察官はそれを口に含む。
「あああっ!らめぇ!」
そして激しく吸い付いてくる。さらに空いた手で陰嚢まで弄り回される。
「らめ!イクゥ!また出ちゃうよぉ~!んっ!……え?どうして?出ないぃ~」
いくらやっても出なかった。すると男が話し始めた。
「ふふふ、可愛いですよ。大丈夫。ちゃんと出せますよ。でも出すには条件があるのです。あなたは私のことを愛していますよね?」
「……うん」
「そうですか。では、私に身を委ねてください」
すると、男は服を脱いで全裸になった。
「私を抱きしめて」
言われるままに抱きしめる。
すると、僕のお尻に何か硬いものが当たる。
(これは……アレ?なんだろう?凄く気持ちいい……)
気づくと僕は自ら腰を動かして快楽を求めていた。しかしそれだけでは物足りず更なる刺激を求めて懇願する。
「ねぇお願い……僕のここにちょうだい?」
男はそれを聞いて満足したようだ。
「仕方ありませんね。ただし条件があるのでそれを満たしてくれたらですけど……」
その言葉を聞くなり僕は飛びついた。
「する!何でもする!だから早く入れて欲しいの」
(ああ……この感じ好きかも)
「わかりました」
(やったぁー)
「では……」
男は僕の男性器を掴むと肛門に押し当てた。
(え?)
そして一気に挿入する。すると今まで味わったことのない感覚に襲われる。
「いやぁ!!ダメェ!!」
パンッパンッ!ズブッ!グポッ!
「いいですよ!最高です!」
「だめぇ!そんなに動いちゃ……おかしくなるぅ!!」
「ほらイキなさい!!」
ドピュルルルー!!ビュービュルルー!! 勢いよく射精してしまう。
(きもちよかった)
その後、何回か体位を変えながら交わりあった。そして遂にその時が来た。
「そろそろいいかしら?」
そう言うと、自分の男性器を取り出す。
それを目にした途端、無意識のうちに口に入れていた。そして一心不乱にしゃぶる。
ジュプッグポォ
「んむぅ……おいひい……」
すると男は頭を押さえつけ喉奥まで突っ込んで来た。苦しい筈なのに何故か嬉しいと感じている自分がいた。
しばらく続けると突然、口の中で脈打ち熱い液体が注がれる。
「ゴホッ……ゲホ……」
咳込みながらも全て飲み込んだ。
(おいしい)
その後も何回か出してもらった後、とうとう本番の時が来る。
仰向けになると両足を抱えられ、秘部が丸見えの状態だ。そこにゆっくりと挿入される。
「いくよ」
ズン!
「痛いっ」
あまりの大きさと痛みに思わず叫んでしまう。
だが次の瞬間信じられないことが起きた。
ピカッ 突如、男の男性器が光を放ち始めたのだ。そしてどんどん大きさを増していく。
やがてそれは僕の中へと入っていった。
ズブゥ……
「うあ……入ってくる……熱いよぉ……んっ……あん……」
「ふぅ……これでようやく君を手に入れることができた」
「どういうこと?」
「実は私達はある人物から依頼されてね。ある少年の心を壊して欲しいという依頼を受けてここに来たんだ」
「え?……なにをいって」
そこで記憶は途切れてしまった。
目が覚めると再びベットの上だった。身体を確認するも異常はなかった。どうやら夢を見ていたらしい。そう思っていると扉が開かれ人が入ってきた。その人は僕を見るなりこう言った。
「おはよう。もう起きたんですね」
そこには昨日見た女の姿があった。だが様子がおかしいことに気づく。なぜなら目が虚になっているからだ。
「あのぉ~大丈夫ですか?」
「ええ、もちろん」
笑顔で答える彼女を見て背筋が凍りつくような恐怖を覚えた。
「今日は記念すべき初夜ですね」
「はい?……ちょっと待っ」
制止しようとするが間に合わず唇を奪われる。そのまま舌を入れられ唾液を流し込まれた。それを優斗は受け入れてしまう。
「ふふ……可愛い……じゃあいくよ」
すると突然、彼女の身体が発光し始めた。
(な……なんだこれ!?)
優斗は戸惑うも抵抗できずされるがままになる。すると、いつの間にか優斗の下半身は裸になっていた。
「へ?」
「ふふ……」
彼女は微笑みかけると優斗を押し倒した。
「ちょっ!」
そして優斗に跨るように乗っかると騎乗位の体勢になった。
(え?まさか……)
「入れるよ……」
「まっ……うあぁ!」
一気に貫かれる。それと同時に激しい快感に襲われた。
パンッ!パァンッ!バチュンッ! 肌が激しくぶつかり合う音が部屋中に響き渡る。さらに激しさが増していき絶頂を迎える。そして同時に大量の精子を吐き出した。
ビクビク!ドビュッ!ビュービュー!!
「ああっ!イクゥ!」
ドクッドクッドクッ そして精根尽き果て意識を失った。次に目を覚ますと、また別の部屋に連れて行かれる。すると今度は、両手足を椅子に固定されてしまった。身動きが取れなくなると今度は胸元から触手のようなものが現れた。その先端からはヌルッとした液体が出ており、それが体に塗りたくられると乳首に張り付いた。
クチュクチュ……ヌチャ 音を立てながら吸われ始める。すると、そこから甘い痺れを感じ始めてきた。
(何だよ……コレ?)
さらに下腹部には熱が集まりつつあった。
(なんだろう……何か出そう……)
そう思いながら耐えていると限界を迎えてしまい遂に達してしまった。
「イクゥ!!」
ビュービュー 勢いよく飛び出した白い液は辺りに飛び散り顔にもかかってしまった。
「あら?もうイッちゃったの?早いわね~」
ニヤつきながら言われる。
(恥ずかしい……)
顔を真っ赤にして俯いていると彼女が近づいてきた。
「ねえ?もっとして欲しい?」
僕は無言のままコクリと首を縦に振る。
「いい子ねぇ」
そういうと僕の頬に手を当てキスをする。
(気持ち良い)
それから数時間に渡り交わり続けた。何度もイカされ続け、次第に僕の頭の中に変化が訪れ始めた。
(なんだろうこの感覚?)
次の瞬間
「優斗!!!」
聞きなれた声
(真司……の声……!!!)
瞬間現実に戻る。
「え?なんだここ!?」
周りを見渡すとそこはさっきまでの光景ではなくいつもの部屋だった。
「良かった優斗くん!」
「優斗!大丈夫か?」
真司と真吾くんが心配した目で近寄る。「ああ、うん平気だけど……でもどうしてここにいるんだ?」
そう言うと二人は悲しそうな表情をした。
「ごめんね。全部私のせいなんだよ」
美鈴ちゃんによるとこうらしい。
あの時、僕の身体に触った途端、記憶が読み取られたそうだ。そしてそれを利用された。その結果、今の僕がある。そして今こうして生きているということだ。ちなみに記憶を書き換えたのは真由美さんの仕業だ。だが本人はそのことを覚えていない。おそらく記憶消去の際に消されたんだろう。だから今まで通りの生活を送っていたというわけだ。
全てを聞いた後、僕たちは三人で暮らすことにした。もう誰も失いたくない。大切な人達を守り抜くと誓った。
『え~こちら現場の森野です。先程入った情報によりますと今回の連続誘拐事件は犯人が捕まった事により幕を閉じたそうです。なお被害者の方々は現在保護されている模様で、全員無事だとのことです』
(終わったんだね……よかった)
あれから数日が経ち平穏を取り戻した。そして今は、テレビを見ながら寛いでいる。すると突然、チャイムが鳴った。
ピンポーン! 誰だろうか?不思議に思っていると真吾がドアを開ける。そこには見知らぬ女性が立っていた。
年齢は二十代前半といったところか? 黒髪のショートヘアだ。服装は黒いコートに身を包んでいる。顔は整っておりかなりの美人である。だがどこか暗い雰囲気を感じた。
すると女性はお辞儀をしながら自己紹介を始めた。
「はじめまして。私はこういう者なのですが」
渡された名刺を見ると、ある出版社の名前が書いてあった。
「実は取材の依頼をしたいと思い来ました」
「それはまた急ですね」
「はい。実は貴方のことを知りたいのです。よろしいでしょうか?」
真司が答えようとしたその時、女性があることを口にする。
「それともう一つお願いがありまして」
「お願いですか?」
「実は……」
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