快楽は彼を虜にする

34話

「はぁ……ぁーぁっ！」
「気持ち良いかい？」
「気持ち……ぃぃ……んぁぁ！」
「もっと気持ち良くしてあげよう」
彼はピストン運動を激しくする。
パンパンという音が鳴り響く。
「ぁぁ！ぁぁ！ぁぁ！」
「イキそうなのかい」
「イくイく！……ぁー……ぁー！」
ドピュッドピュービュー！ お互い果てると、彼は僕の中へ射精した。
「ぁ……ぁー」
ピクピク痙攣している。
「ふぅ……気持ち良かったよ」
「僕もです……」
それから一緒に風呂に入った。
僕は彼に身体を洗ってもらった。
「ん……」
全身くまなく丁寧に洗われる。
最後にペニスも綺麗にしてもらってから浴槽に浸かる。
しばらく浸かっていると彼が背中を預けてきたので抱きしめる。
風呂から出て着替えてから、リビングのソファーに並んで座る。
「映画観たいです」
「いいよ」
テレビをつけてDVDを再生する。
ラブロマンスの映画だった。
内容はよくある展開だけど、なかなか面白かった。
「あぁ……ぁー……」
途中で彼が僕の乳首を弄ってきた。
「んっ……」
僕は彼の股間に手を伸ばして軽く擦る。
「あっ……」
お互いの性器を刺激し合う。
やがて限界に達して射精した。
「んっ……」
彼の精液が顔にかかる。
それを手ですくって舐めた。
「んっ……」
「どうしたい？」
「え？」
「言ってごらん」
「お尻に入れてください」
「わかった」
四つん這いになってアナルを見せる。
ローションをかけてゆっくりと挿入する。
「んぁ……」
全部入ると、彼は動き始めた。
「ぁー……ぁー……」
「気持ち良いかい？」
「はい……んぁ……ぁー」
やがてラストスパートをかけていく。
「ぁー……ぁー、ぁー」
「イクッ！」
どぴゅーっと勢いよく射精した。
「ぁー……」
「もう1回しようか」
おわり