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135 異世界の驚異に今から備え始める
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アーガスとゼンダリム、アトロポースの話で
異世界の脅威は少なくとも100年以内にはやってくるという。
カグヤとアキトは眷属契約を結んだ。
これで彼女はこの世界でアキトが消滅することがない限り死を迎えることは無くなった。
そしてアドクリフで再度
新しいエクスマキナ及びデウスエクスマキナの製作が開始される。
アキトは気になることがあり
カグヤに聞いてみることにした。
「あのカグヤちゃん」
「何でしょうアキトくん」
「はい。僕のデウスエクスマキナはこの『蓮刃剣』に宿っていますけどこれもカグヤちゃんが関わっています?」
「いえ、私が直接関与したのはデウスエクスマキナはアマテラスとツクヨミ、スサノウ、ヤマタノオロチだけですね。その後にシステムを構築しましたのでその関連で創られたのでは無いでしょうか」
(なるほど)
「システムはどのように作用するのです?」
「はい。強い意志を感じ連動する武器を所有する者を選定し構築作業を開始します」
「では、現在では選ばれた者が基本的にエクスマキナ及びデウスエクスマキナを召喚できるという感じなのですね」
「その様に理解してもらえれば幸いです」
「わかりました。ところでカグヤちゃんは、この世界に来てどれくらい経つのですか?」
「そうですね。ざっと10000年程でしょうか」
「え!?そんなにも長くこちらにいらっしゃったのですか」
「そうですね。私達神は寿命という概念が無いので気が遠くなるほど長い間存在しています」
「な、なるほど。」
「わたしは、普段は、第20世界である『ヤオロマター』の神をしております」
「アモンさんは?」
「我か?普段は第15世界の裏である魔界の神をしている。魔神王とも呼ばれているな」
「そうなのですね」
そして始まった
新しいエクスマキナ及びデウスエクスマキナの開発
と言っても
基本的には機神システムが構築を行ってくれるので
我々の仕事は専用の武器を作り出すことである。
アキトの所有する『蓮刃剣』の様に進化させた武器などはその1例である。
「と、言うことはですよ僕の『蓮刃剣』は『ロータスマウンテン』が武器進化した物なのでそれらをまず作り出すということですね。」
「そうです」
カグヤが言う。
「ただ、武器進化する装備品の素材が特殊過ぎてなかなか上手くいかないのです。素材は、魔素と神素で成り立っており、神が作り出した魔素と魔石で作られているので魔素はなんとかなりますが、神が作り出した神素の解析が上手く行かないのですよ」
「なるほど。では、神素と魔素の二つから作られた素材が必要と言うことですか?」
「僕のアイテムボックスを利用するのはどうです?錬成スキルはありますのでボックス錬成できる武器はすぐに作成できます」
これを聞いた
グラウディウス、アモン、カグヤ、ユウキ、タケルは大いに驚く
「「「「「ボックス錬成!?」」」」」
『そういえば貴方様はここにいる方の前で一度もボックス錬成とか錬成スキルの話はしてませんでしたね』
ルナが言う。
「あ」
しまった!と思ったが後の祭りだった。
早速、皆を呼び出し全員で話し合うことにした。
そこで改めてアキトはボックス錬成と錬金術の事を話すのであった。
会議室で、再び行われる。
そこでアキトは話す。
「このボックス錬成は錬成ギルドで習う課程になります」
「そういや冒険者の店の近くに鍛治ギルドと錬成ギルドがあったな」
「そうです。僕はここにいるグラウディウスと会う前に錬成ギルドで錬成と錬金術を学びました」
「誰でも扱えるものですか?」
「はい。基礎課程を終えたら実践が行えます。」
「明日にでも錬成ギルドに顔を出してみるか」
とアキトの話を聞いた。
アモン、カグヤ、グラウディウス、ユウキたちは明日錬成ギルドへ向かうことにしたのだ。
アキトも同行することにする。
次の日 アキトと眷属たちが向かうと受付の人が出迎えてくれた。
「お待ちしておりました。私は当ギルマス補佐兼事務長のレイリアと申します。よろしくお願いします。それでは、アトルタ王国へ転送致します。」
転移魔法陣が現れ全員が足を踏み入れるとそこはもうアトルタ王国の中央街だった。
「錬成基礎課程となんでアトルタ王国が?」
ユウキが言うのでアキトが
「錬成、錬金術の発祥は?」
「えーと、」
カグヤが
「旧アトルタで今のシュメールに位置する場所。現在のそこは錬金術発祥地区として錬成、錬金術の練習場所として存在する場所」
「そうです。カグヤちゃんの時代ではアトルタとして存在してます」
「そうですね。私も最近勉強したのですがまだまだだと思いますよ」
「さすが我が主よ」
ルシフェルさんも今日は来てくれた。
「では、これからあなた方は錬成、錬金術を学んでもらいます。基礎課程は早ければ1ヶ月くらいのカリキュラムで行けると思います」
アトルタで錬成、錬金術のカリキュラムをアモン、カグヤ、ユウキ、グラウディウス、ルシフェルが習い始めて3週間が経とうとしていた。
あまりに覚えることが多くて5人はてんやわんやしていた。
今まで習ったことの無い分野なので特に真剣に取り組んでいる。
カグヤはエクスマキナ及びデウスエクスマキナを作製している者ではあるがそれは機械は別に存在し
カグヤはPCから専用言語のプログラムを入力していただけのプログラムエンジニアなので無理もない。
異世界の脅威は少なくとも100年以内にはやってくるという。
カグヤとアキトは眷属契約を結んだ。
これで彼女はこの世界でアキトが消滅することがない限り死を迎えることは無くなった。
そしてアドクリフで再度
新しいエクスマキナ及びデウスエクスマキナの製作が開始される。
アキトは気になることがあり
カグヤに聞いてみることにした。
「あのカグヤちゃん」
「何でしょうアキトくん」
「はい。僕のデウスエクスマキナはこの『蓮刃剣』に宿っていますけどこれもカグヤちゃんが関わっています?」
「いえ、私が直接関与したのはデウスエクスマキナはアマテラスとツクヨミ、スサノウ、ヤマタノオロチだけですね。その後にシステムを構築しましたのでその関連で創られたのでは無いでしょうか」
(なるほど)
「システムはどのように作用するのです?」
「はい。強い意志を感じ連動する武器を所有する者を選定し構築作業を開始します」
「では、現在では選ばれた者が基本的にエクスマキナ及びデウスエクスマキナを召喚できるという感じなのですね」
「その様に理解してもらえれば幸いです」
「わかりました。ところでカグヤちゃんは、この世界に来てどれくらい経つのですか?」
「そうですね。ざっと10000年程でしょうか」
「え!?そんなにも長くこちらにいらっしゃったのですか」
「そうですね。私達神は寿命という概念が無いので気が遠くなるほど長い間存在しています」
「な、なるほど。」
「わたしは、普段は、第20世界である『ヤオロマター』の神をしております」
「アモンさんは?」
「我か?普段は第15世界の裏である魔界の神をしている。魔神王とも呼ばれているな」
「そうなのですね」
そして始まった
新しいエクスマキナ及びデウスエクスマキナの開発
と言っても
基本的には機神システムが構築を行ってくれるので
我々の仕事は専用の武器を作り出すことである。
アキトの所有する『蓮刃剣』の様に進化させた武器などはその1例である。
「と、言うことはですよ僕の『蓮刃剣』は『ロータスマウンテン』が武器進化した物なのでそれらをまず作り出すということですね。」
「そうです」
カグヤが言う。
「ただ、武器進化する装備品の素材が特殊過ぎてなかなか上手くいかないのです。素材は、魔素と神素で成り立っており、神が作り出した魔素と魔石で作られているので魔素はなんとかなりますが、神が作り出した神素の解析が上手く行かないのですよ」
「なるほど。では、神素と魔素の二つから作られた素材が必要と言うことですか?」
「僕のアイテムボックスを利用するのはどうです?錬成スキルはありますのでボックス錬成できる武器はすぐに作成できます」
これを聞いた
グラウディウス、アモン、カグヤ、ユウキ、タケルは大いに驚く
「「「「「ボックス錬成!?」」」」」
『そういえば貴方様はここにいる方の前で一度もボックス錬成とか錬成スキルの話はしてませんでしたね』
ルナが言う。
「あ」
しまった!と思ったが後の祭りだった。
早速、皆を呼び出し全員で話し合うことにした。
そこで改めてアキトはボックス錬成と錬金術の事を話すのであった。
会議室で、再び行われる。
そこでアキトは話す。
「このボックス錬成は錬成ギルドで習う課程になります」
「そういや冒険者の店の近くに鍛治ギルドと錬成ギルドがあったな」
「そうです。僕はここにいるグラウディウスと会う前に錬成ギルドで錬成と錬金術を学びました」
「誰でも扱えるものですか?」
「はい。基礎課程を終えたら実践が行えます。」
「明日にでも錬成ギルドに顔を出してみるか」
とアキトの話を聞いた。
アモン、カグヤ、グラウディウス、ユウキたちは明日錬成ギルドへ向かうことにしたのだ。
アキトも同行することにする。
次の日 アキトと眷属たちが向かうと受付の人が出迎えてくれた。
「お待ちしておりました。私は当ギルマス補佐兼事務長のレイリアと申します。よろしくお願いします。それでは、アトルタ王国へ転送致します。」
転移魔法陣が現れ全員が足を踏み入れるとそこはもうアトルタ王国の中央街だった。
「錬成基礎課程となんでアトルタ王国が?」
ユウキが言うのでアキトが
「錬成、錬金術の発祥は?」
「えーと、」
カグヤが
「旧アトルタで今のシュメールに位置する場所。現在のそこは錬金術発祥地区として錬成、錬金術の練習場所として存在する場所」
「そうです。カグヤちゃんの時代ではアトルタとして存在してます」
「そうですね。私も最近勉強したのですがまだまだだと思いますよ」
「さすが我が主よ」
ルシフェルさんも今日は来てくれた。
「では、これからあなた方は錬成、錬金術を学んでもらいます。基礎課程は早ければ1ヶ月くらいのカリキュラムで行けると思います」
アトルタで錬成、錬金術のカリキュラムをアモン、カグヤ、ユウキ、グラウディウス、ルシフェルが習い始めて3週間が経とうとしていた。
あまりに覚えることが多くて5人はてんやわんやしていた。
今まで習ったことの無い分野なので特に真剣に取り組んでいる。
カグヤはエクスマキナ及びデウスエクスマキナを作製している者ではあるがそれは機械は別に存在し
カグヤはPCから専用言語のプログラムを入力していただけのプログラムエンジニアなので無理もない。
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