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118 ユウキとアキトは暫く共同生活になる
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ある日
ユウキが
「お前たちって家とか土地とか持っているのか?」
と聞いてきたので
「僕どちらも持ってないです」
「俺も無いですね」
「そうか……なら俺が土地付き一戸建てを用意してやろうか?実はな
俺の住んでる所の付近の土地を最近手に入れてな……もし良ければ金貨100で家とか建てるけどどうよ?」
(金貨100で家は安いのか?)
とグラウディウスに聞いてみる
(安いですよ)
「うーん……ならお願いしてもいいですか?」
「分かった!……不動産協会にこれから行ってくるぜ」
(こういう時ユウキさんって頼りになるな)
不動産協会はこの街でも有数の業者が集まる大きな組織でそこでユウキは土地を探すのであった。
5日後にその不動産協会から返事がきたという知らせを受け3人はその不動産協会の建物の中にいた。
2階に上がって部屋の一室に案内され、そこの椅子に腰掛け待つようにと言われたのでそのまま待つことにするそして
部屋の外から何やら揉めているような声がするので聞き耳をたててみる
「……ですから!……この契約書に記されている金額ではとてもじゃないが無理ですね」
「なぜ?この契約書通りにやってくれるんじゃなかったのか?」
そんな声が聞こえ、しばらくすると扉が開き入ってきたのはスーツ姿の男2人でその後ろには不動産協会の男がいて入ってくるとその男達は「チッ」といった舌打ちをして出ていった。
(なんだあいつら……嫌な奴らだな)
2人が部屋の中に入ると 先程とは全く違う態度で話しかけてくるのでアキトはその態度にも驚いてしまい対応しどろもどろになる
(こんなんばっかりだな僕って)
「俺は言ったよな?土地は俺が持ってる所で家屋を建てるとそれがなんで金貨200も掛かるんだよ?相場より高くねーか?」
とユウキが不満をぶちまける。
「おいおい姉ちゃん……いま物価上がってんだぜ?特に木材がかなり高騰化してるんだ」
ユウキは姉ちゃん呼ばわりにキレ気味
「姉ちゃん?……だと」
見た目は確かに20くらいのお姉ちゃんにしか見えないユウキはこう見えてれっきとした男でしかも一児のパパさん。
「落ち着いて……お兄ちゃん」
実の兄弟という訳では無いが落ち着かせるために『お兄ちゃん』とアキトは呼んでしまった。
「え!?男!?」
今度は不動産協会の男2人の声がハモる。
その反応に腹を抱えるユウキだが すぐに笑いも止まる。
そんななか
『コンコン』と扉がノックされ入ってきたのは先程出て行ったはずの男がまた入ってきて契約書を持ってきていたのである。
「すみませんでした先程の契約書間違えありました。土地も買う契約となっていて……」
「だからあの金額だったわけねなら納得だわ」
無事に金貨100で家が建つ契約となり
しかも今日から
家が建つまでの、間
アキトとグラウディウスはユウキ夫妻の家にお世話になることになってしまった。
「いいの!?」
「期間は半年だから別に問題は無い。息子のリュートとたまに遊んでくれればいいしあの子はあと2年もしないうちに新しい世界の神として生きなければならないからな」
『リュート・ペルセポネ=ルヴァン』はこの世界の元主神で現魔界の神ユウキ・ルヴァンとこの世界の精霊であるアプサラス・ペルセポネとの間に産まれた神の子供。
ペルセポネとはかつて冥界の女主人だった女神だ。
ペルセウスが冥界に行った時恋に落ちたがしかし、ペルセポネは冥府王ハーデスの妻であっため駆け落ちなどは出来ずに2年ほどは隠れて会っていたがある日ペルセウスの子供を産んだあと身重な身体でありながら彼女は自ら『冥界の食物を口にし』その魂も肉体も消え果てたのだった。
(なんかすごい話だなあ)
「今お前なんか神話的なの見たか?」
ユウキがいう。
「ええ……ペルセポネの話を」
「あー、なるほど『地球神話』か」
「『地球神話って……なんですか』
グラウディウスがユウキとアキトに質問する。
「『地球神話』って言うもんがあるんだ、その昔この世界を作った神や世界を守る神々はみんな死んだあとも魂だけの存在として世界を見ることが出来るようになったんだ。それはこの世界で生きている生物や亜人達も見えるし声もかけることが出来るようになったのさ、そして神達は死後自らの身体を作り直すことを思いついたのさ……つまり新しい生命体を作ると言うわけな」
(なるほど……じゃああの神話に出てくるお話は……)
「そうなんですね。リュート様はもうあとすぐ……神様の座につく訳ですね」
「そうだ。正確にはどの、世界の神に登録するかだな
この世界は通称『第一世界』と言われ魔界はその裏側世界になる。いま現時点で神の登録のない世界(惑星)は『第二世界トゥルス』『第三世界シルベーヌ』『第5世界ルクス』『第11世界マナベール』だけだな……そのどれかの神様になるとは思う」
全部惑星なのだろう。
第2惑星トゥルス
第3惑星シルベーヌ
第5惑星ルクス
第11世界マナベール(学べる??)
その夜からアキトとグラウディウスはユウキ夫妻と共同生活を送ることに。
「あ……グラウディウス……んはぁ」
「アキト様……可愛いですよ」
(あー……やらしい)
その夜リュートは自室で自身のモノを弄っていた。
それはまだ小さく、毛の生えていない男の子の小さなモノであった。
(なんか身体が変な感じだ……ん!?なんか出る……白いおしっこ?僕病気になったのかな?)
(明日アキトお兄ちゃんに聞いてみよう)
そして朝になり、2人の寝室からアキトが起きてきた。
「おはよう!」
「ねえ、アキトお兄ちゃん……今日の夜お部屋に行ってもいい?」
「いいよ……(遊んで欲しいのかな?)」
ユウキが
「お前たちって家とか土地とか持っているのか?」
と聞いてきたので
「僕どちらも持ってないです」
「俺も無いですね」
「そうか……なら俺が土地付き一戸建てを用意してやろうか?実はな
俺の住んでる所の付近の土地を最近手に入れてな……もし良ければ金貨100で家とか建てるけどどうよ?」
(金貨100で家は安いのか?)
とグラウディウスに聞いてみる
(安いですよ)
「うーん……ならお願いしてもいいですか?」
「分かった!……不動産協会にこれから行ってくるぜ」
(こういう時ユウキさんって頼りになるな)
不動産協会はこの街でも有数の業者が集まる大きな組織でそこでユウキは土地を探すのであった。
5日後にその不動産協会から返事がきたという知らせを受け3人はその不動産協会の建物の中にいた。
2階に上がって部屋の一室に案内され、そこの椅子に腰掛け待つようにと言われたのでそのまま待つことにするそして
部屋の外から何やら揉めているような声がするので聞き耳をたててみる
「……ですから!……この契約書に記されている金額ではとてもじゃないが無理ですね」
「なぜ?この契約書通りにやってくれるんじゃなかったのか?」
そんな声が聞こえ、しばらくすると扉が開き入ってきたのはスーツ姿の男2人でその後ろには不動産協会の男がいて入ってくるとその男達は「チッ」といった舌打ちをして出ていった。
(なんだあいつら……嫌な奴らだな)
2人が部屋の中に入ると 先程とは全く違う態度で話しかけてくるのでアキトはその態度にも驚いてしまい対応しどろもどろになる
(こんなんばっかりだな僕って)
「俺は言ったよな?土地は俺が持ってる所で家屋を建てるとそれがなんで金貨200も掛かるんだよ?相場より高くねーか?」
とユウキが不満をぶちまける。
「おいおい姉ちゃん……いま物価上がってんだぜ?特に木材がかなり高騰化してるんだ」
ユウキは姉ちゃん呼ばわりにキレ気味
「姉ちゃん?……だと」
見た目は確かに20くらいのお姉ちゃんにしか見えないユウキはこう見えてれっきとした男でしかも一児のパパさん。
「落ち着いて……お兄ちゃん」
実の兄弟という訳では無いが落ち着かせるために『お兄ちゃん』とアキトは呼んでしまった。
「え!?男!?」
今度は不動産協会の男2人の声がハモる。
その反応に腹を抱えるユウキだが すぐに笑いも止まる。
そんななか
『コンコン』と扉がノックされ入ってきたのは先程出て行ったはずの男がまた入ってきて契約書を持ってきていたのである。
「すみませんでした先程の契約書間違えありました。土地も買う契約となっていて……」
「だからあの金額だったわけねなら納得だわ」
無事に金貨100で家が建つ契約となり
しかも今日から
家が建つまでの、間
アキトとグラウディウスはユウキ夫妻の家にお世話になることになってしまった。
「いいの!?」
「期間は半年だから別に問題は無い。息子のリュートとたまに遊んでくれればいいしあの子はあと2年もしないうちに新しい世界の神として生きなければならないからな」
『リュート・ペルセポネ=ルヴァン』はこの世界の元主神で現魔界の神ユウキ・ルヴァンとこの世界の精霊であるアプサラス・ペルセポネとの間に産まれた神の子供。
ペルセポネとはかつて冥界の女主人だった女神だ。
ペルセウスが冥界に行った時恋に落ちたがしかし、ペルセポネは冥府王ハーデスの妻であっため駆け落ちなどは出来ずに2年ほどは隠れて会っていたがある日ペルセウスの子供を産んだあと身重な身体でありながら彼女は自ら『冥界の食物を口にし』その魂も肉体も消え果てたのだった。
(なんかすごい話だなあ)
「今お前なんか神話的なの見たか?」
ユウキがいう。
「ええ……ペルセポネの話を」
「あー、なるほど『地球神話』か」
「『地球神話って……なんですか』
グラウディウスがユウキとアキトに質問する。
「『地球神話』って言うもんがあるんだ、その昔この世界を作った神や世界を守る神々はみんな死んだあとも魂だけの存在として世界を見ることが出来るようになったんだ。それはこの世界で生きている生物や亜人達も見えるし声もかけることが出来るようになったのさ、そして神達は死後自らの身体を作り直すことを思いついたのさ……つまり新しい生命体を作ると言うわけな」
(なるほど……じゃああの神話に出てくるお話は……)
「そうなんですね。リュート様はもうあとすぐ……神様の座につく訳ですね」
「そうだ。正確にはどの、世界の神に登録するかだな
この世界は通称『第一世界』と言われ魔界はその裏側世界になる。いま現時点で神の登録のない世界(惑星)は『第二世界トゥルス』『第三世界シルベーヌ』『第5世界ルクス』『第11世界マナベール』だけだな……そのどれかの神様になるとは思う」
全部惑星なのだろう。
第2惑星トゥルス
第3惑星シルベーヌ
第5惑星ルクス
第11世界マナベール(学べる??)
その夜からアキトとグラウディウスはユウキ夫妻と共同生活を送ることに。
「あ……グラウディウス……んはぁ」
「アキト様……可愛いですよ」
(あー……やらしい)
その夜リュートは自室で自身のモノを弄っていた。
それはまだ小さく、毛の生えていない男の子の小さなモノであった。
(なんか身体が変な感じだ……ん!?なんか出る……白いおしっこ?僕病気になったのかな?)
(明日アキトお兄ちゃんに聞いてみよう)
そして朝になり、2人の寝室からアキトが起きてきた。
「おはよう!」
「ねえ、アキトお兄ちゃん……今日の夜お部屋に行ってもいい?」
「いいよ……(遊んで欲しいのかな?)」
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