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113 ランドボアのステーキを食べたい
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『ユキトの振る舞いはおかしい』を取得しました。←おいおい。
『トッポギ食べたい』←たしかに!!
『色々な意味でお腹いっぱい』←まあ確かにそうよな。
翌日
冒険者の店で
『ランドボアの討伐依頼』を依頼掲示板からもぎ取り
受付に持っていく
「この依頼引き受けたいです」
「はい、『ランドボアの討伐依頼』ですね了解しました。では、受理をしますので少しお待ちください」
しばらくして
受理されたので
グラウディウス、レナードを引き連れて
『ラウター草原』へと向かう。
『ランドボア』は色々な場所に生息する猪豚型の魔物である。
だが今回の依頼は
『ラウター草原』付近で異常繁殖した『ランドボアの討伐依頼』であった。
今回の場合は討伐完了として
1部の部位を持って帰ってくることとなっている為
アキトは部位を持ち帰る系依頼を行う際には1部魔術、攻撃方法に制限を設けることがある。
これは過去の過ちで部位を持ち帰る系を選んだ時
威力の高い魔術を使って部位事消滅を避けるためである。
実際に部位を持って帰る系でそのような事をしたことは無いが別の理由で指定の魔物を威力の高い魔術を使って(正確には覚えた魔術を使用したら威力が高すぎて周りを巻き込んだ)その場に行ったら居なくて
討伐完了のメッセージが流れてしまうなんてことがあったのだ。
その事から指定の魔物、部位を持って帰る系の場合は制限を設けることとした。
今回の場合
指定された部位は無いため
こっちで討伐したランドボアの1部の部位戦利品で良いとの事だった為
アキトが
「ランドボア少し食べてみたいかも」
と言い出したことで
レナードとグラウディウスが
『ランドボアのステーキはそれはそれは格別ですよ』
と言ってしまったことでアキトは涎をたらし
『ランドボアのステーキ食べたい!』
と、言い出したのだ。
すると
ランドボアが丁度いいくらいに現れたので
「さあて、討伐依頼をこなして『ランドボアのステーキ』と洒落込むか!」
3人の目が光る。
ランドボアはびくりと身体を震わせる。
「…………っぴぎ!?…………ぴぎぃ!?」
数分後ランドボアは綺麗に『剥ぎ取り』を行われ必要部位と食べる部位に分けて丁寧に切り分ける。
そして、数時間後
討伐依頼数は完了した。
冒険者の店に戻り『ランドボアのお肉の部位』と討伐証拠となる角を提出する。
「依頼完了ありがとうございます。部位提出もありがとうございます」
今回の報酬は金貨30枚とかなり高収益となった。
広場で今回討伐したランドボアの肉を料理机(自主制作品)の上に置く。
1頭丸々なので、かなりの大きさである。
「さて……とこの量どうする……か?」
とアキトは言うがレナードが切り分けて行くので あっという間に解体された『ランドボアのお肉のブロック』(約10頭分)の出来上がりであった
「これをどうするか?だね……あ!!」
「どうしました?」
「アイテムボックスで保存しておいて使う時に出せばいいんだよ」
「それはいい考えですねアキト様」
ステーキとして食べる分だけ切り分けててあとはアイテムボックスで保存しておくことにした。
『ランドボアのステーキ』を作るために準備開始する。
まずは、ランドボアの肉を塩と胡椒のみ(香辛料系は切らしているので購入予定)で下処理してステーキを1口大に切り分けていく
『フライパン』を取り出し熱する。
油はラードを使うのだが、無いので植物性の油を少し加えて焼くことにしたのだ。
1度焼いてから裏返しもう片面を焼きそしてひっくり返せば完成である!!
「よし!完成!」
「「おおー!!」」
アキト達3人は完成を喜び早速食べることにした 切り分けた肉をステーキ皿(もちろん自作の)に乗せ その上にソースをかけて準備をする! 3人が待ちきれず涎を垂れそうになる。
3人共『いただきます』と言って一口目を頬張る……すると!!!
(んーーーー!!!旨すぎるっ!!脂もしっかりあり肉汁が口の中全体に広がる感じ!!最高かよ!!)
「この肉の味が引き立っててすごくいい!!」
3人はランドボアのステーキを堪能した。
『ごちそうさま(大満足!)』
(アキトって見た目可愛いよな)
と思うレナード。
「アキト……ちょっとこっちに来てくれ」
少し人気のない場所へアキトを呼ぶレナード。
「どうしたの?レナードさん」
「お前って可愛いよな」
「可愛くないですよ僕は」
するとレナードは耳元で
「いや……お前は……ユウキと同じくらいに可愛いよ」
「あの……えっと……どういう意味」
「こういう意味だけど」
レナードはアキトを抱き寄せて耳元で
「お前は可愛いよ……俺……」
「ち、ちょっと!ちょっと!」
「まあ……なんだ……俺はお前のことを気に入っているから……」
と、言い残しレナードは去っていった。
「何だったんだろう」
アキトはレナードの言葉と行動の真意がわからずに困惑する。
その事を忘れようとアキトは料理の続きをして1頭のランドボアを平らげるのだった。
(レナードさん……)
宿屋に戻ると
ベッドに寝っ転がりレナードの言っていた事を思い出す。
『お前って可愛いよな』
(可愛くなんてないよ僕は)
『天邪鬼』を取得しました。
『可愛くなんてない!』を取得しました。
『男に可愛いって』を取得しました。
抱き寄せられた時にどきりとした。
『困惑の男』を取得しました。
『一瞬の戸惑い』を取得しました。
(僕にはグラウディウスが居るんだ)
『実は一途』を取得しました。
『恋は盲目とは言う』を取得しました。
『トッポギ食べたい』←たしかに!!
『色々な意味でお腹いっぱい』←まあ確かにそうよな。
翌日
冒険者の店で
『ランドボアの討伐依頼』を依頼掲示板からもぎ取り
受付に持っていく
「この依頼引き受けたいです」
「はい、『ランドボアの討伐依頼』ですね了解しました。では、受理をしますので少しお待ちください」
しばらくして
受理されたので
グラウディウス、レナードを引き連れて
『ラウター草原』へと向かう。
『ランドボア』は色々な場所に生息する猪豚型の魔物である。
だが今回の依頼は
『ラウター草原』付近で異常繁殖した『ランドボアの討伐依頼』であった。
今回の場合は討伐完了として
1部の部位を持って帰ってくることとなっている為
アキトは部位を持ち帰る系依頼を行う際には1部魔術、攻撃方法に制限を設けることがある。
これは過去の過ちで部位を持ち帰る系を選んだ時
威力の高い魔術を使って部位事消滅を避けるためである。
実際に部位を持って帰る系でそのような事をしたことは無いが別の理由で指定の魔物を威力の高い魔術を使って(正確には覚えた魔術を使用したら威力が高すぎて周りを巻き込んだ)その場に行ったら居なくて
討伐完了のメッセージが流れてしまうなんてことがあったのだ。
その事から指定の魔物、部位を持って帰る系の場合は制限を設けることとした。
今回の場合
指定された部位は無いため
こっちで討伐したランドボアの1部の部位戦利品で良いとの事だった為
アキトが
「ランドボア少し食べてみたいかも」
と言い出したことで
レナードとグラウディウスが
『ランドボアのステーキはそれはそれは格別ですよ』
と言ってしまったことでアキトは涎をたらし
『ランドボアのステーキ食べたい!』
と、言い出したのだ。
すると
ランドボアが丁度いいくらいに現れたので
「さあて、討伐依頼をこなして『ランドボアのステーキ』と洒落込むか!」
3人の目が光る。
ランドボアはびくりと身体を震わせる。
「…………っぴぎ!?…………ぴぎぃ!?」
数分後ランドボアは綺麗に『剥ぎ取り』を行われ必要部位と食べる部位に分けて丁寧に切り分ける。
そして、数時間後
討伐依頼数は完了した。
冒険者の店に戻り『ランドボアのお肉の部位』と討伐証拠となる角を提出する。
「依頼完了ありがとうございます。部位提出もありがとうございます」
今回の報酬は金貨30枚とかなり高収益となった。
広場で今回討伐したランドボアの肉を料理机(自主制作品)の上に置く。
1頭丸々なので、かなりの大きさである。
「さて……とこの量どうする……か?」
とアキトは言うがレナードが切り分けて行くので あっという間に解体された『ランドボアのお肉のブロック』(約10頭分)の出来上がりであった
「これをどうするか?だね……あ!!」
「どうしました?」
「アイテムボックスで保存しておいて使う時に出せばいいんだよ」
「それはいい考えですねアキト様」
ステーキとして食べる分だけ切り分けててあとはアイテムボックスで保存しておくことにした。
『ランドボアのステーキ』を作るために準備開始する。
まずは、ランドボアの肉を塩と胡椒のみ(香辛料系は切らしているので購入予定)で下処理してステーキを1口大に切り分けていく
『フライパン』を取り出し熱する。
油はラードを使うのだが、無いので植物性の油を少し加えて焼くことにしたのだ。
1度焼いてから裏返しもう片面を焼きそしてひっくり返せば完成である!!
「よし!完成!」
「「おおー!!」」
アキト達3人は完成を喜び早速食べることにした 切り分けた肉をステーキ皿(もちろん自作の)に乗せ その上にソースをかけて準備をする! 3人が待ちきれず涎を垂れそうになる。
3人共『いただきます』と言って一口目を頬張る……すると!!!
(んーーーー!!!旨すぎるっ!!脂もしっかりあり肉汁が口の中全体に広がる感じ!!最高かよ!!)
「この肉の味が引き立っててすごくいい!!」
3人はランドボアのステーキを堪能した。
『ごちそうさま(大満足!)』
(アキトって見た目可愛いよな)
と思うレナード。
「アキト……ちょっとこっちに来てくれ」
少し人気のない場所へアキトを呼ぶレナード。
「どうしたの?レナードさん」
「お前って可愛いよな」
「可愛くないですよ僕は」
するとレナードは耳元で
「いや……お前は……ユウキと同じくらいに可愛いよ」
「あの……えっと……どういう意味」
「こういう意味だけど」
レナードはアキトを抱き寄せて耳元で
「お前は可愛いよ……俺……」
「ち、ちょっと!ちょっと!」
「まあ……なんだ……俺はお前のことを気に入っているから……」
と、言い残しレナードは去っていった。
「何だったんだろう」
アキトはレナードの言葉と行動の真意がわからずに困惑する。
その事を忘れようとアキトは料理の続きをして1頭のランドボアを平らげるのだった。
(レナードさん……)
宿屋に戻ると
ベッドに寝っ転がりレナードの言っていた事を思い出す。
『お前って可愛いよな』
(可愛くなんてないよ僕は)
『天邪鬼』を取得しました。
『可愛くなんてない!』を取得しました。
『男に可愛いって』を取得しました。
抱き寄せられた時にどきりとした。
『困惑の男』を取得しました。
『一瞬の戸惑い』を取得しました。
(僕にはグラウディウスが居るんだ)
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『恋は盲目とは言う』を取得しました。
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