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110 冒険活劇小説を読むその1
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冒険者の店で
今回の件を報告して報酬を貰った。
「では、僕達は帰りますね」
「はい、ありがとうございました」
『キャクタスの街』で
食材を買いつけることにした。
市場で
バティオスが呼んでる。
「どうしました?バティオス殿」
アキトがバティオスに聞くと
「これを見てください。『白菜(はくさい)』というらしいです」
「『白菜』?」
『白菜』とは!野菜でキャベツの仲間である。
白くとても綺麗な色合いをしているのである。
主に鍋料理に使われることが多く。
その美味しさがまたたまらないものである。
アキトは白菜を購入することにしたのであった。
バティオスが『玉葱』を購入している横でこっそり買ったのである!
そして
(バ、タマネギだこれ!!しかもなんか赤いん(紫)だけど大丈夫なんだろうか)
(あ!?でもこれは、『オニキス鉱石』を加工することでできた『魔法の調理器具』に使えば美味しくなるんじゃないのだろうか?)
『紫玉葱』とは玉葱の亜種だが、赤玉葱とは比べ物にならい程美味しいと言われている野菜である。
『魔法の調理器具』
アキトが前にいた異世界『地球』にて使っていたもので料理をする時とても役に立つのである!
『赤玉葱』とは
玉葱の一種で この『キャクタスの街』周辺で取れる。とても珍しい物で 主に『野菜の煮物』などによく使われるのだ!しかも『オニキス鉱石加工品』を使うことによって調理器具から取り出すだけで美味しい料理が出来上がっちゃうのである!
(でもバティオスさんに聞いてみるか……)
そうアキトは考えつつバティオス殿に話しかけるのだった。
「すみません、赤くて綺麗な色の玉葱を買ったんですけど……これはどう調理すると美味しくなるのでしょうか?」
「臭みや辛みが少なく水気が多いことで有名ですね。
サラダにも適してる野菜ですね」
『赤玉葱』(紫玉葱)の説明を聞きアキトが
「なるほど……」
とつぶやきバティオスから少し離れる。
(とりあえずこの『キャクタスの街』は海鮮料理が豊富みたいだからな~)
そんな事を考えつつバティオスの方へ戻る。
そして、魚市場にて新鮮な魚を買い付けた!その数なんと約100匹程である!
(しかも、高級食材ばかりだ……)
買い付けるときに周りの人の目が気になったけど気にしない振りで買い物を済ます。
その後は宿屋で寛ぐことにした。
グラウディウス、リクセル、レナードは先に葛の葉の都へ戻って行った。
その夜
アキト前にランバー湿地帯に行く直前に買っていた
『突撃!ランデブー隊』という本を買っていたのだがその続きをまた読んでみることにした。
「そういやこの本読まなくなって久しいな……続きを読んでいこう……たしか『窮鼠猫を噛む』の所から読んでなかったな」
ペラリと頁を捲り
『窮鼠猫を噛む』から読み始める
『突撃!ランデブー隊窮鼠猫を噛む』
主人公、ランデブが魔物の討伐中! ある冒険者達と行動を共にする事になる……
そのメンバーは、勇者パーティのメンバーであった。
(あ!この人達って!)
『勇者』『大賢者』そして『聖女』であったのだ。
どうやら彼らと共に依頼をこなした帰り道で魔物に遭遇してしまったのだがなんとその相手が魔王軍幹部だったのだ。
「なんでこんなところに!?」と動揺しながらも戦うことになるのだが……かなり厳しい戦いとなり苦戦していたのだ!しかし、そんなピンチの時に偶然通りかかった別のパーティに救われる事となるのだったが
「あれ?勇者と聖女じゃない」
(あ!そうだ、アキトが以前言っていた『ゲーム』の話の中にこの2人が仲間として登場する話あったな……)
そんなことを思い出していたのだ。その後そのパーティーと共に行動するのだが、その最中に魔王軍幹部である『魔龍ガディウス』と遭遇したのだ。そして激しい戦闘を繰り広げているとなんと!その魔物はなんと魔龍であった……
(え!?ここで出てくるなんて想定外すぎるけど……)
なんとか逃げ切ろうとするも相手の魔物はかなり強かったのだ……
『窮鼠のランデブー』
(え、ランデブってまさか、主人公である彼のことだったのか……)
アキトは本を読むのを止める
そのまま眠りにつくのだった。
そして朝を迎える。
宿屋での朝食を食べ終え
着替えをしてバティオスと一緒に葛の葉の都へと戻る。
すると、グラウディウスとリクセルは先に帰ってるようで レナードが出迎えてくれた。
「皆さんおはようございます!お元気でしたか?」
と挨拶してくれたのだが。どうやらレナードにもかなり心配かけたようだ。
その後バティオス、アキトを別行動させアキトは1人で『ランバー湿地帯』で素材集めに向かうことにするのだった。
集める素材は『凝固体液』という素材である。
まず、キャクタスの街付近の『ランバー湿原』で探索を行う。
湿地帯なので地面は泥である……歩くだけでも大変だ!
『凝固体液』の採取にはかなり難儀したのだがなんとか集めることに成功したのだ。
そして集めた材料を見てある事に気がつくアキトであった。それは
(ん?これってもしかして……あれ?いや違うのかな?)
どうやら何か思い当たったようだ。
しかしそれを試す為の材料を手に取る。
そして
その『凝固体液』に魔力を込める。そうすると……液体は固まるのだが……アキトはその素材を鑑定すると『凝固された血液(赤紫):凝固液で固められる事により、硬度や粘度などが強化される』そう書かれていたのだった!
(あちゃ~これってやっぱりあれだよね?……血液のことだよね?でもこれ……使えるのか??まあ、試してみようかしら?)
とアキトは考えつつランバー湿原を後にした。
葛の葉の都に戻ると
バティオスは宿屋の調理場へと帰って行った。
(今回は楽しかった)
今回の件を報告して報酬を貰った。
「では、僕達は帰りますね」
「はい、ありがとうございました」
『キャクタスの街』で
食材を買いつけることにした。
市場で
バティオスが呼んでる。
「どうしました?バティオス殿」
アキトがバティオスに聞くと
「これを見てください。『白菜(はくさい)』というらしいです」
「『白菜』?」
『白菜』とは!野菜でキャベツの仲間である。
白くとても綺麗な色合いをしているのである。
主に鍋料理に使われることが多く。
その美味しさがまたたまらないものである。
アキトは白菜を購入することにしたのであった。
バティオスが『玉葱』を購入している横でこっそり買ったのである!
そして
(バ、タマネギだこれ!!しかもなんか赤いん(紫)だけど大丈夫なんだろうか)
(あ!?でもこれは、『オニキス鉱石』を加工することでできた『魔法の調理器具』に使えば美味しくなるんじゃないのだろうか?)
『紫玉葱』とは玉葱の亜種だが、赤玉葱とは比べ物にならい程美味しいと言われている野菜である。
『魔法の調理器具』
アキトが前にいた異世界『地球』にて使っていたもので料理をする時とても役に立つのである!
『赤玉葱』とは
玉葱の一種で この『キャクタスの街』周辺で取れる。とても珍しい物で 主に『野菜の煮物』などによく使われるのだ!しかも『オニキス鉱石加工品』を使うことによって調理器具から取り出すだけで美味しい料理が出来上がっちゃうのである!
(でもバティオスさんに聞いてみるか……)
そうアキトは考えつつバティオス殿に話しかけるのだった。
「すみません、赤くて綺麗な色の玉葱を買ったんですけど……これはどう調理すると美味しくなるのでしょうか?」
「臭みや辛みが少なく水気が多いことで有名ですね。
サラダにも適してる野菜ですね」
『赤玉葱』(紫玉葱)の説明を聞きアキトが
「なるほど……」
とつぶやきバティオスから少し離れる。
(とりあえずこの『キャクタスの街』は海鮮料理が豊富みたいだからな~)
そんな事を考えつつバティオスの方へ戻る。
そして、魚市場にて新鮮な魚を買い付けた!その数なんと約100匹程である!
(しかも、高級食材ばかりだ……)
買い付けるときに周りの人の目が気になったけど気にしない振りで買い物を済ます。
その後は宿屋で寛ぐことにした。
グラウディウス、リクセル、レナードは先に葛の葉の都へ戻って行った。
その夜
アキト前にランバー湿地帯に行く直前に買っていた
『突撃!ランデブー隊』という本を買っていたのだがその続きをまた読んでみることにした。
「そういやこの本読まなくなって久しいな……続きを読んでいこう……たしか『窮鼠猫を噛む』の所から読んでなかったな」
ペラリと頁を捲り
『窮鼠猫を噛む』から読み始める
『突撃!ランデブー隊窮鼠猫を噛む』
主人公、ランデブが魔物の討伐中! ある冒険者達と行動を共にする事になる……
そのメンバーは、勇者パーティのメンバーであった。
(あ!この人達って!)
『勇者』『大賢者』そして『聖女』であったのだ。
どうやら彼らと共に依頼をこなした帰り道で魔物に遭遇してしまったのだがなんとその相手が魔王軍幹部だったのだ。
「なんでこんなところに!?」と動揺しながらも戦うことになるのだが……かなり厳しい戦いとなり苦戦していたのだ!しかし、そんなピンチの時に偶然通りかかった別のパーティに救われる事となるのだったが
「あれ?勇者と聖女じゃない」
(あ!そうだ、アキトが以前言っていた『ゲーム』の話の中にこの2人が仲間として登場する話あったな……)
そんなことを思い出していたのだ。その後そのパーティーと共に行動するのだが、その最中に魔王軍幹部である『魔龍ガディウス』と遭遇したのだ。そして激しい戦闘を繰り広げているとなんと!その魔物はなんと魔龍であった……
(え!?ここで出てくるなんて想定外すぎるけど……)
なんとか逃げ切ろうとするも相手の魔物はかなり強かったのだ……
『窮鼠のランデブー』
(え、ランデブってまさか、主人公である彼のことだったのか……)
アキトは本を読むのを止める
そのまま眠りにつくのだった。
そして朝を迎える。
宿屋での朝食を食べ終え
着替えをしてバティオスと一緒に葛の葉の都へと戻る。
すると、グラウディウスとリクセルは先に帰ってるようで レナードが出迎えてくれた。
「皆さんおはようございます!お元気でしたか?」
と挨拶してくれたのだが。どうやらレナードにもかなり心配かけたようだ。
その後バティオス、アキトを別行動させアキトは1人で『ランバー湿地帯』で素材集めに向かうことにするのだった。
集める素材は『凝固体液』という素材である。
まず、キャクタスの街付近の『ランバー湿原』で探索を行う。
湿地帯なので地面は泥である……歩くだけでも大変だ!
『凝固体液』の採取にはかなり難儀したのだがなんとか集めることに成功したのだ。
そして集めた材料を見てある事に気がつくアキトであった。それは
(ん?これってもしかして……あれ?いや違うのかな?)
どうやら何か思い当たったようだ。
しかしそれを試す為の材料を手に取る。
そして
その『凝固体液』に魔力を込める。そうすると……液体は固まるのだが……アキトはその素材を鑑定すると『凝固された血液(赤紫):凝固液で固められる事により、硬度や粘度などが強化される』そう書かれていたのだった!
(あちゃ~これってやっぱりあれだよね?……血液のことだよね?でもこれ……使えるのか??まあ、試してみようかしら?)
とアキトは考えつつランバー湿原を後にした。
葛の葉の都に戻ると
バティオスは宿屋の調理場へと帰って行った。
(今回は楽しかった)
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