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93 御立腹ユウキとマイペースなアプサラス
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「『私変なこと言ったかしら?』」
3人はこくこくと頷くしか無かった。
「……お前は……俺の1番嫌いで且つ1番気にしてることを言ったんだ」
「『え?女の子が俺……なんて使うもんじゃないわよ』」
(((地雷原!!)))
「はっはっは!……お前…………覚悟は出来てんだろうなぁ?」
つり目気味になって今にも世界を壊しそうな感じのユウキにたじろぐ3人。
「『え?何か私変なこと言ったかしら……女の子としか言ってないわよ』」
「ふふふ……あはは」
バキっボキと指を鳴らすユウキに
凍りつく3人。
「『どうしたの?……なんで……指を鳴らしているの?分からないわ……女の子ってこうなの?』」
と
マイペースなアプサラスさんにユウキが男性だということを教えた方がいいのかと3人は深く悩む。
「お前さあ……天然にもほどあるだろ……まさか……わざとか?」
「『?……』」
首を傾げるアプサラス。
ため息をつくユウキは
「お前さんなあ……ちんこのある……女なんているのか?」
(((率直すぎ!?)))
「『あら?貴方女の子じゃないの?こんなにも可愛いのに』」
(((可愛いのは認めます)))
「だからそう言ってんだろ?……あと……可愛いとかも男には言うもんじゃねぇよ!」
少し怒り気味になるユウキだが……
その怒りをすぐに沈めアプサラスの肩に手を置き、優しい顔に戻り……アプラサスは顔を赤らめる
(か、カッコいいわ。なんて素敵な方なんだろう)
もうすでにハートのど真ん中を撃ち抜かれているアプサラスにまたユウキが言葉を発する。
(((今度はなんだ!?まさか愛の告白!)))
「『私と結婚しなさい!』とか言ったら殺す」
「『え?なんで!?』」
(なんでだよ!)
と3人は思う。
「俺の事かっこいいとか思ってるのは分かった……顔を赤らめた時点でな」
「『な、ならいいじゃない……貴方かっこいいんだから!私の旦那になってよ』」
「俺な結婚してんだよ……ルシフェル様と」
(((あ、そうだった)))
3人は思い出したのだった。
ルシフェルの名前を出すと
「『うそ!?あの……魔界王子のルシフェル様の旦那様なの?』」
「いや……嫁だが」
(((ま、魔界王子!?)))
『(あ、ルシフェル様のことを教えてるのを忘れておりました。
魔界王子のルシフェル様についてです。
何故アプサラスがルシフェル様を魔界王子というのかは
ルシフェル様のお父上様は大魔王サタン様なのですよ。)』
「え!?ルシフェルさんって大魔王サタンって方の息子さんなのですか!?」
と、アキトが言うとユウキが
「そうだぜ!ルシフェル様は大魔王サタン様の息子で俺にとってもサタン様はお義父さんなんだよ」
と、言う
するとアプサラスは顔を赤くする……そしてユウキにこう聞く
「『な……あ……あ……貴方ってその……あの』」
ともじもじしてるのを見て
(あー。これ告白か?またルシフェルさん絡みかな……なんかそんな気がするけど)
とユウキは思うと案の定である。
「『貴方のその素敵なもの触っていい?触りたいわ』」
と言った瞬間アプサラスに拳が炸裂した!!
ズガーーーーンっ!
「俺は……基本女を抱く趣味はねーよ!(あー、でも女体化ルドガーとはまたしてぇ)」
(((それってホモだって謳ってるようなもんじゃん!?)))
「『きゃー!?……でも……いい……もっとぅ』」
(((変な扉開いてないかこれ!?)))
「『私……諦めきれないわ!……私の旦那様になってぇ……ユウキ様ぁ』」
「だぁ!?しつけーよ!」
「『このままついて行きますわ』」
(((これこのままでも別に害は無さそうだ)))
と、確信する3人。
「ついてくんなよ」
涙目なユウキに微笑ましいのと
(爆ぜろ)
と思う3人。
「『だって私、貴方に惚れたんだから!仕方ないじゃない!!』」
3人は
「え……」
と言葉を発する。
いや……出してしまう。
3人の心はこの時一致しただろう
ユウキはというと思ったとおりの展開にため息をつくしかなかった。
アプサラスはアキト達に
「『私って魅力ないのかなぁ』」
と聞いてきたのでアキトは
「そんな事ありませんよ……アプサラスさん……きっと……ユウキさんは照れ隠ししてるんですよ」
「うおおおい!?……アキトぅ!?」
顔を真っ赤にして……慌てふためくユウキを見て
(((図星か)))
「『なら……ユウキ様は照れていて……それを隠すために……ユウキ様ぁ……アプサラスを愛してくださってるわけですわねぇ……このアプサラス……全身全霊を持って……ユウキ様貴方様を愛しますわ』」
「アキトぅ!てめえー!!……どうしてくれんだぁこれ!」
アプサラスに抱きつかれて引き剥がそうとするユウキの光景を3人は微笑ましく見つめる。
「『アキト様ぁ』」
すりすりするアプサラスにため息をつくが同時にアプサラスの頭を撫で
「仕方ないなぁ……ルシフェル様にも挨拶するんだぞ……いいな……アプサラス」
と耳許で囁くと
「『ああん!……このアプサラス……もう死んでも……いい!』」
(おいおい)
(そういやルシフェル様に昔言われたっけ)
『(お主もその男だから女を抱きたいとは思わないのか?)』
『(抱きたい抱きたくないと言えば抱きたいになりますが……俺にはルシフェル様が居るのでそういうことはあまり考えないようにしてます)』
3人はこくこくと頷くしか無かった。
「……お前は……俺の1番嫌いで且つ1番気にしてることを言ったんだ」
「『え?女の子が俺……なんて使うもんじゃないわよ』」
(((地雷原!!)))
「はっはっは!……お前…………覚悟は出来てんだろうなぁ?」
つり目気味になって今にも世界を壊しそうな感じのユウキにたじろぐ3人。
「『え?何か私変なこと言ったかしら……女の子としか言ってないわよ』」
「ふふふ……あはは」
バキっボキと指を鳴らすユウキに
凍りつく3人。
「『どうしたの?……なんで……指を鳴らしているの?分からないわ……女の子ってこうなの?』」
と
マイペースなアプサラスさんにユウキが男性だということを教えた方がいいのかと3人は深く悩む。
「お前さあ……天然にもほどあるだろ……まさか……わざとか?」
「『?……』」
首を傾げるアプサラス。
ため息をつくユウキは
「お前さんなあ……ちんこのある……女なんているのか?」
(((率直すぎ!?)))
「『あら?貴方女の子じゃないの?こんなにも可愛いのに』」
(((可愛いのは認めます)))
「だからそう言ってんだろ?……あと……可愛いとかも男には言うもんじゃねぇよ!」
少し怒り気味になるユウキだが……
その怒りをすぐに沈めアプサラスの肩に手を置き、優しい顔に戻り……アプラサスは顔を赤らめる
(か、カッコいいわ。なんて素敵な方なんだろう)
もうすでにハートのど真ん中を撃ち抜かれているアプサラスにまたユウキが言葉を発する。
(((今度はなんだ!?まさか愛の告白!)))
「『私と結婚しなさい!』とか言ったら殺す」
「『え?なんで!?』」
(なんでだよ!)
と3人は思う。
「俺の事かっこいいとか思ってるのは分かった……顔を赤らめた時点でな」
「『な、ならいいじゃない……貴方かっこいいんだから!私の旦那になってよ』」
「俺な結婚してんだよ……ルシフェル様と」
(((あ、そうだった)))
3人は思い出したのだった。
ルシフェルの名前を出すと
「『うそ!?あの……魔界王子のルシフェル様の旦那様なの?』」
「いや……嫁だが」
(((ま、魔界王子!?)))
『(あ、ルシフェル様のことを教えてるのを忘れておりました。
魔界王子のルシフェル様についてです。
何故アプサラスがルシフェル様を魔界王子というのかは
ルシフェル様のお父上様は大魔王サタン様なのですよ。)』
「え!?ルシフェルさんって大魔王サタンって方の息子さんなのですか!?」
と、アキトが言うとユウキが
「そうだぜ!ルシフェル様は大魔王サタン様の息子で俺にとってもサタン様はお義父さんなんだよ」
と、言う
するとアプサラスは顔を赤くする……そしてユウキにこう聞く
「『な……あ……あ……貴方ってその……あの』」
ともじもじしてるのを見て
(あー。これ告白か?またルシフェルさん絡みかな……なんかそんな気がするけど)
とユウキは思うと案の定である。
「『貴方のその素敵なもの触っていい?触りたいわ』」
と言った瞬間アプサラスに拳が炸裂した!!
ズガーーーーンっ!
「俺は……基本女を抱く趣味はねーよ!(あー、でも女体化ルドガーとはまたしてぇ)」
(((それってホモだって謳ってるようなもんじゃん!?)))
「『きゃー!?……でも……いい……もっとぅ』」
(((変な扉開いてないかこれ!?)))
「『私……諦めきれないわ!……私の旦那様になってぇ……ユウキ様ぁ』」
「だぁ!?しつけーよ!」
「『このままついて行きますわ』」
(((これこのままでも別に害は無さそうだ)))
と、確信する3人。
「ついてくんなよ」
涙目なユウキに微笑ましいのと
(爆ぜろ)
と思う3人。
「『だって私、貴方に惚れたんだから!仕方ないじゃない!!』」
3人は
「え……」
と言葉を発する。
いや……出してしまう。
3人の心はこの時一致しただろう
ユウキはというと思ったとおりの展開にため息をつくしかなかった。
アプサラスはアキト達に
「『私って魅力ないのかなぁ』」
と聞いてきたのでアキトは
「そんな事ありませんよ……アプサラスさん……きっと……ユウキさんは照れ隠ししてるんですよ」
「うおおおい!?……アキトぅ!?」
顔を真っ赤にして……慌てふためくユウキを見て
(((図星か)))
「『なら……ユウキ様は照れていて……それを隠すために……ユウキ様ぁ……アプサラスを愛してくださってるわけですわねぇ……このアプサラス……全身全霊を持って……ユウキ様貴方様を愛しますわ』」
「アキトぅ!てめえー!!……どうしてくれんだぁこれ!」
アプサラスに抱きつかれて引き剥がそうとするユウキの光景を3人は微笑ましく見つめる。
「『アキト様ぁ』」
すりすりするアプサラスにため息をつくが同時にアプサラスの頭を撫で
「仕方ないなぁ……ルシフェル様にも挨拶するんだぞ……いいな……アプサラス」
と耳許で囁くと
「『ああん!……このアプサラス……もう死んでも……いい!』」
(おいおい)
(そういやルシフェル様に昔言われたっけ)
『(お主もその男だから女を抱きたいとは思わないのか?)』
『(抱きたい抱きたくないと言えば抱きたいになりますが……俺にはルシフェル様が居るのでそういうことはあまり考えないようにしてます)』
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