84 / 153
84 ゼンダリムと結界惑星イチイバル
しおりを挟む
「ルートポースを先程の入口近くに用意したぞ。それで『ゼンダリム』様の所へ向かってほしい」
入口付近を見に行くと何かの装置が増えていた。
(これがルートポースか。なんか本当にSFの世界って感じがするな)
ルートポースを使い
『ゼンダリム』のいる『惑星ランダマイズ』へ移動する。
(ここは?)
『(はい、ここは『惑星ランダマイズ』といいまして
『ゼンダリム』様いる区域となります。)』
(惑星『ランダマイズ』?え?今僕宇宙にいるの?)
『(はい、そうです。惑星アドクリフを支える惑星がランダマイズで
第25世界ともの言われています。
そこを管理しているのがゼンダリム様となります。
ゼンダリム様が管理しているのは『アドクリフ』の自然、人間、魔物、魔族の1部になります。そしてランダマイズの管理と『結界惑星イチイバル』からの異世界の管理、結界の維持などですね。)』
(惑星ランダマイズは要は機械惑星みたいな感じで内部で環境調整を行っているわけか)
(それに結界惑星イチイバル??)
『(はい、結界惑星イチイバルは惑星結界を張ることの可能な惑星でしてこの惑星の結界があってこそ世界の均衡は保たれるのです。
過去に何回か結界惑星イチイバルの結界を破り進行してきた異世界の勢力……約800年ほど前の出来事になりますがそれを当時、ユウキ様達英雄様達が行っていました。)』
(そうだったんだ……目の前に扉が)
「この中にゼンダリム様がいる」
ユウキが言う。
「そうなんですね」
パシュンと音を出し扉が開く
(SFのような開き方だ)
「お久しぶりです。ユウキ」
中に入ると見た目が40代くらいの男性がいた。
「お久しぶりですゼンダリム様……前の時と見た目は変わりませんね」
「実際にはかなりの時と歳を重ねました……それは貴方達も同じですね
貴方がアキトですね。」
「は、はい!ゼンダリム様……僕が」
「この世界の新たなる主神アキト・オミンクレイですね?」
「はい!」
「ゼンダリム様……またこの世界が異世界から狙われ始めているということをアクア様から聞きましたが」
(やっぱり……異世界に侵略、進攻しようとするものがいるということですね)
(なるほど……それでアクア様やルシフェルさんにこの依頼の話を聞いたときに何か引っ掛かっていたんだ
『ゼンダリム』様がこの世界を守護しているのはわかった。けどそれなら 何故他の世界への脅威を排除、もしくは追い返しているものが何故いないのか
『ゼンダリム』がこの世界に来る前は『アドクリフ』にはその『何かを倒す』ものはいなかったのか……ということだ でも……この疑問の答えも僕は既に予想出来ている)
「そうですユウキ、貴方の言うとおりこの世界は再び危機にあります」
「え!それはどういう」
「実はですね……この世界は何度も異世界と接していてその度にこの世界の主神様である『オーディン様』『マルウェイ様』や他の世界の神達と話し合って来たのですが ある1つの問題が残っていて……」
(やっぱり)
僕は予想が当たったことで驚きは無い。けど
これから話す内容が気まずくなりそうだ。
ゼンダリムが続けていう。その問題はと……。
「この世界を守る為に『惑星結界』を張っていますがそれを破り侵入してくる輩も出てきました……それも異世界の勢力です」
「……なるほど……でも何故『惑星結界』があるのに?」
(僕もそう思ったけどこれはユウキさんがこの世界の主神となった時にもあった訳でそれを考えたら
惑星結界が実は薄れてくるというとあれだがそうなる周期というものがあるのでは無いか?僕はそう考えていたんだ)
「その『オーディン』の力が弱まって来ているのです。そしてそれが原因でこの異世界が危機を迎えると予測しています」
(それは……)
「そこで新たなるこの世界の主としてアキト貴方にはこの世界を守ってほしいのです、これは他の神からも同じお願いを受け、貴方方にやっていただきたい依頼となります!」
(まさか惑星結界の維持にオーディンって神様の力が関わっている?)
「え?オーディン様の神力が弱くなってるのですか?
死ぬなんてことは」
ユウキがオーディンを心配している。
『大丈夫だユウキよ』
どこからともなく声がする。
ルシフェルが
「おお!オーディンよ。無事か?」
『兄者か?我は無事だ。だが結界維持は少し困難になってきておる。イチイバル自体の惑星結界でいまは維持してる状態となるので
突破されたら異世界の機神がそちらに来るかと思うのでそれらを撃退してくれぬか?』
「わかりました!」
『お?今の声は誰だ?』
「あ、すみません!僕はこの世界の新たなる主神アキト・オミンクレイといいます。」
『お主がそうか!ユウキと兄者たちを頼むぞ!』
声はそれ以降しなくなった。
「異世界にも機神は存在するのですね」
「おう!存在するぜ!俺は昔エクスマキナゴードウィンにジルバとか量産型エクスマキナライデンとかと戦ったぞ」
ユウキが言う。
(エクスマキナゴードウィンについて教えて)
『(はい、エクスマキナゴードウィンは
異世界で作られた機械巨人であり機神です。
それをその昔、エデンという人が禁忌の儀式で呼び出したのです。
その機神は風のゴードウィンという名称があり風属性の機神です)』
(なるほど……エクスマキナジルバについて教えて)
『(はい、エクスマキナジルバは
エクスマキナジルバ
ガルバトレスという世界で生産された機体
ガルバトレスは科学文明が発達した世界
機神と呼ばれる兵器を作り出した
ガルバトレスの機神は通常の人間に扱えるものではなく
その機神を使うための専用の人間が造られた
強化人間というらしいこれが今現在分かることですね)』
(へえ)
入口付近を見に行くと何かの装置が増えていた。
(これがルートポースか。なんか本当にSFの世界って感じがするな)
ルートポースを使い
『ゼンダリム』のいる『惑星ランダマイズ』へ移動する。
(ここは?)
『(はい、ここは『惑星ランダマイズ』といいまして
『ゼンダリム』様いる区域となります。)』
(惑星『ランダマイズ』?え?今僕宇宙にいるの?)
『(はい、そうです。惑星アドクリフを支える惑星がランダマイズで
第25世界ともの言われています。
そこを管理しているのがゼンダリム様となります。
ゼンダリム様が管理しているのは『アドクリフ』の自然、人間、魔物、魔族の1部になります。そしてランダマイズの管理と『結界惑星イチイバル』からの異世界の管理、結界の維持などですね。)』
(惑星ランダマイズは要は機械惑星みたいな感じで内部で環境調整を行っているわけか)
(それに結界惑星イチイバル??)
『(はい、結界惑星イチイバルは惑星結界を張ることの可能な惑星でしてこの惑星の結界があってこそ世界の均衡は保たれるのです。
過去に何回か結界惑星イチイバルの結界を破り進行してきた異世界の勢力……約800年ほど前の出来事になりますがそれを当時、ユウキ様達英雄様達が行っていました。)』
(そうだったんだ……目の前に扉が)
「この中にゼンダリム様がいる」
ユウキが言う。
「そうなんですね」
パシュンと音を出し扉が開く
(SFのような開き方だ)
「お久しぶりです。ユウキ」
中に入ると見た目が40代くらいの男性がいた。
「お久しぶりですゼンダリム様……前の時と見た目は変わりませんね」
「実際にはかなりの時と歳を重ねました……それは貴方達も同じですね
貴方がアキトですね。」
「は、はい!ゼンダリム様……僕が」
「この世界の新たなる主神アキト・オミンクレイですね?」
「はい!」
「ゼンダリム様……またこの世界が異世界から狙われ始めているということをアクア様から聞きましたが」
(やっぱり……異世界に侵略、進攻しようとするものがいるということですね)
(なるほど……それでアクア様やルシフェルさんにこの依頼の話を聞いたときに何か引っ掛かっていたんだ
『ゼンダリム』様がこの世界を守護しているのはわかった。けどそれなら 何故他の世界への脅威を排除、もしくは追い返しているものが何故いないのか
『ゼンダリム』がこの世界に来る前は『アドクリフ』にはその『何かを倒す』ものはいなかったのか……ということだ でも……この疑問の答えも僕は既に予想出来ている)
「そうですユウキ、貴方の言うとおりこの世界は再び危機にあります」
「え!それはどういう」
「実はですね……この世界は何度も異世界と接していてその度にこの世界の主神様である『オーディン様』『マルウェイ様』や他の世界の神達と話し合って来たのですが ある1つの問題が残っていて……」
(やっぱり)
僕は予想が当たったことで驚きは無い。けど
これから話す内容が気まずくなりそうだ。
ゼンダリムが続けていう。その問題はと……。
「この世界を守る為に『惑星結界』を張っていますがそれを破り侵入してくる輩も出てきました……それも異世界の勢力です」
「……なるほど……でも何故『惑星結界』があるのに?」
(僕もそう思ったけどこれはユウキさんがこの世界の主神となった時にもあった訳でそれを考えたら
惑星結界が実は薄れてくるというとあれだがそうなる周期というものがあるのでは無いか?僕はそう考えていたんだ)
「その『オーディン』の力が弱まって来ているのです。そしてそれが原因でこの異世界が危機を迎えると予測しています」
(それは……)
「そこで新たなるこの世界の主としてアキト貴方にはこの世界を守ってほしいのです、これは他の神からも同じお願いを受け、貴方方にやっていただきたい依頼となります!」
(まさか惑星結界の維持にオーディンって神様の力が関わっている?)
「え?オーディン様の神力が弱くなってるのですか?
死ぬなんてことは」
ユウキがオーディンを心配している。
『大丈夫だユウキよ』
どこからともなく声がする。
ルシフェルが
「おお!オーディンよ。無事か?」
『兄者か?我は無事だ。だが結界維持は少し困難になってきておる。イチイバル自体の惑星結界でいまは維持してる状態となるので
突破されたら異世界の機神がそちらに来るかと思うのでそれらを撃退してくれぬか?』
「わかりました!」
『お?今の声は誰だ?』
「あ、すみません!僕はこの世界の新たなる主神アキト・オミンクレイといいます。」
『お主がそうか!ユウキと兄者たちを頼むぞ!』
声はそれ以降しなくなった。
「異世界にも機神は存在するのですね」
「おう!存在するぜ!俺は昔エクスマキナゴードウィンにジルバとか量産型エクスマキナライデンとかと戦ったぞ」
ユウキが言う。
(エクスマキナゴードウィンについて教えて)
『(はい、エクスマキナゴードウィンは
異世界で作られた機械巨人であり機神です。
それをその昔、エデンという人が禁忌の儀式で呼び出したのです。
その機神は風のゴードウィンという名称があり風属性の機神です)』
(なるほど……エクスマキナジルバについて教えて)
『(はい、エクスマキナジルバは
エクスマキナジルバ
ガルバトレスという世界で生産された機体
ガルバトレスは科学文明が発達した世界
機神と呼ばれる兵器を作り出した
ガルバトレスの機神は通常の人間に扱えるものではなく
その機神を使うための専用の人間が造られた
強化人間というらしいこれが今現在分かることですね)』
(へえ)
0
お気に入りに追加
561
あなたにおすすめの小説
S級騎士の俺が精鋭部隊の隊長に任命されたが、部下がみんな年上のS級女騎士だった
ミズノみすぎ
ファンタジー
「黒騎士ゼクード・フォルス。君を竜狩り精鋭部隊【ドラゴンキラー隊】の隊長に任命する」
15歳の春。
念願のS級騎士になった俺は、いきなり国王様からそんな命令を下された。
「隊長とか面倒くさいんですけど」
S級騎士はモテるって聞いたからなったけど、隊長とかそんな重いポジションは……
「部下は美女揃いだぞ?」
「やらせていただきます!」
こうして俺は仕方なく隊長となった。
渡された部隊名簿を見ると隊員は俺を含めた女騎士3人の計4人構成となっていた。
女騎士二人は17歳。
もう一人の女騎士は19歳(俺の担任の先生)。
「あの……みんな年上なんですが」
「だが美人揃いだぞ?」
「がんばります!」
とは言ったものの。
俺のような若輩者の部下にされて、彼女たちに文句はないのだろうか?
と思っていた翌日の朝。
実家の玄関を部下となる女騎士が叩いてきた!
★のマークがついた話数にはイラストや4コマなどが後書きに記載されています。
※2023年11月25日に書籍が発売しています!
イラストレーターはiltusa先生です!
※コミカライズも進行中!
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
料理屋「○」~異世界に飛ばされたけど美味しい物を食べる事に妥協できませんでした~
斬原和菓子
ファンタジー
ここは異世界の中都市にある料理屋。日々の疲れを癒すべく店に来るお客様は様々な問題に悩まされている
酒と食事に癒される人々をさらに幸せにするべく奮闘するマスターの異世界食事情冒険譚
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
月が導く異世界道中extra
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
こちらは月が導く異世界道中番外編になります。
男女比1:10000の貞操逆転世界に転生したんだが、俺だけ前の世界のインターネットにアクセスできるようなので美少女配信者グループを作る
電脳ピエロ
恋愛
男女比1:10000の世界で生きる主人公、新田 純。
女性に襲われる恐怖から引きこもっていた彼はあるとき思い出す。自分が転生者であり、ここが貞操の逆転した世界だということを。
「そうだ……俺は女神様からもらったチートで前にいた世界のネットにアクセスできるはず」
純は彼が元いた世界のインターネットにアクセスできる能力を授かったことを思い出す。そのとき純はあることを閃いた。
「もしも、この世界の美少女たちで配信者グループを作って、俺が元いた世界のネットで配信をしたら……」
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる