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42 スキル強化訓練と限界突破実践
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「アキト様、昨日何かありました?」
「あ、うん。どうやら僕のレベルだけど99になり……その限界突破ということが可能になったらしい」
ガタン!
「は!?」
「どうしたの!?」
「いえ、なんでもありません」
「そう?」
「はい、ちょっと取り乱してしまいました」
「?」
「それより、今日はどうしましょうか?」
「一応は昼過ぎまではスキル強化訓練を行う予定。その後に冒険者の店で依頼の確認をしようかと思ってるよ」
「左様ですか。あの差し支え無ければ今回も参加して宜しいです?」
「それは構わないよ」
「ありがとうございます」
「それじゃあ、まずはスキルの訓練をしてから冒険者の店に行こうか」
「はい」
僕たちは部屋に戻り、支度を始める。
そして、広場へと向かう。
「よし、始めようか」
「はい」
「まずは、グラウディウスから」
「はい、お願いします」
「グラウディウスの武器は剣と槍どっち?」
「剣です」
「じゃあ、剣でいこうか」
『剣格士』をスキルセットし『片手剣』を装備する。
「じゃあ、剣を振ってみてくれる」
「はい」
グラウディウスは剣を上段に構え振り下ろす。
「いい太刀筋だね」
「お褒めに預かり光栄です。ですがアキト様には及びませんよ」
「そうかな?」
ピコン
『謙遜』のレベルがあがりました。←しまった!?
「じゃあ、僕のスキル連携を1度見てよっか」
『剣術』『体術』のコンボを発動する。
「こんな感じだよ」
「な、なんて綺麗な動きなんだ」
「そんなに凄い?」
「はい、俺のはただ力任せに振るだけですので」
「そうなんだ。でも、その『力任せ』が大きな力を生んで『スキル」に繋がることもあるんだよ」
「そ、そうなのですか!?」
「ちょっとみてて」
『剣格士』はセットしたままにして『剣装備』外して
『斧装備』に切り替える。
「力任せは斧装備や大剣装備時に大いに役立つことがある。例えば」
僕は、斧を使い『大木斬』を使う。
『大木斬』は自身の力を斧に乗せて『力任せ』に相手を斬る技。
「はわわ」
グラウディウスがはわわはわわしてるのは
僕の体型からでは斬るには困難な大木を意図も簡単に斬り落としたからである。
「このように、自身の力を『スキル』に変えることが出来るんだ」
「す、すごいですね」
「グラウディウスもやってみて」
「はい!」
グラウディウスは僕と同じように大木に向かって斧を振りかぶる。
「ふん!」
グラウディウスが放った一撃は上手く決まりはしたけど
斬り落とすにはまだまだであった。
だけども
「やりました!スキルは覚えました。『力任せ』というスキルですが」
違うスキルが開花しちゃったみたいだな。僕と同じで『大木斬』をそのまま覚える訳では無いようだ。
ちなみに『力任せ』はパッシブスキルではなく『アクティブ』スキルだから使う時にしか発現されない。
「そのスキルはアクティブスキルだから常には発現しないから気をつけるようにね」
「わかりました。」
「で、やってみたいことがあるんだ」
「何をですか?」
「『限界突破』」
「するんですか!?いますぐに?」
「やってみたい!どのようなことが起こるのか知りたい」
「まず説明すると『限界突破』は我々は本来ですとレベルは99までなのです。
それを条件を満たすことでレベルの上限が引き上がります。それが『限界突破』です」
(なるほど)
「大抵の場合、素材を集めて煎じて飲むことで『限界突破』は完了します。まず、アキト様の『限界突破』の条件を見てみましょう」
「うん!僕の『限界突破』の条件は?」
『はい、アキト様の場合ですと……
・称号:無自覚最強を取得していること。←あるある
・レベルMAXになっていること。この2つになります』←どっちも満たしてるね
「なるほど。じゃあ、とりあえず『限界突破』をしてみるよ」
「はい、アキト様、頑張ってください」
ピコン
『限界突破条件を満たしました』
『限界突破が可能です』
『限界突破しますか?』
『YES/NO』←ここでNOを選ぶ奴いる?いないよね!! 僕は『YES』を選択する。
ピコン
『限界突破を開始します』
「グラウディウス、いくよ!!」
「はい!」
僕の身体が光り始める。
グラウディウスが僕の手を握る。
「うぅ……ぐぁ……あー!」
「アキト様大丈夫ですか!?」
「うん……大丈夫」
なんとか収まった。
ピコン
『限界突破に成功しました』
『限界突破のレベルが上がりました』←ほへ?
『レベル上限が1000』まで引き上がりました。
「ね、ねぇグラウディウス?」
「なんでしょう?」
「僕へんなのかな?レベル上限がね1000まで引き上がったらしいけど」
「…………んえ!!?」
(グラウディウス変な声だしてる)
「普通有り得ませよ!!?俺いま240レベルですけど過去に2回も限界突破してますからね!」
「僕、……やはり普通じゃないね」
「そうですよ!さすがにこれは異常です。まず、レベル上限が1000なんて聞いたことがありません。それに、ステータスもおかしいです。スキルも見たことがないものばかりです」
「まあ、いいじゃん。それより冒険者の店に行こうか」
「はい……(まあ、この不思議な人だからこそ俺はお仕えしたくなるのだ)」
(そう思ってくれてるだけありがたいが不思議な人は余計だろ!)
「あ、うん。どうやら僕のレベルだけど99になり……その限界突破ということが可能になったらしい」
ガタン!
「は!?」
「どうしたの!?」
「いえ、なんでもありません」
「そう?」
「はい、ちょっと取り乱してしまいました」
「?」
「それより、今日はどうしましょうか?」
「一応は昼過ぎまではスキル強化訓練を行う予定。その後に冒険者の店で依頼の確認をしようかと思ってるよ」
「左様ですか。あの差し支え無ければ今回も参加して宜しいです?」
「それは構わないよ」
「ありがとうございます」
「それじゃあ、まずはスキルの訓練をしてから冒険者の店に行こうか」
「はい」
僕たちは部屋に戻り、支度を始める。
そして、広場へと向かう。
「よし、始めようか」
「はい」
「まずは、グラウディウスから」
「はい、お願いします」
「グラウディウスの武器は剣と槍どっち?」
「剣です」
「じゃあ、剣でいこうか」
『剣格士』をスキルセットし『片手剣』を装備する。
「じゃあ、剣を振ってみてくれる」
「はい」
グラウディウスは剣を上段に構え振り下ろす。
「いい太刀筋だね」
「お褒めに預かり光栄です。ですがアキト様には及びませんよ」
「そうかな?」
ピコン
『謙遜』のレベルがあがりました。←しまった!?
「じゃあ、僕のスキル連携を1度見てよっか」
『剣術』『体術』のコンボを発動する。
「こんな感じだよ」
「な、なんて綺麗な動きなんだ」
「そんなに凄い?」
「はい、俺のはただ力任せに振るだけですので」
「そうなんだ。でも、その『力任せ』が大きな力を生んで『スキル」に繋がることもあるんだよ」
「そ、そうなのですか!?」
「ちょっとみてて」
『剣格士』はセットしたままにして『剣装備』外して
『斧装備』に切り替える。
「力任せは斧装備や大剣装備時に大いに役立つことがある。例えば」
僕は、斧を使い『大木斬』を使う。
『大木斬』は自身の力を斧に乗せて『力任せ』に相手を斬る技。
「はわわ」
グラウディウスがはわわはわわしてるのは
僕の体型からでは斬るには困難な大木を意図も簡単に斬り落としたからである。
「このように、自身の力を『スキル』に変えることが出来るんだ」
「す、すごいですね」
「グラウディウスもやってみて」
「はい!」
グラウディウスは僕と同じように大木に向かって斧を振りかぶる。
「ふん!」
グラウディウスが放った一撃は上手く決まりはしたけど
斬り落とすにはまだまだであった。
だけども
「やりました!スキルは覚えました。『力任せ』というスキルですが」
違うスキルが開花しちゃったみたいだな。僕と同じで『大木斬』をそのまま覚える訳では無いようだ。
ちなみに『力任せ』はパッシブスキルではなく『アクティブ』スキルだから使う時にしか発現されない。
「そのスキルはアクティブスキルだから常には発現しないから気をつけるようにね」
「わかりました。」
「で、やってみたいことがあるんだ」
「何をですか?」
「『限界突破』」
「するんですか!?いますぐに?」
「やってみたい!どのようなことが起こるのか知りたい」
「まず説明すると『限界突破』は我々は本来ですとレベルは99までなのです。
それを条件を満たすことでレベルの上限が引き上がります。それが『限界突破』です」
(なるほど)
「大抵の場合、素材を集めて煎じて飲むことで『限界突破』は完了します。まず、アキト様の『限界突破』の条件を見てみましょう」
「うん!僕の『限界突破』の条件は?」
『はい、アキト様の場合ですと……
・称号:無自覚最強を取得していること。←あるある
・レベルMAXになっていること。この2つになります』←どっちも満たしてるね
「なるほど。じゃあ、とりあえず『限界突破』をしてみるよ」
「はい、アキト様、頑張ってください」
ピコン
『限界突破条件を満たしました』
『限界突破が可能です』
『限界突破しますか?』
『YES/NO』←ここでNOを選ぶ奴いる?いないよね!! 僕は『YES』を選択する。
ピコン
『限界突破を開始します』
「グラウディウス、いくよ!!」
「はい!」
僕の身体が光り始める。
グラウディウスが僕の手を握る。
「うぅ……ぐぁ……あー!」
「アキト様大丈夫ですか!?」
「うん……大丈夫」
なんとか収まった。
ピコン
『限界突破に成功しました』
『限界突破のレベルが上がりました』←ほへ?
『レベル上限が1000』まで引き上がりました。
「ね、ねぇグラウディウス?」
「なんでしょう?」
「僕へんなのかな?レベル上限がね1000まで引き上がったらしいけど」
「…………んえ!!?」
(グラウディウス変な声だしてる)
「普通有り得ませよ!!?俺いま240レベルですけど過去に2回も限界突破してますからね!」
「僕、……やはり普通じゃないね」
「そうですよ!さすがにこれは異常です。まず、レベル上限が1000なんて聞いたことがありません。それに、ステータスもおかしいです。スキルも見たことがないものばかりです」
「まあ、いいじゃん。それより冒険者の店に行こうか」
「はい……(まあ、この不思議な人だからこそ俺はお仕えしたくなるのだ)」
(そう思ってくれてるだけありがたいが不思議な人は余計だろ!)
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