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36 魔王軍四天王との戦いだったが翌日には魔王もきてなんかエクスマキナまで出来て俺の脳内大パニック起こる寸前だけどなんとか保ってるよ!

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酒場で今日は朝食を摂ることにした
外にメニューが貼り出されていたので確認した
本日の朝の定食
焼きシュッカ定食
シュッカは魚の名前らしい
値段は銅貨15枚 安い!
俺は、それを頼んでみる事にした 数分後運ばれてくる
魚のムニエルだ
ナイフで切り分けて食べる
うまい!これどっかでこれに似たの食べたことあるな
うーん
あ!ヒラメだシュッカはヒラメなんだ
しかし、俺の隣で食事している客の会話を聞いてしまった
その内容は 最近、魔王軍の動きが活発であること
ここには元魔王軍四天王のルシフェル様がいるわけで
「気にする必要はない」
とルシフェル様は言っていた
内容はこうだ
『魔王軍の四天王が一人いなくなって一時的に戦力が落ちていたが最近になり
魔王軍四天王が追加されたこれによりまた動きが活発になったと』
これを聞いた俺たちは
酒場で食事の料金を支払い
その足で
ギルドへ

すると
ギルドでは新規依頼に
『魔王軍四天王が追加されたらしいのでその調査をお願いします』
があったので
受けることに

「ユウキくん大丈夫かい?」
「何がだ?」
「いや、だって、、相手は、、」
「まぁ、何とかなるだろ!」
「ユウキくん強いからね」
「あぁ」
「ユウキ、我から離れないように」
新しい魔王軍四天王か相手とって不足無し!

今回は、編成で
ルシフェル様、ルドガー、ゴードン、フェンリル、そして、俺だ
オルトロス、オーディン様にはフューリーの面倒をみて貰うことにした
「分かったわ」
「任せておけ」
そうして
俺たちは出発した
向かう先は、ここから北にある村だ 馬車を使って移動する
移動中
フェンリルが
「ここはたしかに変な魔力が漂っておりますご主人」
と言ってた
「この先に、ユウキくんの敵がいるんだね」
魔王軍は主神にとっては敵でしかない
「まあ、そういうことになるな」
「ユウキくん、気をつけてね」
ルドガーに言われる
「あぁ」
「俺も頑張るぞユウキを守るためにな!」
と、胸を張るルドガー
「我もいるからな」
「はい!ルシフェル様」

突然
突風が吹き荒れた
「!!?」
すると
吹き荒れた突風とともに誰かやってきた
「主神どもとお見受けするが?違うかな?」
なんていう魔力だ!
「私は、魔王軍四天王の一人にして風の魔法を得意とする者、名をタンタロスと言います」
と言う
え!?プルートーの息子のタンタロス!?
だけどそんなわけ無いので
「貴様が、ユウキの邪魔をするのか?」
ルシフェル様が言う
「えぇ、その通りですよ?」
「ならばここで倒すまでだ」
「いいでしょう」
俺は、ある呪文を使い
空間から
黒い馬クロノスを召喚する

「ユウキくん、それって?」
「あぁ、これは、俺の愛馬の黒き神馬だ」
「乗ってもいいかい?」
「あぁ、良いぞ」
ルドガーは、黒き神馬に乗る
「さて、始めようか」
ルドガーはクロノスとの馬剣連携
クロノドライブを発動した
クロノドライブ図鑑スキル名 
クロノドライブ 効果 1分間、自身の素早さを3倍に上昇させる。ただし、1日10回まで使用可能。
技 アクセルブレード 
自身の周りに超高密度の魔方陣を展開し、そこから無数の刃を放つ。
ルドガーは、タンタロスにクロノドライブで加速してアクセルブレードで攻撃

「なるほどなかなかやりますね
ならばこれはいかがです?」
風の刃を展開する
魔術メッシャーウルフ図鑑スキル名
メッシャーウルフ 効果 前方広範囲を切り裂く
タンタロスがメッシャーウルフを唱える メッシャーウルフはメッシャーウルフ同士を繋げることにより巨大な竜巻を起こすことができる
「こいつ!魔術同士を連携できるほどの魔力を!?」
その威力は絶大で地形を変えるほどの力がある
俺は、時空の扉を開き魔力を使い
天叢雲(あまのむらくも)を限定召喚した

天叢雲(あまのむらくも)は時空間であろとでかい竜巻であろうと切り裂ける!
「いくぞ!」
意識を集中し
「『天叢雲(あまのむらくも)時空烈斬!』
天叢雲(あまのむらくも)時空烈斬図鑑
スキル名
時空烈斬 効果 対象の時間を切り裂き停止させ破壊する
俺は、タンタロスのメッシャーウルフを時空烈斬で切り裂いた
その剣圧から出た真空波にタンタロスは、その勢いで壁に激突 
その隙にルシフェル様がタンタロスに近づき
「これで終わりだ!」
と、言って闇の槍ダークランスをタンタロスの心臓を貫いて倒した
しかし、油断はできない! なぜなら
「まだ、終わっていないのでね」
タンタロスは、自らの体をバラバラにして逃げていたのだ
「逃がしたか、なんてやつなんだ心臓を貫かれても死なないとか」
と、俺が言うと
ルシフェル様は違うなという
顔をしていた
そして タンタロスは、ユウキたちがいる世界とは別の世界に逃げたのだった
俺たちは、ギルドに戻り報告をした
報酬は金貨5枚だ 俺たちは、宿屋へ戻り休息をとる
そして、翌日
ギルドからの依頼で
『魔王軍四天王タンタロス討伐』が
新規で来ていたので受けることに
そこで、魔王軍四天王タンタロスの討伐クエストの依頼主の元へ行く事になった
「はじめまして、私の名前は、エデンと言います」
エデンと名乗る男にユウキはすこし驚いた
「まさか、あんたが依頼人とはね」
ユウキのどうやら昔馴染みのようだ
「えぇ、そうですよ?」
いやあ、ユウキくんお久しぶりだねと言われていた
「なぜ、魔王軍四天王の討伐を依頼してきたんだ?」
「それは、、、魔王様の復活のためですよ」
矛盾している
「魔王様の復活になんで魔王軍四天王の討伐が必要なんだ」
「それはですね」
と、言いかけたところで
「我は、復活したぞ!我が名は、サタン!貴様らに復讐するためにな」
魔王が復活した
早すぎだし!
ギャグ展開が基本だからいいの!
あとサタンは
ルシフェル様のお父様だから
ルシフェル様が
「あ、お父様」
「おう?なんだルシフェルかどうした我が怖いか?」
「いえ、いつものことで嬉しく存じます」
それから
ルシフェル様が俺を抱き寄せて
「お父様!この者が我の嫁!ユウキです」
いきなり紹介すんなし!
「嫁?男ではないか?からかっているのか?」
「いえ、からかっておりません」
「では、証拠はあるのか?」
「ありますよ」
「見せてくれ」
「分かりました」
と言って俺にキスをしてきた
「!?」
ちょっと!お父さんの前でそんなことすんなよ!と思うユウキ
「それだけではだめだ!嫁ならば契りも交わしたのか?」
あのう!?お父さん!?
「もちろんですよ。昨日も」
してない!昨日はしてない!
「へぇー」
と、サタンはニヤつく
あー、なんか嫌だなこの展開
「あ、あの、ユウキさんって女じゃないんですか?」
と、いうエデンに
は?何言ってくるのこいつと俺は、心のなかで思う
そりゃそうだよね 
だって女の子みたいな顔してるもん
「え?俺は、男だよ!?昔、一緒に風呂も入っただろ!?」
「だってそれは子供の頃だし」
「今ならわかるはずだろ?」
「でも、やっぱり可愛いです」
「可愛くねえ!」
「まぁ、話は分かった。これからよろしく頼む」
え?お父さん!?
「ああ、わかった」
「それじゃ、ユウキ行くぞ」
「はい!わかりました」
こうして俺は、なぜか
魔王軍の魔王サタン
ルシフェル様のお義父さんが仲間に入ってしまったことに心底
自分の魅力が破壊的なんだとこの時に理解したのだった
「まて!?」
エデンが言う
「そんな勝手は許さない!」
ちょ!?
「ここでお前たちを始末する」
「ふん!我に歯向かうというのか?この魔王サタンに」
歯向かってるわけではなく
敵として戦いをしたいんですよお義父さんと言うと
「ふむ、お前は出来た嫁だな
あとで、我とも契りを交わすか?」
と顎をあげられる
お、お義父さん!?
「だが、まずはこいつを倒してからゆっくりとしっぽりとな」
ちょっと!?

「くっ、やはり強い」
エデンは、サタンの強さに驚いていた
「当たり前だ!我は魔王だぞ!」
と、自信満々で言う
「しかし、これで終わりではない!」
エデンの周りに魔法陣が展開される
「これはなんだ?」
「これは、禁忌!?お主何をするつもりだ」
と、サタンが言う
すると
魔法陣が光を放ち辺りを包んだ
光が止むと
大きな機械の巨体があった
「ふふふ!あーははは!やったぞ
ついについに!こいつを召喚した!」
エデン?
「これは古代の見聞録にあったエクスマキナだ」
エクスマキナ図鑑
エクスマキナ
圧倒的な攻撃力を持つロボット
古代に作られた人造人間兵器である
その力は、神にも匹敵する力を持っている
エデンは、そのエクスマキナに乗り込む 
エデンは、そのエクスマキナに乗り込みこう言った
「これこそが僕の本当の力!思い知れ!
エクスマキナ
ゴードウィンよ我に従え」
エクスマキナゴードウィン図鑑
エクスマキナゴードウィン 世界に滞在すると乗り込んだ者の魔力を動力源にして動くエクスマキナ
属性は風
風のゴードウィンと言われている
防御力は、並の魔物の攻撃は受け付けない
風のエクスマキナなため
風の魔法は一切効かない
エデンの乗ったエクスマキナは、動き出す 
そして、ユウキたちに攻撃を仕掛けた 
ユウキたちは、攻撃をかわす
しかし、攻撃した際に発生した風圧でダメージを受けていた
「くそ!なんて威力だ」
「我に任せろ!
『闇の槍ダークランス』
闇を司る我の必殺スキルだ」
サタンは、巨大な闇の槍をいくつも作り出し
それをゴードウィンに食らわせる
「『ダークランスレイン』!」
「やったか?」
しかし、ゴードウィンには傷ひとつついていなかった
しかも、ゴードウィンの右腕が変形しドリルになって
サタンを攻撃した
サタンは、なんとか避けたが
少しかすってしまった
血が出ている
「お、お義父さん!?」
「大丈夫だユウキ!我に構うな!」
さらに、左腕からビームを発射してユウキたちを攻撃する
ユウキは、時空烈斬を使う
ビームは時空烈斬により消えた
さらにユウキは
時空烈斬を使いゴードウィンに攻撃する
「よし!今だ!」
エデンは、そう言ってゴードウィンの必殺技を発動させる
「『サイクロンブレード』」
ゴードウィンの背中から竜巻が現れ 
それがユウキを襲う
ユウキは、避けることができず 
直撃してしまう
「ぐわぁぁぁぁぁ」
ユウキは、飛ばされ壁に激突する
ユウキの体はボロボロになっていた
ユウキは、立ち上がるも体に力が入らない 
サタンは、回復魔法をユウキに掛けた
「お義父さんありがとう」
「礼はあとで体でな」
俺は、顔が真っ赤になる
くっ!こんな時に!
でも、俺だって男だ
俺だって戦える
俺だって守れる
俺だって強くなってみせる!
俺は、決意を固める
すると
「俺を使え!ユウキ!俺は、お前を守るためにあるがそれと同時に力を与えることも出来る!」
デュランダル
そうか
「やろう!デュランダル!『こい!』」
デュランダルは聖剣に変わる
そしてユウキの手に収まる
いつもと違う
力を感じる
「これは!?」
「ユウキ!いまなら俺たちも『デウスエクスマキナ』を召喚出来るかも知れない」
デュランダルがいう
デウスエクスマキナ?
デウスエクスマキナ図鑑
デウスエクスマキナ
それは、世界を終わらせることが出来ると言われる最強の兵器である
しかし、その力を制御できるものはおらず また、その力に飲み込まれてしまうこともある
しかし、もしその力に飲まれずに使いこなせたとき
世界を安息に導くであろうといわれている
ユウキは、今のこの状況ではそれにすがるしかないと考えた

「どうなるかは分からないけど!俺はいま、この状況を変えたい!そう望む
これにかけたい!だから
こい!『デウスエクスマキナルキフェルス』!」

デウスエクスマキナルキフェルス図鑑
デウスエクスマキナルキフェルス
これは、神が作ったとされる最後の希望

神が作り出した究極の機械の巨体
機神とも呼ばれる
この機神の力を解放することで神の力が解放される
神をも殺すことができると言われている
ユウキは、ルキフェルスを召喚した
そして
乗り込む
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