三国志英雄伝~呂布奉先伝説

みなと劉

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93話

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そこで呂布が考えた作戦が囮を使っての奇襲である。この戦法の最大の欠点は敵味方が入り乱れている乱戦の真っ只中で、誰がどの位置で何を行っているか分からない事にある。その為に呂布は自分が目立つ様に行動し、華雄に目を向けさせる事にしていた。呂布としては出来るだけ多くの者に目撃して貰えるように派手に動き回っていたので、誰か一人に見られただけでも十分に意味はあると考えていたのだが、華雄の目を引いたのは劉備と高順だったらしい。
俺は呂布奉先。天下無双の武将と謳われている。だが、俺は俺自身にそれほどの器があるとは思っていない。
劉備と言う武将の天下の為に戦っているに過ぎない。その劉備は関羽や張飛と言った武将を従えて戦っており、まさに一騎当千の活躍をしているのだが、本人は自分の武勇を鼻にかける様な素振りは一切見せていない。それどころか民に対して善政を敷いており、民からの信頼は厚い。
劉備自身は武の才能が無いと自称しているが、あの男の底知れぬ人徳にこそ真の英雄たる素質があると、俺は思う。
その英雄、劉備の元に関羽と張飛という豪傑がいるのだから、これほど頼りになる仲間はいないだろう。
だが、華雄と言う恐るべき武将がその二人を相手にしていると聞いては黙って見過ごす訳にもいかない。関羽と張飛の二人が華雄と戦ってくれれば問題ないのだが、あの二人は一騎討ちにこだわりがあり、華雄に勝てると分かっていてもそう簡単に手出しはしないはずだ。
華雄の強さは並大抵ではない。特にあの剛力を目の当たりにしてしまうと、とても太刀打ちできない。呂布軍の中でも指折りの実力者と言われる呂布であっても、華雄には及ばないと痛感させられるほどだった。
劉備のいる位置からは華雄が呂布を狙って移動した為、必然的にその先にいる曹操との交戦となったのだが、劉備の狙いはあくまでも呂布の援護だったので、華雄を呂布の方へ向かわせないようにするだけで精一杯で攻める事が出来ていなかった。
「俺に構うな!」
呂布は劉備に向けて言う。
本来であれば曹操軍と劉備軍、共に矛を交えずに立ち去るのが最良なのだが、華雄が劉備軍を攻撃している限りそれは不可能だった。
華雄の一撃を受け止めたのは、呂布の脇にいた魏続である。魏続も決して腕が立たないわけではないが、華雄は呂布に迫るほどの腕前を持っていると言われている。
そんな猛攻を受け続ける事が出来た魏続だったが、やがて華雄の攻撃に押され始めた。魏続では受け切れないと判断した呂布は、魏続の前に躍り出る。
「貴様ぁ!」
呂布を見て華雄は吠える。
呂布は戟を振るい、その攻撃をいなす。
華雄と呂布では武器の性質が違いすぎるので互角に打ち合う事は出来ないものの、それでも何とか華雄を押し留める事が出来るのは呂布だけである。魏続も懸命に戦うが、華雄にはまったく歯が立たなかった。
魏続に気を取られていたせいなのか、華雄は突然背後に現れた劉備に反応出来なかった。劉備の棍棒の様な重い打撃を受けた華雄は一瞬よろめき、そこをすかさず呂布は戟の突きを繰り出す。しかし、そこは華雄も並みの武将ではなく、体勢を立て直した直後でありながら呂布の攻撃に反応した。
「ぐぅっ!」
呂布の戟を左腕で受けた華雄は、苦悶の声を上げる。呂布は慌てて戟を引き戻そうとしたが、その時には華雄の腕の筋肉は膨れ上がっていた。華雄はその腕を振り回し、呂布の身体を跳ね飛ばす。呂布は赤兎馬の上へ放り出され、華雄はそのまま馬上の呂布を狙うが、それは間に割って入った魏続によって阻まれる。
呂布はすぐに立ち上がり、追撃に備えようとしたが、そこに華雄の背中に向かって矢が飛来してきた。これは高順によるものだった。呂布が華雄を止めてくれなければ、高順は矢を放つ事が出来ずに終わったかもしれない。高順はその正確無比の射撃能力に加えて、戦場における勘の良さと運に恵まれており、高順がいてくれる事で呂布は戦場で大きな安心を得ている。この乱戦で華雄と劉備と高順が三人がかりで華雄と戦ってくれるとあれば、後は自分一人で十分だと呂布は思っていた。
「さすがだ、呂布! やはり俺にはお前が必要だ!」
華雄の剛剣を槍で弾きながら張飛は叫ぶ。
呂布はその声を聞いて笑みを浮かべたが、その直後に信じられないものを見た。
張飛の後ろから華雄に斬りかかる劉備の姿である。確かに劉備が華雄の相手を買って出た事は知っていたが、それが張飛への援護だとは思っていなかったのだ。
劉備の斬撃は見事だったと言える。張飛の攻撃を受け止めるのに必死になっていた華雄に、隙が生まれた。
そこへ劉備の剣が襲いかかったのである。しかし、華雄の強靭な肉体は並外れた頑健さを持っており、致命傷を与えるには至らなかった。華雄の動きを止める事に成功したのだが、劉備自身もその動きについていけずに、攻撃は中途半端に終わる。
華雄は再び攻勢に出る。
その華雄の足下に一本の矢が突き刺さる。高順の矢だった。
「ちいっ!」
舌打ちをした華雄だが、その時既に呂布が動き出していた。
赤兎馬を疾駆させ、一気に華雄との距離を埋める。そして華雄の目の前で戟を回転させると、その刃が回転しながら飛んでいく。
華雄はこれを左手で払い除けようとした。だが、呂布の狙いはこれではない。
その次の瞬間、華雄の顔のすぐ脇を掠める様にして矢が飛び、その矢は正確に赤兎馬の鞍にくくりつけてあった弩から発射されていた。これにはさしもの華雄も予想しておらず、咄嵯の反応が遅れてしまった為に避けきれずに右腕に命中してしまう。この時華雄の肩口に食い込んでいた矢が貫通しただけでなく、華雄自身の体重も相まって鏃はより深く肉に潜り込んだ。
その痛みに、思わず悲鳴を上げそうになった華雄だが、呂布はそれを遮る。
戟は柄の先端近くに鉤爪が付いているのだが、それを赤兎馬の尾の根本に括り付けている。つまり戟を投げて華雄の気を惹いた後、呂布が戟を引き戻す動作を利用してその勢いを使って弩から矢を射ると言う呂布ならではの戦術だった。狙い通りに命中させた呂布だったが、ここで一つの誤算があった。
矢を受けた衝撃と、それに負けないほどの速さで動いた事によって、華雄は右肩に深く埋まった矢を自らの手で抜く事になった。その瞬間、矢尻に仕込まれていた毒が華雄の体内に侵入してしまう。
「おのれぇ!」
華雄は自分の腕を自分で引き抜いたせいで、血が噴き出すが、それでも気丈にもまだ戦意を失わずに華雄は叫んだ。
この好機を逃すわけにはいかない。そう思った呂布はすぐに行動に移る。
戟を振り回せば、それだけで十分な武器となる。呂布が戟を振るうと、今度はそれを受け止めた劉備ごと弾き飛ばす。「むぅん!」
華雄は叫びながら渾身の力を込めて剣を振り下ろす。それは赤兎馬の前足を断ち切り、そのまま戟を握る右手も切り裂くと、その一撃で馬上の呂布までも切りつける。
「呂布将軍!」
劉備は叫ぶが、呂布は手綱を握って落馬する事を避けるだけで精一杯だった。その一撃は凄まじい威力を持っていたが、華雄自身はまだ呂布に勝てると思っていないのか追撃はしてこず、再び張飛と戦うべく移動する。
華雄を撃退する為の唯一の希望が絶たれた形になる劉備軍では混乱が広がっていった。
そんな中、曹操軍は華雄を討ち取る事は出来なくとも華雄の攻撃を分散させる事は出来たと判断し、すぐに撤退を始める事になる。呂布は深追いしなかった。それどころか自分の方へ戻ってくる赤兎馬に乗って、負傷兵達の元へ向かったくらいである。
呂布は負傷者の治療に当たっていたが、そこで劉備軍が撤退するのを見て、自分も撤退を開始する。
劉備は呂布に対して何も言えずに去っていったが、呂布はそんな事を気にしていなかった。それよりも華雄の腕を封じる事が出来ず、さらに重傷を与えながらも仕留められなかった事で、むしろ華雄に対する警戒心を強めた。華雄とはまた戦場で相まみえる事があるだろうが、次は絶対に逃さないようにしなければ。呂布は決意を新たにした。
ただ、呂布にはもう一つ気がかりな事もあった。
呂布の妻、小蓮が病で倒れたというのだ。
その報せを聞いた時、呂布は言葉を失った。
これまで小蓮は呂布を励まし続け、ずっと健康面で不安を感じさせない生活を送っていただけに余計に衝撃だった。しかも小蓮はただの風邪とか熱中症ではなく重篤であり、命の危険すらあると言う。
「小蓮……」
知らせを聞いて、呂布は涙を抑える事が出来なかった。今まで一度も涙を流したり弱音を吐いたりしなかった呂布だったのだが、この時ばかりは違った。愛する妻の為にも、この戦いに勝利せねばならない。
その思いだけが呂布を支えていたが、その呂布が呂布でなくなってしまったのを他の者達は敏感に感じ取っていた。
特に陳宮は呂布の変化を見逃さなかった。
陳宮の見立てでは、今のままの呂布であれば問題なく戦い続ける事が出来るのだが、今の呂布はまるで覇気がない。おそらく、小蓮の事しか頭に無いのだろう。しかし呂布軍の諸将達はそうは考えなかった。
確かに呂布は変わったかもしれないが、それで敗北すると決まったわけではない。もし本当に呂布の様子がおかしいのだとしたら、その原因を取り除く事さえ出来れば、以前までのように強い呂布を取り戻す事も出来るのではないか。それが諸将の意見であった。
その為、諸将は呂布を鼓舞し続けた。呂布は以前の呂布なら考えられない事なのだが、自分に気遣いや慰めの言葉をかけてくれる事に戸惑いつつも、素直に感謝した。
だが、それでもやはり呂布の心の中は妻である小蓮で占められている。
呂布は赤兎馬にまたがり、前線へと戻ると、いつもの様に先頭に立って槍を構える。
相変わらずの豪勇ぶりであったが、それが虚勢を張っている様にも見え、呂布の心中を察するには十分なものだった。
それでも呂布の武人としての能力は健在であり、敵は怯んで後退していく。
そこに高順の放った矢が飛来し、華雄の動きを止める。
「この程度で止まるなど笑止千万! さっさと追撃せよ!」
華雄の部下達は完全に浮き足立っているが、華雄はあくまでも前進を命じる。
華雄と言う男は極めて優秀な武将であり用兵術にも長けているので間違い無く有能なのだが、欠点を上げるとすれば猪突猛進で冷静さに欠けた性格である事と、異常なまでの自己中心的な性格をしている点であろう。
呂布が張遼と共に追撃を開始したのを見ると、華雄もすぐに動き出す。
「この程度の追撃、我々ならば容易に退けられる。呂布の首は目前だぞ」
部下に言い聞かせる為に言っているのではなく、本気でそう思っている。
だが、現実はそうではない。
華雄は先程呂布によって右腕を傷つけられてしまったのだから、出血多量でいつ倒れてもおかしくない状態であるにも関わらず、本人はそれを理解していない。そればかりか華雄は呂布との一騎打ちで傷つけられた腕を自慢げに見せびらかしながら全軍を進撃させている。当然呂布と華雄との決戦を目の当たりにする事になった関羽、張飛、黄忠、馬超、魏延などの勇将は怒りを露わにしていた。だが、それでも彼らは華雄に従うしかない。何しろ彼らにとって、この戦は華雄の為の戦いでもある。
この華雄とて、劉備軍から見れば同じ様なものなのだが、華雄の場合は董卓の娘婿である事と劉備と違い民からの人望が厚かった事もあって、華雄に味方する勢力もあった。
華雄と劉備では決定的とも言える差があった。
華雄は董卓の愛娘との縁組が無ければこの場には居られなかっただろうが、劉備は袁紹の娘婿であり、劉備自身は名門袁家の出身である事に加え、曹操との戦いにも勝利した名士中の名士である。この戦で劉備に恩を売っておけば、今後の自分の為にもなる。華雄に付いてくる者の中には、そんな打算を持つ者が少なからずいた。華雄自身もそのつもりなのだが、その華雄の思惑を呂布軍が許すはずもなかった。
曹操軍も呂布軍に劣らず混乱状態にあった。
撤退を決断したのは華雄が討たれた後だったのは言うまでもない。華雄を討ち取るまでは撤退しないと言う声も上がっていたが、それも曹操軍の中からではなく、曹操軍の後方で待機していた孫堅の陣営だった。
華雄を討ち取る機会を逃すのであれば、これ以上戦う必要はない、という孫堅の一言である。
その言葉を聞いて、それまで意気軒昂だった孫堅軍は一斉に曹操軍の追撃に移ったのだが、ここで予想外な出来事が起こる。
孫堅軍が撤退する時に殿を務め、見事に敵を食い止めていたのだが、そこへ呂布の義弟、厳氏が現れたのだ。しかもその手には弓を持っている。
まさかと思った時には、既に遅かった。
呂布軍の諸将は皆一様に驚いていたが、その中でも呂布だけが目を丸くして驚いていた。
何故なら、厳氏はこれまで弓はおろか剣すら握った事が無かったからである。もちろんそれは呂布の妻、小蓮も同じであり、二人とも武芸とは無縁な生活を送っていた。
だが、呂布の妻達はその美貌だけでなく、教養の深さや聡明さも天下に轟く程のものでもあり、二人が武芸とは無縁でいられたのも呂布の妻と言う立場にあるからこそ、と言えるほどである。
その呂布の妻達が、突然弓矢を携えてきたのだ。呂布が驚かないわけがない。そして呂布は驚いたものの、それ以上に感心した。今まで一度も武器を握った事のないはずの妻達の射撃は、まさに百発百中。しかもただ狙って撃つだけではなく、矢を射かけた後ですぐさま次の矢を構え、次々と放つ事を繰り返している。呂布軍の精鋭達でもここまで精密で素早く的確に矢を放つ事は出来ないだろう。その見事なまでの射撃を見た時、さすがの呂布もこの二人は何か違うのではないかと疑ってしまうほどだった。
「あ、あれ? 私、こんな事も出来たんだ……」
一方、妻の一人である張遼の方も戸惑っていた。
妻でありながら、夫や息子を手助けする方法が一つも思いつかなかったので何もしなかった張遼だったが、いざ実戦の場に立った時、自分なりの答えを見つけ出したらしく、今は戦場にあって優雅ささえ感じさせる動きで矢を放っている。
「えーと……どうすればいいのかな?」
張遼が戸惑いつつ呟いている間にも、張遼の放った矢は呂布軍を翻弄していた曹操軍の兵士を次々と貫き、行動不能に陥っていく。
これはまずい。このままでは曹操軍の主力が瓦解しかねない勢いだったので、陳宮は慌てて呂布に進言する。
「奉先様、ここは追撃の好機です。一刻も早く追撃を開始しましょう」
「だが、俺の愛する妻はあの通り矢の扱いが苦手らしい。今はまだ下手に追撃する事は、我が妻の名誉を傷つける事になりかねん。この戦、勝利に間違いは無い。焦る必要も無いと思うのだが」
呂布の言葉に陳宮は眉根を寄せる。
この男は相変わらず、と。
今の呂布の頭の中にあるのは小蓮の事だけであり、それ以外の事は一切目に入っていない事が明らかであるにも関わらず、自分は冷静に戦局を見極めている、と錯覚している節がある。それがまた陳宮の気に障る。
しかし陳宮は呂布と言う人物を知っている。
呂布の武才は天才的なもので、並みの人間ではとても太刀打ち出来るものではないのだが、その反面、人の心の機微に関しては非常に鈍い。
だからこそこの様に小娘の事にしか興味の無い男になっても尚、武将としての実力は衰えないのだが、それでも呂布の欠点を補っているのは呂布自身の人柄によるものが大きい。
そんな事を考えている間にも、呂布軍の士気はどんどん上がり、その士気に押される形で華雄軍の動きも悪くなっている。
本来であれば呂布がこの様な軽挙妄動に出る前に止めるのが役目のはずの李粛だが、この乱戦中に姿をくらましていた。もっともこの場にいたとしても華雄を止められるはずもないのだが、それでも華雄が暴走するのを止める事が出来るとしたら、それは呂布軍の中でこの李粛くらいしかいなかったのだから仕方が無い。
「奉先様! ここで華雄を討ち取れば華雄軍は完全に崩壊します。ここは全軍突撃あるのみ!」
陳宮はそう叫んで呂布を説得しようとしたのだが、その時既に呂布は全軍に総攻撃を命じていた。
この時、曹操軍も呂布軍に呼応する動きを見せた。
曹操軍がここで反転攻勢に出ようとしていた理由はいくつかあったが、最も大きな理由としては孫堅の軍が撤退した事にあった。
撤退してしまえば孫堅軍は孤立無援であり、曹操軍がこれを攻撃するのは当然と言える。そこで孫堅軍が反転して曹操軍へ反撃を行おうものなら、曹操軍も手薄になった孫堅軍を攻撃し、これを撃滅してしまうだろう。そうなると孫堅軍が反転するのは難しい。
逆に言えば、曹操軍が孫堅軍に襲いかかった時に反転して攻撃を加える事が出来ていれば、孫堅軍は壊滅の憂き目に会う事は避けれたはずなのだが、曹操軍の反転が早過ぎたためにそれも叶わなかった。
そして曹操軍が動いたのには、もう一つの理由があった。
この乱戦で袁紹軍は孫堅軍の追撃に移っていたのだが、曹操軍の本陣にも大きな動揺が広がっていた。曹操軍は呂布軍の奇襲を受けて混乱の極みに達していたのだが、その中で一番の混乱は袁術軍の存在である。
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