三国志英雄伝~呂布奉先伝説

みなと劉

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90話

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そして俺は全力で攻撃をする。曹操の体に当たるが、その全てを弾く曹操。だが、その隙を突いて俺の左拳が曹操に直撃し。その勢いのまま地面に倒れ込む。そして追撃しようとした時。
後ろから衝撃を受ける。徐晃と程普の連携攻撃だった。
二人は俺の意識を奪う為に攻撃してくるが 俺が倒れる瞬間。その攻撃を全て弾き飛ばすと、そのまま徐晃の攻撃がヒットして後ろに下がる。俺は振り返るとそこには曹仁が居た。そして曹仁は剣で攻撃してくる。
その一撃を受け流しカウンターを仕掛ける俺だったが。俺の動きが止まる。その俺に蹴りを入れてきた人物がいる。それは曹仁の義妹、曹洪だった。そして。
「奉先。あんた馬鹿じゃないの!?」
と叫びながら何度も蹴ってくる。
そして俺と曹仁達との戦いになる。
曹仁の剣を避け反撃するが。その度に曹仁の部隊は後退させれる。俺は徐栄と戦っている夏侯惇を見る。すると。夏侯惇が押されているように見えた。そして俺も限界が来たようで曹仁との一騎打ちも俺が押し切られる形になった。
(あぁ。ここで終わりか。結局何も成し遂げる事が出来ないまま終わってしまうのか。曹操とも決着をつけたかったけど仕方ないか。でも。これで良いんだ)と俺は思っていたその時だった。曹操の体が突然震え出した。そしてその場に膝をつく。そして言った。
「何が起きているの?」と。
それを見て俺と徐栄はお互いに離れ距離を取った。そして曹操の方を見ると 曹仁達が俺達の方を向いて 早くしろ!!と叫んだ。
それを聞いた俺と徐栄は曹操の元に駆け寄ると、曹操の様子が明らかにおかしいので俺は言った。
「おい!大丈夫か?」
曹操は答える。
「分からない。だけど。力が入らないの」
と それを聞き徐栄が言った。
「お前が呂布将軍を本気で倒すつもりであれば、今の一瞬だけで倒せていた筈だ」
俺はそれに続けて言う。
「どうやら何かしらの薬を飲まされていたんじゃないか?それに曹操軍もかなり消耗しているはずだ」と言うと徐栄は夏侯惇の元へ、俺は曹操を背中に乗せ徐栄の後を追った。そして徐栄は夏侯惇に言う。
曹操は薬で弱っている。そして曹操軍もお前らの部隊以外はもう戦えないぞ。降伏するか? と徐栄は夏侯惇に問う。しかし夏侯惇は答えた。
「俺も曹操軍に降った身だ。それに。俺達はもう戦えるだけの力は残っていないだろう?だから俺はこのまま曹操殿と一緒に逝く。そして曹操殿を最後まで守ってやる」
それを聞いた徐栄は溜め息をつき 好きにしろ。と言い放ち 曹操と共に城に向かった。俺はそれについていく形で城に入った。そして俺は曹操を休ませる為の部屋を用意してもらい、そこに曹操を連れていく。曹操は言う。
「奉先はどうして私を助けた?」
それに対して俺は言った。
「俺は自分の目で見て感じた人じゃないと信用出来ない。曹操。あんたは強くて、それでいて優しくて面白い人だった。だからこそ。助けたくなったんだよ。曹操」
俺の言葉を聞いて少し照れたような顔をしていた曹操だったが。急に苦しみ始めた。
慌てて俺が近寄ろうとすると、 曹操は言った。
「私の側に来るな!!私はこの国の害となる者よ!今、ここに居る者達の命を奪うかも知れないわ。」
と言ってくるので 俺は言った。
「それならば。俺はそんな奴等と戦うだけだ。だから俺には何も気にせずに苦しんでくれていいからな。」
と 俺の気持ちを聞くと、それを聞いて涙を流す曹操。
そして、
「ありがとう。呂布将軍。」
と そう言ってくれた。
それを聞いた俺の心の中には暖かいものが流れてくるようだった。
それから曹操は落ち着きを取り戻すまで部屋で休ませることにした。
俺には特にやることが無かったので曹操が回復するまでは暇だった。そこで俺は曹操の部下達に声を掛ける。
俺が曹操を助ける為に戦った事を伝えておく。そして皆に礼を言いその場を離れる俺に一人の兵士が言ってきた。
曹操が目覚めたのなら呼べと言われた。
俺にそう告げたのは曹性という武将だった。
俺は曹操が目を覚ましたのを確認すると曹操を呼ぶように曹性に伝えると、曹操はすぐに来てくれた。
曹操と対面した俺は曹操に対して言う。
曹操。俺はあんたが気に入っている。だから俺は曹操、あんたが曹操である限り、俺はあんたに仕え続けるつもりだよ。
とそう伝えると、曹操はそれを聞き嬉しそうな表情をしていた。
そして、
「貴方に頼みがあるのですが、聞いて貰えますか?」
と曹操が聞いてきたので俺は答える。
なんでも言って欲しい。
すると曹操は言った。
私を守ってください。と そして俺が質問する。
それは、どういう意味ですか?と その問いに対し曹操は答える。
今の私の体は、あの毒の影響がまだ残っており。そのせいで本来であれば問題なく使える能力を使う事が出来ず、それどころか本来の力を出そうとする度に体が拒否反応を起こすのだと言う。
それを聞いた俺は曹操に尋ねる。
それは、どれくらいの強さなんだと それに対し曹操は答えてくれたのだが。
「分かりません。正直に言いまして、私は一度たりとも自分が負けたと感じたことが無いですからね」
と苦笑いを浮かべて教えてくれるので、俺は言った。それでも、曹操の力が必要なんですと、そう言うと、困り顔をしながら 分かったと返事をする曹操 とりあえず今日はこの辺にしておきましょう。
と言われ解散することになったが俺が最後にもう一度お大事にと言い帰ろうとしたとき、
「待って!」
と呼び止められたので振り向いた時 唇を奪われた……キスされた……
その後すぐに恥ずかしさからなのか 逃げるようにして部屋に戻られてしまった。(これってもしかしなくてもフラグ立ってない?)
なんて思いながら 次の日の朝を迎えようとしていた時に部屋の扉が激しくノックされ起こされる俺。急いで着替え外に出ると曹操の護衛兼世話係をしている女性がいた。名を陳宮と言うらしい。彼女は言う。
「曹操様からの呼び出しがあり至急玉座の間に向かうようにとの伝言です」
と言われると嫌な予感しかない俺であった。
(なんか怒られるんじゃ無いかなぁ)と思いながらも曹操の元へと向かった俺だった。
曹操に会うために城内に入り、曹操の元へ歩いていると前から誰かが歩いてきているのが見えるので避けようとした瞬間にぶつかる俺。そして見覚えのある声の持ち主がそこには居た。徐庶である 謝りながら頭を下げる俺だが徐庶が俺の顔を見ながら固まっていて動かない。不思議に思っていると、夏侯惇に声をかけられる。
「奉先?どこいくんだ?」
と 俺は曹操に会いに行くところだと答えるとその話に興味を持ったのか一緒に付いて行きたいと申し出があったので断る理由も無いことから同行を許可する事にした。
玉座の前まで来ると徐庶が緊張し始めた様子を見せるので俺は小声で話し掛ける。
徐庶は答える。自分は曹操様に忠誠を誓う前に徐子昂の配下として曹操軍と行動を共にしていました。その時、まだ幼かった自分にもとても良くしてくれてた人が居たんですけど、ある時、曹操軍に捕まり処刑されてしまったんですよ。それ以来ずっと心に穴が空いているような感覚になっていたんだけど、今は心の底にあったものが満たされていくような気がして嬉しいんですよ。と答えてくれて 曹操はその会話が終わると玉座の間に入るように言われたらしく 中に入ると玉座の前に立っている曹操が視界に入る 。俺達が来たことを確認されると曹操は言った。
これからは私の力となってくれるかしら? と聞くと徐元直は勿論のこと夏侯惇、夏侯淵もその言葉に応えるかのように力強く返答をしてくれたので、満足げに微笑みを浮かべた後に俺に向かって手を差し伸べる。それを見ていた徐元は感動しながら涙を流していた 。
俺は戸惑いを隠せないまま曹操の手を握ると 突然手を握られた事で驚いてしまう。そして周りを見渡しても他のみんなは平然としていて何故か曹操だけがあたふたしている状態だった。そして改めて見ると 綺麗だなと思ってしまい胸の鼓動が高まってしまっていたので慌てて頭を振って煩悩を振り払う。
そんな中、俺の隣にいたはずの張遼がいないことに気付かず探すそぶりを見せた後、隣を見てみると 驚いた顔をした張遼と目が合う。何かあったのかと思った矢先、今度は後ろからも気配を感じて振り返ってみるとまた驚く事になった。
なんとそこにいる筈のない人物が立っていたのだから。そして俺達の様子を見ていた周りの人達は俺と同じ様に動揺していた。何故なら彼女が此処にいるわけがないからである。そう彼女の名は董卓軍四天将軍の一人で武神の異名を持っていた関羽なのだから。彼女も驚きを隠しきれず戸惑っていたようだったので 落ち着かせるために声を掛けようとすると、俺よりも先に張飛が大声で怒鳴った。何でこんなところにいやがる!お前は俺たちと一緒に長安に攻め込んでいたはずだぞ!!と叫ぶと、その言葉を待っていたかのようなタイミングで現れた劉備 玄徳によりさらに驚かされることになる。
この国に来たばかりの頃に出会った少女劉備 玄徳が現れたのだ。彼女は呂布将軍を探していると言っていたのだがまさか自分の部下になってもらう為だけにここまで来たというのだろうか。そんな事を考えてしまう程に目の前の少女の行動力は凄まじく俺達は全員で止めなければ本当に連れていかれてしまいかねない勢いだったのだ。なのでまず最初に説得を試みたのだが上手くはいかなかった。そして俺は思った。こいつらは一体何の為に動いているのだろう?そして今更だが思い出したことがある。それは洛陽攻略の際の戦いでの事、敵兵に囲まれ窮地に陥っていた時の出来事だった。
敵の大軍を相手に奮闘を見せていた呂布の元に駆け付けてきた一騎当千の猛者達によって救われる場面がある。その中に混じっていた一人の女性がいたことを思い出す。その女性は確か孫堅とか名乗っていたはず。
俺が考えている間にも話は進んでいき劉備 玄徳が仲間にならないかという誘いに対して答えを出していた。しかも条件付きというおまけ付きで それは関羽、張飛を含めた三人だけで行動する事を条件に出してきたのだ。これには流石に反対した俺だったが聞き入れてもらえなかった そして劉備 一行は俺達が潜んでいる城から立ち去ってしまったのだった こうして新たなメンバーを加えたことにより戦力が増えた事は良いことだと思っていたのだが 俺はまだ知らなかった これから起こる悲劇の数々がすぐそこまで迫ってきていることを…………
第7章に続く 新登場人物まとめ *徐元直
(字は文遠性別不詳、外見年齢は20歳前後に見える)*真名はリョウマ。・呂布軍の参謀であり魏続、侯成とは同郷の幼馴染。呂布からは字を与えられていないが本人が呼ばせる名前としては真名のヨウで呼ばれることが多いためそちらの方が呼ばれやすい。
・見た目は少年のように小柄で女物の服を着れば女の子にしか見えない可愛らしさを持つが性格はとても男前で物事に対しても真剣に取り組み妥協を許さない真面目な性格。
・呂布奉先。本編主人公基本は彼の視点で物語が進んでいく事になる。基本的に他人には興味がなく基本的には無口であるが家族に対する愛は非常に深い。容姿に関しては黒髪の短髪をしており前髪を長く伸ばした髪型をしている為に表情を読み取ることが困難で感情の変化なども読み取りづらい部分もあるが付き合いの長い者には意外と分かるもの。体格はかなり細身ではあるが筋肉が無いわけではなく必要最低限の筋力は身に付いている。
彼には特異体質がある。男と部分と女の部分を生まれながらに持つ特異体質。
上半身と下半身の一部が男性で下半身の一部は女性である。
夏侯惇元譲とは恋人同士である。
・夏侯惇元譲。曹操軍の軍師で呂布奉先とは恋人同士である
(本人たちは認めてはいないが周囲にはばれており公認の関係となっている)
夏侯覇とは兄妹関係になる。
金髪で長めの髪の毛をしているのが特徴で身長が高く顔つきが少し強面である為に初見では怖がられがちではあるが優しい人柄を持っているために誰とも分け隔てなく接し友人も多くいる模様
あらすじ
荊州を攻略し終えた事により益州へと進軍を開始することになった呂布軍。しかし突如現れた袁紹率いる連合軍と交戦する羽目になり激戦を繰り広げることとなる。
その中で徐州の黄巾党の首魁でもある張燕との死闘の末、なんとか勝利を収めることに成功をした 一方その頃 徐州でも戦いが行われていた。曹操軍を撃退するために徐晃は精鋭を引き連れて曹操軍と激突することになる。
敵軍を率いているのは高順と言う武将で呂布四天王の一人でもある。彼の武勇の高さは他の者からも評価が高い人物でもあった。その為なのか自信家が多く今回の戦でも真っ先に敵陣に乗り込んできたのである。そして徐栄もそれに続くようにして高順を追って戦場に出ることになった。そこで待ち受けるのは曹操軍の中でも指折りの武将である曹仁が率いる部隊が待ち構えていて徐恵、呂伯奢と言った二人の老将もいるのであった。
徐雄も曹操軍の部隊と戦いを始めることになるのだが徐雄は高順に遅れながらも到着を果たす。しかしその時には既に戦況は大きく変わっており苦戦を強いられることになっていたのだった。その時援軍としてやってきたのは李粛、王異などの実力者達だっのだ。更にそこに袁術軍も加わり、まさに連合軍は圧倒的優勢な状況にあったのだがそれを打ち崩したのは徐州の若き太守にして三公の一つである司徒まで上り詰めた劉協だったのだ。彼は連合軍の陣中に入り込み兵を鼓舞することによって自軍の力を大きく引き上げることに成功する。これにより戦況が大きく傾いた。さらに徐晃が到着したことも大きいだろう この戦いを制したものが天下を手に入れると言っていいほど重要な戦いとなっていた。
そんな中で最初に犠牲となったのは呂布軍に配置されていた張遼と臧覇だった。彼らの活躍もあり呂布軍は劣勢に立たされていた徐栄隊を壊滅させると勢いのまま曹仁の元へ向かうことが出来たのだ。この時曹操は陳宮と相談しながら指揮を取っていて呂布の方ばかりを警戒していたがゆえに張遼と臧覇の動きに注意を払っていなかったことで彼らは先手を打つことに成功したのである。これによって戦局も大きく傾き始めたがまだまだ油断できない状況であったのもまた事実だった。
そして曹操の元に徐栄隊が戻ってきたところで形勢逆転となったかに見えた。
が、それも一瞬の気のせいでしかなかった なぜならすぐに徐栄隊は打ち破られてしまい呂布の元に救援を求める使者がやって来たからである。この状況を見た呂布はその使者に呂布自ら向かうと告げる。そして使者として訪れた兵士と共に単身で呂布は徐州の城に急行したのだった。呂布軍が城に到着したときにはすでに城門は閉ざされてしまっていたのだが門の前に立つ兵士達は全て倒れ伏していたのだ。これはどういう事だと思いながら急いで城の中に入ろうとするとその時に城壁の上に立って弓を構える一人の青年の姿があったのだ。その者は劉備だった。彼女の姿を見るや否や慌てて降りようとする劉備に向かって呂布は飛び降りてくるように告げたのだが彼女は首を横に振って拒んだのである。呂布の言葉を聞いた劉備は自分の命を大切にしているのではなくこれから来るであろう呂布軍の援軍のために時間を稼ぐことを優先させるためにそのような行動を取ったのだ。それを察してか呂布はすぐに城内に向かうことなく劉備がいる場所へと向かった。すると呂布が近づいてきたことに安心感を覚えたのか緊張から解き放たれたせいなのか涙を流し始める。そんな彼女を呂布は何も言わずに抱きしめたのである。呂布の行動を見て驚いたのは劉備だけではなかった。その場に来ていた曹操軍の者達も驚いていた。それだけではない。この場にいた多くの者が劉備が呂布の寵愛を受けているという噂は聞いていたもののまさか本当にそういう関係だとは思っていなかった。
だが曹操だけは違った。曹操は劉備を自分の陣営に引き入れたいと考えていたので呂布が劉備を庇うような動きを見せたことが気に入らないでいた。
しかも呂布は自分が一番大切に想っている存在を危険に晒してしまったのだ。許せない気持ちでいっぱいになっていた。
その後、呂布と劉備は城の最上階へと向かうとそこには徐栄と高順、それと徐晃がいた。
徐晃は呂布の顔を見ると大きく目を見開いて驚きの声を上げるとそのまま駆け寄ってきた。
「おお!呂布将軍ではありませんか!お久しぶりです」
そう言って徐晃は呂布の手を取るとブンブンと上下に大きく振る。
呂布は苦笑いを浮かべながらその様子を見ていた。
呂布が徐州を訪れたことは何度かあるが徐晃と会うのはこれが初めての事である。
「ああ、徐晃殿。息災で何よりだ。しかし今はそれどころではなさそうだが?」
呂布が言う通り今は曹操軍と呂布軍の一騎打ちの最中である。
呂布がここに来たのは援軍のために来たのだから当然と言えば当然の事なのだが、それが分かっていても呂布が来た事に心強さを感じていたのも確かだった。
「それでそちらの女性は?初めて見る顔ですね。新しい奥方ですか?」
徐晃が興味津々な様子で聞いてくる。
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