三国志英雄伝~呂布奉先伝説

みなと劉

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70話

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しかし今回は曹操と密談するために会う予定になっていたのだが 曹操の到着が遅れているようだ。
仕方ないので待っている間にお茶などを出して待っていたのだが、しばらくすると曹操軍の斥候と思われる人が来て曹操がもうすぐ来ると知らせてくれたので 曹操がやって来るまでは待ってもらえないか頼んでみたのだが、一応話は通ってくれたのだがあまり歓迎はされていないようである。それならこちらも待たせたお詫びとして準備を整えてから来てくれと言ったがそれもダメだと拒否されてしまう。
曹操が来るまでの暇つぶしに色々と聞きたかった事もあるのと情報共有を行いたいと言うと 使者の人は難色を示したものの了承してくれた。ただ、こちらから話しかけないと向こうからは口を開くことはなかったが。
そして少し経った頃、ようやく曹操軍がやってきたので俺は出迎えの準備をするのだが 曹操の表情はかなり厳しい物になっており、どこか体調でも悪いのかと思ったのだが、それよりも気になるのは馬にまたがろうとせずに歩いてここまで来ていることだった。
それどころか曹操が馬から降りようとするところを見るなり慌てて一人の女性が支えるように手を添え、その女性は馬超の妹である馬岱にそっくりだったため驚いた。
そして曹操を支える女性の正体を知ることになるのだが それは呂布の妻で 張氏であることを知った時は かなり衝撃を受けたものだった。
その呂布の正室で曹操を支えて来た人物でもあるはずの彼女は 呂布が董卓討伐に向かう際に見捨てられる形で離縁されたという話は聞いているが詳しい事情は知らなかったのだ。そのため彼女の身に何があったのかと内心ヒヤヒヤしながらも 聞くことにしていたが。
彼女自身は何も語らなかったので 呂布の副官だった賈クに尋ねてみたところ 呂布軍の中でも呂布に最も近しい存在で呂布が長安へ向かう時に 妻を見捨てる形になってしまい。それ以来、呂布は心を閉ざしてしまったということらしいのだが、呂布の家族である妻の方も 呂布に見捨てられたショックが大きかったのか精神的に追い詰められていたらしく ついに病を患い、亡くなったそうだ。それからは 曹操軍の客将になり、その曹操軍の使者として劉備の城にやって来てそこで保護されていたのだそうで劉備の元で生活する内に次第に心の傷が癒されていったのだったそうなのだが 、先ほど曹操の元に帰ってきた時には目に生気がなくなっていたり、言葉数が極端に少なかったりとまるで別人格のようになっていたらしい。そして張氏は 一言だけ呟いたのだった。
「……私には もう夫はいません。私の事を愛してくれる者は誰一人としていなくなってしまったのです」
その目は虚ろで見ている俺も辛い気分になってしまった。
だがこれは 好機と言えるだろう。今の彼女には呂布の代わりはいないだろうし。曹操にとっても手放すわけにはいかない。つまり曹操は 彼女に惚れ込んでいるのかもしれないな。だが呂布には及ばないと、そう考えているんだろう。だから呂布を殺した張遼を優遇しているのだろうが。
呂布が死んでしまえば曹操は確実に負けてしまうと分かっていながらも。


こらこらこら!
はい!再起動開始!
「はあ、どうしようか」
俺、呂布奉先は困ったことになってしまったのだ。
この国の王で義父で義理の息子である董卓を殺せと命じられているからである。まぁ、この董卓という男は確かに評判はあまり良くなかったが、それほど嫌いな奴でもない。ただ、周りの連中や民衆が悪口を言ってもおかしくはないとは思うけどね。
まぁ、今は董卓暗殺とかどうでもいい。問題は俺の方だ。
俺はこう見えて特異体質なのだ。
上半身は男下半身も一応男だが一部女という特異体質なのだ。
だから妻を娶るというのはあまりしたくない
かと言って
俺が嫁になるのもどうかな。
呂蒙が今日は我が家に来ていて話をしている。
「最近何か変わった事はありませんかね?」
呂蒙が唐突にそんな事を聞いてきたため俺は首を傾げてしまった。
特に蜀とも魏とも交戦予定は無いな
スケジュール見たけどそんな予定無いはずだ。
俺は頭の中で考えてみる。
すると、あることに気づいた。
劉備と会ってないわ どうやら俺には重大な仕事が出来たので、そっちを優先しなければいけないようだ。
俺はすぐに身支度を整えると劉備の家に向かった。劉備には事前に伝えておかなければならないことがあるので仕方ないだろう。
それにしても、俺は何故 あんなにも急いでいるのだろうか? 理由は自分でさえ分からなかった。しかし行かなければと言う気持ちがどんどんと高ぶっていくのが分かるから焦っていた。それは間違いないことだったし、自分の身体の事は自分が一番理解していたのである意味納得ではあった。ただ、今更ながら 何故こんなことを気にするようになったのだろうか。前は死ぬ事に躊躇などしたことがなかったはずなのに。今は生きたいという欲求が芽生えてしまっているから不思議でならない。
そうして考え事をしながら走っているとあっと言う間に目的地についてしまった。
劉備の家に着いていたが様子がおかしいのは見ればわかる事だった。それは家の外に沢山の人が押し寄せており 、中には泣き崩れている者もいたから。そして劉備は家に閉じ籠っており出て来ることはなかったのだった。
とりあえず状況を確認する為に俺は家に入ろうとしたが警備兵が槍を突きつけてきた。
俺が何者なのかと問うてくるが 呂布と名乗れば 顔色は変えないが困惑は隠せないようだ。そして少し話を聞くと曹操と敵対関係になっているらしく、また曹操軍に内通者も出ているのだとか 曹操軍が侵攻してきた時にも防衛に回らなかったので、劉備に責任を押し付けたらしいが。そのせいで関羽が激怒してしまって手がつけられなくなってるのだとか。そのため、劉備軍は劣勢でいつ攻め落とされても文句は言えない状態になってるのに それでも尚も抗戦しようと意気込み続けているのだという話を聞いた。
「俺も劉備殿に用がある。邪魔する気ならば力ずくでも通してもらうぞ」
「何を言っているのだお前は」
ただでさえ警戒態勢だというのにそこに俺のような巨漢の男が入ってくるのだ。兵たちが怖じ気付くのも当然のことだったのだが、それを見ていた一人の女性の声により 空気が変わったのだ。
「何をしておるのだ。その者は用があると申しておるではないか」彼女は関羽だった。彼女だけは落ち着いていて冷静な対応をしていた。そしてその態度を見てか兵は大人しく俺を通してくれた。俺のことは知っているのに何故この女性がここまで落ち着けるか分からないが俺としては都合が良いと思いながら彼女の部屋にそのまま入った。そこでようやく俺を見た彼女は驚きもしなかったが俺を歓迎してくれたのだ。
俺は挨拶をしたのちにここに来た理由を話し始めたのだが、
「ほほうそれはそれは難儀なことだがいまはどのようなことでも会うのはちと難しいかの、日を改めることは出来るかの?」俺はそれについては断ることにした。何となくだが 今日しか会えないような気がしていたからだ。
しかしここで関羽は困った顔をしてみせた。何かを言いたそうではあったが結局黙り込んでしまう。やはり駄目かと思っていると彼女がポツリと一言言ったのだ。
「すまぬな、劉備玄徳をここに」
まさか そう思っている内に奥の部屋へと続く扉が開かれた。そこには一人の男性が立っていた。だが彼は明らかに病人でやつれ果てていたのだ。俺は咄嵯に立ち上がっていた。俺のせいでこんな目に合ってしまったと思うと とても居心地が悪いし罪悪感もあるのである。だからこそ彼を救う義務が 俺にはあると感じたのだ。
「劉備殿!我が力貴方様のために使いとうございます。」
「どうするのだ?」
「見ていてください『我は秘術を求めるもの汝の力を我に与え給えそしてこの病に冒されし者に清い力を』ホーリィキュア」俺の手からは白い光が現れ 彼の体に降り注いだ。すると彼の体調は良くなり肌色もよくなっていく。これで治ったはずだ。すると俺の目の前に劉備が歩み寄ってきた。
そして俺に礼を言うとその後ろにいる者たちにも頭を下げて礼を述べてくれたのだ。そして彼は再び椅子に戻り 話し始めようと口を開いたが途中で言葉が詰まってしまう。
「体力は寝ないと回復しませんのでまた日を改めます。ですが病が治って良かったですそれでは」
これ以上迷惑をかける訳にはいかないし長居するつもりもない 俺が立ち去ろうとすると劉備が待ってくれと言ってくるが無視をしてさっさと退散してしまった。劉備には俺の行動が不愉快に映るかもしれなかったが これは必要なことだったと思って行動しているだけなのだから。しかし劉備が本当に病気で苦しんでいたならあんな態度をとるつもりもなかったが。
「ありがとう!本当にありがとう」
後ろから感謝の言葉を投げ掛けられつつも振り返ることなく俺は帰路につくことにした。ただ 俺はこの時初めて劉備の為に何かしたいと思ったのである。
それから数ヶ月後
魏との会談が予定された。その予定日が今月最後の日であり それが終わればいよいよ曹操との戦いだ。
正直不安がない訳ではない。
相手は曹操と袁紹の二大強国だから 勝てるかどうかは分からない。
ただ、俺達劉備軍には呂蒙という優れた人材がいるので負ける事は無いと踏んでいるが油断はできないし 呂蒙がどんな判断を下すかにも左右されるだろう。
戦い方は戦札(いくさふだ)というカードを使った戦術ゲームをする
それで勝てたら
今回の戦は終わりである。
次回はまた後日という形になる
血で血を洗う戦闘はしないという法律が出来てからは戦は全て戦札を使うようになった。この世界では まだそこまで発達していないもののいずれは そういった技術も向上してきそうなので、この世界に戦争なんてものは存在しなくなってしまうのかもしれない。
ただ、俺はそんな事は関係無いと考えているので平和な世の中になったところで戦うだけだ。それに俺の目的は天下の平定なのでこの世界の人達が皆仲良くしてればそれは可能だということだ。
俺はそんな事を考えながらも今日も 劉備の世話をしていた。最近ようやく仕事が落ち着きを見せ始めて来ていたので暇を持て余していたのだが、劉備は忙しいらしい またもや人に囲まれてしまい身動きが取れない状態になってしまっている。しかも今度は先日の劉備の看病をした時と同じ雰囲気の者達で、俺の事は 覚えていないらしい。
そこで俺は部屋から出て行けば良いものを何故か気になってしまい その場を離れられないでいた。そして、その空気を壊すかの如く 大きな音を立てながら扉が開かれ入ってきた人物がいた。その人物は曹操で 彼女はそのまま真っ直ぐと劉備に詰め寄り話を始めたのだ。劉備はその言葉を真剣に聞いていたようで 、表情を引き締めると立ち上がった。どうやら 話は終わったらしく曹操だけが残っていた。そこで関羽の声が聞こえてきたのだ そしてその後 何かがあったようだがその瞬間に関羽と張飛の姿が見えなくなってしまった。そしてそこに劉備まで消えてしまった。何が起こったのか分からずにただ呆然としているしかなかったのだ。そしてしばらくして扉が開かれた時に劉備が出てきたのだが、その姿を見た時に俺は言葉を失った。何故 彼女があんな風になってしまったのかが不思議でしょうがなかったからだ。彼女の服のあちこちに返り血のようなものが付着していて、手には何も持ってなかったのだ。それだけじゃない 彼女も顔に切り傷が無数にあって見るも痛々しい姿を晒すようになっていたのだ。そこで俺は声をかけた。
「あの、大丈夫なんですか? 何ともないんですか?」
「あぁ 何とかな。心配させてしまって済まない」
「えっと……それじゃ」
「ちょっと待ってくれ」
彼女は俺を呼び止めるが俺としてはこれ以上関わりたくないという思いが強く すぐにここから離れたいという気持ちもあったので素直に従うことにした。そして彼女に連れられるまま付いて行ったのである。向かった場所は城の屋上だった。そこでは 兵が沢山いて酒盛りを始めようとしていたのだ。そして 俺はそこに連れられていったのだ。そこには関羽、劉備、夏侯惇がいたが明らかに場違いな雰囲気だったので俺は少し離れたところに陣取るように移動をした。
彼女は兵たちの酒を汲みに行ったかと思うと直ぐに戻って来て俺の横に腰掛けたのだ。それを見て俺は慌てていた。俺が何かを言うよりも先に彼女が口を開いたのである。
俺は黙り込んで何も言えなかったが内心ではどうするべきか考えていた。
何を喋るべきなのか いやその前になぜ俺なんかをこんなところに誘ったのか疑問である。
「どうして俺をこんなところに連れてきたのでしょうか?」
「んっ?いや 私と一献傾けようと思って」
確かにそういう誘いを受けた場合断ることも出来なさそうだし、仕方ないかと思って付き合うことに決めて盃を受けとり乾杯をして中身を飲み干してしまっていた。ただあまり飲む気がしなかった。ただ俺だけちびりちびりとしか飲んでいないというのもあれだと思い一気に煽っていた。それをみた劉備は笑みを浮かべていたのが妙に印象に残りそう思ったが 敢えて気にしないふりをすることにした。それから 劉備から色々なことを聞かしてもらうことができたが俺が知っていることと ほぼ一緒だったことと、この国の現状についてが主に語られたことだけだった。ただ一つを除いて 。
この国で天下を争うために劉備達は戦っている。それは分かったのだが肝心の曹操と戦う理由を教えて貰っていなかった。
俺自身 にその事を話す必要がないと思っての行動だとは思うのだが、それを知ることによって 俺はこの劉備軍に力を貸そうと決めることになるからなのだ。その理由を聞いたところで劉備軍には所属しないつもりではあるが 興味はあった。だが、そんな事は言えないので結局聞けないままその時間を過ごすことになった。
そんな俺達の前に曹操が現れた。曹操の突然の登場にも驚きはしたが特に問題は無かった。しかし、その時から嫌な予感を感じていた。
それからその予感は当たる事になりそのあと曹操は劉備の陣営に加わったという事を伝えられた。曹操軍の猛者共を引き連れているその様子は俺から見ていても 凄まじく圧倒的な戦力であったのだ。劉備はそのことを知っていた筈だったが俺は知らない。だから不安を感じざるを得なかった。劉備と話をしてもやはりそんな情報は教えてはくれなかった。ただ分かることは劉備軍はこれから苦しい闘いを強いられるという事が予測出来ることだ。しかし、俺はもう既に劉備と手を貸したいという考えを持っていた。
だから と言ってもいきなり 助けると言うことはできないし、もし出来たとしても信用されない恐れもあった。だからまずはその劉備の戦い方を見るしかないと思ったのだ。
それに曹操軍が加わったことで益々戦況も厳しくなるだろうと俺は思っていたのだ。実際に戦場に出て見ないと分からない事もあるが劉備軍と対峙すればかなりの苦戦は避けられないだろうと感じているのだ。そして 予想通り苦戦を強いられる事となった劉備軍は、呂布、高順、徐栄の三将を失ったと聞いて、そこでようやく危機感を抱いたのだった。このまま行けば全滅すると。そこで俺はこの世界に来たばかりの頃のことを考えたの 、あの時俺一人だけでは確実に生き残ることは出来なかったのは明白なので俺はこの時になってようやく俺自身が力を付ける必要があると感じたのだった。俺はこの世界で生き延びるためには戦わなければいけないと思っていたのは変わらない。ただ今迄とは訳が違うのだ。戦うべき相手が強敵な上に俺一人で勝てる保証などなかったのだ。今までのように俺を舐めてかかってくる奴はいないということでもある。それでも俺は自分がどれだけ強くなったのかを試して見たかったのだ。俺は自分の成長を確かめるべく戦いに望んだ。そして曹操と刃を交えた。
「戦札バトル!開始」
審判の声が響き渡り、戦闘が始まる。今回は、相手との相性を考慮して 炎属性を選ぶことにした。
(今回ばかりはあまり使いたくはないな)
そう思いながら刀に念じる。
(我に応えよ……我が名は……)
「名乗れ!」
相手に聞こえない程小さな声で呟きながら俺は武器の名前を心の中で告げようとする。
「我が名は、緋焔!!」
「……えっと」
(どうしようこれ 完全に滑ってますよね?恥ずかしくて死ぬんですけど っていうか どうすりゃいいんだよ!?)
という感じになっていました。本当にやばいですね。何ですかこの名前厨二臭いですもんね。そして やっと名乗りが終わって お互いの準備が終わったところで、 試合開始となりました!!
「先手必勝!!!火斬・双龍波!!」
まずは技を出してみる。
しかし それを容易く避けられてしまうが、想定内である。すぐに次の攻撃を仕掛けるため間合いに入るが 相手の速さも半端なく俺が踏み込んだ直後に目の前に現れるように攻撃してきたがなんとか受け止めることに成功できた。
「ぐっ……」
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