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52話

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その事を彼女に言うとそう言えばどこか違う国の言葉に聞こえると彼女は納得していたのだが俺は彼女の名前を知ることができた。だがまだ彼女についての情報は全くないのだ。そこで彼女の部下を一人呼び出してもらい、彼女達の名前がどのようなものであるのかを聞き出してもらうようにお願いすると彼女は快く了承してくれたため、任せることにした。その情報によって俺は目の前の少女の名前を推測することに成功したのだが その予測を俺は口にする事はなかったのである。
そのあと少し会話をすることになった。俺は彼女との話を通して感じたことは、彼女があまり多くの言葉を発しないと言う事だったのだ。これは俺の苦手分野であるため どう接すればいいのかよくわからない だがとりあえずは話を聞こうとする努力はした。それで わかったことがあるのである。彼女の年齢は17歳で年下の女の子であるという事実である。これは驚きを隠せないことではあるが別にそれだけが彼女に対して抱いている印象ではなかった 確かに見た目的には童顔のため実年齢よりも下に思われがちではあるが俺が気になったのは外見ではなく雰囲気である。一言で言うなら不思議な子だと思っていたからだ。普通の女の子のような明るい雰囲気は一切感じられず逆に何か暗いものがあるのではないかと思わせるようなものであったからである。それがなぜそのような感想を抱いたかという理由に関しては全く分からないのだが、ただ漠然として感じるものがあったからこそ このようなことを考えてしまったのかもしれないと思うのであった まあ この考えに確証はないんだけどね。それともう一つ驚いたのはその実力の高さである。俺の予想通りやはり呂布軍に劣らないほど強くしかも若いながらに副将を務められるくらいなのでかなりの実力者だとわかる それ故に俺にはこの人を倒す術がないことも実感させられてしまったのである。正直 これ以上戦いたくはないんだよね だって怖いし痛いし そもそも死にたくないし・と言うことで俺は降伏を申し出たのである。もちろん最初は相手にしてもらえなかったので、必死に頼んでみた そしたらなんとか認めてくれたようで許しを得ることに成功したのだった 。これでやっと終わりかと思ったのであったが、実はこれからが始まりであることをこの時は知る由もなかったのである。
俺、呂布は夏侯惇に会うため徐州城へと向かった。この世界に来たばかりの時はこんなところに俺の知り合いがいる訳がないと決めつけてしまっていて情報収集など何もしていなかったのだが、呂布の体の記憶にもあったため、俺はここが自分の知っている場所であることに気づくことになる。それはもう確信に近い事実であった。俺はここに知人が存在している可能性がある以上会わない選択肢なんてないから会うためにわざわざこんなところまで来ているのである。だからこうして移動している途中なのである。ただ移動するだけでは面白くないので道中に敵襲があったりしたが特に苦戦するようなことはなかった為、すぐに終わった そして城に辿り着くことに成功すると俺は門番をしていた奴に向かって声をかけた
「この城を治めている者はいるか?」
その問いかけに対し男は答えようとしたがその前に背後からの殺気に気づくことができて 咄嵯の行動をとる すると背後にいた人物の正体を知ることになり 警戒心を高めた そこには一人の武人の姿が存在していたのである。その姿を見た時俺はこいつが張遼だということにすぐに気がつき。さらに自分の記憶と今の体の感覚とで一致したことを確認するとその瞬間、俺は歓喜していた。なんたってあの有名な猛者と戦いたかったという願望を持つ俺にとってこれほど嬉しいことは滅多にないだろう。だからテンションが上がったせいでつい嬉しさに任せて戦いを挑んでしまったのだ。当然あっさり負けて終わったのだが後悔はしていない。むしろ満足だ そうやって戦っていた時に丁原軍が到着したらしく城の外で戦闘を行っていたようだ。その結果 は知らないけど今は関係ないから無視するとして。俺達は城内へと入ったのだがその途中に張燕とかいう髭男に襲われてまた戦ったが今度は負けたものの手応えを感じていた だからと言ってこのまま引き下がるわけにもいかないので再度挑んだがそれも呆気なく敗北してしまったのだった……
そのあと何が起きたのか全く分からなかったのだけど 何故か曹操達に囲まれていて質問をされていた ので素直に答えると、どうやら見逃してくれるようであり曹操の元へ連れて行かれることになりそのまま連行されることになったのである。
ただ その際に呂布の体は拘束されていて身動きが全く取れない状態だった。
「…ん…ん」
俺は乳首摘まれ声が漏れる。だが痛みに耐えかねての声ではなく快感の悲鳴である事は自分でわかっているだけに悔しい思いをしながら喘ぎ声を抑える。
「ほう?呂布将軍結構可愛い声で鳴きますな」と兵士は笑いながらも手を緩めることは無く刺激を加え続ける そう、俺の服の中へ手が侵入してきたのだ その手の先にあるものはもちろん胸元である。
「…く…ん」
と必死で声を抑えているがそれが余計男の興奮を誘うだけということには気づかない そうこうしているうちにとうとう我慢の限界に達してしまう 俺の息子さんが大きくなってしまい股間にテントを張ってしまうのだ。
ズボンを下着ごと取られて剥かれる俺のお宝ちゃん達 だがまだ大きくなるのだ。その反応を見て兵士達は俺を攻めまくったのだ。そんな辱しめを受けている内にいよいよ本番を迎えようとしたのか兵士達は一斉に俺を裸にしてベッドに放り投げた。そのあと俺の顔に誰かの大きな息子さんの先が乗っかってきたのだ。そしてついに挿入が始まったのである。
「んぐ」
口のなかに大きなモノを押し込まれ苦しむ俺、必死になって歯を立てるまいとするがそれでも痛かったのだろう 男は叫び声をあげたのであった。そして男は果て俺の上に崩れ落ちた やっと解放されたと思えば次に待っていたのは自分の番と言わんばかりに沢山のちんこたちが襲いかかってくる。その勢いに押されて俺もまた果てそうになるのである。
「……んは…ひゃ」
と息をするのを忘れていたようで呼吸を整えようとするのだがそれを許そうとしない男が攻めてくる。
その繰り返しの繰り返しにより何度も絶頂を迎えるがそれで許してくれず、ようやく解放されて安堵したのだが休む暇も与えずに次はまた別の一人の男の物が入ってきて そこから先は数え切れないくらいイカされた挙げ句に最後の最後まで搾り取られた。
衣服を整えて重熙の居る所へ案内される。そこは寝室と書かれていた部屋であった為 恐らくここでヤラれたんだろうと思う。それにここは見覚えがあるから間違いなく自分の城だと確認が取れたところで俺は意識を失ったのである。それからしばらく時間が経って目を覚ました時には既に朝になっていた。
目が覚めた俺は身体中痛いことに気付かされたがこれはきっと筋肉疲労によるものだと考えて納得させたのである。
劉淵と重熙が話をしていた。内容としては今度行われる反董卓連合への参戦について話し合っていたようだ 俺は参加するつもりでいたためそれを聞いたとき喜んだのだがどう考えてもこの状態じゃまともに戦えないため不参加を決め込むことにしたのである。それと参加するのは呂布隊だけのようである ちなみに今回の件での死者の数は0だったとのこと、ただ張遼に斬られた者が一人いたそうだ 誰にやられたか分からないらしいのだが、俺なら分かる。
夏侯惇である あの戦いのとき俺も張遼と戦いたいと思ってたがどうせ勝てないから止めとくことにしたのに結局あいつと戦って負けてしまったわけだ。まぁそれはいいんだけどね。ただ曹操は今回の戦いで相当自信を得たらしくこのあと直ぐに兵を挙げて長安へ向かうと宣言したのだ。当然俺たちもその作戦に加わることとなるのである。
「呂布将軍…お身体は大丈夫ですか?……先程は兵士たちが失礼をしまして」
と曹操が話しかけてきた 俺は正直こんな時にそんな話はどうでもいいし何より体の方が全然だろが!と心の中で叫ぶ。
だが曹操はそんなことを気にするでもなく会話を続けた そういえば曹操には娘がいたような気がするが 確か名前は……
うーんと悩んでいるとその曹操の娘がこちらに向かってきて挨拶をしにきた 。
その娘は美しい容姿をしていたのだ だがどこかで見たことあるような気がするのは気のせいだろうか? だが思い出せない以上仕方ないと割り切って俺は挨拶を交わした。
その娘の名だが……あれ?聞いた事あった気がするんだよな。でも名前出て来ないってことは多分気のせいだな。気にしないことにしよう。
で、これからの行動としてどうやら明後日の明朝から出陣することが決まり。さらに準備のために三日ほど時間を設けるのである。
だが曹操達は俺がここに残っても意味がないと思ったらしく無理やり連れ出そうとしていた もちろん拒否したけど無理矢理連れ去られることとなってしまったのである だがそこで問題が起きたのだ。俺が連れて行かれる場所を何処にするか揉めたのである。
その結果 徐州まで行くのはまずいだとか 漢中で合流すべき とかいろいろ意見は飛び交ったが結果俺が曹操達と一緒に行動する事となったのだ。という訳で洛陽を出立することとなったのだ。俺は曹操と共に行動することになったのである。俺はこの時曹操の事を警戒するべき存在として考えていた。だがそんな時俺は呂布隊の隊員達にとある提案を受けたのだ。その内容は、俺の妻になってくれる人を俺達が探すと言うものであったのだ。俺は即答した、断らせて頂くと。だってまだ嫁さん作る予定無かったからさ、そもそも妻を作る理由が無いもんな。こうして俺は仲間達の提案を断り、一人で旅をすることになる 俺が目を覚ますとそこは森の中であった 一体どうしてこうなったのかわからない。辺りを見渡せばわかるかも知れない そんな風に思ってると突然声をかけられたのだ
「あら、おはようございます」
そこには綺麗なお姉さんが居ました。はい。俺好みの女性でしたが、残念ながら彼女は俺の知っている人物ではなかった。だけどよく見ると確かに似ている、髪型以外はほとんど同じである なので彼女に対して少し興味を持ってしまった そして俺は彼女に色々と聞いてみた 彼女が話してくれる内容をまとめる限りだと、ここは未来の世界、いわゆるパラレルワールド、別世界であることが分かった しかし、何故か俺の知ってるような時代、文化が多々見られる 例えば、携帯があったり、PCがある。他にもゲームもあったり漫画もある
張燕と愁眉はこの時代に生きていた。だが今は死んでしまっているらしい。俺と同じように転生をして今の世界へやってきたようだ。二人は、今この時代で悪逆の限りを繰り返している董卓に反旗を掲げた。が結果は無念にも敗北。捕らえられて奴隷のような生活を強いられる羽目となったのだという。俺も同じような目にあってる。張遼も捕まった。
俺の場合歳を取らない死なないという特殊体質だから董卓に気に入られ、玩具のように毎日抱かれ続けている。
俺は、将軍でもあるが軍師でもあり武将であり、その全てを兼ね備えていたから董卓に重宝はされていたがそれが災いして常に側に置きたがり、昼夜問わず好き放題に扱われてしまっているのであった。そのため張遼と会うのも一ヶ月ぶりだった。
俺の身体は男と女両方ある特異体質。その事でも董卓は面白がっている。
張遼は張飛と同じ様に特殊な槍を持っている為武器は何でも扱えるのが取り柄だという 因みに俺は弓も剣も使う。あと魔法もそれなりには使えるんだよね実は。だがこれは誰にも言ってないし言えないことだから秘密にしてる まぁその話は良いか 。
で張燕だが彼は刀を使って戦う 彼もまたかなり強くて、呂布の片腕とも言われてる で俺は董卓に殺されてこの世界に生まれ変わったのが5歳の時 それから2年が経つ今が10才である どうせ殺されるんだろうなーと思っていたのだが予想に反して俺は董卓の寵愛を受けている、そのおかげで俺は生きてる事が出来ている。
「…あ…ん」
「呂布将軍…かなり…いいお声で鳴きますね」
張遼が俺の耳元で囁いた 正直恥ずかしすぎるんだよこいつ。この男はこういうところだけはしっかりしてきて。
俺の反応を見て楽しむかのように行為に及んでくるのだ。張遼に組み敷かれて俺はかなり困った状況に陥っていたのである。
「…あ…ひ…んん!」
……このあとめちゃめちゃセッ○スしました。まぁこの張遼とは何度かしたけどね。俺はこの時、初めて自分と同年代の奴が相手じゃない事に気づいたわけですよ、うんマジで初めてだったわ。こんな事言える相手がいなかったんだよなぁ……。張燕は論外だし愁眉は年齢差有りすぎて相手にされてなかったみたいだし しかも俺に欲情する変態だしさすがに勘弁してほしいっす。
俺、呂布奉先は思うのであった。俺ってなんであんな変態が部下になっちゃうほど好かれたのかねぇ 俺の事を気に入ってる曹操だがどうやら俺のことを信用出来なくて連れてきたのだとか まぁそりゃそうだ。俺は今まで一度も戦いで負けてはいない。だがそれも曹操が指揮をしていた場合の話でしかない。もし仮に負けた場合はどうするのかって言う不安はある。
夏侯惇が冀州から酋長に行っているらしい。
そこで俺達を迎えに行くと言っていた。
だがそれは無理なことであると曹操に伝えてくれと頼んでおいた。俺達の目的はあくまでも黄巾党の鎮圧なのだと伝える。そしてその討伐隊を率いている袁紹は、自分の配下として兵を差し向けることを提案し、それを拒否されているという話も聞かされた。
そんな話をしていると、一人の少年が近づいてきた。だがその少年には見覚えがある。なぜなら、劉備と共に行動していたあの少年だからだ。たしか名前は、関羽雲長。彼の名を知らないものはいない。かつて劉備に仕えた大武人である。彼は今義勇軍として活動しているという。
そんなことを話してると、張遼がいきなり立ち上がり何かを言いたそうにしている。おそらくは袁紹軍のことだろう。
張遼の言いたいことは、袁紹軍が来なければ、俺たちはただの兵でしかないということなのである。それについて、俺が考えをまとめている間に曹操はさっきの話を持ち出して俺を説得しようとしているのだ。だがそんなことで俺が折れると思っているなら残念ながら間違いであった。それに俺だっていつまでもこのままというわけではない。俺はいつかは必ずここから出るつもりだったからだ。そんなとき俺は曹操からとある提案を受ける。それは、俺と妻達を連れて徐州の城へ行き、袁術達と交流をするというもの。もちろんこれは俺にとって有益となるもの。
だが、俺は曹操の提案を蹴り、そのまま洛陽に留まることに決めたのだ。その答えは俺の意思でここを離れることはないと言う事。つまり俺達はしばらくこの地に留まっても構わないと言うことになったのだ。
そして俺達に部屋を用意してくれただけでなく食事も用意してくれるとの事。
こうして俺達の滞在許可をもらえたので俺達は少しだけ休むことにしたのだったのだ。ちなみにだが曹操の提案を受けた場合だが張飛が同行してくることになるらしくかなり危険とのこと。そうなれば、最悪死人が出てしまう可能性があると俺が感じ取ったためその提案を断る形になった。
その後俺は、劉備が心配で探しに行った張飛と愁眉の後を追うような形で、城内を探すことに決め、一人で行く事にしたのだった。まず向かったのは、街の方角だがそこには居らず街の人に聞くと、郊外へと向かって行ったのだという そのあとも俺も郊外のほうへ向かうが、結局劉備の姿を見つけることが出来ずに終わったのである。だがそこにちょうど張飛と合流することができ、張飛も愁眉を探しているという事で二人で探すことに決める。その後は街に戻ったのだが、ここでとんでもない情報を聞くことが出来たのである。その内容とは、陳宮の死体が見つかったという物。この事実を聞いたときには俺は心臓が止まるほどの衝撃を受け、一瞬気が遠くなったほどだった。さらに張飛は死体を見て吐いたそうだ。まぁ確かに見たら誰でもそういう反応示すよ。だって腐り果てて人の原型留めていないくらい酷い状態だったからな。
しかも、張飛は死体を見た瞬間にその臭いも嗅いでしまい、それが引き金となってまた戻してしまったとのことだった。よくこんな状況で動けるなと感心させられたものだ。
張飛に案内されるがまま後をつけるが、正直行きたくなかったが仕方ないと言い聞かせるしかなかった。
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