上 下
358 / 382

358 風呂の後には夜のおつまみとテレビである

しおりを挟む
風呂の支度をしている
チャリオットとエリクスは俺達が風呂の支度をしている最中に
本日の夜のおつまみを作成してくれている。
チャリオットは最近フライパン奥義を覚えたのでそれを実行して
小麦粉を練っている。
俺達が風呂の支度を終えて
後は沸くだけになって戻ってくると

ちょうどこれからテーブルに打ち粉をして捏ね始める頃合いであった。
俺も参加して
小麦粉を捏ね始める。
本日は
おやつナーンという甘味のナーンを作ることになったのだ。
おやつナーンは別名では
スイーツナーンと呼ばれる。

スイーツナーンのレシピ

材料

強力粉: 100g
薄力粉: 50g
砂糖: 大さじ1
ベーキングパウダー: 小さじ1/2
プレーンヨーグルト: 50g
牛乳: 50ml
塩: ひとつまみ
バター(溶かしておく): 大さじ1
はちみつ、シナモンシュガー、またはお好みのジャム: 適量

作り方

1. 生地を作る

ボウルに強力粉、薄力粉、砂糖、ベーキングパウダー、塩を入れ、混ぜます。

ヨーグルト、牛乳、溶かしたバターを加え、滑らかになるまでしっかりこねます。

生地がまとまったら、ラップをかけて30分ほど寝かせます。

2. 成形

生地を2等分し、それぞれ丸めた後に、平らにしてナーンの形に整えます。

3. 焼く

フライパンを中火で熱し、ナーンを片面2~3分ほど焼き、焼き色がついたら裏返してさらに2~3分焼きます。

4. 仕上げ

焼き上がったナーンに、はちみつやシナモンシュガー、ジャムなどを塗って甘さを加えます。

ポイント
生地に砂糖やシナモンシュガーを練り込んでから焼くと、ほんのり甘い風味が感じられ、スイーツ感がさらにアップします。

それを大量に作り皿に盛り付ける。
風呂に入り
全員出てくる頃合いを見て
皿をテーブルに配膳してテレビを付ける。
今日のテレビ番組は
あなたの宝鑑定します
夢の鑑定団という番組である。
この番組は家などに眠ったお宝などを鑑定団の人に見てもらって鑑定して貰う番組である。
司会進行は高梁嘉男さんです。
本日の最初の鑑定して貰うのは
古伊万里という焼き物からでした。

古伊万里(こいまり)は、日本の江戸時代初期に肥前国(現在の佐賀県伊万里市や有田町)で作られた磁器のことで、日本初の本格的な磁器として知られています。
「古伊万里」という名称は、当時、焼き物を伊万里港から出荷していたことに由来します。

特徴

色彩とデザイン:鮮やかな色彩と華やかなデザインが特徴で、青、赤、緑、金などの色を用いた「染付」や「色絵」が有名です。
植物や動物の模様、人物画、風景など、デザインも多彩です。

種類:古伊万里は、時代によって大きくスタイルが変化し、初期のシンプルな「初期伊万里」から、豪華で装飾的な「柿右衛門様式」や「金襴手」など、さまざまなスタイルが登場しました。


歴史と影響

古伊万里は、日本国内のみならず海外にも広く輸出され、ヨーロッパでは特に高い人気を博しました。
その美しいデザインと高い品質は、海外の陶磁器業にも大きな影響を与え、特にヨーロッパのメイセンやデルフトなどの陶磁器に伊万里のデザインが模倣されるほどでした。

収集と鑑賞

現在でも骨董品や美術品として人気があり、古伊万里は日本国内外で高値で取引されることがあります。

とナレーションの人が説明する。

(なるほどなぁ)

他の人たちも感心してテレビを見ている。
メセタ、ミルドレシア、ユミナは尻尾を高速に振るっている。

(興味があるってことだな)

エリクスは
「あの皿とか壺にはなんかすごい魔法とか掛かっているとか!?」
「いやそれはない」
あの世界には魔法とかは基本存在しない(そういうことにしておく)。
決して無いわけではないだろうが使う法則や方法などは明らかにはなっていないのである。

こっちみたいに魔法は特定の技法などを書物で読み解き
実行することで行使できる世界ではないからである。

スイーツナーンを食べながらもテレビに首ったけな皆。
今日も夜のおつまみはテレビと共にあると感じた。
しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~

みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。 彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。 最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。 一種の童話感覚で物語は語られます。 童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです

異世界で至った男は帰還したがファンタジーに巻き込まれていく

竹桜
ファンタジー
 神社のお参り帰りに異世界召喚に巻き込まれた主人公。  巻き込まれただけなのに、狂った姿を見たい為に何も無い真っ白な空間で閉じ込められる。  千年間も。  それなのに主人公は鍛錬をする。  1つのことだけを。  やがて、真っ白な空間から異世界に戻るが、その時に至っていたのだ。  これは異世界で至った男が帰還した現実世界でファンタジーに巻き込まれていく物語だ。  そして、主人公は至った力を存分に振るう。

お気楽、極楽⁉︎ ポンコツ女神に巻き込まれた俺は、お詫びスキルで異世界を食べ歩く!

にのまえ
ファンタジー
 目が覚めたら、女性が土下座をしていた。  その女性に話を聞くと、自分を女神だと言った。そしてこの女神のミス(くしゃみ)で、俺、鈴村凛太郎(27)は勇者召喚に巻き込まれたらしい。  俺は女神のミスで巻き込まれで、勇者ではないとして勇者特有のスキルを持たないし、元の世界には帰れないようだ。   「……すみません」  巻き込みのお詫びとして、女神は異世界で生きていくためのスキルと、自分で選んだスキルをくれた。  これは趣味の食べ歩きを、異世界でするしかない、  俺、凛太郎の異世界での生活が始まった。  

異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた

りゅう
ファンタジー
 異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。  いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。  その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。

ゲームにステータスが反映されるので、現実のダンジョンで必死にレベルアップして最強ゲーマーになります。―冒険者兼探索者で二つの世界を謳歌する―

椿紅颯
ファンタジー
あらすじ 旭加沢 暁はゲーマー兼探索者である。 暁は、待望の新作ゲームが発売されるのをずっと心待ちにしていた。 そしてその日がいよいよ訪れる。 わくわくドキドキでゲームを始めるも、悲しいことに現実世界で金欠だったことを思い出してしまう。 ゲーマーなら、お金なんて気にしないでゲームをしろよ、という葛藤を抱きつつもダンジョンで金策をすることに。 ちなみにダンジョンへ向かうのは初めてではなく、モンスターとの戦闘も慣れている。 しかも、アシスタントAIの力を借りることもでき、スムーズに狩りをすることが可能。 そんな日々を送っているのだから、学業は当然の如く怠っている。 テストの点数は赤点ギリギリ、授業中は授業に専念せずゲームのことばかり考え、友人を増やすこともない。 見事に学生の本分を忘れているわけだが、そんな暁にも話ができる人達はいる。 そして、暁を気に掛ける人物も。 一風変わった学園生活とゲーム世界、そしてダンジョンという舞台で様々な出来事を通して、今までなんとなく生きてきた暁の周りに変化が起きていく。 しかし、何でもかんでもゲーム至高、ゲーマー思考の暁は、何を考え、どう変わっていくのか――。

クラス召喚に巻き込まれてしまいました…… ~隣のクラスがクラス召喚されたけど俺は別のクラスなのでお呼びじゃないみたいです~

はなとすず
ファンタジー
俺は佐藤 響(さとう ひびき)だ。今年、高校一年になって高校生活を楽しんでいる。 俺が通う高校はクラスが4クラスある。俺はその中で2組だ。高校には仲のいい友達もいないしもしかしたらこのままボッチかもしれない……コミュニケーション能力ゼロだからな。 ある日の昼休み……高校で事は起こった。 俺はたまたま、隣のクラス…1組に行くと突然教室の床に白く光る模様が現れ、その場にいた1組の生徒とたまたま教室にいた俺は異世界に召喚されてしまった。 しかも、召喚した人のは1組だけで違うクラスの俺はお呼びじゃないらしい。だから俺は、一人で異世界を旅することにした。 ……この物語は一人旅を楽しむ俺の物語……のはずなんだけどなぁ……色々、トラブルに巻き込まれながら俺は異世界生活を謳歌します!

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?

歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。 それから数十年が経ち、気づけば38歳。 のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。 しかしーー 「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」 突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。 これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。 ※書籍化のため更新をストップします。

異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい

ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。 強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。 ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。

処理中です...