上 下
350 / 379

350 火曜日とゴミ出しと収穫とほうれん草入りの卵焼き

しおりを挟む
火曜日の朝
朝食の支度をしている。
今日は
サンドイッチとサラダに野菜スープを作りました。
それから
後片付けをしたあとに
ゴミ出しを行うために
ゴミステーションにこれからメセタ、チャリオットと一緒に向かいます。
ゴミステーションにごみを出したあとは
裏庭に行き
エリクス、リッカと合流して
倉庫から鍬、コンテナを取り出して
収穫物をコンテナに入れていく。
今日は鍬を使って
少し畑を耕します。
次の収穫物にほうれん草を願ってみます。
耕し終わり
収穫物を家に一旦入れて
それから
倉庫に鍬を仕舞い終わる頃に俺は雨を二時間ほど願いました。
空が雲で覆われていく。
ぽつりぽつり
しとしと
雨が降ります。

家に入ります。
(これで明日にはほうれん草も収穫可能となるはず)
ほうれん草はヘム鉄が取れるし
カリウムも含んでいる。
それに他の食材とも愛称が結構いいのでいろいろとアレンジ料理が楽しめるのもありだと思う。
代表的なのは
ほうれん草入りの卵焼きとか
ほうれん草入りのカレーやシチュー
ほうれん草パンとかもあるな。

ぽんっ!
(しまった!?)
「なんだなんだ?」
エリクスが机の上の紙を見る。
「…兄貴」
エリクスはにっこりとしている。
(え?え?え?)
「食べたいから作って!」
と笑顔である。
(その笑顔やめーい!)

ほうれん草入りの卵焼きレシピ

材料(2人分):

卵:3個
ほうれん草:1/2束(約100g)
だし汁:大さじ2
砂糖:小さじ1
醤油:小さじ1
塩:少々
油:適量

作り方:

1. ほうれん草を準備する
ほうれん草をさっと茹でて冷水に取り、水気を絞ってから2~3cmの長さに切ります。

2. 卵液を作る
ボウルに卵を割り入れ、だし汁、砂糖、醤油、塩を加えてよく混ぜます。
そこに茹でたほうれん草を加えて、さらに混ぜ合わせます。

3. 卵焼きを焼く
卵焼き器(またはフライパン)に油を薄くひいて中火で熱し、卵液を少量流し入れて薄く広げます。
少し固まりかけたら、手前から奥に向かって巻きます。

4. 繰り返し焼く
巻いた卵をフライパンの手前に移動させ、再度油を少量ひいて卵液を流し入れます。
巻いた卵を持ち上げ、下に卵液を流し込んでまた巻きます。この作業を繰り返して、全ての卵液を使い切るまで焼きます。

5. 仕上げ
卵焼きを取り出し、食べやすい大きさにカットしてお皿に盛り付けます。

ポイント:
ほうれん草を事前に茹でて水気をしっかり絞ることで、卵が水っぽくならず、きれいに仕上がります。
砂糖や醤油で甘さと旨味を加えた和風の卵焼きになります。

俺は卵焼き器を用意して
レシピ通りにほうれん草入りの卵焼きを作りました。
ほうれん草に至ってはもう願って出しました。
そしてエリクスとふたりで食べました。
それを見ていたらしい
ライト、ユミナが
「僕も」
「わたしも」
というので今度はエリクスと一緒に作りました。
ライト、ユミナに食べさせました。

そしてそれをメセタが見ていたらしく
尻尾を高速に振るいながらこちらにきて
「さっさとわたしにも作るのです!」
と言ってきます。
ミルドレアも
「僕にも作るのです!」
と言うのです。
(くそぅ)
あれやこれやをやっていると
リッカも
「私も食べたいな」
チャリオットも
「私も食べたいですね」
ユーミルと子供達も
「食べたいな」
と言ってきます。

(ひええ!)
しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

知らない異世界を生き抜く方法

明日葉
ファンタジー
異世界転生、とか、異世界召喚、とか。そんなジャンルの小説や漫画は好きで読んでいたけれど。よく元ネタになるようなゲームはやったことがない。 なんの情報もない異世界で、当然自分の立ち位置もわからなければ立ち回りもわからない。 そんな状況で生き抜く方法は?

明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~

みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。 彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。 最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。 一種の童話感覚で物語は語られます。 童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです

子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!

八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。 『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。 魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。 しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も… そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。 しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。 …はたして主人公の運命やいかに…

生活魔法は万能です

浜柔
ファンタジー
 生活魔法は万能だ。何でもできる。だけど何にもできない。  それは何も特別なものではないから。人が歩いたり走ったりしても誰も不思議に思わないだろう。そんな魔法。  ――そしてそんな魔法が人より少し上手く使えるだけのぼくは今日、旅に出る。

異世界でのんびり暮らしてみることにしました

松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。

転生幼女は幸せを得る。

泡沫 呉羽
ファンタジー
私は死んだはずだった。だけど何故か赤ちゃんに!? 今度こそ、幸せになろうと誓ったはずなのに、求められてたのは魔法の素質がある跡取りの男の子だった。私は4歳で家を出され、森に捨てられた!?幸せなんてきっと無いんだ。そんな私に幸せをくれたのは王太子だった−−

一般人に生まれ変わったはずなのに・・・!

モンド
ファンタジー
第一章「学園編」が終了し第二章「成人貴族編」に突入しました。 突然の事故で命を落とした主人公。 すると異世界の神から転生のチャンスをもらえることに。  それならばとチートな能力をもらって無双・・・いやいや程々の生活がしたいので。 「チートはいりません健康な体と少しばかりの幸運を頂きたい」と、希望し転生した。  転生して成長するほどに人と何か違うことに不信を抱くが気にすることなく異世界に馴染んでいく。 しかしちょっと不便を改善、危険は排除としているうちに何故かえらいことに。 そんな平々凡々を求める男の勘違い英雄譚。 ※誤字脱字に乱丁など読みづらいと思いますが、申し訳ありませんがこう言うスタイルなので。

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語

Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。 チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。 その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。 さぁ、どん底から這い上がろうか そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。 少年は英雄への道を歩き始めるのだった。 ※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。

処理中です...