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272 焼売を食べる、飲み物とそれぞれの愛

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皆が焼売を頬張る
笑みが溢れる
これはいいなと俺は思った。
皆が、笑顔、笑みが出るので
俺は嬉しくなるよ。
そして、食べながら
オレンジジュースとりんごジュースどちらか好きな方を選んでもらって
コップに注いでいく。

「んくんく…ぷは…りんごジュースおいしい」
「うん!おいしい」
と、ユミナとライトが言う。
メセタはオレンジジュースとりんごジュースだとりんごジュースの方が好きらしい。
「香りがいいですねぇ」
といっている。
ミルドレシアはオレンジジュースが好きな模様。
チャリオットはりんごジュースらしい。
「芳しい香りが堪らんです」
とのこと。
エリクスはオレンジジュースが好きらしい。
「色合いと酸味がりんごジュースより強いからね。俺は酸味が強いのが好きかもしれない」
エリクスはクエン酸がある程度ある飲み物や食べ物が好きなのかもしれないな。

ユーミルと子供たちはどちらもりんごジュースが好きらしい。
「おりんご!大好きよ」
マチルダは、りんごに『お』をつけるのが流行りなのかな?
「うん!りんごジュースおいしい」
「そうだね」
最近ユーミルの子供たちは言葉がはっきりと喋れるようになってきている。
マチルダが近くにやってきた
「ねえねえ!ぱぱりんはどっちが好きなの?」
「うん?俺?そうだな…風味的にはりんごジュースで味わい的にはオレンジジュースかな」

「そうなんだ。ねえ?ぱぱりん、だっこしてよ」
「いいよ…アマンダ、リューもおいで」
「わーいととさま」
「うれしい!父上!」
三人を抱き上げ撫でる。
ユーミルもほほえましい光景にうっとりしてる。
(やっぱ嫁ちゃんはこうでなきゃ)
(麗人さんはやはり好い人結婚して良かった)
(兄貴!俺、兄貴のお陰でいまがあるよ。頭撫でて欲しい…それから…てを握ってもらったり…き、キスも…ってなに考えてんだ俺!?)
(女神さまは最高です。前世では親子だったがいまではあなた様の忠実なる従魔でございます)
(我が君はやはりわたしの運命の人だった。子供にも恵まれわたしは嬉しゅうございます)
(ままの子供に転生してほんとに良かった。)

(なんか俺、いま沢山の愛を感じたような……気のせいか)
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