移転した俺は欲しい物が思えば手に入る能力でスローライフするという計画を立てる

249 月曜日の朝と収穫と曾祖母さん！？

月曜日の朝がやってくる。
俺達は、朝食を食べ終え裏庭の畑等から収穫を行う。
コンテナに収穫物を入れ
家に入れる。

それから家に入るところで俺は声をかけられたので振り返るとそこには二人の男性がいた。
メセタもやってきて
二人をみるなり
「あ！ユウキさまとアキトさま」
と二人のそばに行き
高速で尻尾を振るう高速狼に変貌する。
ミルドレシアもやってきて
二人をみて
びくりとする。
(ミルドレシア？)
ユウキと呼ばれた男性が俺に
「アキト？こいつか…おまえの曾孫とやらは」
アキトと呼ばれた男性は
「そうだよ。『』！元気だったかい？あ、僕の事は覚えてないかもしれないね。」
(俺の曾祖父さんに当たる人なのかな)

ユウキさんが
「おまえの曾祖母さんだぞ」
と、とんでもないことを言い出す。
「は？はいい！？え？男性ですよね！？アキトさんは」
「一応は男だよ。女性でもあるけどね」
(俺と同じってこと？)
メセタにユウキは
「ツィーゲルも元気に過ごしていたか？」

俺はユウキさんがメセタに言った名前に首をかしげる。
それを察したメセタが
「あ、ユウキさま、わたしいまは『メセタ』という名前です」
と訂正する。
それを聞いたユウキとアキトは
「え！？『』の親の名前を名乗っているのか？」
とふたりは口を揃えて答えた。
メセタは
「わたしは当時、メセタさまがいた頃はメセタさまと契約をしていました。その時の名前が『ツィーゲル』です。」
「ですがメセタさまが転生する時わたしは契約を白紙に戻されました。
ツィーゲルという名前もその時にはなくなりました。
そして、少しして我が君である『』さまと契約をしました。
現在のわたしの主人は『我が君』です。メセタさまは現在転生前だと思うのですが」
するとユウキがミルドレシアを指差して
「『メセタ』ならそこにいるじゃないか」
ミルドレシアがびくりとする。
(ミルドレシア？)
メセタも
「え！？」
と声を出した。