異世界転移した俺は万能スキルでスローライフを謳歌する

みなと劉

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215 金曜日収穫の後トランプ出す

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金曜日の朝を迎える。
朝食後の後片付けを俺がしている間
リッカは少しリビングのソファでいま休んでいる。
だいぶお腹も大きくなってきていて
動くのも辛そうである。
こんな時こそ俺が側にいたほうがきっと良いと思う。
が、収穫をやってきてと言われたのです。
ユーミル達が
「僕たちが見ておくから嫁ちゃんは収穫やっておいでよ」
というのである。

そうさせてもらうことにした。
メセタが
「わたしが一緒に行きます」
「僕もついて行く」
とミルドレシアも言うが
「わたしをまた飛ばすつもりですか?」
と言ってきて
「それは行動しだい!」
と言っている。
ある意味仲のいい親子だこと……。
メセタは悔しがっている。
俺はエリクス、チャリオットと収穫に専念する。
エリクスとチャリオットも
「ある意味仲良いですよね……あの2人」
「そうですなぁ」
やっぱり俺と同じ考えだった。

収穫物をコンテナに入れて
家に入れる。
メセタとミルドレシアが俺の足元ですりすりをしてくる。
(こうも好き好きアピールされるのもアレだな)
ただでさえメセタの場合
夜には営みまでされている状態だし……。
もう、顔真っ赤になるくらいの事はされている。
俺も妊娠とかしないといいけど……。
お前は男だろとか言われるかもだが
俺は身体も特殊だからそれは有り得る話で……。

これも嫁が出産するまでの辛抱なのか?

まあ、それはいいか。
家で寛ぐ間の暇つぶしを考えることにする。
最近では、エリクスがおやつ作りをしてくれるので少し安心している。
今日はクッキーを焼いている。
いま丁度オーブン式レンジで焼きに入っている段階である。
ふむ
なにか簡潔に遊べるもの
遊べるもの

トランプかな
ぽんっ
テーブルの上に
何個かトランプが出てくる。

すると皆が集まってきて
「これなに!?」
「あ、いま簡潔に遊べるものでトランプの事を考えていたら出てきた」
俺は一応そういう能力であるから出るとは思っていた。
「やっぱりすごい人だよね……あ、神だったか」
「いや人でいい……神って実感はあまり無いから」
それから俺はトランプの遊び方を色々と教えることにする。

トランプを皆で楽しみながらやるという楽しみが増えたぞ。
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