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209 木曜日の夕飯はベーコンマヨ丼

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今日の夕飯は皆に
前に出した
大量のベーコンを使って
マヨネーズとも合わせて
『ベーコンマヨ丼』を作ると言ったら
また、変な歌とダンスが始まる。
(またまたアイドル的な何かが始まるというのか!?)
と思うが
今日はなんか昼間やっていたテレビの影響か
演歌風(?)の歌と振り付け(?)が始まる。

「きょうは~夕飯にベーコンマヨ丼が~食べれる~」
という独自のこぶしによる歌が始まる。
(なんか演歌っぽいぞ)
この順応力はなんなんだと思う。
皆変なところで才能とか威力とか発揮しないでくれよ
と思いつつもその歌と振り付けに魅了されていく俺。

その歌終了後に
まさかのオタ芸展開。
チャリオットが中心に展開される
マヨ丼オタ芸!?
「Hey!Hey!マヨ!!丼!丼!ベーコン!WHO!WHO!
マヨ!ベーコン!丼!丼!ベーコンマヨ丼!」
という掛け声と一緒に
激しいオタ芸展開に俺は何も言えなくなる。
(これはこれでアイドル顔負けなやつだが……どこで覚えたねん!?)

と、チャリオットに心の中でツッコミを。

これから仕込みを開始する。
エリクスも参加する。
マヨネーズを作ってから
ベーコンをフライパンで焼いていく。
付け合せのサラダとお味噌汁も作っていく。

ベーコンは油の宝庫なので油を引かなくてもいいことをエリクスに伝える。
ジュワーとベーコンが焼かれていく。
油分が滲み出てくる。
ベーコンはある程度カリカリになるまで焼いていく。
カリカリくらいになってきたら
丼に盛り付けた炊きたてご飯の上に乗せていく。
他のも同じように焼いていく。

「ほんと油がどんどんと出てくる」
とエリクスが言う。
「ベーコンや肉は内部に油分があるからそれで油を引く必要が無いんだよ」
と伝える。
そしてベーコンマヨ丼が完成する。
付け合せのサラダ、お味噌汁も完成する。

出来上がりの丼を配膳していく。
皆はまだ見ぬ丼に
舌鼓を打つのである。
サラダには豆腐も使った
卵醤油を使いサラダに掛けていく。

食した皆は幸せな感覚になった。
俺は皆が幸せならそれでいいと思いました。
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