73 / 368
73 試食用の野菜類と果物類を皆で食べる
しおりを挟む
そして
泣き止むまで必死に宥める『』。
それから
泣きやみ
皆で
試食用の野菜類と果物類を食べることにした。
まずは野菜類から
「あむ…………うーん……この歯ごたえ……十分すぎるね……それに噛めば噛むほどに水が出てくるキャベツとレタス最高だね」
とゾニルフ会長。
「ですね!それに少し甘みもありますね」
「それは私も感じていたよ」
と笑談を交えて会話を楽しみながら食べる。
「前はバナナの食べ方を教えてもらったけど……このオレンジ色した果物は?」
「これは蜜柑と言って柑橘という科目に入る果物類なんですよ。柑橘は甘いと酸っぱいのちょうど中間点の果物なんですよ。いま剥きますね」
と言って俺は後ろの窪みに親指をぷすっと刺してもりっと剥く。
中からオレンジ色のつぶつぶの果実が
『こんにちわ』と顔を出す光景にゾニルフとエリクスは
「なんかいま、このつぶつぶした果実が『こんにちは』したように見えた」
「私もいまそういう風に見えたが……錯覚か?」
「人によってはそういう風にも見えるみたいですね」
((見えることあるんだ!?))
メセタとユーミルも一緒に食べている。
「うーん……キャベツは私美味しくいただけちゃいますね」
「そうだね……キャベツ美味しいよね」
「「特に我が君(嫁ちゃん)が作ってる野菜類と果物類だから特にね!」」
(恥ずかしいんだよ!お前らは!!)
「それとこのスライムも君の」
「はい。従魔です名前はユーミルと言います」
「ユーミル……『ユーミル・ミーミル』から名付けたのかい?」
「なんですその『ユーミル・ミーミル』って」
「知らないのかい!?」
「俺……実はこの世界の人間ではなく『異世界から転移』してきた人間でして」
「そうなのかい!?あーだから常識外れな部分とかはそれか」
(いま、ゾニルフさんしれっとすごいこと言わなかった)
「へえ!?兄貴って異世界人だったんだ……すごい人間と知り合いになっちゃってたんだ俺」
「私もそれについては同感だよ……エリクスくん」
なんか色々と言われているが
まあ、いっか。
泣き止むまで必死に宥める『』。
それから
泣きやみ
皆で
試食用の野菜類と果物類を食べることにした。
まずは野菜類から
「あむ…………うーん……この歯ごたえ……十分すぎるね……それに噛めば噛むほどに水が出てくるキャベツとレタス最高だね」
とゾニルフ会長。
「ですね!それに少し甘みもありますね」
「それは私も感じていたよ」
と笑談を交えて会話を楽しみながら食べる。
「前はバナナの食べ方を教えてもらったけど……このオレンジ色した果物は?」
「これは蜜柑と言って柑橘という科目に入る果物類なんですよ。柑橘は甘いと酸っぱいのちょうど中間点の果物なんですよ。いま剥きますね」
と言って俺は後ろの窪みに親指をぷすっと刺してもりっと剥く。
中からオレンジ色のつぶつぶの果実が
『こんにちわ』と顔を出す光景にゾニルフとエリクスは
「なんかいま、このつぶつぶした果実が『こんにちは』したように見えた」
「私もいまそういう風に見えたが……錯覚か?」
「人によってはそういう風にも見えるみたいですね」
((見えることあるんだ!?))
メセタとユーミルも一緒に食べている。
「うーん……キャベツは私美味しくいただけちゃいますね」
「そうだね……キャベツ美味しいよね」
「「特に我が君(嫁ちゃん)が作ってる野菜類と果物類だから特にね!」」
(恥ずかしいんだよ!お前らは!!)
「それとこのスライムも君の」
「はい。従魔です名前はユーミルと言います」
「ユーミル……『ユーミル・ミーミル』から名付けたのかい?」
「なんですその『ユーミル・ミーミル』って」
「知らないのかい!?」
「俺……実はこの世界の人間ではなく『異世界から転移』してきた人間でして」
「そうなのかい!?あーだから常識外れな部分とかはそれか」
(いま、ゾニルフさんしれっとすごいこと言わなかった)
「へえ!?兄貴って異世界人だったんだ……すごい人間と知り合いになっちゃってたんだ俺」
「私もそれについては同感だよ……エリクスくん」
なんか色々と言われているが
まあ、いっか。
72
お気に入りに追加
461
あなたにおすすめの小説
お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……
karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。
異世界転生してしまったがさすがにこれはおかしい
増月ヒラナ
ファンタジー
不慮の事故により死んだ主人公 神田玲。
目覚めたら見知らぬ光景が広がっていた
3歳になるころ、母に催促されステータスを確認したところ
いくらなんでもこれはおかしいだろ!
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
家庭菜園物語
コンビニ
ファンタジー
お人好しで動物好きな最上 悠(さいじょう ゆう)は肉親であった祖父が亡くなり、最後の家族であり姉のような存在でもある黒猫の杏(あんず)も静かに息を引き取ろうとする中で、助けたいなら異世界に来てくれないかと、少し残念な神様に提案される。
その転移先で秋田犬の大福を助けたことで、能力を失いそのままスローライフをおくることとなってしまう。
異世界で新しい家族や友人を作り、本人としてはほのぼのと家庭菜園を営んでいるが、小さな畑が世界には大きな影響を与えることになっていく。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる