57 / 367
57 金貨を使う為街へと繰り出す
しおりを挟む
契約を結んだあとの事。
ゾニルフさんから契約資金として
金貨100枚、小金貨10を貰った。
これ合計で大金貨となるらしい。
だが、現在の金銭価値とかも分からないのでまず金貨を10枚ほど持って街で買い物する計画を立てることにする。
それで大体の金銭価値を知るのも必要だと思ったからだ。
必要なものは基本は欲しいとか思うと手に入るが
それだけでは一瞬の『お金を使う楽しみ』は無いからだ。
それと街の人たちがどのような服装が好ましいのかも分からない。
なので
(街の人たちの普段来ている服装!)
ぽんっ
街の人たちが普段街中来ている服装らしき1式が出てくるので着替えておく。
結構簡素感じの服装であった。
街へはメセタもお散歩感覚で行きたいと言っていたので一緒に連れていくことにする。
『犬を飼う楽しみ』と『ペットと一緒にお散歩感覚』はこれだろうか?
メセタは犬でも無いし、ペットでも無いがこれと似た感じなのだろうか?
家の外へ出て
森側のゴミステーションがある方向とは逆の方向へと足を進めていく。
少し歩くと茂みから
ひゅんっと何かが飛び出してくる。
そして俺の胸に飛び込んでくるので両手でキャッチする。
「おう!?なんだ?……」
ぷるぷるした何かが俺の胸辺りに居て
「お姉ちゃん」
と言ってくるが
(俺はお姉ちゃんじゃない!)
「スライムですね……可愛いものです」
「このぷよぷにしたのがスライムか……あの君ね……俺は『お姉ちゃん』じゃなくて『お兄ちゃん』な?」
「そうなの?いい匂いだから『お姉ちゃん』だと思ってた」
(可愛いなぁ)
「僕お兄ちゃん気に入った!契約してよ」
「け、契約?従魔??」
「うん!僕と契約して『魔女っ子』」
「ならねーよ!」
と笑顔で言う。
「冗談だよ……お兄ちゃんと一緒なら楽しそうだから契約して欲しいの」
「どうしますか?我が君」
「うーん」
少し考えて答えは
『契約』しようだった。
ゾニルフさんから契約資金として
金貨100枚、小金貨10を貰った。
これ合計で大金貨となるらしい。
だが、現在の金銭価値とかも分からないのでまず金貨を10枚ほど持って街で買い物する計画を立てることにする。
それで大体の金銭価値を知るのも必要だと思ったからだ。
必要なものは基本は欲しいとか思うと手に入るが
それだけでは一瞬の『お金を使う楽しみ』は無いからだ。
それと街の人たちがどのような服装が好ましいのかも分からない。
なので
(街の人たちの普段来ている服装!)
ぽんっ
街の人たちが普段街中来ている服装らしき1式が出てくるので着替えておく。
結構簡素感じの服装であった。
街へはメセタもお散歩感覚で行きたいと言っていたので一緒に連れていくことにする。
『犬を飼う楽しみ』と『ペットと一緒にお散歩感覚』はこれだろうか?
メセタは犬でも無いし、ペットでも無いがこれと似た感じなのだろうか?
家の外へ出て
森側のゴミステーションがある方向とは逆の方向へと足を進めていく。
少し歩くと茂みから
ひゅんっと何かが飛び出してくる。
そして俺の胸に飛び込んでくるので両手でキャッチする。
「おう!?なんだ?……」
ぷるぷるした何かが俺の胸辺りに居て
「お姉ちゃん」
と言ってくるが
(俺はお姉ちゃんじゃない!)
「スライムですね……可愛いものです」
「このぷよぷにしたのがスライムか……あの君ね……俺は『お姉ちゃん』じゃなくて『お兄ちゃん』な?」
「そうなの?いい匂いだから『お姉ちゃん』だと思ってた」
(可愛いなぁ)
「僕お兄ちゃん気に入った!契約してよ」
「け、契約?従魔??」
「うん!僕と契約して『魔女っ子』」
「ならねーよ!」
と笑顔で言う。
「冗談だよ……お兄ちゃんと一緒なら楽しそうだから契約して欲しいの」
「どうしますか?我が君」
「うーん」
少し考えて答えは
『契約』しようだった。
101
お気に入りに追加
447
あなたにおすすめの小説
〈完結〉この女を家に入れたことが父にとっての致命傷でした。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」アリサは父の後妻の言葉により、家を追い出されることとなる。
だがそれは待ち望んでいた日がやってきたでもあった。横領の罪で連座蟄居されられていた祖父の復活する日だった。
十年前、八歳の時からアリサは父と後妻により使用人として扱われてきた。
ところが自分の代わりに可愛がられてきたはずの異母妹ミュゼットまでもが、義母によって使用人に落とされてしまった。義母は自分の周囲に年頃の女が居ること自体が気に食わなかったのだ。
元々それぞれ自体は仲が悪い訳ではなかった二人は、お互い使用人の立場で二年間共に過ごすが、ミュゼットへの義母の仕打ちの酷さに、アリサは彼女を乳母のもとへ逃がす。
そして更に二年、とうとうその日が来た……
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?
山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。
2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。
異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。
唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。
異世界でチート能力貰えるそうなので、のんびり牧場生活(+α)でも楽しみます
ユーリ
ファンタジー
仕事帰り。毎日のように続く多忙ぶりにフラフラしていたら突然訪れる衝撃。
何が起こったのか分からないうちに意識を失くし、聞き覚えのない声に起こされた。
生命を司るという女神に、自分が死んだことを聞かされ、別の世界での過ごし方を聞かれ、それに答える
そして気がつけば、広大な牧場を経営していた
※不定期更新。1話ずつ完成したら更新して行きます。
7/5誤字脱字確認中。気づいた箇所あればお知らせください。
5/11 お気に入り登録100人!ありがとうございます!
8/1 お気に入り登録200人!ありがとうございます!
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
あいつに無理矢理連れてこられた異世界生活
mio
ファンタジー
なんやかんや、無理矢理あいつに異世界へと連れていかれました。
こうなったら仕方ない。とにかく、平和に楽しく暮らしていこう。
なぜ、少女は異世界へと連れてこられたのか。
自分の中に眠る力とは何なのか。
その答えを知った時少女は、ある決断をする。
長い間更新をさぼってしまってすいませんでした!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる