17 / 367
17 穀物酢を加えマヨネーズは完成する。夕飯はあれにする。
しおりを挟む
穀物酢は大さじ1杯を先ずは入れて撹拌する。
時折味を確認して
穀物酢の量を決める。
そして、再度の味見で
「この味だ」
という所で電動泡立て器を止める。
『マヨネーズ』完成である。
出来上がった
マヨネーズをスプーンに少し取り
メセタに見せる。
「これが『マヨネーズ』?」
「そうだよ」
「これ黄色の感じで匂いが少し酸味あるんですね」
「鼻につく感じかな?」
「いえ、そこまでは……無いですね……美味しそうな感じの匂いです」
だがメセタはまたまた初めての経験なので恐る恐る
スプーンのマヨネーズを舐めてみる。
ピキーン!!
「こ、これは!!?」
「どうした!?」
目を潤ませ
「なんと美味しいのだ!酸味があり!匂いにも酸味臭があるが芳醇な味わい……これは生きる知恵の宝石箱では!?」
「んまあ、これも最初にこれ考えた人が偉大だよね」
「そうですね!こんな美味しいものを野菜に掛けたらそれはそれは美味しゅうございますでしょう」
「掛けるんだよ」
「え!?」
「だから掛けるんだよ……サラダに」
「まじすか!!!」
尻尾を高速で振るう高速狼。
(喜んでいるな……ふーん……なら夕食も『マヨネーズ』を使った『料理』がいいかな……例えば……!!)
「いいこと思いついた!!これなら『マヨネーズ』も材料として使えるじゃん!!」
「なにか夕飯のアイデアが生まれたのですか?」
「ああ!妙案だよ!!……こい(なるべく新鮮で)!鯵(あじ)フライ用!海老(えび)のむきエビ!蟹(かに)足だけ!鯏(あさり)ボイルされたヤツ!」
ぼんっという音と共に
テーブルに
鯵、海老、蟹、鯏が出てくる。
しかも指定した通りである。
(ラッキー……調理しやすい)
だがこれだけではダメだ。特に鯵だな。
(らっきょの酢漬け)
ぽんっ
テーブルに瓶入りらっきょが現れる。
(これだよこれ!)
時折味を確認して
穀物酢の量を決める。
そして、再度の味見で
「この味だ」
という所で電動泡立て器を止める。
『マヨネーズ』完成である。
出来上がった
マヨネーズをスプーンに少し取り
メセタに見せる。
「これが『マヨネーズ』?」
「そうだよ」
「これ黄色の感じで匂いが少し酸味あるんですね」
「鼻につく感じかな?」
「いえ、そこまでは……無いですね……美味しそうな感じの匂いです」
だがメセタはまたまた初めての経験なので恐る恐る
スプーンのマヨネーズを舐めてみる。
ピキーン!!
「こ、これは!!?」
「どうした!?」
目を潤ませ
「なんと美味しいのだ!酸味があり!匂いにも酸味臭があるが芳醇な味わい……これは生きる知恵の宝石箱では!?」
「んまあ、これも最初にこれ考えた人が偉大だよね」
「そうですね!こんな美味しいものを野菜に掛けたらそれはそれは美味しゅうございますでしょう」
「掛けるんだよ」
「え!?」
「だから掛けるんだよ……サラダに」
「まじすか!!!」
尻尾を高速で振るう高速狼。
(喜んでいるな……ふーん……なら夕食も『マヨネーズ』を使った『料理』がいいかな……例えば……!!)
「いいこと思いついた!!これなら『マヨネーズ』も材料として使えるじゃん!!」
「なにか夕飯のアイデアが生まれたのですか?」
「ああ!妙案だよ!!……こい(なるべく新鮮で)!鯵(あじ)フライ用!海老(えび)のむきエビ!蟹(かに)足だけ!鯏(あさり)ボイルされたヤツ!」
ぼんっという音と共に
テーブルに
鯵、海老、蟹、鯏が出てくる。
しかも指定した通りである。
(ラッキー……調理しやすい)
だがこれだけではダメだ。特に鯵だな。
(らっきょの酢漬け)
ぽんっ
テーブルに瓶入りらっきょが現れる。
(これだよこれ!)
211
お気に入りに追加
447
あなたにおすすめの小説
スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?
山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。
2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。
異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。
唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
あいつに無理矢理連れてこられた異世界生活
mio
ファンタジー
なんやかんや、無理矢理あいつに異世界へと連れていかれました。
こうなったら仕方ない。とにかく、平和に楽しく暮らしていこう。
なぜ、少女は異世界へと連れてこられたのか。
自分の中に眠る力とは何なのか。
その答えを知った時少女は、ある決断をする。
長い間更新をさぼってしまってすいませんでした!
異世界でチート能力貰えるそうなので、のんびり牧場生活(+α)でも楽しみます
ユーリ
ファンタジー
仕事帰り。毎日のように続く多忙ぶりにフラフラしていたら突然訪れる衝撃。
何が起こったのか分からないうちに意識を失くし、聞き覚えのない声に起こされた。
生命を司るという女神に、自分が死んだことを聞かされ、別の世界での過ごし方を聞かれ、それに答える
そして気がつけば、広大な牧場を経営していた
※不定期更新。1話ずつ完成したら更新して行きます。
7/5誤字脱字確認中。気づいた箇所あればお知らせください。
5/11 お気に入り登録100人!ありがとうございます!
8/1 お気に入り登録200人!ありがとうございます!
「ただの通訳なんて宮廷にはいらない」と追放された【言語術師】。追放された瞬間、竜も機械も使えなくなって女王様が土下座してきたけどもう遅い。
アメカワ・リーチ
ファンタジー
「ただの通訳など、我が国にはいらない」
言語術師として、宮廷に仕えていたフェイ。
しかし、新女王の即位とともに、未開の地への追放を言い渡される。
「私がいないと、ドラゴンや機械に指示を出せなくなりますよ……?」
「そんなわけないでしょう! 今だって何も困ってないわ!」
有無を言わさず追放されるフェイ。
しかし、フェイは、得意の“言術”によって未開の地を開拓していく。
機械語によって、機械の兵隊軍団を作り、
神々の言葉で神獣を創造し、
古代語でドラゴンたちと同盟を結ぶ。
ドラゴン、猫耳美女、エルフ、某国の将軍と様々な人間にご主人様と慕われながら、
こうして未開の地をどんどん発展させていき、やがて大陸一の国になる。
一方、繁栄していくフェイの国とは違い、王国はどんどん没落していく。
女王はフェイのことを無能だと罵ったが、王国の繁栄を支えていたのはフェイの言術スキルだった。
“自動通訳”のおかげで、王国の人々は古代語を話すドラゴンと意思疎通をはかり、機械をプログラミングして自由に操ることができていたが、フェイがいなくなったことでそれができなくなり王国は機能不全に陥る。
フェイを追放した女王は、ようやくフェイを追放したのが間違いだと気がつくがすでに時遅しであった。
王都にモンスターが溢れ、敵国が攻め行ってきて、女王は死にかける。
女王は、フェイに王国へ戻ってきてほしいと、土下座して懇願するが、未開の地での充実した日々を送っているフェイは全く取り合わない。
やがて王国では反乱が起き、女王は奴隷の身分に落ちていくのであった。
前世は最強の宝の持ち腐れ!?二度目の人生は創造神が書き換えた神級スキルで気ままに冒険者します!!
yoshikazu
ファンタジー
主人公クレイは幼い頃に両親を盗賊に殺され物心付いた時には孤児院にいた。このライリー孤児院は子供達に客の依頼仕事をさせ手間賃を稼ぐ商売を生業にしていた。しかしクレイは仕事も遅く何をやっても上手く出来なかった。そしてある日の夜、無実の罪で雪が積もる極寒の夜へと放り出されてしまう。そしてクレイは極寒の中一人寂しく路地裏で生涯を閉じた。
だがクレイの中には創造神アルフェリアが創造した神の称号とスキルが眠っていた。しかし創造神アルフェリアの手違いで神のスキルが使いたくても使えなかったのだ。
創造神アルフェリアはクレイの魂を呼び寄せお詫びに神の称号とスキルを書き換える。それは経験したスキルを自分のものに出来るものであった。
そしてクレイは元居た世界に転生しゼノアとして二度目の人生を始める。ここから前世での惨めな人生を振り払うように神級スキルを引っ提げて冒険者として突き進む少年ゼノアの物語が始まる。
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる