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6 異空間の寝室で寝て翌朝狼?と仲良くなる

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なんということだろう!
寝室が異空間のようだ。
ベッドにまず腰掛けてみる。なんともいえない弾み心地。次は寝てみる。

「すげー!これ!柔らかい!弾力すげー」
どれもこれも俺にとって最高の物であった。
そしてベッドで眠ることに。
その日は夢すら見ないほどにぐっすりと眠れたのである。

翌朝
外から何か音(鳴き声?)がしていたので外へ出てみる。
外に出ると犬?狼?
分からないけど
座って尻尾をわっさわっさと振っている。

「わうん!わうん!はっは」
なんて言ってるんだろう?好意があるのは分かるんだけど。
話がわかるといいんだがと願ったら次の瞬間。

「ここは貴方様のおうちでしょうか?」
と聴こえた。
(え!?なに!?)
「そうだけど」
そう答えるとさらに尻尾を高速に振り
「是非とも!お肉などを分けて貰えないかと思いまして」
と涎を出しながら言う。

「ちょっと待ってね……えーと『この子が好きな肉』」
ぽんっと音が出て俺の手に『肉の塊が』
狼?は
「こ、これはラビッタの肉!?どっから出たんですか!?いま空中から出てきましたけど!?」
とびっくりしている。
「あ、これ俺の能力らしい」
「すごい能力ですね!」
そして、簡易コンロ(永久式)と簡易腰かけ、外用コンロ置きを願い
ぽんっぽんっぽん
出てくる。

さらにアウトドア用のテーブルとまな板も願う。
ぽんっ
「これで何をするんです?」
「俺も食べたいからね……焼こうかと思うが?君は生でもいいんだっけ?」
「生もいいですが……焼いたやつも好きなので同じふうにお願いします」
だったので同じ感じに焼くことに。

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