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7月
第23帖。カジキマグロのバターいため。
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スーパーでけーこは迷っている。夕飯が決まらない。
ほとんど毎日作っているので、レパートリーが減っていた。お品書きには限りがある以上、ダブってもしょうがないと思う。その一方で、なるべくカブらないようにもしたい。
「毎日作っておればレパートリーも減ろうての」
「そうだね。そう考えるとけーこはすごいなあ。しばらく一緒にいてもメニューが重ならない」
「む? うふふ。ていっ!」
「うぐっ。……なぜ腹を殴る」
「あまり大きな声を出すでないわ。ワシらが一つ屋根の下に暮らしておることがバレてしまう」
「いけないのか」
「ふふふ、恥ずかしかろうて」
けーこは腰をくねくね、恥ずかしがっている。他方、嬉しがってもいる。女の子の仕草はよく分からない分からない、と慧太は首をひねる。
同じ下宿にいるのだから、一つ屋根の下という表現は正しいと慧太は思う。
一方で夕飯の時間帯にはいつもけーこは部屋に来てくれる。しかもその前後、慧太のベッドの上でダラダラしている。
――もしかするとけーこ、自室よりも僕の部屋にいるんじゃ?
慧太はそう思う。
だってけーこは女子高生であるから、昼間は学校にいる。帰って来れば慧太の部屋にお邪魔して、寝る寸前までベッドの上。実際、寝るだけの部屋と化している気がする。
◆
スーパーからの帰り道、2人は並んで歩く。荷物はもちろん慧太が持っている。
「けーこは料理のネタをどこから仕入れて来るんだ。ネット?」
「それもあるが、基本は本じゃ。図書館にいくらでもあろがな」
「学校の? へー、そんなのあったかな」
「けいたはそもそも図書館に行かぬのではないか」
「そんなこと……」
「こと?」
「あるね。行ったっけかな。場所は知ってるけど。同じ高校の出身だから」
「そういやそうじゃったな。そう思うと不思議じゃ。卒業してもこうして歩けるとは」
「ん? どういう意味?」
「ワシの家から学校へは今通っとるこの道を行くじゃろ。卒業してもなおその道を通る。これは大いなる神秘ではないのか」
「ん、ん。そうかな」
「そうじゃ。ワシはそう思うぞ。中学からの友達で別の高校に行った連中と道で偶然すれ違うことなど皆無じゃ。UFOを見る確率のがまだ高いわ。なのにけいたと来たら、まだこうしてワシと歩いておるではないか」
「? よく分からないけど。あうっ」
「こうしてワシと手をつないで、の」
空いている方の手を握られる慧太。夕映えの遊歩道に、2人分の影が映じられる。大きな人と小さな人影。頭1つ分よりも差がある。けれどもその2つは手をつなぎ、仲良く行く。
けーこは握った手をブンブン振る。影はますます大きく動く。
「恥ずかしいだろ、けーこ」
「ワシもじゃ」
「そうか」
「うむ」
あとは無言で帰宅の途を行く。急がない。慧太は握られる手を意識する。いつ以来だろうか。女の子と手をつないで歩くのは。
――いやたぶん人生初だな。
下らん見栄を張った慧太だった。
そう思えば貴重な瞬間である。でも相手がけーこであるところに残念さを覚えるのだった。けど、そんなけーこも女の子であるぞ、と慧太は、嬉しそうにスキップしている、隣のけーこを横目で見やるのだった。
◆
「さて、帰宅したの。また料理するから待っておれ」
「はーい」
まず今日のメイン。カジキマグロをパックから取り出す。これもまた夏の魚である。
白身の魚だ。もともとの形は知らないが、パックには切り身が入っている。正方形の白身……いや、やや赤い。
どっち付かずの色じゃな。けーこは思う。まるで自分のようではあるまいか。
どうあれ、腹は減る。
ご飯を炊き、味噌汁を作る。ここまでは良い。
カジキマグロを短冊切りにする。
フライパンを火にかける。しばらく待ち、菜箸の先につけた水を滴下する。音を立てて蒸発した。
温まっている。けーこは火を少し弱め、バターをひと欠片、落とすのだった。良い音が耳に心地よい。バターの香りが鼻をくすぐる。
カジキマグロの切り身を1つ1つ並べる。
焼けてゆく。熱が通った切り身は白くなる。バターの香りは一層強くなる。慌ててけーこは換気扇をつける。
「けーこ」
「何じゃ、そっちまでにおうか」
「いい匂いだ。バター焼き?」
「うむ。今しばらく待て」
けーこは続ける。猫手でレタスを切る。皿に盛る。ここにカジキマグロのバターいためを乗せる。フライパンに残ったバターの汁をかけた。
このままフライパンは洗わない。火にかける。バターをさっきよりも小さく切って入れる。フライパンは温まったままだから、すぐ溶ける。
ここに解凍しておいた挽き肉を入れた。丸めておいてある。さながらミニハンバーグだ。
「けーこ、けーこ」
「何じゃ」
「今日はやたらいい音がするけど、何が出来るんだ」
「ふふ、ヒミツじゃて」
口びるに手を当てるけーこ。菜箸を握ったまま、片目をウインク。えらくカワイイ。
「どうしたんだ急に女の子ぶって」
「む、ワシは女じゃ」
「そうだった、そうだった」
「男はこんな制服なんぞ着るまい」
スカートのすそを持って、くるりと一回転。
可憐だ。
「どうじゃな」
「うん、そこそこ女の子だ」
「マッタク……」
とか言いつつ、けーこは楽しそうである。
コタツ机に今日の夕飯が並ぶ。
安定でご飯、味噌汁。
カジキマグロのバターいため。それにミニハンバーグ。
「うーむ」と、けーこは不服そうである。「なんだか今日の夕餉は主菜ばかりではないか」
「主菜? 魚と肉が?」
「うむ。参ったのう。主菜と主菜でカブってしまった」
「いいじゃないか。どっちもウマそうだ」
「そうか! ならヨシ! イタダキマス!」
機嫌を急速に直したけーこ。
箸を持つ。カジキマグロを1切れつまみ、ぱくり。バターの濃い味。香りも強い。バターのおかげか、カジキマグロの脂身か、溢れ出る旨味。
「ウマい。単純じゃが良い料理じゃな」
「おー、なかなか。これがカジキマグロか。下敷きにされてるレタスにもバターが染み付いてウマい」
「染み付くとは表現が悪いわ」
「じゃ、何て言えばいい」
「うーむ……? しっとりしている」
「じっとりしている」
「汗がにじんでおるようじゃから却下。む、しみておる。バターはご飯に合うな」
「バターご飯なんてのもあるって聞く」
「何じゃそりゃ」
「ご飯にバター1欠片を入れて混ぜて醤油を垂らす。あとお好みでチーズをトッピング」
「却下。気味が悪い」
「僕もやったことない。これミニハンバーグ? 乗っけてあるチーズが合う」
「じゃろうじゃろう! こいつにはチーズが合うわ! そんなヨク分からん料理? なんぞワシの前には敵ではない」
「僕は料理しないから、充分強敵だ」
「なに。せんのか?」
「ヤブヘビだったかな……」
「聞こえとるぞ。ご飯を炊き、味噌汁を作る。このくらいはやれ」
「ひとりだと作る気も起きないからなー。食べるだけなら楽なんだけど痛っ」
けーこの箸が額に命中。
「作り方教えるから作ってみるか? ワシが教えようぞ」
「うーん……」
「マッタク、けいたはワシがおらんと飯も食えんか」
「おう、食えんな。だから飯を作ってくれ」
「うむ。しょうがないのー。まったく!」
でも嬉しそうなけーこ。
ほとんど毎日作っているので、レパートリーが減っていた。お品書きには限りがある以上、ダブってもしょうがないと思う。その一方で、なるべくカブらないようにもしたい。
「毎日作っておればレパートリーも減ろうての」
「そうだね。そう考えるとけーこはすごいなあ。しばらく一緒にいてもメニューが重ならない」
「む? うふふ。ていっ!」
「うぐっ。……なぜ腹を殴る」
「あまり大きな声を出すでないわ。ワシらが一つ屋根の下に暮らしておることがバレてしまう」
「いけないのか」
「ふふふ、恥ずかしかろうて」
けーこは腰をくねくね、恥ずかしがっている。他方、嬉しがってもいる。女の子の仕草はよく分からない分からない、と慧太は首をひねる。
同じ下宿にいるのだから、一つ屋根の下という表現は正しいと慧太は思う。
一方で夕飯の時間帯にはいつもけーこは部屋に来てくれる。しかもその前後、慧太のベッドの上でダラダラしている。
――もしかするとけーこ、自室よりも僕の部屋にいるんじゃ?
慧太はそう思う。
だってけーこは女子高生であるから、昼間は学校にいる。帰って来れば慧太の部屋にお邪魔して、寝る寸前までベッドの上。実際、寝るだけの部屋と化している気がする。
◆
スーパーからの帰り道、2人は並んで歩く。荷物はもちろん慧太が持っている。
「けーこは料理のネタをどこから仕入れて来るんだ。ネット?」
「それもあるが、基本は本じゃ。図書館にいくらでもあろがな」
「学校の? へー、そんなのあったかな」
「けいたはそもそも図書館に行かぬのではないか」
「そんなこと……」
「こと?」
「あるね。行ったっけかな。場所は知ってるけど。同じ高校の出身だから」
「そういやそうじゃったな。そう思うと不思議じゃ。卒業してもこうして歩けるとは」
「ん? どういう意味?」
「ワシの家から学校へは今通っとるこの道を行くじゃろ。卒業してもなおその道を通る。これは大いなる神秘ではないのか」
「ん、ん。そうかな」
「そうじゃ。ワシはそう思うぞ。中学からの友達で別の高校に行った連中と道で偶然すれ違うことなど皆無じゃ。UFOを見る確率のがまだ高いわ。なのにけいたと来たら、まだこうしてワシと歩いておるではないか」
「? よく分からないけど。あうっ」
「こうしてワシと手をつないで、の」
空いている方の手を握られる慧太。夕映えの遊歩道に、2人分の影が映じられる。大きな人と小さな人影。頭1つ分よりも差がある。けれどもその2つは手をつなぎ、仲良く行く。
けーこは握った手をブンブン振る。影はますます大きく動く。
「恥ずかしいだろ、けーこ」
「ワシもじゃ」
「そうか」
「うむ」
あとは無言で帰宅の途を行く。急がない。慧太は握られる手を意識する。いつ以来だろうか。女の子と手をつないで歩くのは。
――いやたぶん人生初だな。
下らん見栄を張った慧太だった。
そう思えば貴重な瞬間である。でも相手がけーこであるところに残念さを覚えるのだった。けど、そんなけーこも女の子であるぞ、と慧太は、嬉しそうにスキップしている、隣のけーこを横目で見やるのだった。
◆
「さて、帰宅したの。また料理するから待っておれ」
「はーい」
まず今日のメイン。カジキマグロをパックから取り出す。これもまた夏の魚である。
白身の魚だ。もともとの形は知らないが、パックには切り身が入っている。正方形の白身……いや、やや赤い。
どっち付かずの色じゃな。けーこは思う。まるで自分のようではあるまいか。
どうあれ、腹は減る。
ご飯を炊き、味噌汁を作る。ここまでは良い。
カジキマグロを短冊切りにする。
フライパンを火にかける。しばらく待ち、菜箸の先につけた水を滴下する。音を立てて蒸発した。
温まっている。けーこは火を少し弱め、バターをひと欠片、落とすのだった。良い音が耳に心地よい。バターの香りが鼻をくすぐる。
カジキマグロの切り身を1つ1つ並べる。
焼けてゆく。熱が通った切り身は白くなる。バターの香りは一層強くなる。慌ててけーこは換気扇をつける。
「けーこ」
「何じゃ、そっちまでにおうか」
「いい匂いだ。バター焼き?」
「うむ。今しばらく待て」
けーこは続ける。猫手でレタスを切る。皿に盛る。ここにカジキマグロのバターいためを乗せる。フライパンに残ったバターの汁をかけた。
このままフライパンは洗わない。火にかける。バターをさっきよりも小さく切って入れる。フライパンは温まったままだから、すぐ溶ける。
ここに解凍しておいた挽き肉を入れた。丸めておいてある。さながらミニハンバーグだ。
「けーこ、けーこ」
「何じゃ」
「今日はやたらいい音がするけど、何が出来るんだ」
「ふふ、ヒミツじゃて」
口びるに手を当てるけーこ。菜箸を握ったまま、片目をウインク。えらくカワイイ。
「どうしたんだ急に女の子ぶって」
「む、ワシは女じゃ」
「そうだった、そうだった」
「男はこんな制服なんぞ着るまい」
スカートのすそを持って、くるりと一回転。
可憐だ。
「どうじゃな」
「うん、そこそこ女の子だ」
「マッタク……」
とか言いつつ、けーこは楽しそうである。
コタツ机に今日の夕飯が並ぶ。
安定でご飯、味噌汁。
カジキマグロのバターいため。それにミニハンバーグ。
「うーむ」と、けーこは不服そうである。「なんだか今日の夕餉は主菜ばかりではないか」
「主菜? 魚と肉が?」
「うむ。参ったのう。主菜と主菜でカブってしまった」
「いいじゃないか。どっちもウマそうだ」
「そうか! ならヨシ! イタダキマス!」
機嫌を急速に直したけーこ。
箸を持つ。カジキマグロを1切れつまみ、ぱくり。バターの濃い味。香りも強い。バターのおかげか、カジキマグロの脂身か、溢れ出る旨味。
「ウマい。単純じゃが良い料理じゃな」
「おー、なかなか。これがカジキマグロか。下敷きにされてるレタスにもバターが染み付いてウマい」
「染み付くとは表現が悪いわ」
「じゃ、何て言えばいい」
「うーむ……? しっとりしている」
「じっとりしている」
「汗がにじんでおるようじゃから却下。む、しみておる。バターはご飯に合うな」
「バターご飯なんてのもあるって聞く」
「何じゃそりゃ」
「ご飯にバター1欠片を入れて混ぜて醤油を垂らす。あとお好みでチーズをトッピング」
「却下。気味が悪い」
「僕もやったことない。これミニハンバーグ? 乗っけてあるチーズが合う」
「じゃろうじゃろう! こいつにはチーズが合うわ! そんなヨク分からん料理? なんぞワシの前には敵ではない」
「僕は料理しないから、充分強敵だ」
「なに。せんのか?」
「ヤブヘビだったかな……」
「聞こえとるぞ。ご飯を炊き、味噌汁を作る。このくらいはやれ」
「ひとりだと作る気も起きないからなー。食べるだけなら楽なんだけど痛っ」
けーこの箸が額に命中。
「作り方教えるから作ってみるか? ワシが教えようぞ」
「うーん……」
「マッタク、けいたはワシがおらんと飯も食えんか」
「おう、食えんな。だから飯を作ってくれ」
「うむ。しょうがないのー。まったく!」
でも嬉しそうなけーこ。
0
よろしくお願い申し上げます。平成27年7月14日、タイトルを変えました。旧称『落ちぶれ大学生と転生JKとは並んで台所に立つ。』新称『制服エプロン。』突然です。申し訳ありません。
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