長い長い自己紹介

ウォーキングのダイエット以外の効用。

　ウォーキングをダイエット目的で嫌々やっていると、多分「ダルいからやーめた！」となる。しかし、ダイエット以外の効果もあると分かると「じゃあ続けてみようかな？」と思うのではないか。

　試しに、「ウォーキング うつ病」で検索してみて欲しい。一日35分のウォーキングがうつ病を予防する、というような記事が出てくるはずだ。
　私は医師でないので学術的なことは分からないのだけれど、これはウォーキングでミルキングアクション（ふくらはぎの筋肉が収縮することで下半身に滞留した血液が心臓に送り返されること）がなされるためではないかと推測している。うつ病の人は脳の血流が悪くなっているそうなので、ウォーキングによって血流を良くすれば、脳の血流も良くなり、したがってうつ病を予防できるのではないか、という理屈である（医学的に正しいかどうかは分からない）。

　事実、それなりのスピードでスタスタ歩いてみると、妙に気持ちが前向きになってくる。考え事などもまとまってきて、頭が整理整頓されたような感じがする。きっと下半身に溜まっていた血液が心臓に送り返され、心臓から脳に血液が届いているのではないか。
　このように、私は歩くだけで多少ハイになれるのだが、「何もナシで30分～1時間歩くのは退屈だ」という人は、好きな音楽を聴きながらウォーキングしても良い（通話は話の内容に気を取られてしまうので、個人的にはおすすめしない）。だいじなことは少し早足でテンポよく歩くことなので、それができれば要は何でもいい。

　というわけで、気分が沈み込みがちな人は、是非騙されたと思って30分程度でいいのでウォーキングしてみて欲しい。ウォーキングコースは毎回決まったコースでもいいし、地図を見て違うコースを考えるのも楽しい。私は夜のウォーキングについては夜景写真を撮るという目標を作っているけど、目的地を設定するのも一つのやり方だろう。電車通勤の人は、早めに家を出て1~2駅分歩いてみるというのでももちろんOKである。

　ちなみに、「ウォーキングシューズを買わなきゃ！」と形から入る人もいて、それはそれで本人が楽しいならば全然構わないのだが、長距離を歩くと案外靴底が減るので、歩きやすいスニーカーなら何でも構わない。私は、リーボックのウォーキングシューズの中で、その時に安くなったものをAmazonで買っている（ちなみに今履いているリーボックは何と2900円で入手できた）。

　というわけで、ウォーキングは非常にコスパがいい心身の健康法なので、心が疲れている人にこそ是非試していただきたい。