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※夜這い7

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火傷しそうなくらい熱をはらんだ視線になぜだか彼自身を受け入れている部分が波打ち、食い締めるような動きをしてしまう。
「歓迎してくれているのか」
満足げに微笑むと、レオンハルトはゆっくりと律動を開始した。
「ちが、あっ、はぁっ」
違うと言いたかったけれど、レオンハルトが腰をふるうたびに嬌声がこぼれてしまう。
今も息苦しさはあるものの、身体の底から湧き起こる疼きの方が強くなっていた。指で探られた時にも生じた密かな熱が下腹部に溜まっていく。その熱が飽和しかけているのに気づき、ベアトリーチェは当惑する。
これ以上続けたら、おかしくなってしまうという予感があった。
「や、いや、ぁ……んんっ」
腰を跳ね上げながら必死でシーツにしがみつき、うわ言のように訴えかける。悲しくもないのに涙がにじみ、まつ毛を重く濡らしていた。
レオンハルトの熱杭に深い場所まで浸食されて、気が遠くなってくる。
そうしてどれくらい経っただろう。肌のぶつかる乾いた音にまぎれ、レオンハルトが吐息交じりに呟いた。
「……は、そろそろ出す……っ」
その宣言と前後して、彼のそそりたつ欲望が胎内で大きく膨れ上がった。
やっと終われる。少し気を緩めたベアトリーチェをさらに力強い腰使いが襲った。
大きく開脚させられた内ももが引き攣って、膝下が揺さぶられる。激しい抽挿はベアトリーチェの身体を寝台の上方へ追いやった。レオンハルトの大きな手ががしりと腰をつかんで引き戻される。
永遠とも思える時間、身体を揺さぶられ続け、結合部からは絶えずぐちゅぐちゅといやらしい音が鳴っている。
「ぁあ、く、んぅっ」
頭を振りたてながら喉の奥で悲鳴を漏らしていると、少し前から生じていたぞくぞく痺れるような疼きがどんどん強くなっていって、頭の中が一色に塗り替えられていくようだ。
ふいに尿意に似た感覚をおぼえ、ベアトリーチェは戦慄した。
「やぁっ……もう、……っ」
これ以上されたら、決壊してしまう。成人も済ませたこの年齢で漏らすなんて、絶対に避けたい。
太い腰に手を伸ばしその動きを止めようと頑張るけれど、まるで効果がない。
それどころか腰に触れた手のひらを伝って、容赦なく打ち振るわれる動作をまざまざと思い知らさせれてしまう。
「あっ、あぅ、は、ああっ」
抽挿に合わせて、悲鳴が喉をこする。悲鳴と言っていいのかもわからない。その声は媚を含んで甘く濡れていた。
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