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転生しないと話にならないもんで
『名言』と『迷言』は紙一重らしいですよ。
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「……はあああああ????」
えっと……オレは死んでしまったらしいのですが、だって肉体あるじゃん?息してるじゃん?生きてるじゃん?
あーあー、わかりました。わかりました。つまりこれはやっぱり夢ですね?
オレ、疲れてんのかな?ちょっと精神科とかに御厄介にならないといけないレベル?
「いい加減、現実見てくださいよ……もう理解してるんでしょ?往生際が悪いですねぇ!……それとも、もう1回抓られたいですか?」
「嫌だよ!!」
あれは嫌だ。今までにないくらい痛かった。
親にも叩かれたことないのにぃ!……嘘だけど。嘘ついた時は普通に尻叩かれたけど。でも、今までで一番力が強かったのは事実だ。
「ほら、大方理解してるんですよね?受け止めきれてないだけですね?
はぁ。地球人は許容できる範囲が小さいと評判ですからね」
おお?この人、たった今地球人をバカにしたぞ?
「ああ、気を悪くさせてしまいましたか?それは申し訳ない」
「……オレ、何も言ってないよな?」
「友里さまの顔は口ほどにモノを言ってますから」
「あ……そうなんですか……」
にしたって酷い。酷すぎる。オレにはプライバシーも自由もないのか?死んでるならないのか……。
「さて、ここから本題です。お亡くなりになった友里さまには、新しい世界に転生して頂きたいのです」
「……はぁ?」
てん、せいって……。生まれ変わるやつ?ファンタジー世界によくあるやつですね?でも、オレが?このオレが転生ですか?もっと適任いるでしょ?
「あのぉ……あなたさ「精霊:ファシオ・エスターニャ・三世です」……ファシオ、さん。なんで、オレなんですか?」
「理由はおいおい……。とりあえず、転生して頂くための署名を頂きたいのですが」
「いやいやいや!理由とかそこは結構大切なところだから!それも聞かないで“はい、おっけー!”なんて出来ないから!」
そう、オレだって能天気じゃないんだ。もっと状況を理解して整理する時間が欲しい。
「いい加減にしてください!!そろそろ本編に入りたいんですよ!!!!!」
迷言、飛び出てきましたね!!!!!?!!
えっと……オレは死んでしまったらしいのですが、だって肉体あるじゃん?息してるじゃん?生きてるじゃん?
あーあー、わかりました。わかりました。つまりこれはやっぱり夢ですね?
オレ、疲れてんのかな?ちょっと精神科とかに御厄介にならないといけないレベル?
「いい加減、現実見てくださいよ……もう理解してるんでしょ?往生際が悪いですねぇ!……それとも、もう1回抓られたいですか?」
「嫌だよ!!」
あれは嫌だ。今までにないくらい痛かった。
親にも叩かれたことないのにぃ!……嘘だけど。嘘ついた時は普通に尻叩かれたけど。でも、今までで一番力が強かったのは事実だ。
「ほら、大方理解してるんですよね?受け止めきれてないだけですね?
はぁ。地球人は許容できる範囲が小さいと評判ですからね」
おお?この人、たった今地球人をバカにしたぞ?
「ああ、気を悪くさせてしまいましたか?それは申し訳ない」
「……オレ、何も言ってないよな?」
「友里さまの顔は口ほどにモノを言ってますから」
「あ……そうなんですか……」
にしたって酷い。酷すぎる。オレにはプライバシーも自由もないのか?死んでるならないのか……。
「さて、ここから本題です。お亡くなりになった友里さまには、新しい世界に転生して頂きたいのです」
「……はぁ?」
てん、せいって……。生まれ変わるやつ?ファンタジー世界によくあるやつですね?でも、オレが?このオレが転生ですか?もっと適任いるでしょ?
「あのぉ……あなたさ「精霊:ファシオ・エスターニャ・三世です」……ファシオ、さん。なんで、オレなんですか?」
「理由はおいおい……。とりあえず、転生して頂くための署名を頂きたいのですが」
「いやいやいや!理由とかそこは結構大切なところだから!それも聞かないで“はい、おっけー!”なんて出来ないから!」
そう、オレだって能天気じゃないんだ。もっと状況を理解して整理する時間が欲しい。
「いい加減にしてください!!そろそろ本編に入りたいんですよ!!!!!」
迷言、飛び出てきましたね!!!!!?!!
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