33 / 33
③
しおりを挟む
「園田さんと一緒に飲んでた方から連絡をいただいて、迎えに行ってみれば園田さんは酔いつぶれてるし……」
乾はなぜか更にムッとしていて、呼び出されたのが面倒だったとでも思っているのかと俺はしゅんとしてしまった。
うなだれていると、乾は「園田さんが考えてるようなこと、ではないですよ」と言った。
じゃあ、なんでそんなに機嫌が悪そうなんだ? そう目で問うと、乾は困ったように笑って「園田さんが悪いんですよ……」と呟いた。
「迎えに行ってみたら園田さん誰かと折り重なるみたいに倒れてて……、嫌だったんです」
ぎゅっと眉間に皺を寄せ、「園田さんは僕のなのに」とふいっとそっぽを向いた。
なにそれ、可愛いんだが。あんなに胡散臭かった男が今や可愛いしかないな。
「でもすぐに僕に腹を立てる資格なんてない。やっぱり僕なんかよりここにいる人の方が……って落ち込んでいたら、電話をくれた方――でしょうか「本当この人ら仕事はできるのにまるでダメですね」って笑ってて」
そんなことを言うのはきっと坂田だろう。どうやって乾に連絡をとったのか気になるが、恐らく俺のスマホを勝手に拝借して履歴でも見たのだろう。
履歴の中には『大家さん』のものもあったはずなのに、わざわざ乾を呼ぶということは単に乾のことを見たかっただけか?
そこまで話すつもりはなかったのにフルネームと性別や年齢まではかされたのを覚えている。
気が回るのか単に俺を振り回す恋人が見たかっただけだったのか――、いや坂田なりに背中を押してくれたということなのかもしれない。だとしたらファインプレーってやつか。
それにしても乾のネガティブ思考は元々なのか、それとも美晴の件があってからなのか――未だに僕なんてって思っていたとは……。その辺はクリアできたと思っていたんだが、どうやら違ったようだ。
そんなことを考えていたら、乾の話が別の方向へとシフトした。
「あの時、園田さんが僕を欲しいと言ってくれた時、信じられない想いと嬉しい想いと両方ありました。だって僕はダメな兄で、どんなに大切に想っている人でも不幸にしてしまう疫病神、ですから」
「乾、それは――っ!!」
違うと言おうとして乾に手で制された。邪魔しないで最後まで聞いてくれということだろう。俺は仕方なく頷く。
「実は両親からは何度も僕は悪くないって言ってもらっていて、ずっと優しい言葉ばかりかけられていました。でもそんなの信じられなかった。だって目の前に不幸に苦しむ美晴がいたから――。美晴が園田さんと涼雨くんのお陰で笑顔になれても僕はなにもしてないから、許される機会を失ったって思っていました。だけど園田さんは僕を慰めるでもなく僕の悪いところを指摘してくれて、ひどいヤツって言ってくれました――。自分も僕もひどいヤツなんだからお似合いだって。あの時僕がどんなに衝撃を受けたか分かりますか?」
瞳に透明な膜が張り、キラキラが俺のことを見ていた。
『恋するキラキラ』が。
俺だって不安だった。恋人になったものの乾の本音が見えずに、本当は嫌だったのではないかと、だからつい受け身になってしまっていたのだ。誰よりも失いたくない人だったから。
「前にキスされた時も、セ……抱いてくれた、時も……自分の気持ちがよく分かりませんでした。夢、みたいで――嫌、ではなかった。でも好きだとは認められませんでした。園田さんはひどいヤツだったとしてもダメなヤツではないから……」
ぽろぽろと零れ落ちるキラキラを逃すまいと手を伸ばし、手の平で受け止める。
これは全部、ぜんぶ俺のものだろう?
「――でも諦めきれなくて……それで、いっぱい園田さんのこと見てたんですよ。考えて、見て、また考えて。そうして最後には自分には園田さんに愛してもらう資格なんてないって思っちゃうんです。でも諦めたくない。その繰り返しで――こういうことが初めてだったし、恋人になったものの本当にそれでよかったのか、僕が園田さんに触れてしまったらもう本当に園田さんを離せなくなる――。そう思って、せっかく忙しい合間をぬって会いに来てくださってたのに、避けてしまってすみませんでした。でも、さっき園田さんが酔っぱらってだらしなく眠る姿を見たらなんだか――可愛いというか、愛おしくて……ひどくてダメなヤツって思いました」
と、嬉しそうに笑う。
ああ……そういうことか。乾は戸惑っていただけなのだ。
自分の罪も許せないし初めての恋に戸惑って、どうしていいか分からずにまずは俺のことを観察してた? 触れられると手放せなくなるって?
ちょっと笑ってしまった。不安に思っていたことすべてが愛しいに変わる。
やることなすことすべてが可愛い。
――可愛いしかないな!
「――好きです。僕はひどいヤツでダメなヤツだけど、あなたもそうだ。だったら僕があなたを自分のものにしてもいいんでしょう?」
「ああ。最初からそう言ってる。俺はあんたが思うほどすごいヤツでもない。ただあんただけが大事で、あんたに心底惚れ込んだただの男だ。どんなあんたでも俺にはあんたが必要なんだよ。大輝、愛してる」
「僕も……です。僕にもあなたが必要……です。――愛してます……」
そう言っておずおずと近づいてきたかと思うと、乾の唇が俺の唇に触れた。
ただ触れるだけのものだった。だがそれは紛れもないキスで、キス以外のなにものでもなかった。
「そうか、もっとたくさん俺のこと見ていいぞ。それでもっともっと好きになれ」
「僕もいいですよ?」
と、いたずらっ子みたいに笑う乾を俺は抱きしめた。
そっと抱き返され、本当に俺たちは恋人になったのだと実感することができた。
今度は俺の方からキスをして、乾の濡れた瞳に次をせがまれる。
何度もなんどもキスをして、不安も恐怖も愛情もなにもかもをかき混ぜて、深い繋がりで溶けあって、お互いがお互いを満たしあう。
そんな俺たちの恋であり愛であり、ひどくてダメなヤツらのなんでもない普通のラブで幸せな物語には――――エンドマークはいらない。
ハッピーエンドはどっかの誰かにくれてやる。
一日一回とは言わず何度でも、俺は愛しいあんたに褒め言葉を贈るよ。
‐ ‐
乾はなぜか更にムッとしていて、呼び出されたのが面倒だったとでも思っているのかと俺はしゅんとしてしまった。
うなだれていると、乾は「園田さんが考えてるようなこと、ではないですよ」と言った。
じゃあ、なんでそんなに機嫌が悪そうなんだ? そう目で問うと、乾は困ったように笑って「園田さんが悪いんですよ……」と呟いた。
「迎えに行ってみたら園田さん誰かと折り重なるみたいに倒れてて……、嫌だったんです」
ぎゅっと眉間に皺を寄せ、「園田さんは僕のなのに」とふいっとそっぽを向いた。
なにそれ、可愛いんだが。あんなに胡散臭かった男が今や可愛いしかないな。
「でもすぐに僕に腹を立てる資格なんてない。やっぱり僕なんかよりここにいる人の方が……って落ち込んでいたら、電話をくれた方――でしょうか「本当この人ら仕事はできるのにまるでダメですね」って笑ってて」
そんなことを言うのはきっと坂田だろう。どうやって乾に連絡をとったのか気になるが、恐らく俺のスマホを勝手に拝借して履歴でも見たのだろう。
履歴の中には『大家さん』のものもあったはずなのに、わざわざ乾を呼ぶということは単に乾のことを見たかっただけか?
そこまで話すつもりはなかったのにフルネームと性別や年齢まではかされたのを覚えている。
気が回るのか単に俺を振り回す恋人が見たかっただけだったのか――、いや坂田なりに背中を押してくれたということなのかもしれない。だとしたらファインプレーってやつか。
それにしても乾のネガティブ思考は元々なのか、それとも美晴の件があってからなのか――未だに僕なんてって思っていたとは……。その辺はクリアできたと思っていたんだが、どうやら違ったようだ。
そんなことを考えていたら、乾の話が別の方向へとシフトした。
「あの時、園田さんが僕を欲しいと言ってくれた時、信じられない想いと嬉しい想いと両方ありました。だって僕はダメな兄で、どんなに大切に想っている人でも不幸にしてしまう疫病神、ですから」
「乾、それは――っ!!」
違うと言おうとして乾に手で制された。邪魔しないで最後まで聞いてくれということだろう。俺は仕方なく頷く。
「実は両親からは何度も僕は悪くないって言ってもらっていて、ずっと優しい言葉ばかりかけられていました。でもそんなの信じられなかった。だって目の前に不幸に苦しむ美晴がいたから――。美晴が園田さんと涼雨くんのお陰で笑顔になれても僕はなにもしてないから、許される機会を失ったって思っていました。だけど園田さんは僕を慰めるでもなく僕の悪いところを指摘してくれて、ひどいヤツって言ってくれました――。自分も僕もひどいヤツなんだからお似合いだって。あの時僕がどんなに衝撃を受けたか分かりますか?」
瞳に透明な膜が張り、キラキラが俺のことを見ていた。
『恋するキラキラ』が。
俺だって不安だった。恋人になったものの乾の本音が見えずに、本当は嫌だったのではないかと、だからつい受け身になってしまっていたのだ。誰よりも失いたくない人だったから。
「前にキスされた時も、セ……抱いてくれた、時も……自分の気持ちがよく分かりませんでした。夢、みたいで――嫌、ではなかった。でも好きだとは認められませんでした。園田さんはひどいヤツだったとしてもダメなヤツではないから……」
ぽろぽろと零れ落ちるキラキラを逃すまいと手を伸ばし、手の平で受け止める。
これは全部、ぜんぶ俺のものだろう?
「――でも諦めきれなくて……それで、いっぱい園田さんのこと見てたんですよ。考えて、見て、また考えて。そうして最後には自分には園田さんに愛してもらう資格なんてないって思っちゃうんです。でも諦めたくない。その繰り返しで――こういうことが初めてだったし、恋人になったものの本当にそれでよかったのか、僕が園田さんに触れてしまったらもう本当に園田さんを離せなくなる――。そう思って、せっかく忙しい合間をぬって会いに来てくださってたのに、避けてしまってすみませんでした。でも、さっき園田さんが酔っぱらってだらしなく眠る姿を見たらなんだか――可愛いというか、愛おしくて……ひどくてダメなヤツって思いました」
と、嬉しそうに笑う。
ああ……そういうことか。乾は戸惑っていただけなのだ。
自分の罪も許せないし初めての恋に戸惑って、どうしていいか分からずにまずは俺のことを観察してた? 触れられると手放せなくなるって?
ちょっと笑ってしまった。不安に思っていたことすべてが愛しいに変わる。
やることなすことすべてが可愛い。
――可愛いしかないな!
「――好きです。僕はひどいヤツでダメなヤツだけど、あなたもそうだ。だったら僕があなたを自分のものにしてもいいんでしょう?」
「ああ。最初からそう言ってる。俺はあんたが思うほどすごいヤツでもない。ただあんただけが大事で、あんたに心底惚れ込んだただの男だ。どんなあんたでも俺にはあんたが必要なんだよ。大輝、愛してる」
「僕も……です。僕にもあなたが必要……です。――愛してます……」
そう言っておずおずと近づいてきたかと思うと、乾の唇が俺の唇に触れた。
ただ触れるだけのものだった。だがそれは紛れもないキスで、キス以外のなにものでもなかった。
「そうか、もっとたくさん俺のこと見ていいぞ。それでもっともっと好きになれ」
「僕もいいですよ?」
と、いたずらっ子みたいに笑う乾を俺は抱きしめた。
そっと抱き返され、本当に俺たちは恋人になったのだと実感することができた。
今度は俺の方からキスをして、乾の濡れた瞳に次をせがまれる。
何度もなんどもキスをして、不安も恐怖も愛情もなにもかもをかき混ぜて、深い繋がりで溶けあって、お互いがお互いを満たしあう。
そんな俺たちの恋であり愛であり、ひどくてダメなヤツらのなんでもない普通のラブで幸せな物語には――――エンドマークはいらない。
ハッピーエンドはどっかの誰かにくれてやる。
一日一回とは言わず何度でも、俺は愛しいあんたに褒め言葉を贈るよ。
‐ ‐
0
お気に入りに追加
33
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(5件)
あなたにおすすめの小説

あと一度だけでもいいから君に会いたい
藤雪たすく
BL
異世界に転生し、冒険者ギルドの雑用係として働き始めてかれこれ10年ほど経つけれど……この世界のご飯は素材を生かしすぎている。
いまだ食事に馴染めず米が恋しすぎてしまった為、とある冒険者さんの事が気になって仕方がなくなってしまった。
もう一度あの人に会いたい。あと一度でもあの人と会いたい。
※他サイト投稿済み作品を改題、修正したものになります

転生したら弟がブラコン重傷者でした!!!
Lynne
BL
俺の名前は佐々木塁、元高校生だ。俺は、ある日学校に行く途中、トラックに轢かれて死んでしまった...。
pixivの方でも、作品投稿始めました!
名前やアイコンは変わりません
主にアルファポリスで投稿するため、更新はアルファポリスのほうが早いと思います!
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A

田舎育ちの天然令息、姉様の嫌がった婚約を押し付けられるも同性との婚約に困惑。その上性別は絶対バレちゃいけないのに、即行でバレた!?
下菊みこと
BL
髪色が呪われた黒であったことから両親から疎まれ、隠居した父方の祖父母のいる田舎で育ったアリスティア・ベレニス・カサンドル。カサンドル侯爵家のご令息として恥ずかしくない教養を祖父母の教えの元身につけた…のだが、農作業の手伝いの方が貴族として過ごすより好き。
そんなアリスティア十八歳に急な婚約が持ち上がった。アリスティアの双子の姉、アナイス・セレスト・カサンドル。アリスティアとは違い金の御髪の彼女は侯爵家で大変かわいがられていた。そんなアナイスに、とある同盟国の公爵家の当主との婚約が持ちかけられたのだが、アナイスは婿を取ってカサンドル家を継ぎたいからと男であるアリスティアに婚約を押し付けてしまう。アリスティアとアナイスは髪色以外は見た目がそっくりで、アリスティアは田舎に引っ込んでいたためいけてしまった。
アリスは自分の性別がバレたらどうなるか、また自分の呪われた黒を見て相手はどう思うかと心配になった。そして顔合わせすることになったが、なんと公爵家の執事長に性別が即行でバレた。
公爵家には公爵と歳の離れた腹違いの弟がいる。前公爵の正妻との唯一の子である。公爵は、正当な継承権を持つ正妻の息子があまりにも幼く家を継げないため、妾腹でありながら爵位を継承したのだ。なので公爵の後を継ぐのはこの弟と決まっている。そのため公爵に必要なのは同盟国の有力貴族との縁のみ。嫁が子供を産む必要はない。
アリスティアが男であることがバレたら捨てられると思いきや、公爵の弟に懐かれたアリスティアは公爵に「家同士の婚姻という事実だけがあれば良い」と言われてそのまま公爵家で暮らすことになる。
一方婚約者、二十五歳のクロヴィス・シリル・ドナシアンは嫁に来たのが男で困惑。しかし可愛い弟と仲良くなるのが早かったのと弟について黙って結婚しようとしていた負い目でアリスティアを追い出す気になれず婚約を結ぶことに。
これはそんなクロヴィスとアリスティアが少しずつ近づいていき、本物の夫婦になるまでの記録である。
小説家になろう様でも2023年 03月07日 15時11分から投稿しています。
美人に告白されたがまたいつもの嫌がらせかと思ったので適当にOKした
亜桜黄身
BL
俺の学校では俺に付き合ってほしいと言う罰ゲームが流行ってる。
カースト底辺の卑屈くんがカースト頂点の強気ド美人敬語攻めと付き合う話。
(悪役モブ♀が出てきます)
(他サイトに2021年〜掲載済)

推しの完璧超人お兄様になっちゃった
紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。
そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。
ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。
そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。

愛され末っ子
西条ネア
BL
本サイトでの感想欄は感想のみでお願いします。全ての感想に返答します。
リクエストはTwitter(@NeaSaijou)にて受付中です。また、小説のストーリーに関するアンケートもTwitterにて行います。
(お知らせは本編で行います。)
********
上園琉架(うえぞの るか)四男 理斗の双子の弟 虚弱 前髪は後々左に流し始めます。髪の毛の色はご想像にお任せします。深い赤みたいなのアースアイ 後々髪の毛を肩口くらいまで伸ばしてゆるく結びます。アレルギー多め。その他の設定は各話で出てきます!
上園理斗(うえぞの りと)三男 琉架の双子の兄 琉架が心配 琉架第一&大好き 前髪は後々右に流します。髪の毛の色はご想像にお任せします。深い緑みたいなアースアイ 髪型はずっと短いままです。 琉架の元気もお母さんのお腹の中で取っちゃった、、、
上園静矢 (うえぞの せいや)長男 普通にサラッとイケメン。なんでもできちゃうマン。でも弟(特に琉架)絡むと残念。弟達溺愛。深い青色の瞳。髪の毛の色はご想像にお任せします。
上園竜葵(うえぞの りゅうき)次男 ツンデレみたいな、考えと行動が一致しないマン。でも弟達大好きで奮闘して玉砕する。弟達傷つけられたら、、、 深い青色の瞳。兄貴(静矢)と一個差 ケンカ強い でも勉強できる。料理は壊滅的
上園理玖斗(うえぞの りくと)父 息子達大好き 藍羅(あいら・妻)も愛してる 家族傷つけるやつ許さんマジ 琉架の身体が弱すぎて心配 深い緑の瞳。普通にイケメン
上園藍羅(うえぞの あいら) 母 子供達、夫大好き 母は強し、の具現化版 美人さん 息子達(特に琉架)傷つけるやつ許さんマジ。
てか普通に上園家の皆さんは顔面偏差値馬鹿高いです。
(特に琉架)の部分は家族の中で順列ができているわけではなく、特に琉架になる場面が多いという意味です。
琉架の従者
遼(はる)琉架の10歳上
理斗の従者
蘭(らん)理斗の10歳上
その他の従者は後々出します。
虚弱体質な末っ子・琉架が家族からの寵愛、溺愛を受ける物語です。
前半、BL要素少なめです。
この作品は作者の前作と違い毎日更新(予定)です。
できないな、と悟ったらこの文は消します。
※琉架はある一定の時期から体の成長(精神も若干)がなくなる設定です。詳しくはその時に補足します。
皆様にとって最高の作品になりますように。
※作者の近況状況欄は要チェックです!
西条ネア
運命の息吹
梅川 ノン
BL
ルシアは、国王とオメガの番の間に生まれるが、オメガのため王子とは認められず、密やかに育つ。
美しく育ったルシアは、父王亡きあと国王になった兄王の番になる。
兄王に溺愛されたルシアは、兄王の庇護のもと穏やかに暮らしていたが、運命のアルファと出会う。
ルシアの運命のアルファとは……。
西洋の中世を想定とした、オメガバースですが、かなりの独自視点、想定が入ります。あくまでも私独自の創作オメガバースと思ってください。楽しんでいただければ幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
面白かった!
真面目でちょっと不器用な人達が傷付いた後、進みだす物語素敵でした。
共感出来るところもあり泣けそうになりました。これから新たな生き方されるんだろうなぁと
幸せです。有難う御座いました。
さくらこ様
感想ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ💕
共感できるところもあり泣きそうだったということでしたが、作者冥利に尽きお言葉です(n*´ω`*n)💖
とても嬉しいです🌸
ふたり+ふたり=たくさん
これからも色々なことが起こるかもしれませんが、周りも巻き込んで幸せになっていけたら……、きっとなっていくと思います💖
エブリスタで途中まで読ませて頂いてました。
お二人褒め合ってお幸せに~~♡!!
読ませて頂きありがとうございました。
こちらまで来ていただきありがとうございました😆🙏💕
表紙のメガネくん、いつ出てくるのかな!?
みーくんと同じ制服着ているから、もしかして…!?と色々妄想していましたが、思ったよりもむふふ♡な状況ですね♡(* ´ ▽ ` *)かわいい…
はりーさんのお話、登場人物がみんなキャラが立っていて全員に感情移入してしまい、応援せずにはいられません…!もうほんと泣いちゃう、、
全員の笑顔が見られると信じています!
人生ドンゾコだった園田っちが、自分の弱さを認めて、周りをちゃんと見て、周りの優しさに気付いていく様は、爽快感がすごくて、そして自分もこういうトコロあるかも…と色々気付かされました(´;ω;`)
毎日楽しみにしています!
園田っち&涼雨くんコンビがんばってくれぇぇぇ!!(願)
わかめちゃん様
はわわ💕またも感想ありがとうございます💖
嬉しい感想ばかり、本当にありがとうございます😭💕
メガネくん出てきましたねぇー( *´艸`)💕頑張れ園田&涼雨✨
美晴の後は乾も控えていますからねぇ・・・。
あともう少しお付き合いいただけると嬉しいです(*- -)(*_ _)ペコリ