男だけど女性Vtuberを演じていたら現実で、メス堕ちしてしまったお話

ボッチなお地蔵さん

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39話:海とゲームセンターで

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「るい、今日駅前のゲームセンターに行かないか?」


授業も終わり放課後の今、僕は鞄を持って席を立とうと思っていたら海がそんなことを言ってきた。


「あれ?海今日部活じゃないの…?今サッカー部って大会前だから凄い気合入ってるでしょ?」


「あ~…そうなんだが昨日やる気出しすぎて倒れたやつが居てなぁ…流石にやり過ぎは良くないって顧問が今日は休みにしたんだよ。いや~…あいつが倒れたのは夜更かしして寝不足だったからなんだけどなぁ…
まぁ、だから今日バイトも入ってないし暇なんだよ。だから久しぶりにゲームセンター行って遊ぼうぜ??」


「うん、いいよ!」

海は部活とサッカーで忙しいから遊べる機会は偶にしかないからね…
それにゲームセンターは最近行ってないからそろそろ行きたいなぁと思ってたんだ。


「おう、じゃあすぐに行こう!カートゲームが俺を待っている…!」



―――――――――――


歩いて数十分…駅前のゲームセンターに着いたので早速入った。

うん…ここのゲームセンターに来たのは2ヶ月ぶりくらいかな…?やっぱり駅前のゲームセンターは近いしゲームの種類が豊富だしこの時間帯は人が少ないから毎回ここに来ちゃうんだよね。
えーっと…カートゲームは奥だから…


「じゃあこのゾンビのシューティングゲームやるか!」

「……さっきカートゲームが俺を待っている…!とか言ってたのに最初はゾンビのシューティングゲームやるんだね…」

「ここに入ったら俺の頭がシューティングゲームをやりたい…!って言ってきたからな」


「…海って普段頼りになるのにこういう時は残念だよね…」


「残念要素あったか…??」


なんて、話している間にゾンビのシューティングゲームの場所に着いた…

うわぁ…台のゾンビのイラストがリアルすぎるし、ゾンビゲームの配信のこと思い出してやる前から怖いよ…


「やっぱりゾンビのシューティングゲームはやめとくか」


「え…?」

あんなにやりたがってたのに急にやめたいだなんてどうしたんだろう…?


「るいが想像以上に怖がってるからな…流石にそんなに怖がってるのにやらせたくはないしな…」


「いや…大丈夫だよ…!ゾンビゲームの配信のためにここで練習すれば配信のときに耐えれるようになるかもしれないし!」

「そうか!なら怖いからってちびるなよ~」

「流石にちびるほどびびらないって…!」

僕はゾンビゲームの配信でも一回もちびったことはないんだよ…!?
うん…一回も…あれ、ないよね…?ないはず…


「と、そんなことより早くやろう…!僕はリズムゲームとかもやりたいからね!」


「おう、でも早くやりたいからって適当にやるなよ!最終面のボスまで目指そうぜ!」


100円を入れてゲームを開始する…
最初に難易度を選ぶ画面になったのでノーマルを選んだ。
流石にハードはゲームが下手な僕には厳しいからね…


「よし、殺しまくるぞ…!」

そう言って海はゲームが始まった瞬間に周りにいたゾンビ達に向かって一斉に銃を撃った…
このゲームのゾンビ普通にリアルだから怖すぎるよ…
だけど僕も撃たないと…!

「おらおらおらおらっ!!」

僕はゾンビに向かって銃を撃ちまくる。
あれ…?ゾンビが結構簡単にやられるぞ…?
それにこの大勢のゾンビを倒す爽快感が心地良い…なんかこのゲーム楽しいかも…!


「おい!るい調子に乗ってそんなに弾使いすぎるとすぐに弾切れ起こすぞ…!」


「え……?あれ…弾が出なくなった…やばい…」

僕が立ち止まっている間に大勢のゾンビが僕に近付いてくる…海は他のゾンビを倒すのに手一杯で僕の方の援護には来れなかった…


「ちょ…ちょっと来ないで…!やめて…!あ、あぁぁぁぁ…!!!!」


僕に大勢のゾンビが群がって僕はやられてしまった。

結局僕がやられたあと海は一人なのですぐにやられた…
このゲームはノーマルでも一人やられると数で押し切られるから難しいんだよね…


「いや~…まさか最初のステージで死ぬとはなぁ…るいやっぱり前よりゾンビが苦手になってるだろ」

「うん…配信重ねるごとにどんどんゾンビが怖く感じるからね…あれは慣れることは一生ないよ…」

「じゃあ…ちびって…」

「ちびってないから…!」
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