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33話:凛さんと図書館で 後編
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アザーちゃんの可愛いところをあげたらきりがないよ…綺麗で可愛くて声が透明感があってそれにホラーゲーム配信の時の反応が可愛すぎるしそれに今はないけど初配信の時の緊張で泣いちゃったところとか可愛すぎて萌え死ぬところだったよね!あと、アガアザがてぇてぇすぎるんだよね!オフコラボの時のアザーちゃん可愛すぎてマジヤバい!』
うぅ…本人の前でそんなに褒めないでよぉ……
凛ちゃんは僕がアザーって知らないからしょうがないけど…!!
……というか今の褒め言葉どこかで聞いたような…
それになんか凛ちゃんの声ってどっか違うところで聞いたことがあるような気がするんだよね…
「…雌黄とゲーム配信したときもアザーちゃんゲーム苦手なのに頑張って雌黄を追い詰めて倒す寸前までいってたし、なんか今までのゲーム配信の中で一番イキイキしててよかったんだよね。可愛いし。萌葱ちゃんとのコラボ配信のときは二人の話がめちゃめちゃ面白かったし可愛いし。玄さんとのお絵描き配信は二人とも絵が上手ですごかったし、あと可愛いし。黒猫ちゃんとのコラボもアザーちゃん戦車のゲーム上手かったし、他のゲームも頑張ってよかったんだよ!あと可愛いし!」
『り、凛ちゃんもういいって!アザーちゃんの良さは十分伝わったから…!!1回落ち着いてよね!』
凛ちゃん勢いが凄すぎるよ…これ止めてなきゃ一生僕の良いところ語り続けるでしょこれ…それに可愛いしって言いすぎだよ!
「え~…まだ語り足りないんだけどなぁ…でも本当にコラボしてよかった…アザーちゃんと喋れたとか本当に嬉しすぎたよ…Vtuberやっていて本当に良かったって思ったよね」
「……え?凛さんVtuberやってるの…??」
「………え…?え、え…い、いやいや…!?!?やってないよ!やってるわけないじゃん…!な、何言ってるのかなぁるい君は…!!意味不明なこと言わないでよもう!!聞き間違いだよそれ!」
「う、うん」
なんか凄い焦ってる…
あっ…!!今分かったけど凛さんの声って菜乃葉ちゃんに似てるんだ!地味に違うけど声質?っていうのかな?が似てるよね。それに僕を褒めたりしまくるところとか。え…で、さっきの発言ってことは…
いや…そんなわけないよね。
だってもしそうだったらどんな確率だよって感じだし…それに菜乃葉ちゃんは個人勢だから一人で機材とか集めるのお金とかかかるだろうから学生の凛さんがVtuberになれるわけないよね…
うん…思い違いかな…
「……るい君…?そ、そんな考え込んでどうしたの…?と、というか勉強しようよ、勉強…!ここに来た目的って元々は勉強をすることだしね!まだ分からない問題あるから…!」
「うん…そうだね。勉強の続きをやろっか」
――――――――――
「ここでこの公式を使って…よし、出来た…!これなら明日の定期テスト80点以上は取れるかなぁ!」
「いや、こんなに出来るなら90点は取れるよ。凛さんすごいね。こんなに飲み込みが早いなんてびっくりしたよ」
「るい君の教え方が上手だったからこんなに早く分かったんだよ!」
「そうかなぁ、そう言ってもらえると嬉しいなぁ」
「…あっ!というかもう17時だ…家事やらないとお母さんに怒られる!るい君ごめんもう帰るね!今日は本当にありがとう!いつかお礼はするから」
「いや凛さん、お礼なんて要らないよ…!」
「え~…でも流石に悪いから…!…そうだ!るい君にアザーちゃんの可愛さを語った動画をお礼に送るよ!」
「それは…うん、本当に要らないかな…」
もう凛さんから褒められるのはお腹いっぱいだよ…
「うふふっ…!でもお礼はしっかりするからね!じゃあバイバイ!」
「バイバイ…!」
凛さんが図書館から出ていったところをじっと僕は見ていた…
……やっぱり凛さんって…
うぅ…本人の前でそんなに褒めないでよぉ……
凛ちゃんは僕がアザーって知らないからしょうがないけど…!!
……というか今の褒め言葉どこかで聞いたような…
それになんか凛ちゃんの声ってどっか違うところで聞いたことがあるような気がするんだよね…
「…雌黄とゲーム配信したときもアザーちゃんゲーム苦手なのに頑張って雌黄を追い詰めて倒す寸前までいってたし、なんか今までのゲーム配信の中で一番イキイキしててよかったんだよね。可愛いし。萌葱ちゃんとのコラボ配信のときは二人の話がめちゃめちゃ面白かったし可愛いし。玄さんとのお絵描き配信は二人とも絵が上手ですごかったし、あと可愛いし。黒猫ちゃんとのコラボもアザーちゃん戦車のゲーム上手かったし、他のゲームも頑張ってよかったんだよ!あと可愛いし!」
『り、凛ちゃんもういいって!アザーちゃんの良さは十分伝わったから…!!1回落ち着いてよね!』
凛ちゃん勢いが凄すぎるよ…これ止めてなきゃ一生僕の良いところ語り続けるでしょこれ…それに可愛いしって言いすぎだよ!
「え~…まだ語り足りないんだけどなぁ…でも本当にコラボしてよかった…アザーちゃんと喋れたとか本当に嬉しすぎたよ…Vtuberやっていて本当に良かったって思ったよね」
「……え?凛さんVtuberやってるの…??」
「………え…?え、え…い、いやいや…!?!?やってないよ!やってるわけないじゃん…!な、何言ってるのかなぁるい君は…!!意味不明なこと言わないでよもう!!聞き間違いだよそれ!」
「う、うん」
なんか凄い焦ってる…
あっ…!!今分かったけど凛さんの声って菜乃葉ちゃんに似てるんだ!地味に違うけど声質?っていうのかな?が似てるよね。それに僕を褒めたりしまくるところとか。え…で、さっきの発言ってことは…
いや…そんなわけないよね。
だってもしそうだったらどんな確率だよって感じだし…それに菜乃葉ちゃんは個人勢だから一人で機材とか集めるのお金とかかかるだろうから学生の凛さんがVtuberになれるわけないよね…
うん…思い違いかな…
「……るい君…?そ、そんな考え込んでどうしたの…?と、というか勉強しようよ、勉強…!ここに来た目的って元々は勉強をすることだしね!まだ分からない問題あるから…!」
「うん…そうだね。勉強の続きをやろっか」
――――――――――
「ここでこの公式を使って…よし、出来た…!これなら明日の定期テスト80点以上は取れるかなぁ!」
「いや、こんなに出来るなら90点は取れるよ。凛さんすごいね。こんなに飲み込みが早いなんてびっくりしたよ」
「るい君の教え方が上手だったからこんなに早く分かったんだよ!」
「そうかなぁ、そう言ってもらえると嬉しいなぁ」
「…あっ!というかもう17時だ…家事やらないとお母さんに怒られる!るい君ごめんもう帰るね!今日は本当にありがとう!いつかお礼はするから」
「いや凛さん、お礼なんて要らないよ…!」
「え~…でも流石に悪いから…!…そうだ!るい君にアザーちゃんの可愛さを語った動画をお礼に送るよ!」
「それは…うん、本当に要らないかな…」
もう凛さんから褒められるのはお腹いっぱいだよ…
「うふふっ…!でもお礼はしっかりするからね!じゃあバイバイ!」
「バイバイ…!」
凛さんが図書館から出ていったところをじっと僕は見ていた…
……やっぱり凛さんって…
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