58 / 90
31話:後輩美少女とショッピングモールで 前編
しおりを挟む
今日は土曜日。
僕は今駅前のショッピングモール内にある前アガットちゃんと来た電気屋にいる。
学校で使うノートとかの文房具を買いに来たついでにゲームソフトも見に来たんだ。
「う~ん…あんまりいいのないなぁ…」
新しい育成ゲームとかないかなぁ…と思って来たんだけど無さそうだね…残念…
一瞬ホラーゲームが目に入ったけど無視だ…このゲームは絶対に買わない…というかパッケージからしてちょっと怖くない…?あれはもう視界に入れちゃだめだ…
「ん~?あれ、るい先輩じゃないですか!!こんなところで奇遇ですね!ゲーム買いに来たんですか??」
声が聞こえたので振り向いてみると茶髪のボブで目は丸く大きく、鼻は小さくて唇は口紅を塗っていると勘違いするレベルのピンク色をしている、
身長は低めだが、胸は大きくスタイルがいいので身長など気にならない白色のスウェットに黒色のシフォンスカートを着こなした後輩の斎藤胡桃が立っていた。
「あぁ、胡桃ちゃんか。今日は文房具買いに来たんだけどついでにゲームソフトを見てたんだよね。けど僕が欲しい育成ゲームはなかったかなぁ…」
「あ~、るい先輩育成ゲーム好きですもんね。その見た目でいかにもって感じですよね~」
「ちょっとバカにしてない?それ」
「いやいや!バカにしてないですよ!るい先輩っぽくて良いと思ってるんですよ!私が先輩をバカにするわけないじゃないですか!」
「中学生の頃に結構言われた記憶があるんだけど…まぁいいか…それで胡桃ちゃんもゲームを買いに来たの?」
「いや、私は服を買いに来たんですけどるい先輩が電気屋に居たからここまで来たんですよ~!挨拶に来るなんてよくできた後輩だなぁ!」
「それ自分で言うのね…」
「あっ…!そうだ先輩一緒にショッピングモール周りましょうよ!先輩文房具買い終わってるしゲームソフトも欲しい物ないんですよね?なら暇ですよね♪」
「一緒に…うんいいよ!」
今日は菜乃葉ちゃんとコラボ配信があるんだけど夜からだし、時間に余裕があるから別に大丈夫かな…
「じゃあるい先輩一緒に服屋見に行きましょうよ!」
「服屋?分かったけど、胡桃ちゃんさっき買ったんじゃないの?」
「何言ってるんですか!るい先輩の女性用の服を買うんですよ!るい先輩はもっと可愛くなれます!」
「え…!?女性用!?……可愛く…いや…でも僕は男だから…」
胡桃ちゃんは僕が家で女装をしてるのを知ってるの…!?…いや、それはないか…家に来たことないし。それにそういえば胡桃ちゃん前から僕に女装させようとしてきてたんだったよ…
「可愛いに男とか女とか関係ないんですよ!!ね!るい先輩」
「そんなに言うなら…いや…でも…やっぱり…」
確かに可愛いに男とか女とか関係ない…
それに僕は家で女装してる…けど知り合いに女装を見られるのは死ぬほど恥ずかしいよ…!!
「う~ん…やっぱり先輩は頑固者ですね!しょうがないので普通に服を買いに行きましょうか!本当は女装姿見たかったんですけどね~!」
この前アガットちゃんと一緒に来た服屋に着いたので早速中に入った。
「ん…?あれ!この前の可愛いお客様じゃないですか!今日も試着するんですか!?」
「んぇっ…!?」
急に話しかけられてびっくりしながら横を向くとこの前アガットちゃんと一緒に服屋に来たときにお似合いですよお客様とか言って僕にたくさんの服を勧めてきた店員さんがいた…
「ん…?今日も試着ってるい先輩前もここのお店で服を買ったんですか?」
「え…?あ…うん、そうだよ!普通に男性物をね」
胡桃ちゃんにここで女装をしていたのはバレないようにしないと…知り合いに知られたら僕は死ぬよ…だから海とお母さんとアガットちゃん以外にはバレたくないし…この前普通にクローゼットを開けられてお母さんにバレたんだよね。恥ずかしかったけど否定しないでくれて嬉しかったな…というか逆にもっと着てと言われて怖かったけど…
「…?いえお客様はスカートとか色々な服を着こなしていたじゃないですか!とても可愛かったですよ…カメラに撮っておけばよかったです…」
ちょ、ちょ~い!!空気読んでよ!いや、店員さんからしたら何言ってるんだって感じだろうけど!空気読むとかそもそもで僕のこと女の子だと思ってるんだろうけど!僕が隠そうとしたんだから!
「……ふ~ん…先輩、そんなに可愛かったんですね~、そっかぁるい先輩のスカート姿かぁ…女装って冗談で言ったんですけど、もう既にしてるなら女装させても問題ないですよね…?」
にやけながら胡桃ちゃんは僕にそう言った。
う…うぅ…バレた…胡桃ちゃんにバレたよぅ…
なんでこんなに周りにバレるんだ…
「あははっ…!先輩頬が真っ赤に染まって可愛いですよ。じゃあ早速これ着ましょうか!」
僕は今駅前のショッピングモール内にある前アガットちゃんと来た電気屋にいる。
学校で使うノートとかの文房具を買いに来たついでにゲームソフトも見に来たんだ。
「う~ん…あんまりいいのないなぁ…」
新しい育成ゲームとかないかなぁ…と思って来たんだけど無さそうだね…残念…
一瞬ホラーゲームが目に入ったけど無視だ…このゲームは絶対に買わない…というかパッケージからしてちょっと怖くない…?あれはもう視界に入れちゃだめだ…
「ん~?あれ、るい先輩じゃないですか!!こんなところで奇遇ですね!ゲーム買いに来たんですか??」
声が聞こえたので振り向いてみると茶髪のボブで目は丸く大きく、鼻は小さくて唇は口紅を塗っていると勘違いするレベルのピンク色をしている、
身長は低めだが、胸は大きくスタイルがいいので身長など気にならない白色のスウェットに黒色のシフォンスカートを着こなした後輩の斎藤胡桃が立っていた。
「あぁ、胡桃ちゃんか。今日は文房具買いに来たんだけどついでにゲームソフトを見てたんだよね。けど僕が欲しい育成ゲームはなかったかなぁ…」
「あ~、るい先輩育成ゲーム好きですもんね。その見た目でいかにもって感じですよね~」
「ちょっとバカにしてない?それ」
「いやいや!バカにしてないですよ!るい先輩っぽくて良いと思ってるんですよ!私が先輩をバカにするわけないじゃないですか!」
「中学生の頃に結構言われた記憶があるんだけど…まぁいいか…それで胡桃ちゃんもゲームを買いに来たの?」
「いや、私は服を買いに来たんですけどるい先輩が電気屋に居たからここまで来たんですよ~!挨拶に来るなんてよくできた後輩だなぁ!」
「それ自分で言うのね…」
「あっ…!そうだ先輩一緒にショッピングモール周りましょうよ!先輩文房具買い終わってるしゲームソフトも欲しい物ないんですよね?なら暇ですよね♪」
「一緒に…うんいいよ!」
今日は菜乃葉ちゃんとコラボ配信があるんだけど夜からだし、時間に余裕があるから別に大丈夫かな…
「じゃあるい先輩一緒に服屋見に行きましょうよ!」
「服屋?分かったけど、胡桃ちゃんさっき買ったんじゃないの?」
「何言ってるんですか!るい先輩の女性用の服を買うんですよ!るい先輩はもっと可愛くなれます!」
「え…!?女性用!?……可愛く…いや…でも僕は男だから…」
胡桃ちゃんは僕が家で女装をしてるのを知ってるの…!?…いや、それはないか…家に来たことないし。それにそういえば胡桃ちゃん前から僕に女装させようとしてきてたんだったよ…
「可愛いに男とか女とか関係ないんですよ!!ね!るい先輩」
「そんなに言うなら…いや…でも…やっぱり…」
確かに可愛いに男とか女とか関係ない…
それに僕は家で女装してる…けど知り合いに女装を見られるのは死ぬほど恥ずかしいよ…!!
「う~ん…やっぱり先輩は頑固者ですね!しょうがないので普通に服を買いに行きましょうか!本当は女装姿見たかったんですけどね~!」
この前アガットちゃんと一緒に来た服屋に着いたので早速中に入った。
「ん…?あれ!この前の可愛いお客様じゃないですか!今日も試着するんですか!?」
「んぇっ…!?」
急に話しかけられてびっくりしながら横を向くとこの前アガットちゃんと一緒に服屋に来たときにお似合いですよお客様とか言って僕にたくさんの服を勧めてきた店員さんがいた…
「ん…?今日も試着ってるい先輩前もここのお店で服を買ったんですか?」
「え…?あ…うん、そうだよ!普通に男性物をね」
胡桃ちゃんにここで女装をしていたのはバレないようにしないと…知り合いに知られたら僕は死ぬよ…だから海とお母さんとアガットちゃん以外にはバレたくないし…この前普通にクローゼットを開けられてお母さんにバレたんだよね。恥ずかしかったけど否定しないでくれて嬉しかったな…というか逆にもっと着てと言われて怖かったけど…
「…?いえお客様はスカートとか色々な服を着こなしていたじゃないですか!とても可愛かったですよ…カメラに撮っておけばよかったです…」
ちょ、ちょ~い!!空気読んでよ!いや、店員さんからしたら何言ってるんだって感じだろうけど!空気読むとかそもそもで僕のこと女の子だと思ってるんだろうけど!僕が隠そうとしたんだから!
「……ふ~ん…先輩、そんなに可愛かったんですね~、そっかぁるい先輩のスカート姿かぁ…女装って冗談で言ったんですけど、もう既にしてるなら女装させても問題ないですよね…?」
にやけながら胡桃ちゃんは僕にそう言った。
う…うぅ…バレた…胡桃ちゃんにバレたよぅ…
なんでこんなに周りにバレるんだ…
「あははっ…!先輩頬が真っ赤に染まって可愛いですよ。じゃあ早速これ着ましょうか!」
1
お気に入りに追加
138
あなたにおすすめの小説
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
ハンターがマッサージ?で堕とされちゃう話
あずき
BL
【登場人物】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター ライト(17)
???? アル(20)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
後半のキャラ崩壊は許してください;;
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】
彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』
高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。
その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。
そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?

モテる兄貴を持つと……(三人称改訂版)
夏目碧央
BL
兄、海斗(かいと)と同じ高校に入学した城崎岳斗(きのさきやまと)は、兄がモテるがゆえに様々な苦難に遭う。だが、カッコよくて優しい兄を実は自慢に思っている。兄は弟が大好きで、少々過保護気味。
ある日、岳斗は両親の血液型と自分の血液型がおかしい事に気づく。海斗は「覚えてないのか?」と驚いた様子。岳斗は何を忘れているのか?一体どんな秘密が?

全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話
みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。
数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品
学校一の美人から恋人にならないと迷惑系Vtuberになると脅された。俺を切り捨てた幼馴染を確実に見返せるけど……迷惑系Vtuberて何それ?
ただ巻き芳賀
青春
学校一の美人、姫川菜乃。
栗色でゆるふわな髪に整った目鼻立ち、声質は少し強いのに優し気な雰囲気の女子だ。
その彼女に脅された。
「恋人にならないと、迷惑系Vtuberになるわよ?」
今日は、大好きな幼馴染みから彼氏ができたと知らされて、心底落ち込んでいた。
でもこれで、確実に幼馴染みを見返すことができる!
しかしだ。迷惑系Vtuberってなんだ??
訳が分からない……。それ、俺困るの?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる