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17話:美少女後輩とカフェ 後編
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カフェに着いたので中に入った。
「やっぱり学生が多いね」
「ここのカフェは駅前ですから、学校に電車通学で通っている人からしたら帰り道にありますからね。電車通学じゃなくても、駅は近いですし来やすいんでしょうね。それにこのカフェは落ち着いていて男の人でも入りやすい様な雰囲気がありますから!」
「確かにこのカフェって男の僕でも気軽に入れるね」
「先輩は別に女の子が沢山いるカフェに行っても普通に入れると思いますよ♪」
「流石にそれは恥ずかしいかなぁ…」
席に座って話していると、店員が来た。
「お客様、ご注文はお決まりになりましたか」
「私は苺たっぷりケーキとアイスコーヒーで!!先輩は?」
「僕も同じので」
注文を終えたので、店員さんは奥に戻って行った。
「先輩ってコーヒー飲めるんですねぇ…そんな可愛い顔して意外です」
「意外って…コーヒーと顔の可愛さは別物でしょ…」
「ご注文お待たせしました。苺たっぷりケーキ2つとアイスコーヒー2つです。」
「ありがとうございます」
「…やっぱり先輩って良い人ですね。店員にお礼を言う人なんてあんまり居ませんよ」
「そうかなぁ…?」
「はい、先輩は優しい人です♪」
「褒めて僕に奢らせようって魂胆じゃないよね?」
「あははっ!バレましたか♪でも優しい人って思ってるのは本当ですよ!」
「ふぅ~ん…」
「あ、先輩照れてる~、可愛い~!」
「うるさいなもう!早く食べよ!」
「は~い」
「はむっ………美味しいいぃ……!!!なにこれっ…こんなに美味しいケーキ食べたことないんだけど…」
「ね、ね!ほら美味しいでしょ?んふふぅ~
はむっ… うん!美味しい!」
「んぅ~♪美味しすぎるよこれ…胡桃ちゃんが言ったとおりスポンジがふわふわのモチモチで生クリームがさっぱりしていて何個でも食べられらるよ。それにケーキを食べたあとにアイスコーヒーを飲むと、甘さと苦さがちょうどいい…」
「でしょでしょお!!来てよかったでしょ今日!」
「うん…来てよかったよ。毎日来たいぐらいだよ」
「先輩それは流石に太りますよ!」
「分かってるって。それにお金も足りないしね」
「そういえば先輩バイトしてなかったですよね?なんでやらないんですか?」
「ん~…趣味というか…別にやることがあるからね。バイトをする時間がないんだ」
「へぇ~そうなんですね」
「そういえば胡桃ちゃん、カフェに着く前怒ってたよね?僕理由が分からないんだけど… 僕のせいならこれからは直すからさ」
「確かに先輩のせいでもありますけど、私のせいでもあるんですよね。それにさっきも言ったとおりに私が言う勇気がないせいなので…
先輩は気にしなくていいですよ。それにそういう先輩だからこそ良いので…」
「そ、そうなんだ…分かったよ」
「あ、じゃあ…その…友達の事で相談があるんですけど…聞いてくれますか?」
「友達の事で?…いいよ」
「私の友達の話なんですけど…私の友達は好きな人が居るんですよね」
「うん」
「友達はその好きな人に好きだよ~てアピールしてるのに好きな人は鈍感すぎて全然気付いてくれないらしいんですよ。告白をしようとも思ったらしいんですが、恥ずかしくて出来ないみたいなんです。どうしたらいいと思いますか??」
「う~ん…その好きな人は胡桃ちゃんの好意に気付かないのはだめだけど、胡桃ちゃんの友達も、アピールするだけじゃなくて言葉で好きって言わないとね…恥ずかしいのは分かるけど、それじゃいつまで経っても付き合えないと思うしね」
「や、やっぱりそう思いますか…」
「そうだね…胡桃ちゃんの友達の役に立てたかな?」
「……役に立ちましたね…だけど…心の準備が必要ですから…言うのはまだ先になりそうです…でも絶対に想いを伝えますから!!」
「……んぇっ!?あ…そう…その言い方じゃ胡桃ちゃんが想いを伝えるみたいな感じになるけど…まぁいいか…頑張ってね」
「はい!スッキリしたのでケーキ食べましょ!」
「そうしようか」
そしてケーキを食べ終わってカフェから出た。
結構長い時間カフェで話をしていたので、既に日が暮れ始めていた。
途中まで帰り道は一緒だが、交差点で僕は信号を南に進むが、胡桃ちゃんは西に進むのでここで別れる。
僕は信号が青になったので横断歩道を進む。
「先輩~~!!!」
胡桃ちゃんが僕を呼ぶ声が聞こえたので振り返る。
「今日はありがとうございました~!!!
また一緒にカフェ行きましょうね」
「うん、僕も楽しかったから今度行こうね!」
「あと…好きですよ…先輩…」
「…え?なんか言った??」
胡桃ちゃんがなにか言った気がするがよく聞こえなかった。
「いや、何も言ってないですよ~♪それじゃあまた明日~!」
「うん、またね!」
西方面に進む信号が青になったので、胡桃ちゃんは横断歩道を渡り始めた。
歩く胡桃ちゃんの姿はいつもより元気があった。胡桃ちゃんの顔が赤かったのだが何故だろうか…太陽に照らされてたからかなぁ…?
「やっぱり学生が多いね」
「ここのカフェは駅前ですから、学校に電車通学で通っている人からしたら帰り道にありますからね。電車通学じゃなくても、駅は近いですし来やすいんでしょうね。それにこのカフェは落ち着いていて男の人でも入りやすい様な雰囲気がありますから!」
「確かにこのカフェって男の僕でも気軽に入れるね」
「先輩は別に女の子が沢山いるカフェに行っても普通に入れると思いますよ♪」
「流石にそれは恥ずかしいかなぁ…」
席に座って話していると、店員が来た。
「お客様、ご注文はお決まりになりましたか」
「私は苺たっぷりケーキとアイスコーヒーで!!先輩は?」
「僕も同じので」
注文を終えたので、店員さんは奥に戻って行った。
「先輩ってコーヒー飲めるんですねぇ…そんな可愛い顔して意外です」
「意外って…コーヒーと顔の可愛さは別物でしょ…」
「ご注文お待たせしました。苺たっぷりケーキ2つとアイスコーヒー2つです。」
「ありがとうございます」
「…やっぱり先輩って良い人ですね。店員にお礼を言う人なんてあんまり居ませんよ」
「そうかなぁ…?」
「はい、先輩は優しい人です♪」
「褒めて僕に奢らせようって魂胆じゃないよね?」
「あははっ!バレましたか♪でも優しい人って思ってるのは本当ですよ!」
「ふぅ~ん…」
「あ、先輩照れてる~、可愛い~!」
「うるさいなもう!早く食べよ!」
「は~い」
「はむっ………美味しいいぃ……!!!なにこれっ…こんなに美味しいケーキ食べたことないんだけど…」
「ね、ね!ほら美味しいでしょ?んふふぅ~
はむっ… うん!美味しい!」
「んぅ~♪美味しすぎるよこれ…胡桃ちゃんが言ったとおりスポンジがふわふわのモチモチで生クリームがさっぱりしていて何個でも食べられらるよ。それにケーキを食べたあとにアイスコーヒーを飲むと、甘さと苦さがちょうどいい…」
「でしょでしょお!!来てよかったでしょ今日!」
「うん…来てよかったよ。毎日来たいぐらいだよ」
「先輩それは流石に太りますよ!」
「分かってるって。それにお金も足りないしね」
「そういえば先輩バイトしてなかったですよね?なんでやらないんですか?」
「ん~…趣味というか…別にやることがあるからね。バイトをする時間がないんだ」
「へぇ~そうなんですね」
「そういえば胡桃ちゃん、カフェに着く前怒ってたよね?僕理由が分からないんだけど… 僕のせいならこれからは直すからさ」
「確かに先輩のせいでもありますけど、私のせいでもあるんですよね。それにさっきも言ったとおりに私が言う勇気がないせいなので…
先輩は気にしなくていいですよ。それにそういう先輩だからこそ良いので…」
「そ、そうなんだ…分かったよ」
「あ、じゃあ…その…友達の事で相談があるんですけど…聞いてくれますか?」
「友達の事で?…いいよ」
「私の友達の話なんですけど…私の友達は好きな人が居るんですよね」
「うん」
「友達はその好きな人に好きだよ~てアピールしてるのに好きな人は鈍感すぎて全然気付いてくれないらしいんですよ。告白をしようとも思ったらしいんですが、恥ずかしくて出来ないみたいなんです。どうしたらいいと思いますか??」
「う~ん…その好きな人は胡桃ちゃんの好意に気付かないのはだめだけど、胡桃ちゃんの友達も、アピールするだけじゃなくて言葉で好きって言わないとね…恥ずかしいのは分かるけど、それじゃいつまで経っても付き合えないと思うしね」
「や、やっぱりそう思いますか…」
「そうだね…胡桃ちゃんの友達の役に立てたかな?」
「……役に立ちましたね…だけど…心の準備が必要ですから…言うのはまだ先になりそうです…でも絶対に想いを伝えますから!!」
「……んぇっ!?あ…そう…その言い方じゃ胡桃ちゃんが想いを伝えるみたいな感じになるけど…まぁいいか…頑張ってね」
「はい!スッキリしたのでケーキ食べましょ!」
「そうしようか」
そしてケーキを食べ終わってカフェから出た。
結構長い時間カフェで話をしていたので、既に日が暮れ始めていた。
途中まで帰り道は一緒だが、交差点で僕は信号を南に進むが、胡桃ちゃんは西に進むのでここで別れる。
僕は信号が青になったので横断歩道を進む。
「先輩~~!!!」
胡桃ちゃんが僕を呼ぶ声が聞こえたので振り返る。
「今日はありがとうございました~!!!
また一緒にカフェ行きましょうね」
「うん、僕も楽しかったから今度行こうね!」
「あと…好きですよ…先輩…」
「…え?なんか言った??」
胡桃ちゃんがなにか言った気がするがよく聞こえなかった。
「いや、何も言ってないですよ~♪それじゃあまた明日~!」
「うん、またね!」
西方面に進む信号が青になったので、胡桃ちゃんは横断歩道を渡り始めた。
歩く胡桃ちゃんの姿はいつもより元気があった。胡桃ちゃんの顔が赤かったのだが何故だろうか…太陽に照らされてたからかなぁ…?
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