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15話:清水azureと炎野アガットのオフコラボ配信 3
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『そこで切って!』
『うぉぉぉっ!』
アガットちゃんが言ったタイミングでボタンを押してゾンビの頭を目掛けてナイフを振る。
グサッッッ……!!
ナイフはゾンビの頭に深く刺さり、ゾンビは動きを止めて、後ろに倒れた。
『よ、よし…!やっと倒したよ!!』
〈お~!!ナイス!〉
〈おめでとう!〉
〈ようやく倒せたね~〉
『よくやったわね!!ナイスよアザー!』
アガットは頭を撫でようかと思ったが、アザーの精神年齢が下がっている状態じゃなくなってしまったのでやめといた。
『んふふっ…どう?凄いでしょ!』
『うん!凄いわ!既に6回死んでるけど!』
『ようし!この調子でどんどん進めてくよ!!』
『じゃあ地下牢に行きましょうか』
来た道を戻って地下牢まで来た。
右の方にあったドアに鍵を使ったが開かなかったので、左の方のドアに鍵を使うとドアが開いた。
早速入ってみると…
明かりがついた狭い部屋だった。
ベッドが膨らんでいたので、めくってみると男性の死体があった。
『うわっっ…死体があるね…』
『そうね…まだ死体が腐ってないわね。死んでからそんなに日が経ってないのかな…痩せてるし、死因は餓死かもね…』
〈そこまで分かるのすご〉
〈たし蟹〉
〈この人は何なんやろなぁ〉
『あ!テーブルになんかおいてあるよ!』
『あら本当ね。これは…日記かしら…読んでみましょ』
――――――――――
[X/Y日 実験一日目]
私の妻と娘が病気で死んで、凍らせてから3ヶ月が経った…その期間私は必要な物を集めて、妻と娘を生き返らせる実験の準備をしてきた。
この実験は政府から使用を許されていない物や死体を使うので、同じように家族や友を失った仲間達と共に政府にバレないようにこの屋敷の地下で生き返らせる実験を開始する…
まずはネズミを生き返らせる…
[X/Y日 実験二日目]
実験を始めて二日目… まだ生き返らせるのは無理そうだ。大丈夫だ…まだ実験二日目だ…
…………
[X/Y日 実験十日目]
まだ成果は何も出ていない どうすれば…
いや…たかだか十日目だ… 絶対に生き返らせてやるからな…
…………
[X/Y日 実験三十日目]
まだ成果は出ていない
くそ… 妻と娘の笑った顔がもう一度見たい…
…………
[X/Y日 実験六十日目]
もう実験開始から2ヶ月…
俺達は3ヶ月も準備してきたんだ。
こんなところで終われない
[X/Y日 実験百八十日目]
実験開始から半年が経った…
まだ成果は出ていない…
俺達は諦めない…
[X/Y日 実験三百六十五日目]
実験開始から一年が経った…
もう一年か…
[X/Y日 実験七百三十日目]
実験開始から2年経過…
仲間の研究員達も諦めの表情が見え始めていた…
2年経っても成果が何一つない…
[X/Y日 実験九百十日目]
実験を始めてから2年と半年。
ようやく実験の成果が出始めた!
死んだネズミが微かに動いたのだ。
仲間達も大喜びしている。絶対に生き返らせてやるぞ…
[X/Y日 実験九百三十日目]
死んだネズミが歩きだした。
これで妻や娘も救える…
明日から人間にこの実験を開始する。
[X/Y日 実験千日目]
私達は愚かだった…
今日、ようやく人間が動いたと思ったら我々研究員に噛みつき出したのだ。あれは化け物だ。
力が尋常ではない… 私以外全員殺された。
それに私も腕を少し噛まれた…
食べられた人間は奴らと一緒の化け物になるのだ…
すまない… 妻や娘を生き返らせたいあまりにこんな化け物を作り出してしまって…
この屋敷は高い塀に囲まれているので奴らが外に出ることは当分ないだろうが、あの化け物ならいずれは外に出るだろう… その時は世界の人間は全員あの化け物になって人類は絶滅するだろう…
あれに人間は勝てない…
私は部屋に閉じこもったがいつここがバレるか分からない…
[X/Y日]
バレないように部屋を抜け出したが周辺には既に化け物が大量に居て、この部屋まで命懸けで来たが…正直もう生きる気力がない…
それに噛まれた場所が痛すぎる…
[X/Y日]
もう何も食べていない…
体もあまり動かない… それに頭が回らない…
それに感覚で分かる…私もあの化け物になるのだろう
あんなのにはなりたくないが、自分で死ねる勇気もない…
死ぬまでにもう一度妻と娘の顔が見たかった…
――――――――――
『あれは実験で生き返らせようとした人間だったんだね…』
『そうね…あれ?待って…私もあの化け物になるのだろう…って書いてあるけど…』
『ま…まさか…』
後ろを振り返ると、男性の死体の腕がピクリと動き始めた。そしてすぐに腕も動き始め、起き上がった。
顔をこっちに向けた瞬間、すぐに私達の方に飛びかかり襲ってきた。
『右に避けて!』
『うん!』
アガットに言われたとおりに右に避ける。
そして避けた瞬間すぐにゾンビの頭を狙う。
『おりゃ!』
だが…ゾンビの頭をかすっただけで殺せなかった…
『アザーその動きを続けるのよ!そうすれば勝てるわ!』
ゾンビが飛びかかっては、左右に避けて頭をナイフで狙う…これを何分間も繰り返し、ようやくアザーはゾンビの頭をナイフで深く突き刺せた。
『うぉぉぉっ!』
アガットちゃんが言ったタイミングでボタンを押してゾンビの頭を目掛けてナイフを振る。
グサッッッ……!!
ナイフはゾンビの頭に深く刺さり、ゾンビは動きを止めて、後ろに倒れた。
『よ、よし…!やっと倒したよ!!』
〈お~!!ナイス!〉
〈おめでとう!〉
〈ようやく倒せたね~〉
『よくやったわね!!ナイスよアザー!』
アガットは頭を撫でようかと思ったが、アザーの精神年齢が下がっている状態じゃなくなってしまったのでやめといた。
『んふふっ…どう?凄いでしょ!』
『うん!凄いわ!既に6回死んでるけど!』
『ようし!この調子でどんどん進めてくよ!!』
『じゃあ地下牢に行きましょうか』
来た道を戻って地下牢まで来た。
右の方にあったドアに鍵を使ったが開かなかったので、左の方のドアに鍵を使うとドアが開いた。
早速入ってみると…
明かりがついた狭い部屋だった。
ベッドが膨らんでいたので、めくってみると男性の死体があった。
『うわっっ…死体があるね…』
『そうね…まだ死体が腐ってないわね。死んでからそんなに日が経ってないのかな…痩せてるし、死因は餓死かもね…』
〈そこまで分かるのすご〉
〈たし蟹〉
〈この人は何なんやろなぁ〉
『あ!テーブルになんかおいてあるよ!』
『あら本当ね。これは…日記かしら…読んでみましょ』
――――――――――
[X/Y日 実験一日目]
私の妻と娘が病気で死んで、凍らせてから3ヶ月が経った…その期間私は必要な物を集めて、妻と娘を生き返らせる実験の準備をしてきた。
この実験は政府から使用を許されていない物や死体を使うので、同じように家族や友を失った仲間達と共に政府にバレないようにこの屋敷の地下で生き返らせる実験を開始する…
まずはネズミを生き返らせる…
[X/Y日 実験二日目]
実験を始めて二日目… まだ生き返らせるのは無理そうだ。大丈夫だ…まだ実験二日目だ…
…………
[X/Y日 実験十日目]
まだ成果は何も出ていない どうすれば…
いや…たかだか十日目だ… 絶対に生き返らせてやるからな…
…………
[X/Y日 実験三十日目]
まだ成果は出ていない
くそ… 妻と娘の笑った顔がもう一度見たい…
…………
[X/Y日 実験六十日目]
もう実験開始から2ヶ月…
俺達は3ヶ月も準備してきたんだ。
こんなところで終われない
[X/Y日 実験百八十日目]
実験開始から半年が経った…
まだ成果は出ていない…
俺達は諦めない…
[X/Y日 実験三百六十五日目]
実験開始から一年が経った…
もう一年か…
[X/Y日 実験七百三十日目]
実験開始から2年経過…
仲間の研究員達も諦めの表情が見え始めていた…
2年経っても成果が何一つない…
[X/Y日 実験九百十日目]
実験を始めてから2年と半年。
ようやく実験の成果が出始めた!
死んだネズミが微かに動いたのだ。
仲間達も大喜びしている。絶対に生き返らせてやるぞ…
[X/Y日 実験九百三十日目]
死んだネズミが歩きだした。
これで妻や娘も救える…
明日から人間にこの実験を開始する。
[X/Y日 実験千日目]
私達は愚かだった…
今日、ようやく人間が動いたと思ったら我々研究員に噛みつき出したのだ。あれは化け物だ。
力が尋常ではない… 私以外全員殺された。
それに私も腕を少し噛まれた…
食べられた人間は奴らと一緒の化け物になるのだ…
すまない… 妻や娘を生き返らせたいあまりにこんな化け物を作り出してしまって…
この屋敷は高い塀に囲まれているので奴らが外に出ることは当分ないだろうが、あの化け物ならいずれは外に出るだろう… その時は世界の人間は全員あの化け物になって人類は絶滅するだろう…
あれに人間は勝てない…
私は部屋に閉じこもったがいつここがバレるか分からない…
[X/Y日]
バレないように部屋を抜け出したが周辺には既に化け物が大量に居て、この部屋まで命懸けで来たが…正直もう生きる気力がない…
それに噛まれた場所が痛すぎる…
[X/Y日]
もう何も食べていない…
体もあまり動かない… それに頭が回らない…
それに感覚で分かる…私もあの化け物になるのだろう
あんなのにはなりたくないが、自分で死ねる勇気もない…
死ぬまでにもう一度妻と娘の顔が見たかった…
――――――――――
『あれは実験で生き返らせようとした人間だったんだね…』
『そうね…あれ?待って…私もあの化け物になるのだろう…って書いてあるけど…』
『ま…まさか…』
後ろを振り返ると、男性の死体の腕がピクリと動き始めた。そしてすぐに腕も動き始め、起き上がった。
顔をこっちに向けた瞬間、すぐに私達の方に飛びかかり襲ってきた。
『右に避けて!』
『うん!』
アガットに言われたとおりに右に避ける。
そして避けた瞬間すぐにゾンビの頭を狙う。
『おりゃ!』
だが…ゾンビの頭をかすっただけで殺せなかった…
『アザーその動きを続けるのよ!そうすれば勝てるわ!』
ゾンビが飛びかかっては、左右に避けて頭をナイフで狙う…これを何分間も繰り返し、ようやくアザーはゾンビの頭をナイフで深く突き刺せた。
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