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15話:清水azureと炎野アガットのオフコラボ配信 1
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「ふぅ…」
美咲ちゃんが晩ご飯を作ってくれるらしいので、僕は先にお風呂に入っていた。
リビングのドアを開けるとお肉のいい匂いが漂ってきた。
「いい匂いですね」
「あら、もうお風呂から出たのね。もうすぐご飯出来るから座っといて」
「は~い」
キッチンの方を見るとエプロンを付けた美咲ちゃんがキャベツを切っていた。
美咲ちゃんのエプロン姿は可愛いなぁ…
僕もああいう可愛いエプロン付けてみたいなぁ…
…ん?あれ、なんか僕、今…
「よし!完成よ!早速食べましょ!」
美咲ちゃんが料理を作り終えたみたいで、お皿をテーブルに持ってきていた。
う~ん…なんか今、違和感を感じたけど…
まぁいっか…
テーブルに並べられたのは豚カツに千切りキャベツ、味噌汁にご飯だ。
とても美味しそう…
「いただきます!」
「いただきます…」
「はむっ……!!」
豚カツを口に入れて噛むと、中から肉汁が溢れてきて美味しすぎる… ご飯が止まらないよ…
「美咲ちゃん…豚カツめちゃくちゃ美味しい!ご飯が止まらない!これお店で売れるレベルだよ」
「あら、そう言ってくれると嬉しいわ!
はむっ… 確かに美味しく出来てるわね。るいが気に入ってくれたみたいでよかったわ」
味噌汁も、落ち着くような深い味わいでとても美味しい…
僕はその後、豚カツとご飯をおかわりしてたくさん食べた。
―――――――――――
ご飯を片付けて美咲ちゃんがお風呂に入った後、二人で歯を磨き配信の準備をした。
[アガットちゃんと突発オフ #アザーライブ
コラボ!!] #炎野配信
5900人が視聴中
『アザ友の皆、こんアザー!エターナル2期生所属の清水azureです!今日は突発の配信に来てくれてありがとう!』
『暇人が多いのね』
〈お?〉
〈急に始まったな〉
〈オフコラボ!?!?〉
〈アガットちゃんとアザーちゃんが今二人でいるってこと!?〉
〈そうだよ!皆タイトルで知ってると思うけど、オフコラボの相手はアガットちゃんです!〉
〈よろしくね!〉
〈うぉ~!!〉
〈配信うれちい〉
〈さっきまで黒猫の配信があってそっから来た〉
『あ~だから配信の人数が多いのね。そういえばアザーはさっき黒猫ちゃんの配信観てたわよね』
『うん!推しだからね!』
〈推しが推しを推す…てぇてぇ~!〉
〈アザーちゃんは一期生全員推しなんだもんなぁ〉
〈いつかコラボ観てみたいぜ〉
黒猫ゆりか✔〈そう言ってくれると嬉しいなぁ~〉
〈黒猫来てて草〉
〈早えよ〉
『く、黒猫さん…!?推しが僕の配信を…』
黒猫ゆりか✔〈私、アザーちゃんとコラボしてペロペロしたいから、後で連絡しておくね!〉
『ぺ…ペロペロっ!?え…あの…』
『ちょっと!黒猫ちゃん、アザーをあまりいじらないでください!』
黒猫ゆりか✔〈あはは~、ごめんね♪もうコメントはしないからさ!コラボしたいのは本当だから!バイバイ~〉
〈嵐のように来て嵐のように去ってったな…〉
〈黒猫とコラボしてアザーちゃん大丈夫か…〉
〈推しとコラボするという気持ちで耐えれるはず…?〉
『く、黒猫さんとコラボ…』
『アザー!黒猫さんとコラボをするというのは一旦頭の隅に置いといて!』
『う…うん!そうだね!あれ…でも今日って何するの?私知らないんだけど…』
『そういえば言ってなかったわね。今日やるのはアザーが前配信でやっていたゾンビのゲームよ!』
『え…えぇ!?!?』
〈草〉
〈悲鳴楽しみw〉
〈アガットちゃんとオフコラボしたのがアザーちゃんの運の尽きだ…〉
〈どんまいアザーちゃん…〉
『無理だよ…!!ゾンビ無理!!』
『アザーちゃん、これからどんなに嫌がったってゾンビゲームの配信をすることになると思うわ。なら、今私とやっておいた方がよくない?二人でやれば怖さも半減するはずよ』
『た…確かに…』
『ということでやるわよ!!』
『ちょっと待って心の準備が…!』
〈鬼畜で草〉
〈アザーちゃんの周りには鬼畜しかいないw〉
美咲ちゃんが晩ご飯を作ってくれるらしいので、僕は先にお風呂に入っていた。
リビングのドアを開けるとお肉のいい匂いが漂ってきた。
「いい匂いですね」
「あら、もうお風呂から出たのね。もうすぐご飯出来るから座っといて」
「は~い」
キッチンの方を見るとエプロンを付けた美咲ちゃんがキャベツを切っていた。
美咲ちゃんのエプロン姿は可愛いなぁ…
僕もああいう可愛いエプロン付けてみたいなぁ…
…ん?あれ、なんか僕、今…
「よし!完成よ!早速食べましょ!」
美咲ちゃんが料理を作り終えたみたいで、お皿をテーブルに持ってきていた。
う~ん…なんか今、違和感を感じたけど…
まぁいっか…
テーブルに並べられたのは豚カツに千切りキャベツ、味噌汁にご飯だ。
とても美味しそう…
「いただきます!」
「いただきます…」
「はむっ……!!」
豚カツを口に入れて噛むと、中から肉汁が溢れてきて美味しすぎる… ご飯が止まらないよ…
「美咲ちゃん…豚カツめちゃくちゃ美味しい!ご飯が止まらない!これお店で売れるレベルだよ」
「あら、そう言ってくれると嬉しいわ!
はむっ… 確かに美味しく出来てるわね。るいが気に入ってくれたみたいでよかったわ」
味噌汁も、落ち着くような深い味わいでとても美味しい…
僕はその後、豚カツとご飯をおかわりしてたくさん食べた。
―――――――――――
ご飯を片付けて美咲ちゃんがお風呂に入った後、二人で歯を磨き配信の準備をした。
[アガットちゃんと突発オフ #アザーライブ
コラボ!!] #炎野配信
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『アザ友の皆、こんアザー!エターナル2期生所属の清水azureです!今日は突発の配信に来てくれてありがとう!』
『暇人が多いのね』
〈お?〉
〈急に始まったな〉
〈オフコラボ!?!?〉
〈アガットちゃんとアザーちゃんが今二人でいるってこと!?〉
〈そうだよ!皆タイトルで知ってると思うけど、オフコラボの相手はアガットちゃんです!〉
〈よろしくね!〉
〈うぉ~!!〉
〈配信うれちい〉
〈さっきまで黒猫の配信があってそっから来た〉
『あ~だから配信の人数が多いのね。そういえばアザーはさっき黒猫ちゃんの配信観てたわよね』
『うん!推しだからね!』
〈推しが推しを推す…てぇてぇ~!〉
〈アザーちゃんは一期生全員推しなんだもんなぁ〉
〈いつかコラボ観てみたいぜ〉
黒猫ゆりか✔〈そう言ってくれると嬉しいなぁ~〉
〈黒猫来てて草〉
〈早えよ〉
『く、黒猫さん…!?推しが僕の配信を…』
黒猫ゆりか✔〈私、アザーちゃんとコラボしてペロペロしたいから、後で連絡しておくね!〉
『ぺ…ペロペロっ!?え…あの…』
『ちょっと!黒猫ちゃん、アザーをあまりいじらないでください!』
黒猫ゆりか✔〈あはは~、ごめんね♪もうコメントはしないからさ!コラボしたいのは本当だから!バイバイ~〉
〈嵐のように来て嵐のように去ってったな…〉
〈黒猫とコラボしてアザーちゃん大丈夫か…〉
〈推しとコラボするという気持ちで耐えれるはず…?〉
『く、黒猫さんとコラボ…』
『アザー!黒猫さんとコラボをするというのは一旦頭の隅に置いといて!』
『う…うん!そうだね!あれ…でも今日って何するの?私知らないんだけど…』
『そういえば言ってなかったわね。今日やるのはアザーが前配信でやっていたゾンビのゲームよ!』
『え…えぇ!?!?』
〈草〉
〈悲鳴楽しみw〉
〈アガットちゃんとオフコラボしたのがアザーちゃんの運の尽きだ…〉
〈どんまいアザーちゃん…〉
『無理だよ…!!ゾンビ無理!!』
『アザーちゃん、これからどんなに嫌がったってゾンビゲームの配信をすることになると思うわ。なら、今私とやっておいた方がよくない?二人でやれば怖さも半減するはずよ』
『た…確かに…』
『ということでやるわよ!!』
『ちょっと待って心の準備が…!』
〈鬼畜で草〉
〈アザーちゃんの周りには鬼畜しかいないw〉
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