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夜になり、Alternative大会予選を放送する時間が近づくと、也沙は飲み物とお菓子を用意してリビングのソファーに座った。
也沙は「テレビに出たの初めてだから緊張する、可愛く映ってると良いなぁ~」と言った。鈴々が「鈴々も初めてなのだ」と言うと、也沙は「鈴々はテレビに映らないよ~」と言った。
番組が始まると早々に「予選に参加された細野麻里さん大塚雄二さんが事故でお亡くなりになりました、お2人のご冥福をお祈りいたします」と司会者の追悼の言葉で始まった。
番組が進みAブロック決勝が映し出され、決勝まで残った細野の姿がそこにはあった。
司会者が「米山豊さん、細野麻里さんによるAブロック決勝戦を行ないます」と言った。決勝に残った2人を見て也沙は『なんとなく見覚えがある様な……』と思った。
司会者が「コインの準備をして下さい」と言うと、米山と細野の2人が交互にアップで映し出された。米山と細野の後ろには、薄っすらと白い蔭の様な物が映っていた。也沙は「なんかピンボケしてる」くらいにしか思わなかった。
場面は進み5ターン目のコインが投げられ、司会者の「Decisive battle」の掛け声でGodsのカードがめくられ勝負は決まった。その瞬間、細野の方から米山の方へと白い蔭が移動した様に見えた。也沙は『一瞬何かが動いた様な…… 目の錯覚かな?』と思った。
也沙は『あたしの出番までまだまだ時間があるなぁ~』と思い、鈴々に「ちょっとお風呂入ってくるね、テレビつけとくから鈴々は見てて良いよ」と言った。鈴々が「見なくて良いのか?」と聞くと、也沙は「見てからだと寝るの遅くなっちゃうし、Dブロックはまだまだ先だから」と言って風呂に向かった。
也沙が風呂から上がりリビングに行くと、すでにDブロックが始まっていた。也沙が「ゆっくり入り過ぎたぁ~」と言うと、鈴々が「も~ 也沙遅いのだぁ~」と言った。也沙が「ゴメンゴメン、も~ あたし映った?」と聞くと、鈴々は「まだなのだ、これからなのだ」と言った。也沙は「ふ~ 間に合ったかぁ~」と言ってソファーに座った。
いよいよ準決勝が始まろうとしていた。
也沙が「可愛く映ってるかな、緊張しててほとんど覚えてないんだよね」と言うと、ついに画面に映し出された。画面に映っている也沙は緊張で顔が強張り、お世辞にも可愛く映っているとは言えなかった。
也沙は「何これ、ガチガチじゃん」と見ていて恥ずかしくなった。也沙は『明日絶対に学校でからかわれるよ~』と思った。
Dブロックも決勝になり、司会者が「天願也沙さん、大塚雄二さんによるDブロック決勝戦を行ないます」と言うと、Aブロック同様、也沙と大塚が交互に映し出された。やはり也沙と大塚2人の後ろにも、薄っすらと白い蔭の様な物が映っていた。也沙は『またピンボケしてる』と思った。
場面は進み結着の時が来た、5ターン目のコインが投げられ、司会者の「Decisive battle」の掛け声でGodsのカードがめくられ勝負は決まった。その瞬間、またもや大塚の方から也沙の方へと白い蔭が移動した様に見えた。也沙は『まただ、あの白い蔭は何なんだろう……』と思った。
CMに入り、也沙は画面に映った自分を思い出し「少し太ったかな……」と言った。鈴々が「也沙太ったのか?」と聞くと、也沙が鈴々を見て「鈴々もひとまわり大きくなった様な……」と言った。鈴々が「鈴々は太ってないのだ」と言うと、也沙が「鈴々のご褒美のチョコといちご牛乳が原因かぁ~」と言った。鈴々は「チョコといちご牛乳は悪くないのだ」と言った。
CMも終わり、Eブロックの初戦ではピンボケも無かったので『たまたまだったのかなぁ~』と也沙は思った。
也沙は『最後まで見てたら寝るの遅くなっちゃうな……』と思い「録画してるし、今度ママとゆっくり見れば良いかぁ~」と言ってテレビを消した。鈴々が「も~見ないのか?」と聞くと、也沙は「寝不足は美容の敵ですから」と言って部屋に向かった。
也沙は「テレビに出たの初めてだから緊張する、可愛く映ってると良いなぁ~」と言った。鈴々が「鈴々も初めてなのだ」と言うと、也沙は「鈴々はテレビに映らないよ~」と言った。
番組が始まると早々に「予選に参加された細野麻里さん大塚雄二さんが事故でお亡くなりになりました、お2人のご冥福をお祈りいたします」と司会者の追悼の言葉で始まった。
番組が進みAブロック決勝が映し出され、決勝まで残った細野の姿がそこにはあった。
司会者が「米山豊さん、細野麻里さんによるAブロック決勝戦を行ないます」と言った。決勝に残った2人を見て也沙は『なんとなく見覚えがある様な……』と思った。
司会者が「コインの準備をして下さい」と言うと、米山と細野の2人が交互にアップで映し出された。米山と細野の後ろには、薄っすらと白い蔭の様な物が映っていた。也沙は「なんかピンボケしてる」くらいにしか思わなかった。
場面は進み5ターン目のコインが投げられ、司会者の「Decisive battle」の掛け声でGodsのカードがめくられ勝負は決まった。その瞬間、細野の方から米山の方へと白い蔭が移動した様に見えた。也沙は『一瞬何かが動いた様な…… 目の錯覚かな?』と思った。
也沙は『あたしの出番までまだまだ時間があるなぁ~』と思い、鈴々に「ちょっとお風呂入ってくるね、テレビつけとくから鈴々は見てて良いよ」と言った。鈴々が「見なくて良いのか?」と聞くと、也沙は「見てからだと寝るの遅くなっちゃうし、Dブロックはまだまだ先だから」と言って風呂に向かった。
也沙が風呂から上がりリビングに行くと、すでにDブロックが始まっていた。也沙が「ゆっくり入り過ぎたぁ~」と言うと、鈴々が「も~ 也沙遅いのだぁ~」と言った。也沙が「ゴメンゴメン、も~ あたし映った?」と聞くと、鈴々は「まだなのだ、これからなのだ」と言った。也沙は「ふ~ 間に合ったかぁ~」と言ってソファーに座った。
いよいよ準決勝が始まろうとしていた。
也沙が「可愛く映ってるかな、緊張しててほとんど覚えてないんだよね」と言うと、ついに画面に映し出された。画面に映っている也沙は緊張で顔が強張り、お世辞にも可愛く映っているとは言えなかった。
也沙は「何これ、ガチガチじゃん」と見ていて恥ずかしくなった。也沙は『明日絶対に学校でからかわれるよ~』と思った。
Dブロックも決勝になり、司会者が「天願也沙さん、大塚雄二さんによるDブロック決勝戦を行ないます」と言うと、Aブロック同様、也沙と大塚が交互に映し出された。やはり也沙と大塚2人の後ろにも、薄っすらと白い蔭の様な物が映っていた。也沙は『またピンボケしてる』と思った。
場面は進み結着の時が来た、5ターン目のコインが投げられ、司会者の「Decisive battle」の掛け声でGodsのカードがめくられ勝負は決まった。その瞬間、またもや大塚の方から也沙の方へと白い蔭が移動した様に見えた。也沙は『まただ、あの白い蔭は何なんだろう……』と思った。
CMに入り、也沙は画面に映った自分を思い出し「少し太ったかな……」と言った。鈴々が「也沙太ったのか?」と聞くと、也沙が鈴々を見て「鈴々もひとまわり大きくなった様な……」と言った。鈴々が「鈴々は太ってないのだ」と言うと、也沙が「鈴々のご褒美のチョコといちご牛乳が原因かぁ~」と言った。鈴々は「チョコといちご牛乳は悪くないのだ」と言った。
CMも終わり、Eブロックの初戦ではピンボケも無かったので『たまたまだったのかなぁ~』と也沙は思った。
也沙は『最後まで見てたら寝るの遅くなっちゃうな……』と思い「録画してるし、今度ママとゆっくり見れば良いかぁ~」と言ってテレビを消した。鈴々が「も~見ないのか?」と聞くと、也沙は「寝不足は美容の敵ですから」と言って部屋に向かった。
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