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隣のあの声
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次の日、俺たちはダヌガ山の山頂に到着した。
「あれはなんだ?」
山頂にあったのは大きなロープが伸びている、不思議な形をした建物だった……
「ゴンドラって言うんだ、あのロープは魔法で強化されていて絶対に切れない……そのロープが東のドラン山まで伸びていて、繋がってるんだよ」
「へえ~そんな物があったとは驚きだな」
「まあ、普段は大事な荷物しか運ばないけど、お金を出せば人も運んでくれる……」
ゴンドラの乗り口の周りには集落ができていて、町を形成している……それだけこのゴンドラに利権があるってことだろうか……
「60万だって! 前は50万だったじゃねえか」
「このご時世だからね、値上げは仕方ないことだろ」
「……どうするヒュレル……」
「わかった、それじゃ、二人を東まで運んでくれ」
120万と予想以上の失費になるが、ここで戻っても仕方ないので、俺たちはそのゴンドラに乗ることにした。
聞くとゴンドラは東の神殿のすぐ近くのテレスという町まで行くようだ……1日でそこまで移動できるのはかなりの時短だ。
ゴンドラの乗り心地は今でも思い出したくないほどの最悪なものであった……激し揺れ、ガタガタの妙な音が鳴り響く……
だけど、そのおかげで、その日の夜には東の神殿近くのテレスの町へと来ることができた……
今夜はその町の宿で宿泊する……もう少しで東の神殿だ……アリナ……もうすぐ会えるよ……
明日も早く出発したいと思ったので、エルを抱くこともなく、俺は早くに寝ようと思った……だけど隣の部屋からその眠りを妨げる声が聞こえてきた……
「あああっはん! あああん! あん! あん! はうん! はああっ!」
「……なんだよ……丸聞こえじゃないか……」
そんな状況でも、エルはスースーと寝息を立てて寝ている……
「はあああん! はああん! あっ!」
「……たく……どんな奴だよ……どうせどこかのブスだろが……」
俺は声のする壁の方を見た……宿の壁には空調の穴が空いていて、よく隣が見えるって聞いたことあるけど……その穴を探すと、ちょっと見えにくくらいに位置ではあったが、その穴を見つけた。
「……ちょっとだけ確認するか……」
俺はその穴から隣を覗き込んだ……ちょっと薄暗くよく見えないけど、やっぱりセックスの真っ最中のようだ……女が男の上に跨って、激しく腰を振っている……
「ああんっ! はああん! ああっ! あああっ!」
激しいな……どんな顔か暗くて確認できないのがまた想像を掻き立て興奮してくる……
「あれはなんだ?」
山頂にあったのは大きなロープが伸びている、不思議な形をした建物だった……
「ゴンドラって言うんだ、あのロープは魔法で強化されていて絶対に切れない……そのロープが東のドラン山まで伸びていて、繋がってるんだよ」
「へえ~そんな物があったとは驚きだな」
「まあ、普段は大事な荷物しか運ばないけど、お金を出せば人も運んでくれる……」
ゴンドラの乗り口の周りには集落ができていて、町を形成している……それだけこのゴンドラに利権があるってことだろうか……
「60万だって! 前は50万だったじゃねえか」
「このご時世だからね、値上げは仕方ないことだろ」
「……どうするヒュレル……」
「わかった、それじゃ、二人を東まで運んでくれ」
120万と予想以上の失費になるが、ここで戻っても仕方ないので、俺たちはそのゴンドラに乗ることにした。
聞くとゴンドラは東の神殿のすぐ近くのテレスという町まで行くようだ……1日でそこまで移動できるのはかなりの時短だ。
ゴンドラの乗り心地は今でも思い出したくないほどの最悪なものであった……激し揺れ、ガタガタの妙な音が鳴り響く……
だけど、そのおかげで、その日の夜には東の神殿近くのテレスの町へと来ることができた……
今夜はその町の宿で宿泊する……もう少しで東の神殿だ……アリナ……もうすぐ会えるよ……
明日も早く出発したいと思ったので、エルを抱くこともなく、俺は早くに寝ようと思った……だけど隣の部屋からその眠りを妨げる声が聞こえてきた……
「あああっはん! あああん! あん! あん! はうん! はああっ!」
「……なんだよ……丸聞こえじゃないか……」
そんな状況でも、エルはスースーと寝息を立てて寝ている……
「はあああん! はああん! あっ!」
「……たく……どんな奴だよ……どうせどこかのブスだろが……」
俺は声のする壁の方を見た……宿の壁には空調の穴が空いていて、よく隣が見えるって聞いたことあるけど……その穴を探すと、ちょっと見えにくくらいに位置ではあったが、その穴を見つけた。
「……ちょっとだけ確認するか……」
俺はその穴から隣を覗き込んだ……ちょっと薄暗くよく見えないけど、やっぱりセックスの真っ最中のようだ……女が男の上に跨って、激しく腰を振っている……
「ああんっ! はああん! ああっ! あああっ!」
激しいな……どんな顔か暗くて確認できないのがまた想像を掻き立て興奮してくる……
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