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二人の愛の形

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その日は早めに宿に入ることになったんだけど、観光客の多い土地なのもあり、宿がどこもいっぱいだった……ようやく見つけた一件部屋が空いている宿を見つけたけど、ひと部屋しか空いていなかった……

「三人でその部屋に泊まればいいでしょ」
ルーリエがそう提案してくる……ちょっと嫌な予感がしたけど、それしかもうなかったので、そうすることにした。

三人で宿泊することになった部屋は、ちょっとお高いこともあり、かなりの広さがあった……これならスペース的には三人でも問題ない広さだと思う。

「はぁあん……ぶちゅる……じゅる……れろれろ……ああはっ……うふんっ……」
当然と言うか、予想通りとうか、部屋に入るなり、ルーリエとジアーノンさんは激しく絡み始めた……
「うん……素敵よジアーノン……あなたのキスはそれだけで女に喜びを与えてくれるわ」
「ルーリエ……君の唇はダイヤモンドの指輪などより価値のある、至高の宝石のようだよ」
「あああっ……いいわ……早く入れて欲しい……」
「その前に……その上着を脱いで、君の幼馴染に本当の君の美しさを見せてあげたらどうだ」
「あああっ……ヒュレルにこれを見せるの? ヤダ……私に発情したどうするの……あなた以外の男が私を見て興奮するのよ……」
「それでも君の美しさを自慢したいのさ……」
「はぁああ……わかったわ……ヒュレルに見せてあげる……私がどんな女になったか……」
今日はずっと、大きなコートのような服を着ていたルーリエだが、そのコートをさらりと脱ぎ去った……すると中からとんでもない格好の彼女が現れる……

黒い革素材のピチッとしたスーツに体のラインが変形するほど押し付けられ、金属製の鎖がグルグルに巻きついている……さらに乳首の先端には金属のピンのような異物が刺さっていて、局部の突起物にも光金属が刺さっているのが見える……なんだよこれ……どうしたんだよルーリエ……

「はぁ……痛みと快楽は紙一重なの……私はそれに気が付いた……いえ……ジアーノンが気がつかせてくれたの……もっと痛みを……もっと刺激を私に頂戴……」

もはや何を興奮の材料にしているのかも理解できない……それほどジアーノンさんに憔悴してるってことなんだろうけど……さすがにそこあるのは狂気以外何者でもないように思えた……
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