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神殿の夜

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食事はジェルドが用意してくれた……かなり美味しく、いつもこんな料理食べてるんだと羨ましくなる……

そのあと、雑談をしたのだが……ジェルドと咲良の仲よさそうな関係が気になる……まあ、それだけ親身にお世話してくれてるんだと想像した。

「日向、そこのベッド使って」
俺は小声でこう言った……
「咲良と同じベッドじゃダメなのか?」

そう言うと彼女は困ったようにこう言った。

「ジェルドが隣の部屋で寝てるから……そんなのダメだよ……」
なるほど……そもそもなぜ隣の部屋で寝てるのか疑問には思ったが、ここの生活ではそう言うものなのかと納得した……


そして夜遅く……不意に目を覚ました俺は、小さな話し声に気がついた……その声をよく聞くと……

「ダメだよジェルド……今日は日向がいるから……」
「どうして……友達に咲良の可愛い姿を見せてあげたら……」
「日向は……その……友達じゃなくて……」
「まあ、いいよ……ほら、咲良のここは嫌がってないよ……」
「いやん……ダメだって……はぁ……はぁ……あっ……はぁ……」
「ほら、俺のもこうなってる……触って……」
「もう……こう?」
「うん……いいよ……そうカリの部分も……」
「こんな感じ?」
「そう……いい感じだ……咲良……」
「はっあ……やだ……指を入れちゃダメ……」
「入っちゃったんだよ……」
「ああっ……動かしちゃ……はあん……ダメだって……」
「咲良……好きだよ……」
「私もよジェルド……」
「んちゅっ……むちゅ……はぁ……むちゅちゅ……ぶちゅる……はあっ……」

何してんるだよ咲良……俺はベッドからゆっくり出ると、咲良のベッドの方へ近づいた……見るとジェルドと咲良がキスをしていた……咲良は全く嫌がっていない……むしろ自分から舌を出して求めている……俺はそれをジッと見ることしかできなかった……

「ほら、胸を出して……」
「うん……」
「いつも綺麗だよ……」
「ありがとう……はあっ! ああんっ! ……」
「咲良……入れるよ……」
「うん……ゆっくりね、大きな声が出ちゃうから……」
「あああはっ……はああっ……ああぅ……素敵よジェルド……」
「咲良……気持ちいいよ……」
「あああっ、ああはっ、はうぅ、あふんっ、ああああっ!」

最初は小さな声で喘いでいた咲良の声だが、今は俺の存在など忘れたように大きな声で喜びの叫びをあげていた……

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