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暴挙と ラルーラ視点

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妾とルーカスは貪るように口を吸いあった……ルーカスも妾に興奮してくれている……そう思うとさらに気持ちが昂っていく……だけど……

ドカッ! そう鈍い音がすると、ルーカスが床に転がった……

「ルーカス!」

見るとそこにはガーヴィが立っていた……どうやら後ろからルーカスを殴りつけたようだ……

「何をするのじゃガーヴィ!」
「ふんっ……なんだよ聖女ちゃん……俺にやらせねえで、こんな奴には体を許すんだな……まあいい……邪魔なのは気を失ったみたいだし……俺と楽しもうぜ……」

「貴様……何を考えておる……」
「何をってナニしようと考えてんだよ! ほら、いいから服を脱げよ!」

「や……やめろ!」

ガーヴィに強引に服を剥ぎ取られたその時……

「や……やめろ!!」
起き上がったルーカスがガーヴィに飛びかかった……

「なんだよ、起きたのかよ……大人しく寝てればいいものを……」

そう言って飛びかかってきたルーカスをドカドカと殴り始めた……普通の一般人が、セイントであるガーヴィに勝てるわけがない……一方的に殴られる……

「やめろ……や……やめて……」

だけど……何度も殴られても……ルーカスは掴みかかるのをやめない……妾はそれを見て心臓が張り裂けそうになる……やめろ……やめろ……ルーカスが死んでしまう……妾は動揺と激昂で我を忘れる……そして入ってはいけないスイッチが入った……

「ガーヴィ!! やめろと言ってる!」

私の周りに青白いオーラが舞う……普段は封印している聖女の戦闘意識を呼び覚ます……しかし、これは危険な行為であった……聖女の封印の力を戦闘力に変換するものなので、使用すると封印の力が弱まってしまうのだ……

しかし……ガーヴィの顔色が変わる……どうやら妾が戦闘意識を呼び覚ますのは計算外だったようだ……

「こんなソチンの為にそこまですんのかよ……ちっ……今日はやめてやるよ……だけどよ、いつかはお前を抱いてやるからな……覚えてろ!」

ガーヴィが部屋から出るのを確認すると、すぐにルーカスに駆け寄った……

「すまぬ……ルーカス……痛い目に合わせてしまった……」
「うっ……大丈夫……それよりラルーラは大丈夫? 何もされなかったかい……」

こんなになってまで妾のことを心配するのか……ああ……もうダメじゃ……妾はもう……ルーカスを愛してしまっておる……愛しい……すまぬエルレーン……すまぬ……妾は……妾は……
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感想 4

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みんなの感想(4件)

伏(龍)
2021.11.07 伏(龍)

続きをお待ちしてますけど

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hero
2020.08.06 hero

アリナのビッチっぷりを際立たせるなら一部でゼロスの元に行かせて、二部でさらに他の男に股を開くというようにした方が良かった気がします。まぁ今のでも最高のビッチなんですけど!

解除
伯晃
2020.05.05 伯晃

ヒロインのビッチっぷりが股間に来るわ~

解除

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