人妻六英雄は自ら股を開く

聖女の旅四日目

朝、凄く爽やかに宿屋の主人が送り出してくれた……その目はアリナの方ばかり見ていたけど……


日も暮れてきて、そろそろ宿泊を先を考えるのだけど……
「今日はあそこでいいか、あの女将の宿……」
ラーオークがそう提案する……
そこは昨日、アリナのセックスの相手だった人の婚約者の宿である……また、シュヴァルツが手を出すのは間違いないだろ……

シュヴァルツの顔を見た女将は、やはり凄く喜んでいる……入り口のちょっとした会話ですでに夜の予約を済ませたみたいで、ニコニコと対応してくれる……


しかし、一方、夜の食事ではかなり真面目な話になった……
「明日には盗まれた神剣の場所に到着するな……」
「どうなんだ、ラルーラ、神剣は動いてないか」
「さっきみたが、まだ動きはない、予定通りに明日は神剣とご対面じゃ」
「敵は誰なのかな……盗み出した連中からすると、かなりの勢力だと思うけど……」
私がそう言うと、アリナがこう答えた。

「敵が誰であれ、こちらにはこれだけの戦力があるのよ、負けることはないわ……」
確かに……六英雄が四人に聖女と聖女の守り人……軍隊が相手でも戦えそうだ……

それから少し戦術の話をして、私たちは解散した。

部屋に戻ると、疲れてたのか私はベッドに横になった……明日には神剣を取り戻せる……そうすれば家に帰れる……早くルーカスに会いたい……

不意にドアがノックされる……ドアを開けると、そこにはアリナが立っていた……

「アリナ……どうしたの？」
「エルレーン……用はないんだけど……顔が見たくて……」
「何言ってるの、さっきも顔を合わせてたじゃない」
「そうだけど……エルレーン……先に言っておくね……私はあなたのことが好きよ……それだけは覚えていて……」

「アリナ……」

どう言う意味だろ……友達として……それともまた違う意味だろうか……

「それじゃ、明日……」
「うん……明日……」

そう言って彼女は去っていた……なんなのだろうか……何か言いたいことがあったのだろうか……そういえば以前に、私に大きなお願いがあるって言ってたけど……