上 下
46 / 106

九日目の夜

しおりを挟む
宿に戻ると、すぐにアリナが訪ねてきた。
「どうだったエルレーン」
「もう……何を期待してたのよ……何もなく帰ってきたよ」
「本当に何もなかったの?」
「……ごめん、嘘、キスはした」
「そっか……でもキスくらいならね、地方によっては挨拶でキスするとこもあるって言うから」

「……そうよね、挨拶だったと思えば……」
「で、そのキス……舌は入れたの?」
「……入れた……」
「アウトね、挨拶のキスでは流石に舌は入れないわよ……」
「あああ……言わないでよ……罪悪感はあるんだから……」

「じゃあ、私が口直ししてあげるわ……」
そう言ってアリナは私にキスをしてきた……もちろんすぐに舌を入れてきて……クチュクチュと私の口の中を愛撫する……

「はぁあっ……もう……いきなりはダメだよ……」
「女同士なら舌を入れても浮気にならないでしょ、私のキスで我慢しなさい」

女同士は浮気にならない……そうなのかな……少し疑問に思ったけど、彼女の勢いに流されてもう一度キスをした……

アリナはキスしながら私の服を脱がせていく……
「ちょっと……アリナ……」
「見せ合いっこしようよ……エルレーン……」
「もう……そんな女学生みたいに……」
「いいからほら、脱いで……」
女性同士だし、私は服を脱ぐくらいいいかと無抵抗でそれに従った……

私の服を脱がすと、彼女は自ら自分服を脱ぎさる……
「ほら、隠さないで」
「やだ……恥ずかしいよ……」

アリナと私は裸で向き合った……アリナの大きすぎない形の良い乳房に、大きなお尻……ウエストは引き締まっていて、女性から見ても美しいと思う……

「エルレーン……ほら、ここもこうやって見せて……」
アリナはベッドの上に座ると、股を大きく開いて私におま○こを見せてきた……仕方なく、私もベッドに移動して彼女の前に座って同じように股を開いた……

「やだ……エルレーン……あなた濡れてるよ……私に興奮してるの?」
「嘘……え……ち……違うわよ……これは多分……」

「多分、何?」
「……少しは興奮してるかも……でも、信じて、私にそんな趣味はないから……」

そう言うとアリナは微笑みながら私に近づいてきた……そしてまたキスをしてくる……
「いいの……趣味なんてなくても私に反応してくれたことが嬉しいのよ」

そう言って私に覆いかぶさってきた……
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

パンツを拾わされた男の子の災難?

ミクリ21
恋愛
パンツを拾わされた男の子の話。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...