43 / 106
八日目の夜
しおりを挟む
シュヴァルツは舌を入れてきた……ルーカスとは全く違う熟練者の舌の動きで、私の舌に絡めてくる……やだ……なんだか気持ちいい……
長いキスから解放されると、シュヴァルツは私の服の中に手を入れてきた……キスの余韻でぼーっとしていた私はその行為を拒否しなかったが……シュヴァルツの指が私の乳首に触れた瞬間、我に返った。
「ダメ、シュヴァルツ! お願いやめて!」
私は彼を突き放した……
「あっ、エルレーン……すまない……調子に乗ったみたいだ……」
すぐに謝ってきた彼を責める気にはなれなかった……私もそれを受け入れていたんだから……
「いいの……でも……もうこれ以上はやめて……」
「わかった……ごめん、先に馬車に戻るよ……」
シュヴァルツはそう言ってすぐに引いてくれた……
私はシュヴァルツに触られた乳首を服の上からキュッと押さえた……触られた瞬間、しっかりと快感が走ったのは気のせいではないと思う……
それから木の枝を集めて、馬車に戻った……私が戻ると、もうみんなそこに集まっていた……
「エルレーン、いっぱい取ってきたわね」
「近くにあまりいい木の枝がなかったから奥まで行っちゃった」
「そうなんだ、それでそれだけ集めてこれたのね」
「火を起こすからその木の枝こっちにくれるか」
ラーオークにそう言われて、私は彼に木の枝を渡した。
食事は、ラーオークが湖で獲った魚と、デミリアが仕留めてきた猪の肉を、直火で焼いたシンプルな料理となった。
「酒を持ってきてて助かったな」
「そうだな、これがなかったら山の夜を過ごすのは難しかったな」
いつの間にか馬車に積み込んでいた酒を、食事と一緒にいただく……確かにこれがあるだけで、シンプルな食事が豪華になった気がする。
食事を終えると、まだ酒を飲んでいる皆を残して、私は湖の周りを散歩することにした……さっきの気分の高揚が残っているのでそれを冷ますのも目的である。
湖のほとりにあった小さな岩に腰掛けて、夜の幻想的な湖を眺めていた……自然とさっきのシュヴァルツとのキスを思い出す……ルーカスとのキスとは全くの別物……心地よく、気持ちよく……そう考えて首を横に振る……何考えてるんだ……ルーカスは確かにキスは下手だけど、私を愛してくれる……愛のあるキスはどんな上手なキスより素敵なはずよ……
長いキスから解放されると、シュヴァルツは私の服の中に手を入れてきた……キスの余韻でぼーっとしていた私はその行為を拒否しなかったが……シュヴァルツの指が私の乳首に触れた瞬間、我に返った。
「ダメ、シュヴァルツ! お願いやめて!」
私は彼を突き放した……
「あっ、エルレーン……すまない……調子に乗ったみたいだ……」
すぐに謝ってきた彼を責める気にはなれなかった……私もそれを受け入れていたんだから……
「いいの……でも……もうこれ以上はやめて……」
「わかった……ごめん、先に馬車に戻るよ……」
シュヴァルツはそう言ってすぐに引いてくれた……
私はシュヴァルツに触られた乳首を服の上からキュッと押さえた……触られた瞬間、しっかりと快感が走ったのは気のせいではないと思う……
それから木の枝を集めて、馬車に戻った……私が戻ると、もうみんなそこに集まっていた……
「エルレーン、いっぱい取ってきたわね」
「近くにあまりいい木の枝がなかったから奥まで行っちゃった」
「そうなんだ、それでそれだけ集めてこれたのね」
「火を起こすからその木の枝こっちにくれるか」
ラーオークにそう言われて、私は彼に木の枝を渡した。
食事は、ラーオークが湖で獲った魚と、デミリアが仕留めてきた猪の肉を、直火で焼いたシンプルな料理となった。
「酒を持ってきてて助かったな」
「そうだな、これがなかったら山の夜を過ごすのは難しかったな」
いつの間にか馬車に積み込んでいた酒を、食事と一緒にいただく……確かにこれがあるだけで、シンプルな食事が豪華になった気がする。
食事を終えると、まだ酒を飲んでいる皆を残して、私は湖の周りを散歩することにした……さっきの気分の高揚が残っているのでそれを冷ますのも目的である。
湖のほとりにあった小さな岩に腰掛けて、夜の幻想的な湖を眺めていた……自然とさっきのシュヴァルツとのキスを思い出す……ルーカスとのキスとは全くの別物……心地よく、気持ちよく……そう考えて首を横に振る……何考えてるんだ……ルーカスは確かにキスは下手だけど、私を愛してくれる……愛のあるキスはどんな上手なキスより素敵なはずよ……
0
お気に入りに追加
362
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。



こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。


お兄ちゃんはお医者さん!?
すず。
恋愛
持病持ちの高校1年生の女の子。
如月 陽菜(きさらぎ ひな)
病院が苦手。
如月 陽菜の主治医。25歳。
高橋 翔平(たかはし しょうへい)
内科医の医師。
※このお話に出てくるものは
現実とは何の関係もございません。
※治療法、病名など
ほぼ知識なしで書かせて頂きました。
お楽しみください♪♪
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる